JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

流石クラシック HOMMAGE a PIAZZOLLA / GIDON KREMER

2011-07-06 21:42:27 | 聞いてますCDおすすめ


5枚買ったらば各200弾きというのを見て、メセニーを買うことにしましたが、それで3枚、最初に選んだピアノ・トリオがありましたから、残り2枚の最期に選んだのが怪しいハービー・ハンコックでしたが、4枚目は簡単に見つかりました。
JAZZのアルバムを見に行くのですが、たいていタンゴの棚も見ています。こちらは奏者もほとんどしりませんが、バイオリン、バンドネオン、ピアノなどの楽器がわかりこれ大丈夫そうでした。
よくよく見ればミッシェル・ポルタルなんかの名前があって、キドン・クレーメルというクラシックのバイオリニストのピアソラオマージュのアルバムでした。
そちらではとても有名な人で、調べたら沢山のクラシックアルバムがならんでいて、こんなこと書くのも恥ずかしいはずです。
ですからかなりこのアルバム自体有名だろうとおもわれるので、内容は省きますが、知っている3曲目が流れ出すと、嬉しくなるし、4曲目へ素晴らしい演奏です。
結構沢山のミュージシャンが名をつらねていますが、どれが誰だかわかりません。
ただ失礼なようですが、クレーメルのバイオリン高い音も、弱く引いても、しっかり主張して、これは凄いです。流石クラシック、敬服します。


HOMMAGE a PIAZZOLLA / GIDON KREMER

[BANDONEON]: ペル・アルネ・グロルヴィゲン (PER ARNE GLORVIGEN)
[P ]: ヴァディム・サハロフ (VADIM SAKHAROV)
[BAJAN]: フリードリヒ・リプス (FRIEDRICH LIPS)
[HC ]: エリーザベト・ホイナツカ (ELISABETH CHOJNACKA)
[PERC]: マーク・ペカルスキー (MARK PEKARSKY)
[VC]: ヴラディーミル・トンハー (VLADIMIR TONKHA)
[VN]: ギドン・クレーメル (GIDON KREMER)
[CL]: ミシェル・ポルタル (MICHEL PORTAL)
[CB]: アロイス・ポッシュ (ALOIS POSCH)
[CB]: スヴァトスラフ・リップス (SVJATLOSLAV LIPS)

1. ミロンガ・アン・レ
2. ヴァルダリート
3. オブリビオン
4. 鮫
5. タンゴの歴史 ~カフェ1930
6. キンテートのためのコンチェルト
7. 孤独
8. ブエノスアイレス午前零時
9. 嫉妬
10. エル・ソル・スエニョ (アストル・ピアソラへのオマージュ)
11. ル・グラン・タンゴ
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クリスマス・プレゼント ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子 他訳

2011-07-05 21:08:07 | 


これから暑い日が続くというのに、クリスマス・プレゼントはないだろうけど、別の本に移ったので記事にします。
どんでん返しがあるので、ドキドキしながら読むリンカーン・ライム・シリーズが大好きなジェフリー・ディーヴァーの短編集が、めちゃめちゃ『本の雑誌』で秘められているので、普段は短編はよまないけれど、それも夏なのに読み始めました。
帯びにもあるようにどんでん返し16連発だそうで、本のタイトルとなった“クリスマス・プレゼント”はこの為の描き下ろしで、なんとリンカーン・ライムの面々が登場する短編です。
ですから16編のうち真っ先に読みました。話クリスマスの日に行方不明になった母親を探す娘がライム・たちの力をかりて、というお話。
もちろんどんでん返しはありますが、長編では最強、なんて奴だみたいなのが犯人なので、ハラハラ、ドキドキですが、ここでの犯人はちょっと弱すぎ、ですからいつもうならせられる、登場人物たちが、TVドラマを演じている俳優みたいに、とっても軽くって、まあ64頁で終わらせるのだから、しょうがないか。
で最初にもどって、一つ一つ読むと、面白いものも、なんだかなという話運びもありますが、期待とおりではないけれどまあ面白いほう、11番目の“被包含犯罪”というのがここまででは一番面白かった。
12番目読み始めたら急にあきがきたので、ここでこの本は中止、今度は前に一度読もうとして、中止していた長編が文庫で出たようなので、再挑戦です。

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明日にむけて  ELEGANT GYPSY / AL DiMROLA

