JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ハクエイ・キム and 和韵の会

2016-05-30 22:56:27 | サポート中、ライブ
普段のお休みの日はなんかイベントが1つぐらいこなしてだらだらしているけれどなんと昨日は目白押しでした。
まずは公用で朝に一寸出かけて、帰ってからは舞台前の最後のレッスンに行きました。
そっから戻ると今度は残り2つのイベントでまずはここに出かけます。



桜のころに何度か行っている川沿いの美術館、ここには初めて行きました。



今日は美術と音楽、それに食事にワインという盛りだくさんの日です。
知らない画家でしたが、その後も同行する義姉と待ち合わせて1時間。



結構な量があって、逆に在り過ぎ感はありました。



次ぐが本日のメインイベント、ワインと和食とワインです。
和韵の会と言うのをやるとピアニストにきいていたけれど、なかなかやらない。1年ぐらい待ってついに開催ということで行ってきました。この会分野が違うけど意気投合した3人が始めたもので最初が2006年それぞれがまだこれから発展と言う時期にスタートを切っている会です。
1人はハクエイ・キムで音楽担当、もう一人はこちらも知り合いの森さんは割烹喜作の大将、星を5年連続獲得している名店の主です。もう一人はこの日初めてお会いするソムリエの岩井さん、でオーストリア・ワインを広めているかたで、所信はその会のパンフから拝借。




会の内容は、森氏のつくる割烹のフルコースに岩井氏がワインを合わせ、Hakueiのピアノがマリアージュする、というものでした。
7時にスタートと言うことですが6時半ぐらいからハクエイが弾き始めて、まずはシャンパンからスタート。ワインと料理の説明をききながらいただいていくから、とても納得できて楽しい。
シャンパンはシャンパーニュのエグリ・ウィリエというもので、ワインの方は写真に撮らなかった。




まずはシャンペンをいただきながらハクエイのピアノ、4強ぐらいこれは普段より一寸軽めなスタートです。




挨拶をする3人。



最初の料理は生雲丹、フルーツトマト、出汁のゼリー仕立て、青ネギ添え



ワインはオーストリア、ニコラスシホウのバイオダイナミック Elisabeth2012  これが素晴らしい飲み心地で一番気に入りました。



次の料理はオコゼのお椀、白髪ねぎと蓬麩ですが、オコゼは身に白子、肝、皮といろいろ盛られてオコゼ全体を味わうことになります。
合わせるワインはなんと新潟のワイン、新潟市の本田さんがつくったAlbarino2015 Fermier で吸い物にあわせ日本酒のような味わいもします。



次が鱧落とし、本山葵と梅ソースですがソースにはここでのワインを香りに加えています。
そのワインはChablis 2014 Moric これもバイオダイナミック農法で保存料を極力抑えたワイン、シャルドネの一般的な枠をはみ出した個性を見せます。



次が揚げ物、短い旬の胡麻河豚白子、椎茸とアスパラ白線あげ、ここで椎茸の話、なんと料理の森さんのおじいさんは日本に椎茸の栽培を広めた森産業の頭首、それで我が嫁家も長いおつきあいとなっているのです。
ワインはオーストリアブルゲンランドのHausmake 2014 Moricという、ミネラル感のある1杯ってこれは実はソムリエの岩井さんとづっとお話ししながらいただいているのでかけているわけで、それでも納得して味わっているのです。




森さんから次の料理を食べさせられてその感じをインプロにしなさいという企画、企画あるのですとハクエイが最初いっていたので駆り出されるかと思ったら一安心。




ハクエイのピアノは低い音とハーモニーを大切にしましたという演奏。
そして料理がこれ、蝦夷鮑の似たものです。



ワインはフランス・ブルゴーニュ。ピノノワールのGevry
Chambertin 1989 Domaine Dupont Tisseandot、12人ぐらいのお席でワインを開けて飲む人が多く飲むので、ここら辺は我が一党がとても有利というかお年寄りも多いのので申し訳ない。とは一瞬で大変うれしい。



祭gyは喜作でおなじみの炊き込み、今日ハラスと三つ葉の炊き込みと赤出汁、ワインは最近国名が変わったジョージアのオレンジ色したワインRkatsiteli2013でちょっと酸っぱさが強く、ビネガー感がありヘ~~感があり、まだ残っている白などを所望して(うちばっかり)何とも得したワインでした。



