20017.02.14
石山寺で梅を観た日。
実は、メインの目的はこちら。
『 絵本はここから始まったー
ウォルター・クレインの
本の仕事 』
19世紀後半に、絵本の基礎を築いた画家のひとりといわれる
ウォルター・クレイン の業績と作品を紹介した今回の作品展は
美しく細密でストーリー性もユーモアもあり、
久しぶりに会う女友達と観覧するのにぴったりな展覧会だった。
友人と私は、6年の年齢差があるものの、二人とも
ウォルター・クレイン から50年ほど遅れて登場した
シシリー・メアリー・バーカー の描いた
森永ハイクラウンチョコレートの妖精カード に
ため息をついていた世代だったから。
□ □ □
4月から 滋賀県立近代美術館 は、
増改築工事の為に 長期休館 に入る。
「 滋賀県立近代美術館 」として、
これは 最後の企画展 になる。
滋賀近美は、
(図書館とともに)ここに来て最初になじめた場所。
一番好きなスペースであり続けた場所だった。
それが今、その姿が変わるばかりか
県立 琵琶湖文化館の収蔵品 を引き継き
県内の アール・ブリュットを収集 し、
美術館として、大きく変わろうとしている。
ジャンルの広がりは、滋賀県立近代美術館を
全く違うものにしていくだろう。
美の滋賀の入り口 ・・・ 新生美術館 の
キャッチフレーズは、何となくなじめない。
ふー
□ □ □
滋賀県美が残念だったことはレストランが
入っては撤退し、永く閉じられていたことだった。
特に火曜日は隣接の 図書館 の
カフェレストラン: ダイズヤ も閉じられ、
徒歩で訪れた人にとっては近隣にも
食事の出来る店がなかった。
美術館に来た人に
「どこで食事ができますか?」
と、聞かれるとボランティアとしては、大変つらかったが、
空腹を抱えた来館者はもっと気の毒だった。
この日も、問題の火曜日。・・・ということで、
私たちは前もって ガストロノーム でランチをして
美術館を出ると ガストロノーム のカフェ
フルレットドゥース に戻り、お茶にした。
食事中に降っていた雨にぬれることもなく
石山寺・ランチ・美術館・カフェと
逢わなかった時間を取り戻すかのように
沢山おしゃべりをして、楽しい一日だった。
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