ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

堺市逍遥 ~山口家住宅と刃物の町

2019-01-10 | 大阪の旅

堺市逍遥 ~山口家住宅と刃物の町

 

 江戸時代の堺は鉄砲や包丁、織物などの製造業を中心に発達し、商業のまちとして成熟していく。

  堺市の山口家住宅(堺市立町家歴史館)の主屋は慶長20年(1615年)、大坂夏の陣の戦火により市街地が全焼した直後に建てられた、国内でも現存する数少ない江戸初期の町家のひとつである。

 広い土間に面して畳の部屋が3室並び、土間には梁(はり)と束・貫で構成する小屋組みが見られ壮大な空間を作っている。

 



 堺伝統産業館は堺の伝統産業を一堂に集めた施設。
 鉄砲鍛冶をルーツとする堺打刃物など、職人の匠の技を紹介している。

 堺の町並は江戸時代を彷彿とさせる。

 徳川家康、実は大坂夏の陣で落命したとされ、その墓も現存する南宗寺。

 環濠あとには何故か、サギたちがたむろしていた。

 
 
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王寺町の白い雪丸 ~達磨寺

2019-01-07 | 奈良の旅

王寺町の白い雪丸 ~達磨寺

 

 奈良県王寺町にかつて、住んでいたが、久しぶりに訪れると在住当時にはなかったものが目につく。

 王寺町の観光大使に任命された、ゆるキャラの「雪丸」だ。

 町のいたるところに出没しているのだが、これが、実にかわいい。

 図書館には、雪丸ロボットまで、登場していた。

 王寺町には達磨寺と聖徳太子に関わる以下のような伝説が残されている。

 達磨と聖徳太子との関わりを伝えた話は「片岡山飢人伝説」と呼ばれています。『日本書紀』推古天皇21年(613年)のくだりや『元亨釈書』によると、聖徳太子が片岡山を通りかかったとき、飢えと寒さで死にかけている異人と遭遇しました。太子は異人に食物や衣服を与えましたが、そのかいもなく、異人は間もなく他界。その末路を哀れに思った太子は遺体を丁重に埋葬しました。しかし、後日、墓を見に行くと、遺体が消えてなくなっていた代わりに棺の上には太子が与えた衣服がきちんとたたまれた状態で残されていたとのこと。その逸話を聞いた人々はやがて異人を達磨の化身と信じ、達磨の像を安置して寺院を建立しました。それが達磨寺のはじまりであるといわれています。  (LINEトラベルjpより抜粋)

 有名な話なので、王寺町のゆるキャラなら、聖徳太子か、達磨大師というところだが、ちょっと、変化球の発想で、聖徳太子の愛犬「雪丸」と相成ったようである。

 在住時に、何度か達磨寺にお参りしたが、雪丸の存在は知らなかった。

 曰く、お経まで読めた犬というから、賢い犬だったそうな。

 (人語をある程度、理解する犬はいるが、これはできんやろ!)

 王寺駅前から、達磨寺まで、「雪丸ロード」となっており、びっくりした。

 

 江戸時代からあるという、「雪丸像」。

 達磨寺のご本尊は千手観音像。

 通常、42本で表現される千手だが、こちらの像の手は392本あり、しかも、一本一本に目が描かれているという、尊いお姿。

ただ数が多いだけではない、端麗な脇手に思わず見とれてしまう!

                                         提供元:王寺町観光協会

                 http://www.oji-kanko.jp/famous-place/darumaji.html
 
  境内には、雪丸のように白い山茶花が咲いていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
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住吉大社 ~踏歌神事

2019-01-06 | 大阪の催事・イベント

住吉大社 ~踏歌(とうか)神事 

 

  住吉大社で1月4日に踏歌(とうか)神事という新年の行事が執り行われた。  

  まず、梅の若枝を持った蛭子さんが「ふくろもち」と呼びかけ小餅を袋に入れた大黒さんが「おおともよ」と応え互いに歩み寄る。

  その後大黒さんは神前にて「よごと」と小餅を献じ最後に「万歳楽」を三声することで納められる。

次いで神楽女によって白拍子・熊野舞が舞われ神事後には餅撒き行事が行われる。 

 