2011-07-04 22:21:39 | 聞いてますCDいいと思う


何年もjazzを聴いているのに、「これを聴いたことないの?」と言われそうなアルバムがあります。
フュージョンで大変人気があったと思いますが、あまり考えずに通り越していました。どこかで記事を読んで、なぜか急に聴きたくなりました。
アル・デメオラさん自体よく知りません。マクラフリンとパコ・デルシアとのトリオで来たときなど、この人のソロで一息入れるように見ていました。

1曲目気持ちよく疾走知る感じで始まって2曲目は哀愁ある、ちょっとサンタナ・サウンドが混じったような感じです。
3曲目スパニッシュなギターは2本がからんでいますから多重なのでしょうが、これでこのアルバムが人気になったのだろうと思います。
4曲目の早弾きもいいのでしょうね。
こうやって、聴き忘れている良いアルバムをゆっくりと確かめるのもいいものです。

ついこの間にセレモニーをした息子1たちは今週には遠いところにいってしまうので、食事を一緒にしようと行ってきました。
あちらのご両親も一緒でっしたが、食事をするときは、家族間でお皿の交換をしているそうで、それって我が家とまるでいっしょ、そんなことが解って楽しい食事会になりました。
でも、さすがにあちら様のお皿までは撮ることが出来ませんでしたので、私周りのお皿の料理です。

昨年5月にお邪魔したお店で、今回感じるのは、お野菜の扱いにとても行き届いていること、メインのお料理のきちんと個性をもりこんで、量的に重たくならない、私たちにあった感じでした。

もう明日一日で旅立っていくのかと思うとちょっとさびしいですが、二人はきっと向上心に燃えているのでしょうから、それも我慢ですね。

で昨日の料理の写真を載せておきます。




サプライズ 豚の血のソーセージ、りんご風味



スペシャリテ、人参のムースとコンソメジュレ ウニ添え



江戸前穴子のあらミニッツのエスカベッシュ 野菜のリボン添え



牡蠣のロワイヤル カリフラワーのクリームスープと共に



魚料理のメイン 鯛と蝦蛄つぶ貝とお野菜、ズッキーニに万願寺唐辛子、サニーとうもろこしなど



肉料理、豚肉とかも肉を使ったお料理 野菜添え



デザート イチジクのコンポートのジュレ 赤ワイン風味のイチジクソルベ添え

で結構気に入ったのでお店も紹介です。銀座にあるおみせです。





Al dimeola : Guitar
Jan Hammer : Key
Barry Miles : E-piano
Anthony Jackson : Bass
Steve Gadd : Drums
Lenny White : Drums
コメント (6)
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正確な記憶でなくても  WHAT'S IT ALL ABOUT / PAT METHENY

2011-07-03 20:32:17 | 聞いてますCDいいと思う


5枚買えば各200円引きということでみてみたら、パット・メセニーの話題のアルバムがあって、200円引いたなら1,380円なのでこれは買っていもいいかなと思いました。
というのがそもそものはじまりですが、普通なら買わなかったと思われるアルバム、楽しんでいます。
メセニーを追っかけているわけではありませんし、前作の一人オーケストラは思想的にもよくわからない、思い込みみたいな感じがしていました。メセニーのアルバムって実はメセニーグループで一枚、デュオで数枚というところです。
ですからこれも通り越すところ,1,380円ならいいかなと,仕入れました。
1曲目、時代的ににはまさに私の青春音楽「Sound of Sirence」で始まります。
チターのような高い音でスタートするイントロからメロディーをストレートに引くあたりは、そのメロディーに深い思いいれがあるように思います。
ほんの僅かに私より若いメセニーも同じような音楽を聴いていたのだと解りました。
たぶんミズリーにいたと思う少年は、これは東京にいた少年とほとんど同じ音楽に心を震わせていたのでしょうね。
3曲目、バート・バカラックの"Alfie"などは当時素晴らしい旋律の曲だと思っていたので選曲うれしくなります。なんっともとゆったりと、曲の本質をとらえたやさしい演奏は、これとてもいいです。
4曲目は“ヴェンチャーズ”で有名曲、渡辺香津美ならもっとストレートに楽しむのにと思いながらも、聞き出せば凄いテクでとてもたのしいのです。
5曲目の“イパネマの娘”私的にはこのアルバムではあまり好きでない、イメージが強すぎるのかこの曲以外は結構素直なので、これは凝ったジャズ・ギタリストがみえます。
6曲目、カーペンターズの曲に戻れば、弦のやさしい広がりが、そう弦で表現するとこうなります。

昨日は息子1が引越しをするので、ちょっと手伝いにいってきました。もう5年ここで暮らしたわけで思いが少しあるようです。ここにある荷物は、ソファーに机、ベットにTVなど月曜日には我が家に運び込まれてくるのです。

