二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ファゴットが素晴らしい♪

2020年04月03日 | 音楽(クラシック関連)
つい先日「管楽器の饗宴」という記事を書いたばかりなのに、またしても認識をあらためねば!!  モーツァルトの「ファゴット協奏曲K.191」のことだ。 ファゴットがこのように“うたう”ことができる楽器だとは。 小澤征爾と水戸室内管、ソリストはダーグ・イェンセンというノルウェー人、1999年。 いやはや素晴らしいですぞ(^^♪ やや渋味のある音色で、間延びしたような独特なユーモア感覚がある。 ファゴ . . . 本文を読む
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小澤征爾再入門♪

2020年04月01日 | 音楽(クラシック関連)
  (めずらしいディスクを発見。「ピーターと狼」の指揮&ナレーションをどちらも小澤さんがやっておられるのだ) 海外へ飛びだし、より広い世界で活躍している人がいる。野球でいえば、野茂英雄さん、イチローさん。ほかにサッカー選手が何人もいる。ノーベル賞受賞者も、そういう世界レベルの存在だし、日本ばかりでなく、諸外国で評価される文学者も、以前にくらべふえてきたといえるだろう。 そういう“海外で活躍す . . . 本文を読む
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「グラン・パルティータ」への招待状 ~管楽器の饗宴へ

2020年03月29日 | 音楽(クラシック関連)
別名「13管楽器のためのセレナード」という。 さらにつけくわえるならセレナード第10番変ロ長調(K.361)のことである。 わたしが今季(昨年12月から現在まで)聴いてきた名曲の中の重要メニューだ。 愛聴盤は「サビーネ・マイヤー管楽器アンサンブル」による演奏。レコーディングされたのは1991年である。 セレナードで一番有名なのは、だれもが知っている「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。 モーツァ . . . 本文を読む
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奇蹟のニューヨークライヴ ~小澤征爾

2020年03月28日 | 音楽(クラシック関連)
クラシックに関心がない方にとってはどーでもいいことだろうが、昨日、小澤さんのこの3枚を手に入れた♪  「奇蹟のニューヨークライヴ」ブラームスの第1番は、途中涙がにじんで仕方なかった。 ライヴなので幽かにアンサンブルの乱れはあるものの、この曲がこんなに悲しく胸に迫ってくるとは(=_=) カーネギー・ホールの聴衆は、お義理ではなく心から温かい拍手を送っている。 ほかはプロコフィエフの「Symphon . . . 本文を読む
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ブラボーOZAWA! ブラボーチャイコフスキー!

2020年03月27日 | 音楽(クラシック関連)
   (たまたま手に入れた小澤さんのチャイコフスキー。背景はわが家の玄関ドア) 「ブラボーOZAWA! ブラボーチャイコフスキー!」 もし、この場にいたら、わたしも興奮してそう叫んだに違いない。それほどの出来映えだと思い、聴きながらしばし胸を衝かれた。 この数ヶ月、毎日CDを聴いているが、これほどの感動はそうめったにやってこない、残念ながら。 そのディスクとは・・・、 ■チャイコフスキー . . . 本文を読む
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ピアノソナタ 17番変ロ長調(K570)って

2020年03月26日 | 音楽(クラシック関連)
今日も6時間ほど音楽漬け、ショスターコーヴィチやマーラーを聴いていた。途中お昼寝したけど( ´ー`)タハハ  そのあとでモーツァルトのピアノソナタをギーゼキングで。いやはや、感動いたしました、です。17番変ロ長調(K570)って、こんな音楽だったのね。 モーツァルトが最後に書いたソナタ、いままでわからなかったのが不思議なくらい、すばらしい気品と優雅さ、とてもシンプルなのに。 聴く者をやさしく包み . . . 本文を読む
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モーツァルトの101

2020年03月25日 | 音楽(クラシック関連)
  (101という数字は彼が残した名曲の数! これは現在でもよく演奏される曲の数だ) つぶやきでも書いたが、12月半ば以降、この数ヶ月で300枚前後のディスクがわが家にやってきた。数えたわけでもないから、本当の数はわからない。 はじまりはブルックナーのシンフォニー。しかし、彼は10曲のシンフォニーと数曲の宗教曲を残したのみ。したがって、1~2週間ほどでとりあえず“卒業”となってしまう。 その . . . 本文を読む
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モーツァルト ~グリュミオーの美音にひたる

2020年02月28日 | 音楽(クラシック関連)
   (これがそのCD、わが家の玄関さきで) 交響曲は41曲、ピアノ協奏曲は27曲もつくったモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲はたった5曲しかない。ほとんどすべての音楽ジャンルにあまねく傑作・秀作を残したのはだれもが驚嘆することだ。 ■モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.365」(トルコ風) モーツァルトの音楽に耳をすましている人が、いま、この瞬間、世界に何百人いるのだろう。 い . . . 本文を読む
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マーラーとショスタコーヴィチ

2020年02月27日 | 音楽(クラシック関連)
   (縁側で心地よさそうに眠っているケンタ♪) この10日ばかり、マーラーとショスタコーヴィチにはなはだ手こずっている。 わかるようで、わからない。5回6回と聴いてみる。 マーラー 交響曲第5番 ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 どういうわけか、どちらも5番が入口となっている。5番だけは、数回聴いただけで、しっくりと耳に馴染んだ。ごくポピュラーなので、レコード店にもいろいろなCDがたくさ . . . 本文を読む
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涙を浮かべながら微笑むことができる人

2020年02月11日 | 音楽(クラシック関連)
知りあいの祝いのため制作されたとされる「ディヴェルティメント17番ニ長調K.334」、この第2第3楽章を聴いていると、微笑みながら踊っているモーツァルトの目頭に涙が浮かんでいるのが見える♪  彼を嫌いになれる人が、この世にいるだろうか?  としたら、きっとフシアワセなのに違いない、悲しさを通り越して。 . . . 本文を読む
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