さあ、真っ白なまま紙に向かいます。
気になるところに、ポンと筆先を持っていき、線を引きました。↓
(あなたはあなたの心のままに線を引いてくださいヨ。間違っても、私のまねをしないように。これがこの教室の合言葉です)
何だろうこれ?想像力を働かせましょう。・・・・・目玉かな?なんだか手を上にあげようとしているみたいだね。こんなふうに↓
なんだかよくわからないけど、背中もあっていいかな↓
背中を丸めて、飛んできた蝶をみているようにも見える。ユーモラスだね。
足も描いてみたくなった。↓
線を引くたびに、イメージが変わっていく。まるで映画を見るように画面が切り替わる。そんな自分の感性に注意を向けていると、想像力も上がってくる。まだまだ線を引きたいヨ↓
あ、目の前に何かがとんできた。子供かな?顔と顔がぶつかりそうな距離。笑っているような、びっくりしているような、子供を高いたかいしている。私にはそう見えます。ほら、こんなふうにね。↓
高いたかい、みようと思えば見えるけど、羊がやってきて、子供のお腹を支えているというイメージが生まれてきた。さあ、どうなるんだろこのドラマ。神様まかせの線を引きます。↓
ちょっと縦の波線を引いたら、子供の足と思っていたくるくるが大きく広げる手に変身。くわえた縦線と呼応して何やら踊っている様子。なんだか祭りの笛太鼓の音が聞える。
それなら仕上げにもう一本、縦の線をひいてみる↓
さあ、どうです。盆踊りの真っ最中。みな楽しそうに踊っているじゃないですか。
と、思いきや、ナント、二つの顔と思っていた丸いかたまりが、ひとりの少年に。
メガネをかけて、口まである。メガネの下の目はちょっと迷惑そう。盆踊りの太鼓がやかましいのか、両耳を押さえてる。そう思えば、右下にはひらいたノートと鉛筆が・・・・。祭りにいきたし、テストも気になる。受験生?
イメージを磨いて、想像力を高めましょう。あなたの線は必ず、あなたをその素晴らしい世界に連れて行ってくれますよ。
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