緊急事態宣言が延長されましたね。ほぼ予想通りで、落胆よりも諦め感が強いです。しかしその思いは、どんなに長くなっても負けないという気持ちの再確認でもありますね。
先日、友人のHさんからマスクが送られてきました。
手縫いのマスクを何枚も作っては知人に郵送して配るという、とても奇特な善行の恩恵を受けて、ありがたく私の手元にも届いたのです。
この時期、本当にありがとうございます。
さっそくティッシュでお絵かき作品を取付けてみることにしました。
使うお絵描きティッシュも見てのとおり、誰にでも出来る子供の落書きです。少し横道にそれますが、このどうでもいい絵の具の染みを、「良し」と思うのが芸術家、「恥ずかしい」と思うのが一般人。その違いはたった一つこの思いだけなのです。これを機にアナタも「良し」と自分の作品に胸を張ってみません^か^
ところでこのマスクは、前回紹介したようにティッシュに蛇腹折しなくても直接簡単につけられそうです。手順を紹介しますね。
① マスクの横長の寸法に合わせてティッシュの両端を折ります。この時、アイロンを使わなくてもよい方法を発見しました。
② 上の写真のように織り目の上に丸い容器を乗せて圧を加えながら転がすだけできれいな織り目が出来ます。必要は発明の母。思いついたときのやった感は、ウイルス撃退の方法を思いついた研究者の思いと同じものです。
③ 前回紹介した方法と同じように紙テープを使い、マスクの両端に取り付けます。↑
④ あとは簡単です。ひし形になった四辺に合わせて包むように折り、写真のように一か所テープ止めします。
こんな感じになります。あまりにもいい加減な仕上がりと思われますが、これでまったく支障なく使えます。
汚れたティッシュは使い捨てですが、本体は布製洗って消毒、何度も使えます。
使い捨てのティッシュの方は、もし自分で 描いた絵に愛着があればの話ですが、外して三日ほど日光にさらしておいて、額に入れて楽しめます。
世界を揺るがした世紀のコロナ厄難のさなかに生きぬいた証しとして、あなた自身の感性と熱意が記録されて額縁の中で保存されるのです。考え方を変えれば、このティッシュでお絵かきマスクは、時代そのものをあなたの手で後世に伝えるメッセンジャーになるのですね。そんな考え方をしてみません^か^
ところで裏面はやっつけ仕事ですが、表はこんな感じになるのです。
で使用例 ↓
美術館に行けないこの最悪の時代に、自分の顔を美術館にする。歩くギャラリーなのです。
こんな時代だけに、心に余裕を持ちたいものですね。
テレビで宮本亜門さんが訴えていました。
「落胆しかないです。生殺し状態というか先が見えないです」
国のエンタメ業界に対する支援不足に「自分たちは不要のような感じがしてしまう」と苦渋の表情で話しておられました。
笑いこそ、愛や正義への共感こそ、命の華やぎこそ、守らねばならないんです。そのために生活があって経済があって、国がある。そんな気がします。
だからという訳ではないですが、使い捨てのティッシュにだって、命を吹き込めるのですね。
歩くギャラリーは着せ替えギャラリーだったとは!
ティッシュの永遠の課題、ここに光明が射したのです。
そうです、ヤマトの糊スティックを「圧を加えながら転がす」
そしてこの新技術は着せ替え案と合体し新境地のマスク生活へと発展 ♪
>三日ほど日光にさらし・・
これで陽射しの紫外線がコロナ菌への天罰と化し、人類の笑顔が取り戻せるに違いありません^ね^
新マスク生活は、さらに歩く広告塔。ビルの屋上や畑の何中に立っているあれを、顔の真ん中に建てるみたいなことに発展。広告収入につなげる新規企業者も現れるかもしれません^ぞ^
マジな話、汚れるために生まれてきたティッシュですが、闇から闇に葬られる運命から一転して、表現者として光を浴びることになる訳ですから、ティッシュも報われ、コロナはコロナに天罰をお任せするという付録もついていいことづくめでございます。
その上で人間様の心を和ませてもらえたらいう事ございませ^ん^