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ジョバンニ・ミラバッシの才能は疑いようもないのだけれど、すべてのアルバムが好みにぴったりと言う事にはなっていない。いろいろなことをやって、そこは私は特に求めません何てのにも出会ってしまったので最近ではなんでも購入ということでもなくなった。しかし長いお付き合いになっているから和はだいぶあるし、上手いところは変わらない。
そういう感じヤン・ラングレンと同じエリアに入ってきた感じです。
今回のアルバムが悪いわけではないけれど、演奏に特に心を奪われたということもない。ライヴなのでリラックスした楽しい雰囲気というほうでしょうか。
エラ・フィッツジェラルド、メルセデス・ソーサ、そして、エディット・ピアフに捧げられたアルバムで、3人を描いたオリジナル3曲と3人にちなんだ曲が演奏されている。
1曲目がピアフの”パリの空の下”で最初からリラックスされてしまいます。3人の歌姫を題材にしていて、ある意味歌なしの歌アルバムという感じです。
メルセデス・ソーサと言う人はほとんどしりませんが、この3人は異なる言語で歌っていたわけで、ピアノもその言葉で弾かれているのが面白い。文化人類学なんてところにはいきませんが、メロディというよりかアクセントとか、スラーだとかその違いをあえて選んだのだろう思う。
それぞれ違う言語の歌姫へのリスペクトなのでしょうね。
ソーサ関連の哀愁曲が良いけれど、愛の賛歌もこれはこれで楽しい。
LIVE IN GERMANY / GIOVANNI MIRABASSI
1. Sous Le Ciel De Paris (J. Dréjac – H. Giraud)
2. Canción Con Todos (A. Tejada Gomez – J. C. Isella)
3. The Man I Love (I. Gershwin – G. Gershwin)
4. Hymne À L’Amour (E. Piaf – M. Monnot)
5. Sólo Le Pido A Dios (L. Gieco)
6. Mercedes (G. Mirabassi)
7. My Old Flame (S. Coslow – A. Johnson)
8. J’ M’en Fous Pas Mal (M. Emer)
9. Ella (G. Mirabassi)
10. Duerme Mi Tripón (O. Galíndez)
11. Bewitched (L. Hart – R. Rodgers)
12. Edith (G. Mirabassi)
13. I’ve Grown Accustomed To Her Face (A. J. Lerner – F. Loewe)