ああ 退屈だなあ。
エコノミークラスの座席にすわっているみたいに。
空気までうすい気がする。
ひじ掛けのある悪夢。
ひょいと座ったら 容易には立ち上がれない。
人はだれも 刑罰が決まるのを待っている。
それが生きるということと同義なのだから。
まるでカフカの短編の世界だなあ。
隣の人がガハハと笑いだす
笑いをとめることができず
苦しそうに身をよじって
笑いながらきみの助けをもとめているよ ほら . . . 本文を読む
昨日、裏の畑からこの情景を見たとき・・・
春の夜の夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲の空、という定家の歌を連想した。
定家の歌は春だし、書斎というか、机上ででっち上げたものだと思うが、こんな茜に染まる“横雲”を見た経験は何回もあるのだろう。
ほんの2-3分の天空ショー(^^♪ . . . 本文を読む