JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

酢豚考  KIM(←→) / PAT METHENY UNITY GROUP

2014-02-15 17:05:24 | 聞いてますCDいいと思う


大絶賛、大絶賛というのが皆さんの評価のようです。とにかくメセニー節好き、メセニー・サウンド好きという人にはたまらないと思います。
一つ一つの曲には触れませんが、それぞれの曲がこれまでのメセニーのそれぞれのサウンドを増幅したように収録されているように思います。
メセニーの作るサウンドそのものなのでしょう。

一つ一つの楽曲が充実していて、ポッターが要所のソロをきめ、重量級リズムがいて、そしてマルチなホーンが入って重厚なメセニーワールドが出来上がったということになりのでしょう。
もちろん凄い、メセニーの世界が凄く幅を広げ重さを増して展開しているのです。
これ確かにメセニーワールドが華々展開されたのです。

私がメセニーの魅力を最高に感じたのは「イマジナリー・ディ」、このグループの世界にはびっくりしたし、メルドーとのデュオにも驚きました。そしていま書きながらきいているのは「WHAT'S IT ALL ABOUT」というアルバムですから、ちょっとめちゃメセニー・ファンとは違うかもしれません。

って怖くてまだ何も発言していない。

で始めますが、酢豚という料理がありますね。好きな方もたくさんいらっしゃるでしょうが、子供のころ私はこれが嫌い、甘酸っぱくて、具がごろごろしていて、料理はこのお皿の一つなのという感じでした。(いや今、オクサンが作ってくれる酢豚はとてもおいしい。)

なんでメセニーの新しいアルバムの話なに、こんなことを書いているのかというと、怖くてなかなか結論へもっていけないからで、でもいきます。

で酢豚の事を続けます。酢豚ってちょっとぎらぎらと派手に感じます。色合いといいこのジャケットは違います。
一つ一つの具も大きくてしっかり主張するから全部堪能しなければなりません。だからちょっと変わった具が入ってもそこまで気が回らない。なんか細かくというよりか、でっかく酢豚だぞと主張されると、わかっている酢豚でしょうなんて反発したりしてしまいます。
そして築いたらおなか一杯になっていることに気づくのです。

ということでアルバムを離れて酢豚の話になってしまいました。

このアルバムは、酢豚の好きな、もとい、メセニーの好きな人にはたまらないだろうと思います。

昨日聞いてよかったので、「WHAT'S IT ALL ABOUT」を再び聞きながら。


KIM(←→) / PAT METHENY UNITY GROUP

Pat Metheny(El-G, Ac-G, G-Synth, Electronics, Synths, Orchestrionics)
Chris Potter(Ts, Bass-Cl, Ss, Cl, Alto-Fl, Bass-Fl)
Antonio Sanchez(Ds, Cajon)
Ben Williams(Ac-B, El-B)
Giulio Carmassi(P, Tp, Tb, French Horn, Cello, Vibes, Cl, Fl, Recorder, As, Wuritzer, Whisting, Vo)
Rec. June 2013, NY

1. On Day One
2. Rise Up
3. Adagia
4. Sign of the Season
5. Kin (<-->)
6. Born
7. Genealogy
8. We Go On
9. Kqu




コメント (12)
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