エンドレス空間絵画第39作目 (F10号キャンバスに鉛筆)
エンドレス絵画とは切れ目なくつながって行く絵画形式
前記事を
踏まえて言えば
「身体」と「空体」という概念は
結局同じものを二つの認識方法で眺めたものである。
四次元(時間)の概念で空体を観たら、そのイメージしか見えないが
五次元の概念で空体を観たら、空体そのものの中からそれをリアルに感じるこ . . . 本文を読む
空体を意識すると
呼吸の概念が変わる
呼吸は
一生繰り返される
空体と身体の共同作業なのである
お坊さんだったかお医者さんだったか
曖昧な記憶なのに
恐ろしいほど鮮烈に内容だけが残っている
こんな話がある
人の臨終を
息を引き取るというが、
人は最後の最後まで生きようとして息を吸い込む。
しかしついに体が動かなくなって
吐く . . . 本文を読む
のしてんてん五次元の旅は、絵画を通して今華僑を迎えている。
自分で言っているので、眉に唾をつけて、話半分にそれでも聞いて欲しいことがある。
上の写真は、つい先日空間に自らを解放して旅立った画友に送った
アトリエ風景である。
彼の余命尽きる直前に
なぜか突き動かされて私はそうするしかなかった。
「見せてくれてありがとう」
画友の最後のメッセージだった。
私はさらに言葉 . . . 本文を読む
輝く自己意識:心の姿がここにある。自己意識を意識すると心が輝きだすのだ。
すでに見てきたように、自己意識とは身体をつくる素粒子宇宙の空間である。そのことをさらに詳しく考えると、空間の深さが見えてくる。
なぜ今それが必要なのかというと、この空間を閉ざされた自己意識だけの意味でとらえてはならないからである。もしそう理解したら、私たちは永遠に孤独だという悲観的な意識を . . . 本文を読む
五次元宇宙モデルを心に取り込む試み
五次元宇宙モデルを壁に貼って座る
これは私だけの体験だが
瞑想に大きな効用がある
まず第一に
意識が明確になる
己はどこに向かうのかという意識だ
その時
宇宙モデルは
己の鏡となる
雑念が消える
第二に
空間に対する意識が鮮明になる
黒点を追うと
白い球体が明滅しはじめる . . . 本文を読む
『ウィトルウィウス的人体図』
古代ローマの建築家ウィトルウィウスをもとに描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な人体図である。
これはダ・ヴィンチが試みた人体と宇宙の総合的な理解ではないかと思っている。
背景の円や正方形を見ると、人体を介して見事に円と方形がつながっているのである。
私の考えでは、この正方形が物質を表し、円は空間を表している、人体はその二面を持って存在しているのだ。
&nb . . . 本文を読む
空体のイメージ 物質を生み出すこと
「人は何処から来て何処に行くのか」
ゴーギャンの絵画にこの言葉が記されて以来芸術家はこの問題を強く意識するようになったのではないだろうか。少なくとも私はそう思っている。
人は何処から来て何処に行くのか、その問いに対する答えを求めて心の旅を始める。そこから見えてくる風景をありのままに描き続ける。それが私の最大の目標なのである。 . . . 本文を読む
のしてんてん空体(you to)
10号キャンバス12枚組
「般若心経を読み解く」と同時進行していた絵画が完成しました
心の風景。心とは何か。
自分の体験を通して般若心経を読み解き、心とは何かという思索を続けてまいりました。そしてそこから見える心の風景を絵画として表現しようと、同時進行してきたのです。五次元に基づく思索がやがて「空体」という存 . . . 本文を読む
空体への旅立ち
空体を意識することで、自分の心が宇宙に広がる。これは私にとっては新感覚です。明らかに自分の立っているレベルが上がりました。そう感じているというだけの話ですが。最近の私の心の風景を書いてみたくなりました。
スケールは時間感覚ではなく、実在の感覚そのものなのです。
私という存在も広大な宇宙空間も、さらに微細な素粒子空間も、それ . . . 本文を読む
空体の変化
Q:あなたは私をどこに連れて行こうとしているのですか?失礼ながらそう思ってしまいます。読まなければいいことですが、気になるところがあって読み進んでいるうちにふと怖さに気付きました。
どこかの教祖様でいらっしゃるのですか。そのような気配が見えないだけに不気味です。あえて書かせてもらいました。
それからずっと違和感があるのは身体と空体のお話で、私は今ま . . . 本文を読む