JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

蚊 蚊 蚊 蚊 蚊  Nella Basilica / Roberto Fabbriciani Robin Hayward

2013-07-26 21:36:49 | 聞いたけどCDどちらでも


ジャケットが良かったので、これは静謐な世界が流れるだろうと予想して買って、これほど違っていたアルバムも久しぶりです。
フルートとチューバのデュオというのが危ないけれどイタリアのサンドメニコ聖堂で録音されているから予想通りでも良いと思う。

ロベルトファブリシアーニというフルートの(巨匠らしい)とベルリンで活動するチューバのロビン・ヘイワードのデュオ、1曲目ブーンというビブラートのかかった管のロングトーンがつづいてなんだか蚊が飛んでいるような感じ。
2曲目今度はチューバが同じように筒がなっているような音が続いて1~2曲メロディのないロングトーンの世界が26分。
現代音楽というのが枠でしょう。
3曲目、最初がマースピースを震わせないチューバの排気音だから驚く、ここまで音階、スケールというものはなし。
4曲目バスフルートが2音か3音移動しだしてチューバも音をだすアルバム最初の動きが33分でハーモニックなフルートがやはり蚊の羽音のみたいになって終わり。
もちろん最後まで変わらず45分。

フルートの人は実にたくさんのアルバムをだしているから認める人が多いのでしょうが、ですからこのアルバムも意義深いものなのでしょう。
予想との違いで驚いただけで、意義はあるので悪くはないだろうけど、好きな人は少ないかもしれない。

蚊というのは食物連鎖の初期に位置する生物で、人間にとってどんな利があるのかなどと思ってしまうのは、先日夜中に頭にきたからです。寝ているときに蚊が襲ってくるのは大損みたいに感じます。
蚊が好きという人はほとんど聞いたことがないけれど、いるならぜひ名乗りをあげて理由を聞かせてほしい。(ハチとかハエはいそう。)

このアルバム、そのような嫌われものではありません。
好みはあると思いますが、夜、真っ暗にしてベットで横になって聴く方法が一番楽しめると思います。

RNella Basilica / Roberto Fabbriciani Robin Hayward

Flute [Bass, Contrabass, Hyperbass]– Roberto Fabbriciani
Tuba [Microtonal]– Robin Hayward

1 Nella Basilica
2 Adagio
3 Riflessione
4 Colori Di Cimabue
5 Arezzo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かろうじて FOR LIFE / DARIO GERMANI

2013-06-30 21:03:09 | 聞いたけどCDどちらでも


ショップでリリースされたものをみていたら、2013年2月録音でマックス・イオナータの名前があるものがあるので買ってみた。
ベースの人のデヴュー・アルバムだそうで、ドラムスとアルト・サックスの変則トリオにイオナータが3曲客演したものでした。
ベースが1984年、ドラムスが85年、アルトが81年生まれと若い人たちでした。

マックスは最初の3曲で参加です。
1曲目、マックスのソロは貫禄が出来ました。その後のアルトはこの1曲では評価は決められない、アレッと思うフレーズもあれば、オヤッと思うフレーズもあります。
2曲目はモンクの曲を一寸沈んだトーンでマックスが中心となった演奏です。
3曲目がマイルスの曲、ハードバップでマックスのフレージングがとても良いのは前作のペンギンも同じ、また来日してくれないかと思います。
4曲目ダークな感じのベース・パターンからイン・リズム4ビートになってアルトはたどたどしい指使いのところと豪快にふくところが同居して1曲目と同じ、ベースソロも音圧が低い感じで強さがすこしという感じ、ドラムスは上手く合わせています。
7曲目はデスモンドの曲ですが、ベースラインはこれもダークな感じで、そろもポツンポツンと変わったソロをするベーシストです。
8曲目はバド・パウエルの曲をベースソロで、という意気込みは解りますが、タッチもピッチもフレーズもいただけない。
9曲目が再びデスモンドの7曲目と同じ曲、ALTEMATE TAKEとありますが、曲調もほとんど同じ、ここに入れた意味が解らない。
アルバム1枚分の演奏が満たなかったじゃと悪い読み方も浮かびます。
5曲目以後だけならまずわからないとなりますが、3曲目のマックスだけを聴いてどちらでもにかろうじてなりました。

