二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

Film photo mixの世界

2020年06月20日 | Blog & Photo
   (もっとも左の2階家が、北側から眺めたわが家)



一番撮影ができる春に、あまり写真を撮らなかった。この十数年間でも、めずらしい出来事。そのかわり音楽にひたりこんでいた♪

昨日、フィルムの現像、スキャンが3本あがってきた。たった3本なのに、すべて撮りおえるのに、4ヶ月ほどかかっている|*。Д`|┛
デジタル写真は、ある意味、メモ用。
本格的に「写真が撮りたい」という気分が盛り上がったときは、フィルム。

そういった違いがある。
だけど、お金がかかるし、撮影に手間ヒマかかる。
お歳のせいだと思うけど、だんだん億劫になってきたことは否めない、アハハ。

アルバムに3本分をまとめてアップした。そこから10枚ばかりセレクトし、短いコメントを付しておこう。

1.トップにあげたフォト。北側からながめたわが家とその周辺。



2.市内クルージングで見かけたオブジェ。
半分趣味で骨董屋さんをしているのだろうか?


3.この光景に遭遇したときは、ちょっと胸がふるえた。
柿若葉と赤い椿。さびた外壁のトタンが、なんとも奥ゆかしいではないか(*゚▽゚)


4.用事があって菩提寺の前を通ったら、この花が咲いていたので、クルマを止めて、ついパチリ! ハナカイドウ(単に海棠とも)だろう。
標準レンズを使い、絞りはF2.8。


5.なんともいえない印象的な一枚。
まん中にある濃いグレーの家には、子育て中の若夫婦が暮らしているのだろう。屋敷つづきの南の畑がきれいに手入れされていた。


6.これも市内クルーズで見かけた光景。いろんな小物が置いてあって、見応え十分(*゚v`)ノ 
ディテールすべてが絵のようだ。


7.わが家の芍薬。これといってお手入れもしないのに、毎年律儀に花をつけ、住人を愉しませてくれる。
感謝(=_=)タハ


8.若いころは、コデマリとユキヤナギを混同していた。むろんこれはコデマリ。
デジタルで撮影したのとは違った色味と質感。


9.絞りを開放付近にし、背景をうんとボカしてみた。橙かしら? 違うかな。
採って食べている形跡がないから、きっと口がまがるほど酸っぱいのだろう。


10.大好きなドラムカン。さびていると、さらに素晴らしい! 
年老いたご夫婦じゃ。
何年かかったかわからないが、風雪をへて、味わい深いテクスチャーを身に纏った。


11.ある小公園で見かけた光と影。デジタルで撮ったら、こういう風情は生まれてこないだろう。
わたしだけかな、そー感じるのは(?_?)


何度もしつこくくり返し書いて、読んで下さる方に申し訳ないけど、これらは「郷土遊覧記」の番外編。
カッコつけていえば、これがわたしのライフワークなのだ(^-^)タハハ

Film photoは現在では、ずいぶんディープな趣味と化してしまった。
音楽でいえば、昔のLPレコードを、アナログのオーディオで聴いているようなものか。
いまや半分骨董品になっているが、高齢者のなかには、やっぱりLPじゃなくちゃというこだわり派も少数存在する。
近所のBICカメラへいくと、暗室用品一式が、いまだ店頭に置いてある。

変わるもの、変わらないもの。
流行にはトンとうといわたしのようなタイプは、“変わらないもの”Loveなのだ。



※アルバム“Film photo mix”はこちら。
https://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000107011249&owner_id=4279073
ただし、当分は友人まで公開。
※なぜmixかというと、カメラ、レンズ、フィルムを複数使用しているから。標準50ミリレンズが中心。

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