もちろんデザートもあってオレンジゼリーと抹茶プリン、こちらはワインのせいでほとんど記憶なしになりました。


おいしいお料理をゆっくりとワインでいただいて(なんと全部で3時間半ぐらいおしゃべりもいれて楽しいひと時、ハクエイの新しいファンになった方たちと(女性)ハクエイとの出会いとこの10年を話せたりして,とても贅沢な時間を過ごすことができました。

ハクエイとも結構ゆっくり話すことができて、音合わせで舞い上がってしまったとはなして、上がらない方法会うのかと聞きました。

さて答え、ありませんと冷たい一言、彼もいまだに緊張するのだそうで、特に小さいコヤのお客が近くにいるといまだに緊張するそうで、しょうがないのだそうです。実に価値のない回答をするピアニストでうが、彼の弟子のピアノ発表会でも弟子のほとんどが手が震えているそうです。


聞いて良いと思ったのは、自分の良い演奏をしようとすると緊張するし、演奏の良しあしをかんがえてはいけなくて、それは聞いている人たちしかできないといっていたのは彼らしい真摯なところです。

そう舞台前に一口いただくのもいいかもしれないというのは、隣にオクサンもいたので良い一言でした。

ということ、何年も待ったイベントを過ごせた素晴らしい一日となりました。

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渡辺貞夫 アット ピット・イン 2016/4/21

2016-04-22 22:30:14 | サポート中、ライブ
アラン・パスクァとピーター・アースキンが渡辺貞夫と一緒に演奏するのをお友達がおしえてくれて、発売日に発売時間に申し込んだら54番目だった。
それぐらいならなんとか前の方に座れるだろう。オクサンとオクサンの友達と3人で行くことになりました。



オクサンは友達と夕食をするというので誘ってくれない、先週も行ったところでこちらは一人夕食です。



ここって安くて気に入ってます。

7時半開場で混むだろうからと7時過ぎに行ったらいつもの椅子もなくというか凄い人、ドアの前のフロアが人で一杯でこんなの初めて。
スタッフ専用の控室につづくドアの前でまっていたら、ドアが開いてパスクァが、出てきてので一声かわして、こんどはアースキンでこちらも挨拶できて良かった。
7時半ピッタリに入場が始まってなんとはいったらもう3人並んで座るところがないというかほとんど座る席がいっぱい、194番目というひとがいたから立ち見はあるだろうと思っていたけど、なんで54番目でせきがないの、ということで壁沿いの3番目のせきと9番目ぐらいの席は確保できたけどオクサンは立ち見になってしまいました。

どうもうまく席がとれなかったのが気になって演奏は始まったけれどどうも集中できないスタートになりました。
ノーモア・ブルースとかマイ・オールド・ファッションズとか演奏されているけれど今回は一人狭いところでメモを取るのもやめました。
二日続きのライブで前日は音がいまいちだったけど絨毯を弾いてもらって音が良くなりましたと渡辺貞夫が言っていたから2日目で正解でしょうが、この人の数はないでしょう。といって座っても手いるだけほかの人よりかいい。
控え室のドアにのところに立っている女性がピアノソロになるとそちらを向いて立つからパスクァのピアノそろも見えない状態、そんな中ピーター・アースキンのドラムスは凄い、実に上手いとうのは当たり前だけど実に上手い。

目の前の3人掛けの真ん中に荷物をおいてあいているので、そこあいてるでしょうと聞くつれが来ると言う。そんなことが通るような状態じゃないと後ろの方の立っている人をみればかんがえるべきだけど、喧嘩もしたくないから黙っておく。
そんなのも気になってこれも集中できない。さすがに悪いと思ったのか1ST最後の2曲になって席を空けてくれました。
それどそちらを確保して前向きに移動、新しいアルバムからの一曲は集中できました。
1スト済んだところで丁寧にお礼しときました。

そうするとこちらも落ちるいてきて、休憩にはとっている女性にピアノが好きなんでしょう、て聞くとやっぱりパスクァのファン、私もファンだから解りますとこちらは打ち解けました。

2ndでオクサンも座れたので2ndはゆっくりと渡辺貞夫の音を楽しめました。空席だったつれも来たけれど、これは無視。
渡辺貞夫が目の前度吹いているという感動をじっくり胸に刻もうといつも思います。


パスクァのアルバムたくさんととアースキンとナベサダは選んで1枚づつもって行ったけれど、そんなことはまるで反映されないコンサートでした。


貞夫が良いというのはあたりあえですが、コットンとブルーノートで並んでみるのが一番とうのが結論になってしまいました。
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ハクエイ・キム ピアノ ソロ アット ピット・イン 2016 4 11