FOR LIFE / DARIO GERMANI

DARIO GERMANI (b)
STEFANO PREZIOSI (as)
LUIGI DEL PRETE (ds)
MAX IONATA (ts on 1, 2, 3)
Recorded at Villa D’Este (Tivoli) on February 24-25th 2013

1. For Life (Yusef Lateef)
2. Crepuscule With Nellie (Thelonious Monk)
3. Little Willie Leaps (Miles Davis)
4. Sophie (Dario Germani)
5. Lullaby For Bianca (Dario Germani)
6. XY (Dario Germani)
7. Late Lament (Paul Desmond)
8. Bud On Bach (Bud Powell)
9. Late Lament – alternate take (Paul Desmond)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間切れ Continuation / Alex Cline

2013-06-09 16:46:35 | 聞いたけどCDどちらでも


シカゴで楽器のぐみ合わせもおもしろいので拾ったアルバムは裏に「For Promotional Purposes Only Not For Sale」と印刷されたもの。

1曲目リーダーのパーカションがシャカシャカと叩いて、出だしこれはアヴァンかなと思えばチェロのメロディは牧歌的、ジャケットからして自然派のチェンバー・グループかもしれません。
2曲目、ふくよかな音のベース・ソロですがリズムは刻まない、ドラムスがはいってきっちり刻みだすと一寸アヴァンなフレーズがやがて東洋的になっていくあたり一風かわったサウンドのグループです。
3曲目弦がキュエーンと鳴ってパーカションがリズムを散りばめて、やはり現代音楽なのかもしれません。
4曲目、パーカションからインリズムでバイオリンはモダンなインプロヴィゼーションだしピアノがこれはJAZZこのMyra Melfordという女性かなり個性ある方のようです。おおジャズだと思っていると、今度はチェロがグシャグシャと弾いて、なんとも不思議なアルバムです。
5曲目、やっぱりこれはアヴァンギャルドに入れるのがいいのかな~とおもいはじめたけれど1曲がながい、18分以上、そしたら次の曲はもっと長い。
全部で77分、会社の帰りに聞いていますが、たいていいえまで1時間前後、けして悪いというわけではありませんが、途中で失礼しちゃいました。

Continuation / Alex Cline

Alex Cline (drums, percussion)
Peggy Lee (cello)
Myra Melford (piano, harmonium)
Scott Walton (bass)
Jeff Gauthier (violin)

1. Nourishing Our Roots [10:04]
2. Clearing Our Streams [7:34]
3. Fade To Green [4:54]
4. Steadfast [11:15]
5. SubMerge [18:25]
6. On the Bones of the Homegoing Thunder [18:38]
7. Open Hands (Receive, Release) [5:59]

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気になりだすと Time with after me / Michael de Salem

2013-05-13 20:49:39 | 聞いたけどCDどちらでも


シカゴで買った中古品を順番に聞いているけれど、かなりの確率で当たったように思います。
すべてが好みにあっているなんてありえないし、シカゴだからアンダーグラウンドなんかが混じっていることも予想した。
また素敵なアルバムに当たったけれど、そっちばっかり書いてしまうと、それではつまらないのでそれ以外も間に挟んでいこうと思う。

ジャケは雰囲気良いし、Michael de Salemという名前もなんだか知っているような気がしてひろったけれど、まるで知らない人でした。
スイス、ジュネーブ生まれの人でジュネーブ録音のアルバムでした。今もジュネーブで音響技師もしている人でこれが2枚目のアルバムのようです。
一人でギター、キーボード、ピアノ、ドラムスプログラムなどして多重録音したアルバムで、クレジットにStefano Paniという人がサックスで参加していると書いてありますが、どこで吹いているかはわかりませんでした。

フォーク系というか、ポップ系というか、悪いわけではありません。だだドラムスがプログラムでこれが気になりだすとどうもいけなくて、それがきになりだしてしまいました。

というわけで残念ながらこれは再び聞かないかも、気にならない人は大丈夫だとおもいます。

でもクインテットぐらいにして演ったらいいと思いました。
ジャケから個性を期待しすぎました。

Time with after me / Michael de Salem

1 The Yonder Dawn
2 Mimicking Carelessness
3 Suspended Dream
4 Flore
5 Abigail and John
6 Run After Time On Sight
7 Time Is After Me
8 The Old Chant
9 Almost Back






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた2度買い  monsum / Malcom goldstein

