二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

物語はそこからはじまる 2021-14 (8月20日)

2021年08月22日 | 俳句・短歌・詩集
    (群馬県中之条町) 風雪にたえてここまで生きてきたもの そういうものに心惹かれるのはなぜだろう。 黄ばんだり錆にまみれたり 泥がこびりついたりしているものが何であっても そのかたわらで立ち止まり いっしょに年をとってきたものを カメラとレンズを使って撫でさする。 「年をとっちまったなあ おまえ」 幸せというものがわからなくなって いったい何年になるんだろう? でも執着はあるし ぼ . . . 本文を読む
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