長野で開催された「いのちの祭り」の帰りに清水友邦・寿子夫妻がよってくれて7年ぶりに再会。
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最初にあったのは清水さんの著作「よみがえる女神」の取材で、ヌナカワ姫がイズモに殺された伝説のある稚児ケ池を案内した時
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縄文の女系社会が弥生以降に男系社会に変化していった歴史を女神の神話から読み解いたのが「よみがえる女神」
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門前町の無斑晶質安山岩製の勾玉連珠「能登之神」を一目で気に入ってくれた寿子さんが購入してくれた。ヒスイでなくても「これ!」と直感で買ってくれるフラットな感性は流石ですなぁ。
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ヒスイ峡などを案内したが、身に着けていてもることを忘れるほど馴染んでいるそうだ。
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インドの山奥で修行するたレインボウマン?ヨガと呼吸法の先生でもある清水さんをヒスイ峡に案内した時の写真で、ロケーションがいいので来年は清水さん企画の糸魚川ツアーも実現しそうだ。
二日目は清水友邦さんの著作「よみがえる女神」の表紙を飾った長者ヶ原遺跡考古館のヌナカワ姫像と再会のあと、市内ガイドを兼ねて縄文ツアーのロケハン。
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「よみがえる女神」では、イズモに抹殺されたヌナカワ姫を封印された女神として主役級のあつかいをされているのだけど、フォッサマグナ・ヒスイ・縄文につながっているので、わたしは糸魚川ガイドの中核にすえている。
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長者ヶ原遺跡にて。糸魚川は観光地でなくとも、実は歴史や文化面から語れば観光資源は豊富。
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つまりはモノガタリの伝え方次第でリピーターになってくれる面白い街なのだ。たとえば新潟県なのに長者ヶ原遺跡の土器は越後系がすくなく北陸系が多いのは何故?などなど
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ヒスイをひろって一攫千金お宝ゲット!という唯物的に資源を切売りするような情報発信では、ヒスイの価値をおとし枯渇の原因になってしまう。
モノからモノガタリの情報発信の転換を!