アマゾンプライムビデオが視聴できる人は、ボクシングに興味なくても、本日18時30分から放映される井上VSドネアの再戦を観てみてちょうだい。
アマゾンが独占配信する世紀の一戦だけど、恐らく前座試合が2試合あると思うので、井上VSドネア戦は9時前後になると思う。
プロボクシングには主要4団体があるが、同じ階級のチャンピョン同士が所属団体をこえてパウンド・フォー・パウンド、すなわち最も強い真のチャンピョンを決めるイベントがあり、3年前に行われたその戦いの決勝では、井上がボクシング人生初の瞼カット、流血、クリンチ、ドネアも井上のボデイブロウで悶絶ダウンの大接戦の末、3ー0の判定で井上が勝利して、年間最高試合に選ばれたのです。
ドネアが敗因を質問されて、「9ラウンドに右クロスカウンターがヒットして井上をぐらつかせたが、その後の展開でカウンター狙いをしてしまった。数ある経験の中から、誤った経験をセレクトしたのです。最後まで前に出てアグレッシブに戦うべきだった。」と、クールに反省点を挙げている。
井上は序盤に浴びた左フックで眼底亀裂骨折をしてしまい、右目が観えない状態でフルラウンドを戦ったが、少年時代から憧れていたドネアのビデオを繰り返し観て、ドネアの戦い方の記憶を頼りに戦っていたそうだ。
繰り返し視聴しているが、双方ともに防御と攻撃が混然一体となった非常に高度な戦い。
例えば、左フックを同時に放って、井上が顔を横に逸らせて衝撃を逃がしながらもクリーンヒットさせるなど、漫画の世界が現実に観られるのです。
歴史の生き証人になる幸せ。観ずに死ねるか!
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