息子は、この光景から離れて行き、次の景色を生き、そしてまた次の景色を作っていくののでしょう。

7曲目、何だか聴いたようにも思いますが、自分の内側を思い返すような演奏です。

離れるマンションの情景は時間と供に薄れていくのでしょう。
そしてここに住んでいたということも記憶では、あやふやなものになって行くのです。

9曲目、スタイリスティックスの曲を、もちろん忘れていましたが、こうやって聴くふっと淡い思い出がよみがえるのです。

もはやなくした部屋に帰ることは出来ません。
その過去と何によってつながっていけるのでしょうか。
なぜか、解らずに自分と息子のこれからが重なるように襲います。

10曲目“And I Love Her ”を聴いたときには吃驚しました。勿論弾けるわけありませんが、ギターでこう弾けたらと思う雰囲気、若いころ、そんな高望みをしていた事さえが、僅かによみがえるのです。

そしてまたこの感覚も消えていくのでしょうか。

申し訳ありません。TVドラマ“仁”の最終回を録画で本日見ました。
その後にこれを書いているので、そちらの影響も大きいのです。
とどめたい記憶も、当然だと思う記憶も、勿論TVの仁のようにレベルが変わることはないのでしょうが、やはり驚くほと変わっていってしまうのでしょう。
こうやってblogに残す事間も咲さんの手紙ではありまっせんが残ってくれると良いと思うのです。

WHAT'S IT ALL ABOUT / PAT METHENY

Pat Metheny(Baritone-G, 42 Storing-G, 6 String-G, Nylon String-G)
Recorded February 2011 in New York, NY

1. Sound of Sirence
2. Cherish
3. Alfie
4. Pipeline
5. Garota de Ipanema
6. Rainy Days and Mondays
7. That’s the Way I’ve Always Heard It Should Be
8. Slow Hot Wind
9. Betcha by Golly, Wow
10. And I Love Her
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週末の欲望 the blow up extra-sessions / Herbie Hancock

2011-07-01 23:37:50 | 聞いたけどCDわからない




中古ショップでラロ・シフリンがCTIから出したアルバムがききたくなって、他の一枚と2枚買おうとしたら、5枚で1枚200円引きとなっています。
あと3枚は買わないな、と思っていると買おうと思っていなかった新譜が結構安い、ここから200引きだとかなりお安い、それを手に取ればあと2枚、1枚はすぐに決まって、残り1枚、とにかく安いものと思って選んだのがこの1枚でした。
なんだかとても長くなってしまいましたが、このアルバム見たことなかったし、the blow-up extra sessionsとあって、ジャケからすると新主流のセッションのかと思って選びました。

ハービー・ハンコックのthe blow-up」というのは1966年に録音された、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「欲望」のためのアルバムです。
Freddie HubbardやJoe HendersonやPhil Woodsが参加したアルバムです。
でこれがそのアルバムかというとそれとは別物、イタリアででたかなりいんちきなアルバムでした。
1曲目、いきなりピアノのソロ部分から始まって、その後にバリトン・サックスとペットのユニゾンのコーラス、ペットのソロと続きます。
なんと1曲目から8曲目までは、1961年に録音されているDonald Byrd/Pepper Adams Quintetの演奏です。
2曲目P・アダムスはあまり聴いていないのでこれが結構いい、ラロ・シフリンのCTIでもふいてるから、つながりました。
6曲目、長いハンコックのソロ楽しめるし、ドナルド・バードも久しぶりです。
The blow-up sessionsと呼べるのは最期の3曲、ジャケには全10曲となっていますが、11曲目が入っています。
こっちは短い演奏で、特に音もよくないし、でも最初の8曲が楽しめたのでいいっかともおもいますが、冷静にはんだんして、これはいけないアルバムということで、なんと久々の“解らない”にしました。

週末の欲望ってなんだいということになってしまいましたが、私ミケランジェロ・アントニオーニの映画「欲望」当時観ました。
公園のから写真を拡大していく殺人事件が判明していってというサスペンスから不条理な世界がえがかれるのですが、うそかまことか、この公園をきれいに取るために、アントニオーニは木の葉に色を塗ったという話が大好きでした。




それでこの時代、とても感化された映画のことをおもいだしていたら、一番思い入れがあるのは、ジャン・リュック・ゴダールの「ウイーク・エンド」だったと思ったわけで、



それで週末の欲望、別にわたし欲情したわけではありません。
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