アエロエクスプレスの車窓から ~ロシア・ウラジオストク紀行 ㉓
旅も終わりに近づいた。
シベリア鉄道始発駅であるウラジオストク駅からウラジオストク空港駅までは空港連絡線の「アエロエクスプレス」が運行されている。
もちろん、「はるか」や「ラピート」とは、だいぶ、趣きが違う。
約55分間乗車で、運賃は220ルーブルと結構、リーズナブルだが、一日、5往復しかしていない。
ホテル前を出発。いつの間にか、旅仲間というか、旅チームのような感じになっていた。
ウラジオストク駅に到着。
切符は、こんな感じ。バーコードか、QRコードを読み取って、入場する。
先日のローカル列車よりは、少しだけ、豪華。
車窓風景は変化に富む。
かつて、五木寛之の小説や大瀧詠一の歌によって、感化されたシベリア鉄道の旅は、この先に続いている。
ほんの触りの触りだけしか見れないのは残念ではあるが。
アムール湾に跨がる長大なハイウェイ。
これが、菜園付のダ―チャ!?
シベリアは天然ガス埋蔵量、世界一を誇る。
凍れる港と広大な原野を持つロシアにとって、鉄道輸送は海運より大事。
連れが遅れたため、運転手に直談判して列車を止めた、凄いおばちゃん。
ウラジオストク空港に到着。
予期せぬ出来事が待っていた。