JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

「また、必ず会おう」と誰もがいった。 北川泰 著

2011-08-19 21:38:27 | 


評判が良いので読んでみました。本来ですとこの感じの本は図書館で借りるのですが、順番待ちが100名以上いるので、買いました。大きな字であっという間に読むことが出来ます。
何処を見てもほめている評ばかりです。これってネット性でしょうか。
つまらないみえからついたウソを補うために、夏休みの高校生が家族に黙ってデズニー・ランドへ熊本から一人旅、ところが帰りの飛行機に乗り遅れてしまって、お金もなく、途方にくれるところからスタートです。
そこで声をかけてくれた売店のおばちゃんから人生の対応を考え行くわけです。
まあいろいろな人に出会いながら、生き方に目覚めていくことに文句をいうようなことはありません。
偶然に思える出会いも求める心があれば必然と、普段からこのblogでも何度か書いているので、この小説自体本来は好きなテーマとストーリーです。
涙もろいからもちろん涙も浮かびました。

ただちょっとこちらは曲がっているの。評判よすぎるとなにか言いたくなるのです。
おそるおそろ言うと、この小説、教師が書いているような感じします。実際に著者は塾を運営されているようです。
何でここまで解説しなければいけないのでしょうかね。ここまで説明されて書かれれば、主人公の心の機微をとおりこして、彼自身が本当に大切なところに気がついたのか希薄な感じです。
読む側がその過程で主人公の心の変化を読み取っていくのが醍醐味ではないでしょうか。
ここまで説明しないほうが主人公和也君の気持ちを体験できるのではと思うのです。

そんな中で、気に入った一説を抜粋するのが段々恒例になってきた感じです。
途中、厚木でであった婚約中のおまわりさんの言った言葉

「いやあ、それにしてもおもしろい経験しているねぇ。今は、おもしろいなんて考える暇はないかもしれないけど、たぶん君の人生において一生忘れることができない経験をいましているのは間違いない。そんな経験の途中で出会えた僕もラッキーだなぁ」
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フラメンコ二粒 FLAMENCO / LA POCHA SABICAS

2011-08-18 22:20:07 | 聞いてますCDいいと思う


チャノ・ドミンゲスのジャズ・ピアノとスペイン音楽の素晴らしい連帯をきいたら、フラメンコそのものを聞いてみたくなりました。
夏休み前に5枚買うと1枚200円引きというのがありましたから、180円で拾いました。
ラ・ポーチャとフラメンコ舞踊団というグループとサビーカスの演奏だそうです。
ジャケをみると1曲目から7曲目までがラ・ポーチャの舞踊団、残り7曲が世界中で活躍したサビーカスのフラメンコ・ギターで、サビーカスは1990年にNYでなくなっているので、このアルバム2つのLPを合わせてCDにしたようです。
ラ・ポーチャという人はまるで知りません。
1978年に銀座博品館ビルが竣工になったときにその7階のフラメンコ・レストラン“エル・ヒラソル”のオープニング・ショーのタレントとしてスペインから駆けつけた若く美しい才女とジャケにかいてあるので、ジャケ写真がそのラ・ポーチャさんではなさそうです。 (私はジャケに惹かれたわけではありません)
調べるとこの「Flamenco」というアルバム は2005年にリイシューされたもので、1998年に「Hi-Fi Flamenco」というタイトルででていったもののようです。



こちらがラ・ポーチャさんかというと、これもちょっと自信ありません。
チャノのアルバムではカンテとパルマ、ビトー(指鳴らし)が主でしたが、それにギターと、サバティアード(足踏み)が加わって、ど真ん中のフラメンコ・ショーです。
Hi-Fiとあったように音のレンジが結構高く、サバティアードの音がドンドンとひびいて、これは怒られそう、音量さげました。
まさにフラメンコの要素がそろっていて、これは楽しめました、7曲目の哀愁あるラ・ポーチの歌声もなかなかです。
後半は繋がりがよくわからりませんが、サビーカスのギターソロに手拍子が入った演奏です。
こちらはすごいテクニック、トレモロなんてしばらく使わなかった言葉がはっきりと形になっています。
パコ・デ・ルシアにはなじんでいますが、それよりも土臭く、力強い感じです。
これもLP一枚分ぐらいの濃い演奏でした。

さて美しい才女でる(あった)ラ・ポーチャさんですが、探してみました。(かなり気にしているじゃない)
一枚これを見つけました。どうやらこの真ん中の方のようです。



皆さんもLA POCHAで探してみてください。たのしいですよ。

FLAMENCO / LA POCHA SABICAS

Musicians:
La Pocha Y Su Grupo De Flamenco:
La Pocha: Bailaora
Pilar Carmona, Ponchi Guerrero, Veronica: Bailaoras
Paco De Antequera, Rafael Alarcon: Guitarristas
Angel Y Caito, Cantaorea
Sabicas, Guitar

1. ファンダンゴス FANDANGOS
2. タラント~ソン・ソン・セラ TARANTO-SON SON SERA
3. ハレオ(ラ・ニーニャ・デ・ラ・ヴェンタ)~ソレア JALEO(LA NINA DE LA VENTA)-SOLEA
4. ハレオ(パルマ)~メ・ヴァ JALEO(PALMAS)
5. サンブラ ZAMBRA
6. アレグリアス ALEGRIAS
7. ハレオ(パルマ)~エスペラ~ルンバ JALEO(PALMAS)-ESPERA-RUMBA
8. インプロビサンド(ブレリーアス) IMPROVISANDO(BULERIAS)
9. エル・メジーソへの讃歌(マラゲーニャス) HOMENAJE A ENRIQUE EL MELLIZO(MALAGUENAS)
10. セビジャーナスのお祭り(セビジャーナス) FIESTA EN SEVILLA(SEVILLANAS)
11. フラメンコのきらめき(タランタス) DESTELLOS FLAMENCOS(TARANTAS)
12. ジプシーの鐘(シギリーヤス) CAMPANAS GITATAS(SIGUIRILLAS)
13. グラナダ・アラベ(グラナディーナス) GRANADA ARABE(GRANADINAS)
14. アルバイシンのジプシー(ティエントス) GITANOS DEL ALBAICIN(TIENTOS)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イベリアの手 Piano Iberico / Chano Dominguez

2011-08-17 22:31:02 | 聞いてますCDおすすめ


5月にネットでアルバムをHに頼んだら在庫ないようで(頼むときは解らなかった)いくら待っても来ない、これでは聴きたい気持ちも忘れてしまうので、もうこの買い方はしないと思いました。
1枚は在庫であるのに、で在庫になかったのがこの一枚、発売よりだいぶ経ってからの注文で、スペインのブルーノートからリリースされたもの、大好きなチャノ・ドミンゲスのアルバムです。
1曲目はチャノの曲、力強いピアノと手拍子に始まって美しいメロディー部、ピアノの音はまさにチャノ、最上級の音色です。
3ヶ月も待たされたのをケロリと忘れてしまいました。
2曲目、アルベニスという人の曲でどこかですこし聴いたことがあるような気がしますが、カンテが入るのはもちろん当たり前なので、ヴォーカルとはちがっていてもこれは気にしません。
4曲目は良く知っている曲でしたが、曲名を“グラナダ”と思っていました。グラダナス作曲の“スペイン舞曲第五番アンタルーサ”という曲でした。カンテが良く知ったメロディを歌うと、ピアノはアドリブフレーズでJAZZの感じです。
5曲目はファリヤの“恋の魔術師”ですから知った曲、6曲目はチャノの曲で途中のピアノはこれもジャジーです。
7曲目、スパニッシュな曲なのですが、チャノのピアノは思索的です。
8曲目もファリアの曲、このアルバム、スペインの有名曲を集めて、カンテが主旋律でこれはスパニシュそのもの。チャノのピアノが副旋律をつけて、これがJAZZのアドリブ・パートになっている構造で、イベリアンとJAZZを合わせることをしてきた、チャノの強い意向があるアルバムです。
この二つをつないでいるのが、フラメンコの手拍子パルマ、この3つでこのアルバムは出来ています。
10曲目、チャノの曲はピアノソロ、憂いを含んだ曲想は、このアルバムを静かに治めるように終わります。
チャノが真正面でイベリアとJAZZを表したアルバムではないでしょうか。
チャノは現役100人ですが、チャノのこの一枚はこちらに変えたほうが良いみたいです。
近日中に理事会です。

でスパニッシュちょっと尾を引きます。

Piano Iberico / Chano Dominguez

Chano Dominguez: piano
Tomasito: baile, palmas
Blas Cordoba: cante, palmas
Pirana: percusion

1. Mantreria
2. El Puerto
3. Tangos A Mompou
4. Andaluza N 5
5. Danza Del Amor Brujo
6. Cuando Te Veo Pasar
7. Tanguillos Mompou
8. Cancion Del Fuego Fatuo
9. Danza De Los Ojos Verdes
10. Cancion Triste
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロードサイド・クロス / ジェフリー・ディーヴァー 池田 真紀子訳

2011-08-16 22:32:44 | 


夏休み最後の一日は、ショップに行こうかともおもいましたが、自宅で一日、本を読んでいました。この晩秋にアメリカに行こうかと旅券などの予約をしだしたら、なんか億劫になって、で旅券だけは入手しました。
これからNYの宿を心配しなければなりません。

ニューヨーク州の町についた息子からはこんな感じですと写真が届きました。



かなりの田舎町です。

さてお休みの間、読んでいたのは大好きなジエフリー・ディーヴァーの「ローどサイド・クロス」昨年の10月に出ていますが、図書館の順番まちで今になりました。
2,500円もすると図書館で良いと思います。
そして読みははじめると、これがなかなか乗れない。ちょっともたもたと、記述がまどろっこしくて、おなじみハラハラドキドキに没頭できない。
ディーヴァーを知っているから、犯人は別の人とよんでいるのですが、これが解らない、多分次作から活躍するであろう警察官がやけに印象強くかかれているので、こいつかとおもったりしながら読み続けます。
500ページある本も400ページすぎたあたりから、コリャ解らないとなってディヴァーの調子が上がるのでした。
でお話はモンタルー半島に予告殺人が続く話ですが、これがblogがらみ、さいごまでそれが主旋律になあます。
勿論ネタばれはできないのですが、文の抜粋を。blogの関する記述です。

「でも、忘れては行けません。あなたが書いた事実-または嘘、他人があなたに関して書いた言葉は、永遠にネット上に存在し続けるんです。決して、絶対に、消えることはない。
とはいえ、ブログの最大の問題点は、記事の内容を鵜呑みにしがちだということだと私は思いますね。ブログはそこに書かれている事は真実だという印象を強くあたえる。」

そして一番最後のほうの記述
「そんなことは許さない!私からあのブログを取り上げるなんて、許されないことだ!読者は私を必要としている。この国は私を必要としているだ!絶対に許さない。」

となると勿論そんな事、私は思いませんが、でも他人の思惑で正常なブログが続行できなくなるのは許せませんよね。

近くにそんな人がいたような。

このシリーズもディヴァー続けそうですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆に ARBOUR ZENA / KEITH JARRETT

2011-08-15 22:30:39 | 聞いてますCDいいと思う


ARBOUR ZENA / KEITH JARRETT

Keith Jarrett(P)
Jan Garbarek(Ts. Ss)
Charlie Haden(B)
Mambers Of Radio Symphony Orchestra

1. Runes
2. Solar March
3. Mirrors

さてお盆だからちょっと古いアルバム、というよりか持っていないものを中古品で5枚かった一枚、昨日に引きつづいて、メンバーで選びました。
誰がリーダーだかわからないような、それぞれがこれも個性を出すアルバムです。
ヘイデンが健闘しているかという感じと、クラシカルなストリング・オーケストラとのコラボでちょっと落ち着いた、お盆に一度聞くにはというアルバムかな。

それでオクサンの実家にお墓参りに行ってきました。



群馬県のこのお墓は、強烈に攻撃的な蚊がいて、服の上からなんてものじゃない、叩かれてもかまわないというように肌に止まるので、それは恐ろしいお盆なのであります。
スプレーや蚊取り線香をもってお墓の掃除とお参りをしまいたが、今年は凄い攻撃かんじませんでした。



甥っ子と無事お墓参りをすませて、夕食はレストランで行きました。
私は初めてのお店でした、フルコースの予約でしたが、量も旨く調整されて、味も通して楽しめるこれは、というお店でした。
コースなので料理のメニューもいただかなかったので写真だけ。



オードブル  トマトの中にズワイガニやお野菜の会えたものを閉じ込めてありました



桃の冷いスープ  季節ですね



このお魚も軽くてとても美味しかった



牛フィレ肉も量が良い具合で(変ないいかたですが)とても最後まで美味しく終わりました。

デザートはテラミスをいただきました。



7人でいってワインを3本とお祝いでシャンペンなども持ち込みました、ご馳走になったので正確ではありませんが、お値段と料理をくべるとかなり満足度高いと思います。

それで地方ではありますが、お店の名前、公開します。
お近くならばお出かけください。




でアルバムのほうは、ジャケットがお盆のようで、ナムナムということで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧友と Old Friends,New Friends / Ralph Towner

2011-08-14 08:32:00 | 聞いてますCDいいと思う


夏休みの二日目はこんなアルバム、勿論題名からえらんで旧友です。
1979年の古いアルバムでメンバーが面白くて、それぞれの個性がきちんと主張しあう演奏です。
古い友達と時々あっていますが、そのうちの一人が昨年QOLを損なう病気をしまして、あっていませんでした。久しぶりに会おうということになり、横になる事もできる私の家に来てもらう事になりました。
来たのはそのへがらしクンと奥さんのギョンチャン


それにナミトウクンに奥さんのレロコチャン


そして消えたドラマー、ヘタガワクンでした。


お迎えしたのは

です。

わいわいと楽しく過ごしました。で前の記事で間違えた事を書いていました。ヘタガワ君のドラムスのお師匠さんはジョージ・川口さんではなくて、ジミー竹内さんでした。
そして名前も枝川淳一に変わってました。

本日はこれから、オクサンの実家にお墓参りにいってきます。

Old Friends,New Friends / Ralph Towner

Ralph Towner 12-string and classical guitars, piano, French horn
Kenny Wheeler trumpet, fluegelhorn
Eddie Gomez bass
Michael DiPasqua drums, percussion
David Darling cello

Recorded July 1979

New Moon
Yesterday And Long Ago
Celeste
Special Delivery
Kupala
Beneath An Evening Sky

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みの一日目にはモータウンに a twist of motown / Lee Ritenour

2011-08-12 23:39:17 | 聞いてますCDいいと思う


夏休みに入りました。直前に中古ショップにいって気ままにいくつか飼ってきました。そんなのをあまりかんがえずにこの何日かは以降かと思います。

中古屋さんでは5枚まとめて買うと一枚200円引きというので、5枚買いました。お休みも5日です。
そのなかで一番惹かれたのがこのアルバム、まさに夏休み、にぴったり。
1曲目、“Inner City Blues”リトナーとジョージ・ベンソンがツイン・ギター、2003年リトナーが企画したヒット集の一枚のようですが、モータウン集、休みの始まりにはなんともウキウキする音ではないですか。
2曲目“Papa Was A Rolling Stone”も懐かしい曲かっこいいペットは本作よりかカッコいい、Chris Bottiで、Lisa Fischerのvocalがまたきまっていて、この曲では本作についでいいのではないかと思います。

お休みの初日ですが、しばらく行っていなかったお寿司やに行ってきました。5月以来、しばらくいろいろあったので、久しぶりにゆっくりいただきました。
そのいろいろあった当人たちは、これからしばらく済む土地に着いたみたいで、とても緑深い田舎町、鹿がいたそうです。

3曲目“Never Can Say Goodbye”はD・グルーシンがとても軽やかなピアノで参加です。

4曲目“Just My Imagination”もテンプテーションの曲、結構当時、好んで聞いていたのです、モータウン、好き一番は誰でしょうか、考えたことないけど、どうでしょうか。

7曲目ステービーの“ You Haven’t Done Nothin’”、モータウンでは私が大好きなトム・スコットが結構お仕事で吹いていたのをフィルムでみていますが、同じような雰囲気で、ここではRichard Elliotがカッコいいテナーです。

スモーキー・ロビンソンでもないしライオネル・リッチーでは勿論ありません。
スティービーでもないです。テンプテーションはだいすきですが、でも違う。
このアルバムの9曲目の“What’s Going On?”のマーヴィン・ゲイを言いたいところですが、きちんと考えればダイアナ・ロスとシュプリームです。


アレ、このアルバムに曲がない、それが残念です。
アルバム自体はとても休み一日目にぴったりダ~~。

a twist of motown / Lee Ritenour

Bass – Nathan East (tracks: 1,3,5,7,10)
Drums – Ricky Lawson (tracks: 1,2,3,5,7,9,10)
Guitar – Lee Ritenour (tracks: 1,3,5,10)
Guitar [Rhythm] – Ray Parker Jr. (tracks: 1,2,7,9,10)


1. Inner City Blues
2. Papa Was A Rolling Stone
3. Never Can Say Goodbye
4. Just My Imagination
5. I Heard It Through The Grapevine
6. The Tracks of My Tears
7. You Haven’t Done Nothin’
8. Creepin’
9. Medley: War/What’s Going On?
10. All This Love
11. Got To Be There
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DIVE! 森 絵都 著

2011-08-11 22:19:56 | 


音楽青春小説を読んだら、後をひいて今度は水泳の飛び込み競技を舞台にした小説をよんでいます。
音楽のほうは若干クラブでもやっていたのですが、こっちの活動は余りあり場線が、呼んでいるうちにふと思い出しました。
小学生のころ、夏休みは、内房の海の端にある家で1ヶ月ぐらい親戚の子たちと過ごしていました。砂浜と岩場があって、どちらかというと岩場で遊んでいるほうが面白く、でもそちらは背もたたない場所で、何段階か高さの違う飛び込みポイントがありました。
中くらいの高さが2mぐらいその上の位置が3mぐらいで下でしょうか。2mぐらいのところからは飛び込めましたが、たしか一番上からは飛ばなかったと思います。
一瞬の飛翔感と冷たい水中に実が包まれまわりのあぶくとともに浮上する飛込み、色と空気と温度が一瞬で変わるあの感覚思い出しました。
それだけでも価値あったかも知れません。

飛び込みのオリンピック代表をめざす3人の若者と、それを取り巻く両親、兄弟、コーチたちの物語は、実際にはありえないと思いながらも、それぞれの生い立ち正確がわかりやすく、結局は引き込まれてしまいました。
優れた動体視力と柔らかい身体を持つ中学生、知季。勝手の天才的なダイバーの孫で海への飛び込みで育った高校生飛沫。両親がダイバーのサラブレッドでストイックな高校生要一。一つの代表権を目指すスポーツクラブの3人な最期の選考会で競い合う。
収まるところに上手く収めて、まあ夏休み前にすっきりしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆が近いから a tribute to Paul Desmond / bruce babad

2011-08-10 22:13:55 | 聞いてますCDいいと思う


ポール・デスモンドが亡くなったたのは1977年5月30日だから、別段命日ではないけれど、お盆になるとなぜかデスモンドが身近になります。「お盆だから」「お盆にありやりゃ」「癒してあげる

去年のお盆はデスモンドにトリビュート・アルバむでしたが、今年もお盆が近づいてきたら、出会いました。

アルバムたいとるからしてそのまんま、「a tribute to Paul Desmond」です。
サン・デイエゴで活動するブルース・ババドという名のアルト・サックス奏者だそうで、共演者も含めて誰も知りません。ですからこれはアルバム・タイトルだけが決めてです。
1曲目、J・マリガンとのおなじみの曲からスタートでブルーベック、マリガンとのコンサートでも、1975年のカナダのクラブでも演奏された、いかにもの選曲。ババトさんのアルト・サックスの音を聴いて吃驚とてもいい音色、デスモンドは最晩年は病気のために少し音が苦しいところありましたが、もどってきたような感じです。
このババトさん、写真からみてももう良いお年、50歳前後でしょうか。
他のメンバーではギターがゲストなのでしょうか、晩年のエド・ビガードさんねらいなのかもしれませんが、ぎりぎりセーフのいきです。
4曲目、My Funny Valentine がいいです、これババトさんが主体でアドリブ、“クロース・トゥー・ユー”とか“思い出の夏”をいれて経験充分で楽しいライブです。
ババドさんのフレーズはデスモンドをすこしバップ感強くした感じですが、しかしデスモンドをしっかり思わせる、そっして高温はデスモンドよりと思ってしまいます。
アルバムには録音日のデータがありませんが、調べてみれば2006年の録音、いつリリースされたのかはわかりませんが、お盆が近くなってっショップにならんだのは、これ神様のいたずらかも知れません。
A-Frameというところのライブの模様で、オーソドックスなテーマとソロの演奏で、写真を見るとどの方もリーダーより若干若い感じ、いかにも地元の人たちという感じで、ワールドなセールスにはまず登場しない、ですからちょっとソロになると厳しい、そう思うっていると、ババトさんの音が素晴らしい。
去年のお盆はドイツのPaula Dezzさんという女性のデスモンドへのトリビュートで、こちらはワールドに出しても充分通用するアルバムでした。
こちらのババトさん、アルバムとして引けをとりが、だけどあの音を聴きたい人にはそれだけでいいかも知れません。

a tribute to Paul Desmond / bruce babad

Bruce Babad (as)
Larry Koonse (g)
Ed Czach (p)
Luther Hughes (b)
Steve Barnes (ds)

1. Line For Lyons
2. When Sunny Gets Blue
3. It's You I Like
4. My Funny Valentine
5. Things Ain't What They Used To Be
6. Wendy
7. Take Five
8. Jan
9. Desmond Blue
10. B*A*B*A*D
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千本ノックと三矢サイダー nostalgiamaniac / matt nelson

2011-08-09 21:02:35 | 聞いてますCDおすすめ


まるで知らない人だけどちょっと気になったので拾いました。カンです。
カナダのピアニストで、ジャケットは新人デヴュー作みたいですが、既に幾つかのアルバムに参加しているようです。
曲は全てオリジナル、ハンコックなんかが好きなようで、コンテンポラリーな硬質の曲はキックよく、しっとりしたものは哀愁漂う感じで、これはもかなりの場数をふんできた、もしくは素質が充分うかがえるピアニストで要マークです。

1曲目はキリッとしたエッジ感、それが2曲目では清々とした爽やかさです。

ネット上には、企業イベントでも、結婚式でもパーティーでも、何処でも弾きますみたいな宣伝と、300曲ぐらいリストを乗せていて、お好きな曲弾きますなんて売出し中なのですね。
でも曲によってはどっか行っちゃうという、きちんと若いところもあって、それがまた良い。

5曲目、憂いを含んだバラッドプレーで初めて、後半は結構激しい感情表現、女性の名前もついて若さが気持ちが良いのです。

今後が期待されるネルソン君は千本ノック並みの場数をふんで自分の音楽を作って欲しいのです。

そんなことを思っていたらくっ付いてきたのが三矢サイダー。
皆さん三矢サイダーといいうとペット・ボトルの手前の奴でしょうか。



私は右端の瓶といいたいところですが、この瓶に変わったのが1972年、高校の頃はその隣の瓶でした。



真夏のクラブ活動のあと、駅に行く途中この340mlの冷えたのの一気飲み、のどが締め付けられるようになっていき、イデイデとのどの奥のほうがうめきだし、これ出来たのか覚えていません。
そんなことをするのは若者の特権で、ネルソン君も千本ノックのあとには、三矢サイダー(カナダにないか)、スプライトいや7upを一気飲みして頭の中もノー天気にするあっけらかさも忘れないでほしいものです。

nostalgiamaniac / matt nelson

Matt Nelson (p)
Graham Czach (b)
Matt Nischan (ds)
Recorded 6/6 and 6/13/2010



1. Infatuation
2. Closing the Door
3. Quiet Love (and Sunshine)
4. The Epitome
5. Lady Luna
6. Longing For ...
7. Revisited
8. Compliments
9. Matthew My Boy
10. Dave's Blues
11. Alternate Antioch
12. The Art of Suppression
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする