2017.05.20
時どき、フッ・・・と一人で
出かけたくなる場所の一つ
「 京都シネマ 」
でも、上映作品・時間・・・なかなかタイミングが
合わなくてご無沙汰だったのですが・・・
今回は、博物館の帰りに調べてみると
ちょうどいい時間に、ちょうどタイプの作品が。
行ってみるとすでに入場時間で、すぐ座れました。
『僕とカミンスキーの旅』
ストーリーは・・・
一世を風靡したしたたかな盲目の画家と彼の伝記を
モノにして、成りあがろうするかなり傲慢で
身勝手な青年。
二人は、画家の有る目的の為に旅をすることに
なるのですが・・・
今の私は遠い日の自分を観るようなセバスチャンにも
老いと障害で無力で少々ひねくれたかミンスキーにも
共感を感じましたし、本筋以外では有名な画家たちが
登場するのも、こまごまとしたユーモアも、とても
面白く感じた作品でした。
軽快なテンポで、完全なハッピーエンドと言えない
かもしれないけど、仕方ないでしょ。
・・・後味は良かった。
人生にどんな人と出会って、どんな名声をつかみ
あるいはつかみ損なってウロウロしていようとも
大切なのは 人となり ではないかとふと思いました。
最後に、次々に有名な作品があらわれる
エンドロールも、美術好きにはたまらない♡
何人の作品・誰の作品のアレンジか?
あなたは、幾つわかるかな?
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