京都で石笛仙人こと、守山鷲声さんと撮影した石笛演奏動画の編集に追われている。
2時間分もの動画の、どこを切り取るか?
同じ動画を何度も見直し、メモを取りながら台本を作ってからユーチューブにアップして編集していくという大変面倒で地道な作業。
動画撮影に使用した石笛の一つ銘「天磐船」。守山鷲声さんが吹くと別物に生まれ変わった。
「天磐船」は斜孔タイプの石笛。石笛の精度と姿が格段に向上したと驚いておられたが、名人上手の吹き手あっての事ですわ。
「よしっ、ここでカッ~ト!」「字幕がなんで入らんのだ!」と、気分は黒沢明である。
撮影は台本もリハーサル無しでいきなり撮影して、初めて手にする石笛をどう吹くのか?というリアルドキュメンタリー撮影だったのだが、鷲声さんはいきなりベストの音を出し、乱れた音を出すこともなく即興演奏していく・・・凄い人である。
縄文石笛の「鷲声モデル」の演奏では、空前絶後の新技法を披露してくれた。
ご神事用石笛「珠玉」の演奏も凄かった。
何時までも吹いていたい!と絶賛されたのが、金華石石笛。欲しそうだった(笑)
撮影時もそうだったが、改めて動画を観ていても、その超絶技法に鳥肌が立つ。
独自に編み出した即興演奏法の紹介動画などは、石笛界にとって非常な財産になるだろう。
最長24秒の長音を、乱れることなく見事に吹き切る場面は圧巻。
興味ある方は、ユーチューブで「石笛仙人の石笛動画シリーズ」と検索してください。
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