展覧会チラシより
美術ネタが続いて、恐縮ですが・・・
現在、滋賀県立近代美術館の企画展は
『装いとしつらえの四季
志村ふくみの染織と日本画・工芸名品選』
http://www.shiga-kinbi.jp/?p=17029
・・・と題して、収蔵品展を行なっています。
収蔵品展ということで、見たものが多いのだろうナァー。
と、正直やや期待薄だったのですが
蓋を開けてみると、これが量・質ともに
かなり見ごたえ&新鮮味のある展示になりました。
お若い学芸員のSさん。すごい!!
四季の区分が、現代的だったり
夏の帯と小物のコーディネートの
帯締めが太い丸組み(季節感が・・・)だったり、
オジサン・オバサンは気になるところもありますが、
でも、外野には解らない、いろいろな都合・事情も
あることでしょうし・・・。
作品の中で、特に目を奪われたのは、
すこし前の記事蘆花浅水荘でご紹介した
山元春挙の未完の絶筆 『梅図』(前期展示のみ)
これは、先輩サポーターも「初めて観た。」という
展示頻度の少ない作品ですが。。。
春挙形式の整った作品が好きではないという人も
いえ、そういう人にこそ観ていただきたい
胸を打つ迫力ある作品です。
追記:京都「細見美術館」でも
「志村ふくみ・志村洋子 作品展 しむらの色 KYOTO」開催中
http://www.emuseum.or.jp/exhibition/