JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ユーリとの出会い STANDPOINT / Just Music Trio (Roberto Olzer)

2021-10-17 17:09:09 | 聞いてますCDいいと思う


Roberto Olzenoのアルバムにベースで Yuri Goloubev が付き合っているのが多い。二人ともクラシックを専攻してきて、音楽的に信頼しあっているのだと思う。澤野さんのところから出た新作「NOTTURNO 」のところで並べてそう思ったのだけど一枚持っていない共演作があった。
それがこのアルバム、オゾラーもユーリも名を冠していなくてギターの Fabrizio Spadeaという人とのトリオで「Just Music Trio」と銘打っている。どうやらギターのFabrizio Spadeaがユーリと作ったアルバムのようで、このギタリストとはオゾラーは2002年に「folk Songs」というアルバムで共演しているので、それで呼ばれたのではと思う。
私の持っているアルバムで一番古いのがメンデルスゾーンを題材にした「Esprit de Finess」(ピアノ ソロ)で2009年の録音、このトリオ作品んは2011年の録音でその後2012年に椅子アルバムの「Steppin'Out」を出している。自分名義のアルバムでここでベースをユーリが務めだして、以後その関係が続いっているの。このアルバムでオゾラーとユーリが出会ってその後があると考えることが出来るようだ。
このアルバムオゾラー名義ではないので、オゾラー色は少なく、クラシックの曲を織り込むなどのオゾラーらしさはない。この前のメンデルスゾーンで良さはすでに発揮しているので、自分を押し出さない程度に良さが出たアルバムという事になる。



2曲目「ニュー・シネマ・パラダイス」など美しい展開だし、メンデルスゾーンのアルバムでソロしていた美しい曲”C’est ainsi que tu es”をトリオで演奏しているもの重んじられた証だろう。
このアルバムこの演奏以上に、ベーシストYuri Goloubevとオルザーとの出会いの記念として価値があると思う。

STANDPOINT / Just Music Trio (Roberto Olzer)

Roberto Olzer (p)
Fabrizio Spadea (g)
Yuri Goloubev (b)
Recorded at Ardingly, West Sussex, England, in June 2011

1 Song for Michel
2 Nuovo Cinema Paradiso
3 Chovendo na roseira
4 Standpoint
5 C’est ainsi que tu es
6 Parisian episode V
7 Stella by starlight
8 Plain song
9 The second star to the right / Panic
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする