去年、ミントさんにお誘いいただいて出かけた
「全国きものデザインコンクール」
第15回入賞作品展示を観に
Mさんと二条城に出かけました。
実は、今年は二人で応募してみましたの。
残念ながら二人とも撃沈でしたが、
Mさんは
『これから毎年応募するのを恒例にしたい』
ついては、
『今後の参考に入賞作を見に行きたい。同行して。』
という事で、お付き合い。
去年より、作品制作数が減りデザイン画ばかりで
企業参加も少なく、会場では経費の話も聞こえてきたりして
毎年、増える応募点数に相反して、寂しい限り。
でも、個性あふれる力作を幾つか見られて、
来た甲斐はありました。
学校参加も多く、若い人がこれから厳しい業界に
飛び込むにあたって、入賞はいいステップボードに
なることでしょう。。。「ああ、人生これから」って
羨ましいような。。。痛々しいような。。。がんばれ。
と、(入選にも至らなかった)私は、思う。。。
二条城では、丁度『華やぎと雅 秋の二条城』と銘打ち
いろいろな催しを開催中。
このコンクール入賞作品の展示をはじめ
表には『京の老舗名産品展』
展示・収蔵館では
『武者隠しと<名所絵>~闇の間の伝説と謎~』
など、していてきっちり全て見て帰りました。
展示室の障壁は大きなものですが意外にも
仰々しい物々しさはなく、長い間囲まれていても
落ち着けるような、優しさ・自然さのあるもので
それでいて場にふさわしい品位と風格があり
すばらしいものだと感じました。
お昼は二条城の南、御池通りをはさんであった
隠れ家フレンチレストラン『セ サンバ』さんに。
対面式のオープンキッチンにカウンターでいただくフレンチ。
デザートもソフトドリンクも別にしては、高めの値段設定は
場所がらしかたないのかな。。。
お料理は素材のよさが感じられるし、サービスは丁寧で
「おとな」の雰囲気が味わえました。
食事の後、Mさんが調べて言って見たいという神泉苑へ。
『セ サンバ』さんから、ほんの数歩の場所です。
大きなお口を上に向けついてくる鯉の池の奥には
飛竜(ぺーロン)が浮んでいます。
飛び石脇の生垣の下にはアヒルが三羽休んでいるし。
二条城の清流園は閉じていましたが
こちらのかわいらしいお庭が見れて良かった。
もし、もう一度このコースをフォローすることがあれば
フランスパンの一欠けを残して、
鯉とアヒルさんへのお土産にしよう。。。
CGを利用して、同じ基調デザインの
グランドで別モチーフの付け下げ訪問着
4点ほど。。。量産。
コンクールに向かう姿勢じゃなかったかなぁ。
でもコンクールのテーマが「自分が着たいキモノ」だったので。。。
あ、控えないし、デザイン画は返送されないので。。。
「CGなのに控えないのか?」って?
えへっ。。。えへえへっ。。。。(汗)
Hermitさんのことなので、とっても素敵なデザインだったんだろうなぁ~。
もし、機会があれば、ぜひ!!