JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

迷い込んでフュージョン SOUL BLUE / FUMIAKI MIYAMOTO

2012-02-03 21:02:34 | 聞いてますCDおすすめ


1曲目、ライトなフュージョン・サウンズ、シンセとストリングス、ギターにエレベ、それをバックにソフトなオーボエ、私オーボエの音嫌いではありません。懐かしいチャルメラを思い出させせる(失礼)哀愁ある響きです。
このアルバム、昨日のカームと同じ棚に合ったもの、このクラシックの新着棚だけれど、まさかこのタイトルでクラシックはないだろう。
2曲目に“Soul Of Miles”なんていうのもあるし、外側からは解りませんから調べてみたら、日本のオーボエ奏者の一人者だった宮本文昭さんのアルバム、今はオーボエは引退して指揮者をしているそうで、1993年の録音です。
いろいろな楽器のJAZZを聴くことも一つの楽しみにしているので、オーボエもめずらしい、1週間後にいったらありました。この棚でこれは売れるわけがない。
その聞きたいと思った2曲目“Soul Of Miles”、シャッフルするリズムにラップが入ってきますが、シンセの和音がTUTUからのサンプルかと思ってしまいました。でもトランペットのメロディは初めてですから実際の演奏のようです。
時々入るトランペットラインがかっこいい、オルガンのソロこれはシンセか、エレベのソロはこれは完全にマーカスを演奏しています。オーボエが主役に変わりがありませんが、雰囲気はマイルスが吹いていないときのマイルス・バンドのソフト版1993年の録音だそうで、この曲はかなり力の入った演奏です。
3曲目又爽やかなメロディ、ケニー・ギャレットのネチッコサを取ったような感じです。
5曲目、宮本さんはアドリブとまでは行かないけれどラインをジャズっぽく上手く吹いていて、その分リズムやここではハーモニカがとてもジャズっているのです。
2曲目のトランペット、このハーモニカ、それぞれその楽器にきこえますが、住友紀人というバークリー音楽大出身のEWIプレーヤー、二つともEWIで出していると思います。結構凄い。リズム陣はもうリズム職人見たいな人たち、久しぶりに軽やかなフュージョンを楽しみました。

ひさしぶりにマイルスを聞いたり、古い玉手箱みたいなアルバムをきいたら、時代の流れがねじくれてしまって、いまに戻れない。
しばらく迷ってみます。


SOUL BLUE / FUMIAKI MIYAMOTO

宮本文昭 ( Fumiaki Miyamoto ) (oboe)
住友紀人 ( Norihito Sumitomo ) (tp,hca)
ティズビー (rap)
続木徹 ( Toru Tsuzuki ) (p)
加藤一弘 ( Kazuhiro Kato ) (syn)
竹内淳 ( Jun Takeuchi ) (syn)
Tod Carver (g)
Darek Jackson (b)
Otto Williams (b)
Kenny Mosley (ds)
鶴谷智生 ( Tomoo Tsuruya ) (ds)
Nahame Menesello Casseb (ds)
Francis Silva (per,vo)
Joey Johnson (cho)
Wornell Jones (cho)
DMD (cho)
ラビー・ダンジー (cho)

Soul Blue
Soul Of Miles
Be With You
Minds
Take It Easy
Voce Na Praia
Ventos Do Brasl
Night Call
The Wind

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