ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西島三重子提供曲:その15 安倍律子さん

2010年05月10日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第15回目は安倍律子さんです。
安倍律子さんへは「くわえ煙草」「面影」の2曲を提供しています。

この2曲のカップリングでシングルレコードになっています。安倍律子さん17枚目のシングルです。


昭和54年5月21日、キングレコード 「くわえ煙草」「面影」とも作詞:門谷憲二 編曲:高田 弘
レコードジャケットは「く・わ・え・煙・草」となっていますが、裏面の歌詞カーでは「くわえ煙草」です。

なお、同年9月発売のアルバムに2曲とも収録されています。

アルバム『く・わ・え・煙・草』 昭和54年9月 キングレコード

YouTubeの「くわえ煙草」「面影」です。

くわえ煙草

面影

安倍律子さんは芸名を安倍里葎子と変えて、現在もご活躍です。

「くわえ煙草」はベストCDにも収録されています。


『安倍里葎子ヒストリー 20年の足跡』 平成3年1月30日発売 トーラスレコード

また、最近のベストCDにも収録されているのですね。今回発見したので、さっそく購入しました。


『安倍里葎子 全曲集 函館山から』 平成20年7月23日発売 フリーボード
昭和45年の「愛のきずな」でのデビューから数えて、ちょうど40周年になるのですね。

「くわえ煙草」も『あの頃のこと・・・』のなかで西島三重子さんがセルフカバーしています。
アルバムの西島さんのコメントです。
「今は音楽のジャンルの壁が無くなって『歌謡曲』なんて言葉が死語のようになってしまいましたが、安倍律子さんのシングルとして、思いっきり歌謡曲を意識して書かせて頂いた曲です。」

コメント

ゴールデンウィークのタワー訪問

2010年05月09日 | タワー
ゴールデンウィークには遠出をしませんでした。タワーも地元中心です。
5月1日(土)は銚子ポートタワーと地球の丸く見える丘展望館に行きました。たくさんのお客様が来てくれていました。

両施設の共通入館券です。個々に購入するよりお得です。

5月3日(月)は銚子電鉄で犬吠へ行き、犬吠埼灯台に行ってきました。相当の強風だったため、灯台は入場者の数を規制しており、チケット売り場は行列ができていました。ここは写真を撮るだけにしました。

もうすぐ廃車になる701号。1001号と連結してフル稼働でした。もう1編成も801号+1002号の連結でした。

弧廻手形は新デザインの券が登場しました。写真も新車両の2001号+2501号です。

犬吠埼灯台も鯉のぼりを飾ってお出迎えです。たくさんの人が登っています。

5月5日(水)は玉造・虹の塔へ行きました。こどもの日、たくさんの家族連れでいっぱいでした。

(玉造・虹の塔の詳細は次回)

続いて鹿嶋市の宇宙展望塔へ向かいました。5時を過ぎると閉まっている可能性があるので、どうしようかと思ったのですが、こどもの日だし少し延長しているかも・・・と思って向かいました。
4時45分頃に着いたので、間に合ったと思いながら入口に向かうと、閉まっていました・・・。4時30分閉館でした。
お客がいないから開けていても仕方がないのか、集客をあきらめているのか・・・。
まだまだがんばって欲しいですね。







潮騒はまなす公園は、森を取り込んだ素敵な公園です。広場には鯉のぼりも飾られ、地元の方でしょうか、家族連れも多かったです。
コメント

西島三重子提供曲:その14 中村雅俊さん

2010年05月08日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第14回目は中村雅俊さんです。
中村雅俊さんへは「恋人よおやすみ」「こんな悲しい夜には」の2曲を提供しています。

2曲ともアルバム『Shy Guy・・・Masatoshi』に収録されています。


昭和54年5月発売、日本コロンビア 「恋人よおやすみ」「こんな悲しい夜には」ともに作詞:門谷憲二 編曲:松任谷正隆

『Shy Guy・・・Masatoshi』は中村雅俊さんの6枚目のアルバムで、日本テレビ系全国ネット『ゆうひが丘の総理大臣』関係の曲が中心になっています。
主題歌である「時代遅れの恋人たち」(作曲:筒美京平)や挿入歌「優しさの街角」(作詞作曲:尾崎亜美)、「日時計」(作詞作曲:呉田軽穂)などが収録されています。

このアルバムはCD化されていますが、現在新盤での入手はできないようです。

コメント

西島三重子提供曲:その13 都はるみさん

2010年05月05日 | 西島三重子
西島三重子さんの提供曲、第13回目は都はるみさんです。
都はるみへさんは「灯列車」「長崎物語」の2曲を提供しています。

2曲ともアルバム『えとらんぜ』に収録されています。


昭和54年4月、日本コロンビア 「灯列車」「長崎物語」とも作詞:門谷憲二 編曲:若草 恵

『えとらんぜ』は「はるみ賛江十五周年おめでとう」と帯にあるように、都はるみさんの15週年記念盤であり、西島三重子さんを始め、加藤登紀子、リリィ、みなみらんぼうさんなどの提供曲を歌っています。

このレコードも長い間探し回ってやっと見つけたレコードです。西島三重子さんの提供曲が『えとらんぜ』というアルバムに収録されていることが判明するまでに、相当の期間を費やしました。
毎月1回~2回くらいのペースで東京に出て、レコード店巡りをして探しました。その甲斐あって平成12年10月14日にやっと入手することができました。
不思議なもので、あんなにレコード店を巡って探したのにみつからなかったレコードが、一度入手すると、またすぐ見つかるのですよね。
最初の盤は歌詞カードがコピーでしたが、次は帯、歌詞カードともそろったレコードを入手することができました。

「長崎物語」も『あの頃のこと・・・』のなかで西島三重子さんがセルフカバーしています。

平成12年2月2日、メディアリング。編曲は小倉超さん。

アルバムの西島さんのコメントです。
「都はるみさんが、フォーク・ミュージック系の人達に曲を依頼して作ったアルバム『えとらんぜ』の為に書かせて頂いた曲。この曲を書いた直後、作詞の門谷さんから長崎土産だと頂いたお菓子の名が『長崎物語』で、お菓子を覆った筒状の紙には紐が結んであり、まさにこの歌の詞そのものでした。こんな所からもテーマを見つけてしまうのかと、その作詞家根性に脱帽しました。」

コメント

西島三重子提供曲:その12 加奈崎芳太郎さん

2010年05月02日 | 西島三重子
石川ひとみさんで昭和53年の提供曲は終了です。これから昭和54年、55年の提供曲になります。アップのペースは少し遅くなると思いますが、続けてワーナー・パイオニア時代の提供曲を見ていきます。

西島三重子さんの提供曲、第12回目は加奈崎芳太郎さんです。
加奈崎芳太郎さんへの提供曲は1曲、「王様たちの夜」です。

「王様たちの夜」はアルバム『愛がもしすべてなら・・・』に収録されています。


『愛がもしすべてなら・・・』 昭和54年1月、ワーナー・パイオニア 「王様たちの夜」 作詞:門谷憲二 編曲:徳武弘文

YouTubeの「王様たちの夜」です。

王様たちの夜

古井戸の歌を初めて聴いたのは、NHKのラジオだったでしょうか。泉谷しげるの「帰り道」などと一緒に古井戸の「大雪の後で」が流されたように記憶しています。
昭和47年3月、古井戸のファーストアルバム『古井戸の世界』が発売になり、加奈崎さんの声に魅せられてしまいました。「あした引越します」「何とかなれ」「ちどり足」そして「窓の向こうは冬」。

西島三重子さんのサードアルバム『かもめより白い心で・・・』のプロデュースに加わったのは昭和53年ですから、まだ古井戸解散前なんですね。
加奈崎さんのファーストソロアルバム『愛がもしすべてなら・・・』が発売になった、昭和54年の11月に解散コンサートが行われています。

『あの頃のこと・・・』のなかで西島三重子さんが「王様たちの夜」をセルフカバーしており、バックコーラスには加奈崎芳太郎さんも参加しています。

平成12年2月2日、メディアリング。編曲は小倉超さん。

アルバムの西島三重子さんのコメントです。
「私の3rdアルバム『かもめより白い心で・・・』の製作スタッフに参加してくれたフォークデュオ『古井戸』のボーカル、加奈崎芳太郎氏がソロ・アルバム『愛がもしすべてなら・・・』を製作した時に書かせて頂いた曲です。今回、このレコーディングに駆けつけてくれたカナヤンは、嬉しくなるくらいカッコ良く年を重ねて、益々気骨あるところを見せてくれました。」


コメント