2013-04-27 20:22:51 | 聞いたけどCDどちらでも


ゴールデン・ウィークの間に聞くアルバムを用意していないので、仕入れに行ったのだけど、実はその間は聞いている暇はない。
帰ってきた後、ショップに行く時間がないので、それを見越して買いに行きました。
新譜はあまりありませんでしたが、今回は知らない中古を多く仕入れました。
ところがまたまた2枚は2度買いになってしまいました。

一枚はFORMAT A TROISの「3E LOUR」、全てそろえたと思っているのに、ジャケを忘れていて買ってしまいました。しばらく会わないと、自信がなくなるのですね。とても良いアルバムなので又誰かにプレゼントとしましょう。





もう一枚の2度買いはペデルセンのエンヤのアルバム、タイトルでなんかもっていそうとはおもいましたが、購入しました。




ジャケがまるで違うと間違えますよね。



さて、中古でまるで知らない演奏者のアルバムを買うことを結構楽しんでいます。
かなりの確立で良いものに当たっているような気がします。

今回もオクサンが好きなバイオリンでなおかつベースととデュオとう事で買いました。

さてジャケを見るとこのバイオリニスト、ジャズとの関連がでてきません。ジョン・ケージなんかの名前を見つけてこれは違ったかなとおもいます。

バイオリンとベースのデュオ・アルバムと言うことでかったのですが、ベースの人の履歴がジャケに書いてありました。

共演者、Marion Brownアジャ、John Tchicaiウーム、Anthony Braxtonナルホド、でこれはアルバム雰囲気知れます。

2度買いの2枚は別にしてこちらは初めて、こまたったかと言うと結構聞き始めたら最後まで現代音楽に付き合ってしまいました。なかなかいいです。

1. Monsun Vibrations I
2. From "Configurations in Darkness"
3. Kraniche Im Zweireiher
4. Space of the Bass, The
5. Soundings for Solo Violin
6. Monsun Vibrations II
7. Monsun Afterthoughts
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イメージとは違ったけど Something New,Something Old / CSABA DESEO

2013-04-11 21:30:54 | 聞いたけどCDどちらでも


久しぶりにPANNON JAZZのCDを見つけて、ジャケットがこの感じだからロマ系かなと思いながら買ってきた。
ハンガリーでクラシックにも活躍している人のようで、アルバムは思っていたのとはかなり違った感じだった。

一曲目から軽めのイージーリスニング系、東欧のバイオリンのアルバムにたまにこうゆう予想と違うのがある。
1曲目から9曲めまでが1997年の録音でAkos GYORGYという人の打ち込みのアレンジ、その後は1970年代から83年までのラジオ音源だそうで、ダントツに最初の9曲が良い。後のは古臭い感じでこれはいらない。
3曲目、優しく殺してのアレンジも良いし、バイオリン自体もうまいので、聞いていて違和感なく聞き流せる感じです。
4曲目“アレクサンダーズ・ラグタイム”と“バードランド”を組み合わせたアレンジもたのしめて、バイオリンの使用巾は広い国なんだと変なことを感じいるアルバムだったけれどたぶんあんまり選ばないだろうな。

Something New,Something Old / CSABA DESEO

Csaba DESEO violin

1 Bloody Mary Blues
2 April Shower
3 Killing Me Softly With His Song
4 Aexander's Ragtime-Birdland
5 Pink Panther
6 Fair Lite Love
7 James Lee Chee
8 Besame Mucho
9 Radio Interlude
10 Above The Clouds
11 Papaya
12 Walking Violin
13 Gallop
14 Country Serenade
15 Hello,Dolly

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

即買いのわけ TIME PASSES ON / JEFF HAMILTON

2013-03-28 20:59:23 | 聞いたけどCDどちらでも


普段はほとんど買わないビック・バンド、それもたぶんスィング系音楽を演奏しているのだろうなと思ったけれどある理由から見つけたら即買いしたアルバムです。

ある理由は後からで、the DePaul University Jazz Ensembleという学生バンドにJeff Hamiltonが参加して作ったアルバムのようです。
で聴いたのですが、どうしても比較してしまう、一寸たどたどしかったり、うーんとうなる人があんまりいない、それでいて身内が見に来ているのでしょう、見ている人のノリは良いのですんなり二つがマッチしません。
比較してしまうのが日本の学生ビックバンド、録音状況も日本の方が良いのかもしれません。
で一寸残念という感が出来てしまいました。
録音されたのが2011年シカゴの有名な「Showcase」という老舗スポットです。