2016-04-12 22:05:27 | サポート中、ライブ
久しぶりに一人夜遊び、会社を定時に出て新宿3丁目に着いたのが6時半、ピット・インでハクエイ・キムのピアノ・ソロです。



予約順に7時半から入場だから5分前に来ればいい、すぐ近くの餃子屋さんは一人の時には行くお店。



前日に散財しているので、グッと節約もやしですませます。



まあこんなものもいただきまして、ちょっと飲んだけれどとてもお安く済みました。



まだ時間もあるけれど、おなかがふくれたのでお店に、15分前で一番のりでした。結局開場前では8人、2番目に入って、最初の人がまんなかぐらいに座ったので、私のベスト・ポジションを確保できました。
って昨日のお客さんは20人一寸だったから、最前列は二人、並んだ3席を一人で使えました。



ピアノが新しくなったそうで、調べてみたらなんとピット・イン去年は一度も行っていなかった。ハクエイもすごく久しぶりだそうで、たぶん同じ間があいていたのだろう。



異変が起こっているのにここで気が付きました。最初に入場した8人のうち男性は6人、女性が二人オネーチャンとオバサンはどこに行ってしまったのでしょうか。月曜の夜だからしょうがないけれど、ハクエイのデヴュー当時を思い出しました。デヴュー当時は男性女性も同じくらいだったとこれもハーフタイムで話しました。



1ST

1 リリカルに始めてすぐに天使のハミングが聞こえてきたので驚いたけれど、これはハクエイのうなり声でした。美しい出だしの曲だな、新しい曲かな、バロック的なたたずまいで良いねと思っていたらこれがマイ・フェバリット・シングスでした。

2 ホワイト・ホレスト
4ビートの気持ちいいリズムで、プロローグからテーマに徐々に勢いがついていくのが爽快感があります。

3 ミッシェル
これ初めて聞くかな、フレンチ・ポップスな感じをいれてソロアルバムにひあっていた”ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンティーナ ”的な使い方かな。

4 エヴリシング ハプンズ トゥ ミー
ウォーキングラインをいれた曲調を活かした演奏は、歌い上げる歌力が定着したと感じます。

5 ガレスピーの曲 
新しいピアノが若々しくきちんのなっているのがとても気持ちがいい。ハクエイも同じ意見で、これはまたピットインでソロ演りそうですで1ST終了。



ハーフ・タイムはピアノの話やマイク・ノックの新しいアルバムの話など、渡辺貞夫もここだから、福島での思い出話なんかも懐かしい。



2nd

1 ブルー・イン・グリーン
とにかくこの曲、ピアノで凄い美しさ、マイルスってシングル・トーンのホーン奏者なのになぜこんな和音の流れがつくれるのでしょうか。

2 合奏
食のアートのコラボレーションにかいた曲だそうで、フェルメールのイメージだから光のあたったところの輝きと横の闇が表現されているバロック調の曲。

3 音の数とメロディと和音が一体となっているのがシングルトーンにフッとなる全く才能ある。

4 ワルチング・マチルダ
オーストリアの有名曲、クラシカルな正調から入って、ノー天気な曲だと思っていたけどとても安定感のある美しい響きの曲でした。

5 ブルース、この感じ増してきたような気がします。ピアノの低い音がきちんのなるので、そこをつかっているなと思いました。

6 テイク5

多くの音が重なり合うイントロ、これもピアノとの相性があったから弾いているのだと思います。
新しいピアノは鍵盤が打鍵すると光っているのに気が付きました。立ち上がって写真撮るわけにはいかないけれど、そういえば新しいピアノってみていなかった。






そしてアンコールは“白磁の人”でした。



1人で酔っぱらっちゃうと帰りが危ないので、注意していたらから、ふらつかずに真っすぐと家に帰れました。
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C&H JAZZ ORCHESTRA アット クラップス 2016 1 25

2016-01-26 17:27:47 | サポート中、ライブ
高校時代からの友人がドラムスを本職にしていて、大物歌手のバックなどで叩いていたけれど、昨年はJAZZのライヴをみにいった。
結構良かったのでまたJAZZを演りいなさいなどと書いたらビックバンドで叩くと連絡があった。
場所は六本木、初めてのお店だけれど舞台が付いて食事ができるお店だった。
6時半についたら既に友人やオクサンが席を確保してくれていて、7人がそろいました。



