明治古都館&考える人:外に出ると、とっぷり暗かった。
2017.11.24(金)
京都国立博物館開館120周年記念
特別展覧会国 宝 展
・・・・に行ってきました。
ここは来るたびに、混雑がひどくなるわ。
体 力 がいるわねぇ
と、つぶやく年上の女性。
同感です。
京都駅前のバス乗り場から行列。
いつ乗れるかわからないので
地下鉄を乗り換えても同じ・・・と
チャッチャと歩いてたどり着くと、
歩道に続く長い行列。
やっと入り口に至って、チケット売り場に更に行列。
何とかチケット購入!!
あら?
あの人込みはどこに行ったのか?
もちろん霧散霧消するわけはなく・・・
展覧会会場の平成知新館の前に
九十九折りにつながっていました。
さすがに、展示物は素晴らしく
中では通路の隅で持参した鉛筆で熱心にメモしたり、
順路自由の会場で見たい国宝は
少しでも好いた感じの時にその前に行って
夢中で見てきましたが・・・
この見方ではいっそう混雑が解けないと思う。。。
自然に前に進みながら
前列を譲り合って交替したり・・・
おとなのマナーとしてできないものかな。
この混雑時に、
解説イヤフォンの貸し出しはやめたら?とも思う。
ついでに、
光琳の『燕子花図屏風』のまえで、
「バックの金がすごいね。」
「それがすごいんだろうね。絵なんて単純だもの。」
「なんかぺったりぬってあるだけでね。」
・・・と話していたおしゃれなカップルさん・・・
すごい感性は見逃すとして
わざわざ、けなしに来なくてもいいじゃん。
へなへなと泣きたくなった。
といいつつ、展示はやはりすばらしかった。
国宝は、所蔵している美術館やお寺などで一点一点見ると
その素晴らしさに足を止め見入ってしまう魅力がある。
けれど、そこに足を運んですら必ず出会えるとは限らない。
そういう貴重な国宝が、一堂に会したというすごさ。
昔は一部の特権階級のためのものだったものも
いまはこうして、誰もが見ることが出来るありがたさ。。。
(カップルさん、私が悪うございました。)
でも・・・
私のキャパは小さいので、くらくらしながら
記憶も感動もごちゃごちゃになって
疲れきって、すっかり暗くなった外に出た。
博物館正門越しの京都の夜景。
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