 神楽女は神事なので表情も硬かったが、大役を終えて、餅まきの際には、素顔が垣間見えて、かわいかった。

 
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聖林寺 ~国宝第一号「十一面観音菩薩」

2019-01-05 | 奈良の旅

 聖林寺 ~国宝第一号「十一面観音菩薩」

              



 奈良県桜井市の聖林寺(しょうりんじ)は個人的には奈良でもっとも、気に入っている、お寺である。
 初詣客でごった返す、大神(みわ)神社をよそに、訪れる人も少ない穴場でもある。
 お寺は桜井市の郊外の山手にひっそりと佇む。

               

              
 
 石段を昇り、山門前に辿り着くと、眼下に大神神社を望むことができる。

              

 そして、何より嬉しいのは、かつて、フェノロサが「東洋のヴィーナス」と絶賛した、十一面観音菩薩像に時としては、観音堂で一対一で対面できるのだ。
 しかも、十一面観音菩薩は国宝第一号に指定された、優雅かつ荘厳な超一級品。
           

              

 また、初めての人は本尊である「子安延命地蔵菩薩」の、あまりの大きさにびっくりする。
 安産、子育てにご利益があると云う大石仏である。


 南天や千両万両が赤い実をたくさん、つけていた。


              

              
  

   
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新春・京都散策 ③ ~八坂の塔

2019-01-04 | 京都の旅

新春・京都散策 ③ ~八坂の塔

 

 「八坂の塔」は「法観寺」というお寺の一角に建つ。

 この法観寺は平安京ができる200年以上前の592年、聖徳太子が五重塔を建てたのが始まりと言われている。

 もっとも、京都らしい風景は?と問われれば、私は迷わず、このアングルを推薦する。

 八坂の塔の高さは46m。

 五重塔としては、東寺、興福寺の五重塔に次ぐ高さで、現在のものは室町時代の1440年、足利六代将軍義教により再建されたもので国の重要文化財に指定されている。

 予約すれば、内部拝観も可能ということだ。

 

 

 まさに着物姿が似合う一角である。

 いつか、着物で歩こう!で遠征しようかな。

 正月2日ということで、あまりの人の多さにうんざりして、清水寺、八坂神社はスルーして帰路についた。

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新春・京都散策 ② ~安井金比羅宮

2019-01-03 | 京都の旅

新春・京都散策 ② ~安井金比羅宮

 「安井金比羅宮」(やすいこんぴらぐう)は「縁切り神社」とも呼ばれている。

 新年早々、縁切りを願う人がこんなにいるのかと思うほど、参拝者に溢れていた。

 もっとも、悪縁を切るだけでなく、良縁にも効果があるご利益さんとしても親しまれているということだ。

 絵馬をよく見ると、怖いのもあった。

 札だらけの碑から、女性が頭から出てきたときには「サダコか!」と、ぎょっとした。(失礼)

 行列ができるほど人気の「縁切り縁結び碑」くぐりぬけの参拝は正月もあってか、約2時間待ちの長蛇の列となった。

 想いを断ち切って、 心機一転したいものだ。

 界隈には、六波羅密寺や庚申堂があり、エリア全体がパワースポットのようである。

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新春・京都散策 ① ~建仁寺・禅居庵

2019-01-02 | 京都の旅

新春・京都散策 ① ~ 建仁寺・禅居庵

 初詣は近隣で済ましたので、所謂、“セカンド詣”にと京都を散策した。

 祇園四条駅に降り立ち、祇園界隈から建仁寺の塔頭「禅居庵」を目指す。

 

 「摩利支天(まりしてん)さん」とも呼ばれるこのお寺には境内じゅうにイノシシが溢れている。

 狛猪から絵馬、さらにはお守りやおみくじにいたるまでイノシシづくしの「禅居庵」である。

 イノシシが祀られているのは、本尊の摩利支天がイノシシを眷属(けんぞく)として従えているため。

 摩利支天は亥年の守り本尊として信仰を集めているだけでなく、開運や勝利に導くともされている。

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