さてなぜ即買いしたかという理由ですが、Jeff Hamiltonが太鼓をたたくこのバンド、今年5月1日に演奏する場所にたまたまいる予定です。というかこの「Showcase」で1日だけライブするのです。(翌日はべつの場所)
シカゴで1日ぐらいはJAZZスポットと探していたところ、このスケジュールがアップされていたので、行こうかと思っていたのです。
ショップでばったり出会ったアルバムを聴いてみると、シカゴまでいってこのソロではちょっとがっかりしてしまうかもしれないので実際には他を探すことにします。泊るところから歩いて5分のところにあるスポットのスケジュールがまだアップされませんがそこにぶらりと行こうと思います。5月1日はあるお祝いの日なので渋い顔していたオクサンも良い方向だし、もし連れて行って私もがっかりしたのではいけないので、即買いはそれなりに成功JAZZの神様の気配りかもしれません。

買う時のイメージは、凄い演奏でメンバー全員のサインをもらって、すぐ後に日本にくるハミルトンに再開しに行くというものだったんですけどね。

TIME PASSES ON / JEFF HAMILTON

Jeff Hamilton(Ds)1-6
Corbin Andrick(As, Ss, Fl), Billy Wolfe(As, Fl), Rocky Yera(Ts, Cl), Will Brocker(Ts, Cl), Mark Hiebert(Bs, B-Cl)
Chuck Parrish(Tp, Flh), Tim Bales(Tp, Flh), Marquis Hill(Tp, Flh), Paul Dietrich(Tp, Flh), Kazumasa Terashima(Tp, Flh)
Andy Baker(Tb), Andrew Thompson(Tb), Andrew Johnston(Tb), Jeff Livorsi(B-Tb)
Justin Thomas(Vib)
Brad Macdonald(P)
Kevin Brown(G)
Dan Parker(B)
Keith Brooks(Ds)7,9
Nick Kabat(Ds)8,10
Rec. April 29-30, 2011, Live at the Jazz Showcase, Chicago

01. Shiny Stockings
02. Samba de Martelo
03. Time Passes On
04. The Days of Wine and Roses
05. The Serpent's Tooth
06. Back Home Again in Indiana
07. Happy Days
08. Baby Steps
09. Suggestions
10. Nature Boy
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミリーJAZZ  INTO THE SKY / NICK ROSEN

2013-03-11 21:39:53 | 聞いたけどCDどちらでも


まるで知らないけれど、ジャケが変わっていてまだ新しいので拾ってみました。カルロス・ニーニョ主宰バンドのBuild An Arcのベーシストだそうですがそのカルロス・ニーニョを知らない。
1曲目ピアノにハープでエキゾチックというかきらびやかなサウンド、この人はエレべを弾いています。
2曲目はアコベを弾いてフルートやベルでポップ調。
4曲目アコギをひきながら女性とのヴォーカルのデュエット、どちらかというとカントリー・サウンド。
たくさんのメンバーが登場して、特出したソロをとるわけではなく、アメリカ南部の裕福な音楽好きが仲間をあつめて作ったような感じです。
調べてみればこのアルバムはスピリチャル系とあるけれど、わたしスピリチュアル系というのがよくわからない。スピリチュアルと言えば、コルトレーンとかアイラーを思い浮かべるけれど、こちらはドリーミン。
8曲目もヴォーカルでドノヴァンをおも出だしました。
9曲目はフルバンドのようなしっかりしたMiguel Atwood-Fergusのアレンジ、この人がどうやらまとめ役のような感じです。

INTO THE SKY / NICK ROSEN

Nick Rosen-Electric bass, synth bass
Miguel Atwood-Ferguson-violin, viola, piano
Dexter Story-Drums
Gene Coye-drums
Andres Renteria-percussion
Nick Mancini-vibes
Katisse Buckingham-flute
Jen Stephenson-clarinet
Dustin McKinney-Flugel Horn
Danielle Ondarza-French Horn
Tara Speiser-bassoon
Peter Jacobson-cello
Rebekah Raff-harp
Miguel Atwood-Ferguson-piano, violin, viola
Matt Mayhall-drums
Dave Wood-electric guitar

