少し前に図書館で高平哲郎の本に出会って懐かしくて記事にしました。
連休前に矢吹申彦の本があってそちらも懐かしくなって借りてきた。あった本は「おとこ 料理 読本」という本。
矢吹氏は高橋哲郎よりも少し前の1944年生まれのグラフィック・デザイナー、イラストレーターで『ニューミュージック・マガジン』で活躍していた人。
この本では水彩でイラストを描かれていて眺めているだけで楽しい。
この人の本は2冊、水難にあったけれど捨てられず持っている。一つは[東京面白倶楽部」という1984年に話の特集から出た本。
東京の街角を散歩したり、句会に参加したり、食事をしたり、とにかく粋人なのです。
もう一つが翌年でた「文人志願」
あまりに懐かしいのでネットで見たら、その大好きだった「東京面白倶楽部」と同じ趣旨の本があったあので、これはたまらずポチィッたのでした。
これも一昔前からこの時期の文化人を取り上げて、高橋哲郎のところでも書いたけれど、何歩も先を歩くとても追いつかない人。
ともかく、このイラストの黒いペン画が大好きだった。この後はずいぶんわすれていたけれど図書館で会って懐かしい。
それが巻頭にある本2014年にでた「東京の100横丁」。
もううれしくて数ページずつ、ゆっくりと楽しんでいます。
こういうのが100あるのですからたまりません。