JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

トギャザーしようぜ TOGETHER / MONCEF GENOUD

2008-02-28 20:48:13 | 聞いてますCDいいと思う



はなはだ品のない題になってしまいました。
アルバムはスイスのピアニストMONCEF GENOUDの2003年のトリオの録音です。
記事の題とまるで違うとても素晴らしい作品ですが、アルバムタイトルは「TOGETHER」なので品がなくてっもお許しください。
モンセフ・ジュヌは1961年生まれ、このメンバーで日本にも来ているようですが、私はこの1枚しか知りません。最近のアルバムはメンバーにアメリカ人を起用してアメリカ・トリオとして以後3作出ているようです。naryさんが絶賛しています。
1曲目クラシカルな始りで、丹精な音、リリカルな部分、インタイムで力強く激しい部分とても懐が深く感じます。
2曲目“MY HOPE”はここで歌っているユッスー・ンドゥールの曲で、ローリングストーン誌で“アフリカで生存する最も著名な音楽家”言われる人、アフリカの言葉から(リチャード・ボナと同じような言葉で声も似ている)英語の詩に変わりますが、例えばジョン・レノンが歌うように主張性のあるポップス、バックはゴスペル調でとてもマッチして聴き飽きません。
3曲目は幾何学的な立体を作っていくような曲で、メロディアスでないのに聞きやすい。
6曲目このフレデリック・フォルメールという人は、小型のベースを寝かせて弾く奏法のようで、ラインはエレベのようになります。そこがグループのサウンドの特徴になっています。
最後の“父へのブルース”スイスの人が演奏するブルースで、いかにもブルースだぞと言う曲で微笑ましい。父を大切にしましょう。(よけいなこと)
とても多くの言葉を知っている人の話を聴いている感じです。新しいメンバーで活動を初めているようなので次が楽しみです。またトギャザーしようぜ。
それにしても、本アルバムとは合わない。このアルバムはこの題名と逆の雰囲気を持っていると思っていただけると題の意味もありました。
さて明日からとても忙しくなっています。全て私のことのなので、弱音を吐く事も出来ません。飲みすぎずに自分を律していればいいのですが、楽しいときが続きすぎます。デヴィルみたいなタフな力が欲しい。

TOGETHER / MONCEF DENDOU

MONCEF DENDOU PIANO
FREDERIC FOLMER BASS
THIERRY HOCHSTATTER DRUMS

1 PRELUDE
2 MY HOPE
3 TOGETHER
4 O.M.S
5 AHLAN OUA SAHLAN
6 NEW ANATOL
7 SIMPLE WALTZ
8 IT COULD HAPPEN TO YOU
9 SUMMERTIME
10 BLUES FOR MY FATHER
コメント (2)
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