徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

玉名干拓の歴史と労働歌

2013-07-11 19:12:03 | 歴史
 津々堂さんのブログ「津々堂のたわごと日録」に「横島干拓」に関する話が載っていた。先日、熊日新聞に掲載された玉名市の横島町文化財保存顕彰会が「玉名干拓遺産」に関するDVDを製作したという記事に関するものだ。僕も以前から「玉名干拓遺産」についてはとても興味があり、現地を見たり、資料を集めたりしている。というのは、母の生家がある玉名市大浜町も、大昔は菊池川の河口に浮かぶ一つの砂州に過ぎなかったという。つまり大浜町やその周辺の町も干拓によって出来た町だからである。玉名干拓の歴史を知ることは僕のルーツ探しのような気もするのである。
 それはさておき、横島町には「横島潟担い(がたいない)節」という民謡が残っている。これはかつて、干拓工事の築堤の際に潟土を堤防の上に積み上げてゆく作業に従事した人たちが唄った労働歌である。同じように干拓労働者が唄った民謡「八代おざや節」は広く知られているが、「横島潟担い節」の方はまだ玉名以外ではほとんど知られていない。実は僕も何かのイベントで垣間見た程度で、キチンと聞いたことがない。ぜひいつかこのブログで映像とともにご紹介したいと思っている。

▼横島干拓地


▼八代おざや節