
昨年暮れに豊田さんのアルボーレの新しいアルバムを買ってやっと記事にしたけれど、今年になってショップにいったらまた新しいアルバムが出ていました。アルボーレだから迷わず買ったけれど、これが春らしくてとても良い。
アルトのパオロ・レッキアはLucca MannutzaやLorenzo Tucciのアルバムでおなじみだったけれどリーダー作は初めて手に入れました。(と言うことは豊田さんのところの前作は買っていない)
ギターとベースとの変則トリオでの演奏です。
このあと記事にするつもりだけれど、今年の購入スタート3枚はすべてサックス入りの、それもすべて変則トリオこれは神様に遊ばれているな。
1曲目、知っているメロディーでアルトとギターの組み合わせ、ベースがウォーキングなんだから、なんかホッとする始まりです。
2曲目はコルトレーンの曲をゆったりとバラッド。
3曲目、厚生が3人だから、デュオが二つみたいなところがあって、それぞれの楽器の味がよく出ています。
4曲目はタイトル曲“ Peace Hotel”で、ちょっと古風なたたずまいのホテルのようです。
5曲目がトリスターノの曲、こういう曲になるとリー・コニッツが浮かびます。
6曲目はレッキアの美しいバラッド。
7,8と続きますが、ドラムス、ピアノをあえていれないで作った意図が、しっかり表現されたバラッド集、好みの人に向いています。
Peace Hotel / PAOLO RECCHIA
Paolo Recchia (alto sax)
Enrico Bracco (guitar)
Nicola Borrelli (double bass)
Recorded at Groovefarm studio, Rome Italy, on March 5, 2015
1. Gone with the Wind
2. Central Park West
3. Sman
4. Peace Hotel
5. 317 East 32nd Street
6. Emmanina
7. I Remember You
8. Post-Aurum
9. Every Time We Say Goodbye