非常に現代的なテーマで買ってみました。作者はサイバーセキュリティーの専門家だった人。
年末に向けて猛烈な雪が吹き始めると、電気も止まり、物資も供給されず、ライフラインが切断され、何が起きているのかわからないなか、サバイバルが始まり・・・というストーリー。
ちょっと抜き書きすると
ニューヨーカーの典型的な非常用品の買い物リストには、ワインだの電子レンジでできるポップコーンだの、ハーゲンダッツだのが入っていて、災害時の最大の問題は退屈だと、しばしば思われている。
「サイバー・エスカレーション」とは何ですか?」司会者が尋ねた。
「コンピューターっシステムとネットワークに対する全面的な攻撃のことです」
だいぶえげつない場面にもなって、ちょっとしんどかったけれど結論は「ふーん、そういうこと」って、とんでもないことではなかったところをどう読むか。
それでも7万人死んじゃった。