1. Ancestral Echoes
2. Twin Harbors
3. Manya
4. Mindy's Song
5. Blossoming Song
6. Nature's Breath
7. In Her Smile
8. For People
9. Rainfall
10. African Sun
11. Winter Into Spring

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おぼろげに春が Pure affection Uri Caine,Gust Tsilis

2013-02-23 21:30:30 | 聞いたけどCDどちらでも


ウリ・ケインの棚をよくみるけれどいままで見たこともないのがあったので拾ってきました。どこにも書いていないけれど2006年録音の作品だそうです。
そしてあいてのGust Tsilisさんという人もしらないけれど、バイブ、マリンバとのデュオのアルバムです。
だいぶ前に買ってフーンという感じで、というのもいつもユリには吃驚させられるから、これはフーンという感じで一寸表現が難しい。
それが今日きいて感じました。1曲目“Jennifer's secrets”を聴いて感じたのが、おぼろげながら春が近くにいるということ、ヒューヒューでもギラギラでもなく、おぼろにあっても良いじゃないかという感じ。
2曲目はアップテンポな2人の掛け合いがあって楽しい。
3曲目軽やかな曲、ユリのピアノが伴奏に回っているようなきになりだすと、4曲目、ピアノはリズムに回る方が多い。
ピアノとバイブのデュオがとても難しいと思う。コリアとバートンにしてもキーザーとジョー・ロックにしても引き込まれるのは、バイブのラインが強くしっかりしているからで、比較すればこのバイブ、音の強さも数も残念ながらそこまで行かない。
だからユリのほうも控えめになってしまって、9曲目ブルースのソロもいまいち迫力がない。
と言うことで春のおぼろこんなのもあるかと、おぼろで忘れてしまうだろうな。


Pure affection Uri Caine,Gust Tsilis

Uri Caine piano
Gust Tsilis vibes,marimba

1. Jennifer's secrets
2. Uncle Nick
3. As I Awaken
4. Ghosts have
5. Black liquid
6. Her face
7. Lady of silence
8. A choice of days
9. The best dog
10. No brother was I
11. Dreammaker
12. Traces
13. A breabie that never stops beating
14. Child's play
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買ってから FIVE PEACE BAND TOKYO LIVE 2009

2013-02-18 20:50:33 | 聞いたけどCDどちらでも
中古屋さんで見ているとアレッと思うアルバムを見つけて拾ってきたけれど、ブートだと後から気が付いた。
チック・コリアをあまりマークしていないのだけれど、2008年のFIVE PEACE BANDはすごいメンバーで日本にもツアーで来ていました。

当時のマクラフリンからのあいさつがネット上にまだ残っていた。

日本のファンの皆さんへ

前回ブルーノート東京で演奏してから随分時間が経ってしまったけれど、今回も素敵な "おみやげ" を皆さんに持って行くよ。 ブルーノート東京のオーディエンスは特別だからね。
ファイヴ・ピース・バンドとして素晴らしいミュージシャンたちがステージに集うまたとない機会だから、きっと演奏を楽しんでもらえると思う。

チックと私は今まで何度も共演してきたけれど、一緒にバンドをするのは初めてなんだ。しかもケニーやクリスチャン、ブライアンと一緒だからね。本当に素晴らしいことだよ!!!

皆さんと "日の出る国" でお会いするのを楽しみにしています。

ジョン・マクラフリン



2009年ブルーノートで1週間講演したけれど、その前の年10月22日から11月23日まではヨーロッパ・ツアーをしてそのライブがライブ・イン・ヨーロッパといしてリリースされています。その盤のジャケを覚えていたので反応したのですが、どうも怪しい。

そのブートのジャケがこちら



ブートというのは基本ミュージシャンと関係者の尊厳をそこねるものですから、よっぽどでないと買わない。今回はヘィこんなのが出たんだと思って買ってしまいました。



録音は2009年2月5日のブルーノート東京の2セット、それにその前日4日、HMVのショップでのトークショウーとコリアとマクラフリンのデュオ3曲です。



ブルーノートの方はイン・ヨーロッパよりドラムスがブライアン・ブレイドにかわっていますが、だいたい曲目はヨーロッパと同じです。



ブートなので特に内容は触れません。

HMVの方のデュオはファンへのサービス性も高いし、無料でリラックスしているから、罪の意識少なくて済みました。

ブルーノートは内容はともかく、正当な評価はするわけにはいきません。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする