ウラジオストク テイクオフ ~エピローグ (完結篇)
ウラジオストク空港の施設内に入るには、また、入管並の検査を通過しなければならない。
カウンター前のインフォメーションを見る。
S=C だとわかっていても、「オカカ」と読んでしまう。
ナヌッ!5時間近い遅れ!!
昨年、屋久島の帰りの便の到着が遅れて、最終電車に間に合わず、関空のベンチで一晩明かしたことが脳裏をよぎった。
外国の便の遅れは日常的だとはいえ、閉鎖された、この空間でどうやって過ごすか。
やはり、これしかない。
S7航空から、この遅れのお詫びにと夕食?が支給された。
ピラフとコッペパンのW炭水化物だった。
さすが、ロシアの空港だけあって、見慣れない機体が多い。
遅れていた便が漸く、到着。
やっと、テイクオフだ。
このまちは、どんどん、変わっていくだろう。
次回はどんな表情をみせてくれるだろう。
カパー(またね!)
マジックアワーのフライトだ。
機体は沿海州沿岸を沿うように飛んだ。
よく見ると、雲の下に街灯りがちらつく。
旅の終わりの光景。
無事、関空到着。
全25回のロシア・ウラジオストク紀行にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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