74席4人席に3人で座ったから隣はあいていたけれどほぼ満席になりました。
C&H JAZZ ORCHESTRAの3度目のライヴだそうです。このバンド年寄りの集まりみたいなバンドですが、美空ひばりのバック・バンドだったメンバーを集めて再結成したビック・バンドでした。ということで友人も最後のころに叩いていたのです。



おぼん師匠のMCで、もとバンマスのCことチャーリー脇野氏(85才)の声でスタートです。



一曲目はなんと“真っ赤な太陽”、困難でスタートだから会場は大乗になりました。
自身トロンボーンを吹くおぼん師匠の軽妙なMCで一部はグレン・ミラー集、“真珠の首飾り”“茶色の小瓶”“インザ・ムード”とつづきます。わが友人枝さんがきっちりリズムをしめているのが解ります。



“アメリカン・パトロール”“サンライズ・セレナーデ”“タキシード・ジャンクション”“トゥー・リトル・タイム”
ハーモニーが幾度か濁音が入ったりするけれど3度目の公演でまだまとまりはできていないと言っていた。
グレン・ミラー、学生のブラバンの方がよっぽどいい音出すだろうけれど、年よりの癖みたいなこの節回しが面白い。
おぼん氏のトム・ジョーンズの歌をいれて“ムーンライト・セレナード”で一部終了です。

15分ぐらい休憩して2部がすぐスタート、年寄りだから早く終わらせてほうが良い。
2部はカウント・ベーシー集、ジャズ度が上がって枝さんのドラムスの切れが上がります。
2部も10曲を演奏しました。



こちらは昨日ではないけれどネット上にあったバンドの写真です。

このバンド、なんと5月29日(日)にBLUE NOTE TOKYOで公演するそうで、それも飲み放題、年寄の集まりみたいにならないようにぜひ皆様も行ってあげてください。
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渡辺 貞夫 クリスマス アット オーチャード 2015 12 12

2015-12-14 23:14:56 | サポート中、ライブ


渡辺貞夫のクリスマス・コンサートのチケットは、発売当日の一番にネット接続したのにかぶりつきはまるで買えなかった。どうやって手に入れるのか解りません。
でも2回の好きな席をオクサンの友達も入れて6人分確保できたのだからまあいいか。
まずは開場までに、ちょっと一杯いただいて席に着きました。



上から見下ろす席で、みんなとても喜んでくれました。

ジャキスをのぞいた6人で出てきてまずはジョビンのデサフィナードを1コーラス
2曲目は新しいアルバムのタイトル曲“ナチュラリー”生の渡辺貞夫が目の前で(下)で吹いている。それだけで感動です。
3曲目“ジャスト・イン・タイム”ピアノ、ギター、ベースのソロ廻し、上手くこなしているという感じです。
ここでチェロのジャキスが登場、4曲目“カリノード”貞夫のハイノートが素晴らしい。
4曲目はボナの“ウインド・アンド・トリーズ”
5曲目は“シンパティコ”ここで涙が出た。一緒に行ったオクサンの友達もここで涙が出たそうでオクサンそれをみてもらい泣き。
6曲目は何という曲だか忘れた。7曲目は子供たちに歌ってほしい“ナ・ラバ”チェロとのインプロが楽しい。
ここで1部終了、あっという間でした。

2nd

実は1stで結構ミスリードしていて、珍しいと思っていたけれど、2ndは一度もなし、休憩でリードをマッチングさせたのでしょう。1曲目はバーデン・パウエルの曲からスタートし2曲目でまた涙が出た。7人のバックにストリングスが12人ついて、やはり生でみていると動きがあって楽しい。 
3曲目“アストリア”4曲目がブルースで“ココバイ”弦がお休みして各人のソロ廻し。
5曲目は新しいアルバムから“ウォーターカラーズ”
6曲目は“バタフライ”7曲目はサンパウロの広場を曲名にしたそうでここで2部終了だそうです。

一度引っこむのもめんどうなのでということで続けてアンコールに突入。

クリスマス・コンサートだから“クリスマス・ドリーム”続けえて“フェリシダード”で盛り上がってメンバーが退場、ピアノと二人のこって“スマイル”これはアンコールで必ず演るだろうとおもっていたのでこれで終わりかと淋しい。

会場出口で入場者全員になんとプレゼントが渡されました。こんなこと初めて、さすが資生堂。



化粧品なんかと一緒になんと渡辺貞夫の手書き譜面“ナチュラリー”が印刷されたマグ・カップ、オクサンのは印刷の濃さが変わっていてそれも驚きました。



7時40分で予定より早く終わって、みんなで食事、大変喜んでもらえたので、渡辺貞夫のいつもの喜びが増しました。



渡辺貞夫(as)
*cello soloist – Jaques Morelenbaum ジャキス・モレレンバウム
*piano/keyboards – Itamar Assieri イタマール・アシエリ
*acoustic guitar and/or guitar – Lula Galvão ルーラ・ガルヴァオン
*acoustic bass – Alberto Continentino アルベルト・コンチネンチーノ
*drums – Paulo Braga パウロ・ブラガ
*percussions – Sidinho Moreira シヂーニョ・モレイラ
*Takayuki Oshikane Strings - 押鐘貴之ストリングス
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ハクエイ・キム トライソニークX新韓楽 ライブ アット サントリーホール 2015 12 2

2015-12-03 22:13:25 | サポート中、ライブ
ハクエイ・キムから新作発売記念コンサートを演るのでよろしくとメールがきたのでチケットを予約してありました。



去年見に行った韓国のグループ「新韓楽」とのプロジェクトのアルバムで韓国で録音されてこの間リリースされました。
(今日も買ったのに持ってくるのは忘れた。«人数が多いのでサイン会なし≫)
全席自由席なので午後はお休みをいただいて(休日出勤の代休がある)とおもっていたら、国際展示場に出かけて早上がりすればいいじゃないとこれは勝手な判断。



凄い人出で疲れてしまって、予定よりももっと早く移動しました。



だから着いたのがこんな時間帯、ホールの前には一人ならんでいます。
オクサンと待ち合わせ予定のお店は11月で閉店だそうで、ビールでもいただいて待とうとしたのに、外で本など読んで待っていました。
(コンビニで缶ビール買ったので結果おんなじ)



五時ぐらいになったらこんな感じになってきたので新しいカメラの試しをしていると(この間4代目が壊れた)オクサンに会いました。



同じ会社のほぼ同じ機種だけれどピントの合いが良いみたいで、気のせいでしょうか。
行こうと思っていたイタリアンがないので、近くのしゃれた焼き鳥屋さんにしました。その時点で20人ぐらいならんでいるでしょうか。
まあ今日やる音楽は真ん前で聴かなくてもいいやと思ったので、まずは腹ごしらえです。

付だしのお豆腐はチーズが練り込まれているみたい、もう一つはつきあわせの大根おろし、これがとても良い。



最初のねぎ間、これが相当においしい、他にお客さんもいないからどんどんだしてくれるし、これは一寸驚いた。



幾つか頼んだけれどどれも焼き具合がすばらしい、ちょっと年が行ったオジサンが焼いています。



オクサンが一寸苦手な手羽先とてもおいしいという。



このつくねも又味が良い。



この大きな鳥の唐揚げと焼きおにぎり半分でおなかも充分にお酒のほうも充分で良い気持ちで会場に。



6時半開場で20分前に、最後尾はと歩いていくとどこまでも人が並んでいる。アンレと思ってならぶと次々に人が並んで、私の位置でちょうど半分ぐらいでしょうか。
親に連れられた子供なんかもいて、ちょっとトライソニークは無理だと思うけれど、韓国文化がらみでしょう。
前から10列目ぐらいに席を決めて一寸舞台の様子。



撮影禁止だそうで、たまたま映ってしまいました。



400人ほぼ満席、前回とおなじ完売でしょう。



6人がそろって登場、第一印象は「ホストクラブかい?」ってハクエいはスカーフみたいな色物しているし、韓国の男性二人も白系(女性も白)でヴォーカルのイ・ボング・グンもこれホスト。
1曲目はアルバムとおなじ「ジ・エンドレス」から始めます。
このアルバムリズムが強調されるし、それぞれがいろいろな音をだすから、これステージを見る方がづっと楽しみが増えます。
2曲目は女性のチュ・ポラさんの作った「ムーン・ソング」ピアノ・ソロもあってとても良い。
3曲目は「美しく強い花」日本、韓国でそれぞれ起こった悲しい出来事の後、中上健二の娘さん中上のりさんに作詞してもらったミン・ヨンチの曲。
4曲目は「エスノイズム・ランデヴー」ここらへんも視角があるとずっといい。
次がい・ポングンと打楽器との演奏でカルタさんも参加して二つのリズムの差がとてもおもしろい。
そろそろ1時間ちかいので1部が終わりかなとおもったら、次はハクエイのソロで「白磁の人のテーマ」ピアノソロのバージョンで弾いてくれてとてもうれしい。
これで終わりかなとおもっていると、さいごのところでミン・ヨンチがでてきてリズムをつけて、そのあとミン・ヨンチのソロが始まって、早叩き?にわきました。
1時間をすぎているので、トイレにいきたい、人がおおいのでこむのでスッと立って入り口に歩いていくとまた出てきて演奏を始めます。これで出てしまうと入れない、どうやら本日は1部だけのようなのを理解していなかった。もう75分はすぎています。
出るのはやめて案内の人に出口近くの後ろのあいている席をいただきました。
最後は「アナザー・イースト」かと思いますが、まあ気になることが出来てしまったわけで短くて良いよとおもうけれどこの曲結構ながい。
終わって、アンコールまでのもどろうとあわてて外に、用をたしている間にリズムが聞こえ始めてこれはだめか。
ドアにいると入れない、ダメかなとおもったら一人でてきたのでその隙をついて中へ、さっきもらった席に何もないようにすわります。

アンコールはエスノイズムPART4スロー・イット!イート・イット!だと思います。リズムの盛り上がりで終演でした。

生でみると、そして爽やかな人柄のあつまりが何とも楽しい舞台を作っていました。

コンサート後はサインなしの握手会、アルバムを買った人がならぶのだけれど、こっちは持っていない。でも相手はハクエイ、かまやしない。今日買った師匠のアルバムをいかにもともって並びました。
ミン・ヨンチに来年もたのしみにしているよと握手、隣のチュ・ポラさんの手は間違いなくギュッとにぎって隣のハクエイが最後、人がいっぱいで長くは話せないけれど、握手して、師匠のアルバムを3枚みせたら、一枚が聴きたいと思っているのですとのこと。私もそうでこれはまるで知らずに今日突然であったアルバムでした。

で乗り継ぎもよく家について、心地よい疲れに浸りました。
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フレッド・ハーシュ アット コットンクラブ 2015 11 28

2015-12-01 21:49:25 | サポート中、ライブ


フレッド・ハーシュのソロがコットンクラブであるので、オクサンを誘ったら、友達と東北の温泉に行ってその日に帰ってくるということなので、費用が半分なので思い切って2ステージ見ることにしました。
先日見つけた藤田嗣治のことを題材にした映画「Fujita」もオクサンはオネイサンと見に行くというのでハーシュの前にそこからスタートとしました。



アリャ、今きがついたけど、これハーシュではありません。映画館にいた嗣治です。
映画の方は絵画を見るような気持ちでみるのが良いかもしれません。

映画館が有楽町で終わったのが13時半、コットンクラブはすぐ近く、お昼をいただいても2時過ぎにはついてしまいました。



まだ誰も並んでないので、1番の待ち席をかくほして、別の場所のやわらかい椅子にすわったり、散歩したり明日もお休みだから気が楽です。
そこで気が付いた、稽古をしたあと映画の時間もきにして家を飛び出たので、サインをしてもらおうと思ったCDを忘れてきてしまった。


16時開場の場合だと15時まえ、14時45分ぐらいが自由席の第一列目のめどだと思っていたら14時20分ぐらいに1人50分に2人並びました。開場時には長い列ができていましたので、まあいいか。

席はピアノの斜めうしろ、まあピアノを見るにはベストと言って良いポジションです。1番乗りだからセカンドも同じ席にしました。



ハーシュの指が以外と華奢なのに驚きました。ガーシュインの曲から初めて2曲目、クラシカルなバラッド、これが良い。
曲名はききとりできないのが残念ですが、3曲目はビートルズの曲、ピアノというのが、やわらかい楽器なのだと思います。
4曲目アフター・ユーヴ・ゴーン、ストライド・ピアノがこのように進化したのかと喜びを感じます。5曲目、幻想的な弾き始めた曲は、こんな美しいピアノを聴いていることが奇跡みたいに思います。8曲目モンクス・ムードのあとはアンコール"Both Sides Now"を生で聴く。ゆったりしたハーモニーに遠く眺めるようなメロディ、これでまだ1STです。



1STで頼んだワインを引き続いて出してもらって、2ステージのときはこれをする、前に座った男性と長い待ち時間、話が合いました。日大カザルス・ホールにもいかれた方でそれ以来の大ファンだそうです。気が合うのが当たり前です。

1曲目ジョビンの洗練された演奏からはじまって、もちろんワインに酔ってしまったこともあるけれど、夢の中にいるような、別の世界に行ったようになりました。
と言うことでしっかりと聞いてはいるものの、曲名は聞き取れない、ジョニ・ミチェル、ストレイホーン、コール・ポーターなどの曲で構成は1STと同じ。

終わって入り口のところにハーシュがきてサインしてくれるのでしょうが、これは忘れたのでしょうがない。
家に帰りついたら、意外としっかり帰ってきたねと言っていたので、ワインに酔い潰れたわけではありません。


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ギドン・クレーメル&クレメーラ・バルティカ アット サントリーホール 2015 10 21

2015-10-22 22:10:42 | サポート中、ライブ
ギドン・クレーメル&クレメーラ・バルティカの来日公演があるのは6月ぐらいに知って、結構良い席があったので申し込んで予習をしていました。



サントリーホールには初めていったけれど、とても良いホールだと知りました。



会社を速攻ででて、ホールの前の広場でオクサンが買って持ってきてくれたサンドイッチとワインをいただいて入場すると2割方空席があるので驚きましたが、超人気ではないのかもしれません。前から10列目の角でとてもゆったりと楽しむことが出来ました。



1部先ずクレメーラ・バルティカが着席して1曲目、最後のところでは、どこからともなくその録音が聞こえてきて、メンバーが静止するという演出で始まりました。
その後ギドン・クレーメルが登場して、予習しておいた「アメリカの四季」、実演をみるとソロ・バイオリンがふんだんで、パート弾いている人は結構繰り返しが多くて伴奏って大変だと思う。
予習もあって曲の流れがわかっているので終わりも予知できて1部が終了。驚いたのは舞台にコルグのキーボードがあってそれを使っていたことでした。
休憩時間にはプログラムに宣伝のあった、CDを一枚仕入れました。これ面白そう。



2部は梅林茂氏に依頼した「日本の四季」からスタート、“夏”から始まって、全員でかけ声が上がったり夏祭りが一寸入っているのでしょうか、日本の雰囲気がしっかりあってアメリカとはちがう、やはり安心して聞いていられる四季でした。途中チェロとバイオリンの合奏部分があってこれはとてもうれしかった。
2部は次のピアソラのブエノスアイレスの四季で終わり、こちらは良く聞く曲なので、これも安心、2部の方が身近で楽しい思いをしました。

そしてアンコール、ピアソラの“オブリミリオン”が始まった時には1番のアンコール曲とこれは大喜び、完全にこのコンサートが満足になりました。
もう1曲ヴァインベルクと言う人の“ボニファッチ・ホリディズ”という短い曲を弾いて終わりました。

めずらしいなかなかいい体験でした。
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YUKI MIZUNO Cello Recital at YAMAHA HALL

2015-10-16 17:52:38 | サポート中、ライブ
息子1のオヨメサンが昨年Celloのコンサートを見に行ってとても良かったとCDを2枚くれました。
お酒ばかり飲んでないで、チェロをしっかりやってくださいという意見があるのだろうけれど、いっしょにリサイタルに行こうと誘ってくれました。
大学在学中にCDデヴューを果たしたまだ20台半ばの見目も麗しい水野由紀さんという方です。



ところがオヨメサンの方は忙しい人なので、いけなくなってしまい、いつもコンサートに一緒するオクサンの友達と3人で行くことにしました。
ちょっと早めにあがって、まずは予約をしたホールに近いお店で一杯、残念ながらコンサートの時もちゃんと飲むのです。

その前に2012年と13年にリリースされたアルバムで予習です。




【曲目】
メンデルスゾーン: チェロ・ソナタ第2番、無言歌
エルガー: 愛のあいさつ
ラフマニノフ: ヴォカリーズ
カザルス: 鳥の歌
サン=サーンス: アレグロ・アパッショナート、白鳥
【演奏】
水野由紀 (チェロ)
菊地裕介 (ピアノ)
【録音】
2012年3月26日-29日 かながわアートホール



【曲目】
ショパン: 序奏と華麗なるポロネーズ
ウェーバー: アダージョとロンド
ポッパー: ハンガリー狂詩曲
シューベルト: アルペジオーネ・ソナタ
フォーレ: 夢のあとに

【演奏】
水野由紀(チェロ)
干野宜大(ピアノ)

【録音】
2013年9月25-27日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)

2枚続けてききましたが、まずはこんなに若いのに先月は3枚目のアルバムリリース、凄い力を感じます。
和解からしょうがないかと思う包み込むようなふくよかさはまだありませんがそれはしょうがない。
鳥の歌など、カザルスと同じテンポで真向弾いていて、好感がもてます。
2枚の選曲をみてもCelloの名曲を弾いて、このひと大変器用な人だと思います。

さて腹ごしらえは、立ち飲みが主の和食、星を持つお店ですが、予約すると1席だけ椅子席があります。



雲丹の伊勢海老ジュレ掛け



ズワイガニのクリームコロッケ



にしん茄子



ポテトサラダ



ウズラの山椒焼き



車海老と長芋の小さなかき揚げ



真子和え (たらこの白子ととびこの和えもの)



からすみそば

そしてついたのがこのホール



演奏はとても正しい姿で弾いて、とても参考になりました。
終わったあとのサイン会で、チェロを始めたので小学生が観る様にみましたとお話したら、そういうのが一番こわいと言っていました。

というので3枚目のアルバムを購入し、後の2枚も合わせてサインをもらいました。



● ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb-2
● ブルッフ:コル・ニドライ op.47
● カタルーニャ民謡/カザルス編:鳥の歌

 水野由紀(チェロ)
 日本センチュリー交響楽団
 飯森範親 (指揮)

 録音時期:2014年12月11,12日
 録音場所:大阪、センチュリー・オーケストラハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

● ベートーヴェン:モーツァルト『魔笛』の『娘か女か』の主題による12の変奏曲 op.66
● カッチーニ/森乃リコ編:アヴェ・マリア
● ピアソラ:アヴェ・マリア

 水野由紀(チェロ)
 須関裕子(ピアノ)


本日この新しいのをききましたが、2枚に比べて音が素晴らしくなった気がします。個性も感じられるようになったし、録音のやり方かもしれませんが、楽器の音がそれぞれきちんと鳴って驚きました。



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ラーシュ・ヤンソン アット B&S 2015 10 10

2015-10-13 21:26:52 | サポート中、ライブ
ほとんど毎年行っている横濱JAZZプロムナードに今年は行かなかった。かなりの人手でなかなか満足に楽しめない状況になっているのと、足腰が弱まって疲れるのと、もう一つ予約が重なっていたからからです。
なんの予約可と言うとラーシュ・ヤンソン・トリオのボディ・アンド・ソウルのライヴ、こっちを選びました。
この前気に入ったお店はビル改修でなくなっていて、代わりに入ったお店はNG、早めにB&Sでペスカトーレと赤ワイン、いただくことにしました。



会場10分過ぎなのに、既に15人ぐらい席にいて、満員御礼だそうです。



早い時期に予約したのに、私の席は一番後ろ、(今まで座ったことがない)でもソファー仕立てで楽ちんな席でした。
席をつめて、予約なしできた外人女性2人ラーシュのともだちだそうで座ってもらいました。休憩時間にはもう一人の女性と楽しく話すことが出来ました、って日本語がとても上手。

1曲目は新作の1曲目と同じと思うけれど、落ち着いた感じで始まって、ノリノリのベース・ソロがあって1曲目から快走です。
3曲目、ベースの役割が増しているような感じだけれど、ドラムスが凄くきっちりときざむから、このグループになったのでしょうね。
4曲目はなんと“HOPE”馴染のメロディの後はベース・ソロが頑張って、明るさが増した感じです。
5曲目ではドラム・ソロにピアノのバース、これが一つの魅力になりつつあります。
6曲目は静かな曲でこれも美しい。




2NDはピアノ・ソロからで、無調な感じで初めてやがて、ピアノの音階が美しく整っていく演奏になりました。



2曲目はベース・ソロ、この人が弾いているベースはレイ・ブラウンが弾いていたものだそうで、、そういうことってベース弾いている人は本当にうれしいだろうな。一寸遠いところからみているので、ピアノに没頭できるとこまではいかないのだけれど、ゆったりと楽しんだ感じです。ドラマーの成長も楽しめました。



驚いたことに2ndでも“HOPE”を弾いてくれて、これは私が来ているのを知ってくれて(そんな訳はない)弾いてくれたのだと思うことにしました。

ラーシュの来日はたぶん1回飛んでの再開だと思う。新しいアルバムとサインをもらってなかった、ほかの人のアルバム全部で3枚サインをもらってかえってきました。



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