インドの駅の構内の『チャイ売り』が使っていた
素焼きの使い捨てカップを真似てみた。
だいぶ前から食べたくて、作りたくて。
もう20年前になる。
私が2年間暮らした東アフリカ:ケニアの街ナクルは、
冬物セーターを着ても、半そでを着ても心地よく
過せるような土地だった。
なので、初夏の日ざしが強いのに日影に入ると
肌寒いような日には、今でもかの土地への
懐かしさがこみ上げる。
舌にしみるほどスパイスをきかせたチャイとサモサは
そんな時、欲しくなる懐かしい味。
冷める前のサモサに(本当は)ライムを絞って、
熱いチャイは甘すぎるぐらいがケニア的。
サモサの皮は市販の餃子や生春巻き皮で間に合わせずに
手作りがやっぱりおいしい。
薄い皮を作りたいときは間にオイルを少し塗って
何枚か重ねて伸ばすと簡単です。
サモサやチャイは、現在ケニアの会社や商店のオーナーを占める
インドから来た人々が持ってきた食文化だとおもいます。
ちなみに私に作り方を教えてくれたミセスゴンザレスもそんな一人。
ケニアでもバスターミナルにはサモサ売りがいたり、ちょっとした
地元の食堂のメニューやキオスクにも置かれていて、とっても
ポピュラーな味です。
他には、タンドリーチキン・カバブ(ケバブ)・・・ずるっ。