JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

プレステッジのMiles

2025-01-09 17:11:34 | 聞いてますCDいいと思う
マイルスを聴くのに基本CBSのアルバムになってしまうけど、その前の修行中みたいなマイルスも聞いておきたい。それがプレステッジの時代のマイルス。もちろんすべてを持っているわけではないけど、並べてみたら9枚になった。実は、すべて自分で買ったのではなく、亡くなった義兄の遺産になる。マイルスはプレステッジに14枚のアルバムを残している。9枚をならべたら、重要なアルバムを網羅しているので兄に感謝したい。
マラソンセッションと言われる2日で4タイトル録音したのが最後にあるし、急激にマイルスの存在感が増していく時代だったと思う。


「DIG」 1951/10/6

プレステッジでは4作目、まだ帝王と呼ばれるには至らない試行錯誤がうかがえる。


「MILES DAVIS ALL STARS」 1954/4/3,4/29

プレステッジ6作め、まだ自分のグループが出来ないセッション、"WALKIN"は最初になるのだろうか。


「BAGS GROOVE」 1954/6/29,12/24

マイルスのバックではセロニアス・モンクにピアノを弾かせなかったといって二人の不仲を言われたアルバム。ミルト・ジャクソンも同じ扱いだけど、この二人が実に良い感じをだしている。その後はホレス・シルバーだけど、断然モンクのほうが面白い。これ名作。


「MILESDAVIS AND THE MODERN JAZZ GIANTS」 1956/12/24,10/26

「BAGS GROOVE」と同じ日の演奏に、ジョン・コルトレーンがついに参加する”ラウンド・アバウト・ミッドナイト”を加えた一枚。
だけど、どうも組み合わせが会社の意向で、アルバムとして纏まりにかけている。


「Round About Midnight」 1956/9/10

ここでプレステッジではないアルバムをいれる。コルトレーンの入ったマイルスのクインテットが、実1か月前の9月10日に”ラウンド・ミッドナイト”をCBSで録音していたアルバム。早くプレステッジを離れてCBSに移りたいマイルスはこのあと、有名なマラソン・セッションのアルバムを録音する。
そのマラソン前の、コルトレーンがはいったクインテットの初オリジナルアルバム。


「MILES」 1955年11月16日

そして1956年5月11日と10月26日の二日の録音による4枚のアルバムをプレステッジに残す。


「WORKIN' WIRH THE MILES DAVIS QUINTET」 1956年3月11日、1956年10月26日


「STEAMIN' THE MILES DAVIS QUINTET」 1956年3月11日、1956年10月26日


「RELAXIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET」 1956年10月26日

これを機にコルトレーンの存在が大きくなっていくわけだけど、以後何度も演奏される”MY FUNNY VALENTINE"の初演のこのアルバム一番記憶に残る演奏かもしれない。


「COOKIN'WITH THE MILES DAVIS QUINTET」 1956年10月26日


コメント
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