私達の知る宇宙は四次元の世界だといわれる。
これは三次元の空間に、時間を加えたもので図の黄緑の世界なのだ。
自分のスケールだけで世界を認識する領域ともいえるだろう。
この世界では自分という主体の変化を認めないために、
アキレスとカメのパラドックスが説明出来ない。結局は時間を無視した詭弁だと言って逃げるしかない。
だがこの四次元の世界に、スケールの軸をくわえた五次元の宇宙を想像したら、
今まで認識出来なかった大きな世界や小さな世界がいくつも見えてくる。
その数は無限なのである。
アキレスがカメに永遠に追いつけない宇宙が、スケールの軸の方向に無限に続いているのだ。
無限に分割されて小さくなっていく世界、
それを逆に見れば、無限に統合されて一つになっていこうとする巨大な世界、
それが宇宙をつくる5番目の柱(スケール)なのである。
(次回は四次元宇宙と、五次元宇宙の大きさ比べをしてみよう)
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