つい先日「管楽器の饗宴」という記事を書いたばかりなのに、またしても認識をあらためねば!!
モーツァルトの「ファゴット協奏曲K.191」のことだ。
ファゴットがこのように“うたう”ことができる楽器だとは。
小澤征爾と水戸室内管、ソリストはダーグ・イェンセンというノルウェー人、1999年。
いやはや素晴らしいですぞ(^^♪
やや渋味のある音色で、間延びしたような独特なユーモア感覚がある。
ファゴ . . . 本文を読む
(めずらしいディスクを発見。「ピーターと狼」の指揮&ナレーションをどちらも小澤さんがやっておられるのだ)
海外へ飛びだし、より広い世界で活躍している人がいる。野球でいえば、野茂英雄さん、イチローさん。ほかにサッカー選手が何人もいる。ノーベル賞受賞者も、そういう世界レベルの存在だし、日本ばかりでなく、諸外国で評価される文学者も、以前にくらべふえてきたといえるだろう。
そういう“海外で活躍す . . . 本文を読む
別名「13管楽器のためのセレナード」という。
さらにつけくわえるならセレナード第10番変ロ長調(K.361)のことである。
わたしが今季(昨年12月から現在まで)聴いてきた名曲の中の重要メニューだ。
愛聴盤は「サビーネ・マイヤー管楽器アンサンブル」による演奏。レコーディングされたのは1991年である。
セレナードで一番有名なのは、だれもが知っている「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
モーツァ . . . 本文を読む
クラシックに関心がない方にとってはどーでもいいことだろうが、昨日、小澤さんのこの3枚を手に入れた♪
「奇蹟のニューヨークライヴ」ブラームスの第1番は、途中涙がにじんで仕方なかった。
ライヴなので幽かにアンサンブルの乱れはあるものの、この曲がこんなに悲しく胸に迫ってくるとは(=_=)
カーネギー・ホールの聴衆は、お義理ではなく心から温かい拍手を送っている。
ほかはプロコフィエフの「Symphon . . . 本文を読む
(たまたま手に入れた小澤さんのチャイコフスキー。背景はわが家の玄関ドア)
「ブラボーOZAWA! ブラボーチャイコフスキー!」
もし、この場にいたら、わたしも興奮してそう叫んだに違いない。それほどの出来映えだと思い、聴きながらしばし胸を衝かれた。
この数ヶ月、毎日CDを聴いているが、これほどの感動はそうめったにやってこない、残念ながら。
そのディスクとは・・・、
■チャイコフスキー . . . 本文を読む
今日も6時間ほど音楽漬け、ショスターコーヴィチやマーラーを聴いていた。途中お昼寝したけど( ´ー`)タハハ
そのあとでモーツァルトのピアノソナタをギーゼキングで。いやはや、感動いたしました、です。17番変ロ長調(K570)って、こんな音楽だったのね。
モーツァルトが最後に書いたソナタ、いままでわからなかったのが不思議なくらい、すばらしい気品と優雅さ、とてもシンプルなのに。
聴く者をやさしく包み . . . 本文を読む
(101という数字は彼が残した名曲の数! これは現在でもよく演奏される曲の数だ)
つぶやきでも書いたが、12月半ば以降、この数ヶ月で300枚前後のディスクがわが家にやってきた。数えたわけでもないから、本当の数はわからない。
はじまりはブルックナーのシンフォニー。しかし、彼は10曲のシンフォニーと数曲の宗教曲を残したのみ。したがって、1~2週間ほどでとりあえず“卒業”となってしまう。
その . . . 本文を読む
(これがそのCD、わが家の玄関さきで)
交響曲は41曲、ピアノ協奏曲は27曲もつくったモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲はたった5曲しかない。ほとんどすべての音楽ジャンルにあまねく傑作・秀作を残したのはだれもが驚嘆することだ。
■モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.365」(トルコ風)
モーツァルトの音楽に耳をすましている人が、いま、この瞬間、世界に何百人いるのだろう。
い . . . 本文を読む
(縁側で心地よさそうに眠っているケンタ♪)
この10日ばかり、マーラーとショスタコーヴィチにはなはだ手こずっている。
わかるようで、わからない。5回6回と聴いてみる。
マーラー 交響曲第5番
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
どういうわけか、どちらも5番が入口となっている。5番だけは、数回聴いただけで、しっくりと耳に馴染んだ。ごくポピュラーなので、レコード店にもいろいろなCDがたくさ . . . 本文を読む
知りあいの祝いのため制作されたとされる「ディヴェルティメント17番ニ長調K.334」、この第2第3楽章を聴いていると、微笑みながら踊っているモーツァルトの目頭に涙が浮かんでいるのが見える♪
彼を嫌いになれる人が、この世にいるだろうか?
としたら、きっとフシアワセなのに違いない、悲しさを通り越して。 . . . 本文を読む