ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

秋休み日和

2011-04-30 | 外出・買い物
秋休みもとうとう明日まで。
「少しは子ども孝行しとかなきゃ
と思うのは親ばかりで、子どもは放っておいてもらうのが一番のよう


でも、そうは問屋が卸せないのが、親。
「温(17歳)が日本へ行く前の思い出作りに。」
と、数日前に前々から予定していたスカイタワー観光を決行。
(思い出作りには、こんな事もしていました)


しかし、当の本人は当日体調不良で外出どころではなく、不参加
せっかくなので日本からの留学生クンを誘って、4人でGO
(あれっ?温の思い出は???)



その前にシティーのソーセージ専門店でランチ
ここは各国風のソーセージと好きな付け合せを組み合わせて選べます。

「頼んだ瞬間からなんだか忘れた

夫のナゾのソーセージとマッシュ。


善(14歳)はモロカンにフランクフルトの2本攻め

付け合せはロールのみ。玉ねぎのトッピングや野菜を断わり、この通り


粗挽き好きなワタクシはフレンチでトゥールーズ
と思ったのが品切れだったので、NZでよくあるドイツ風クランスキーに。
(でも、ラップにしたので善以上に絵にならず写真は省略)



場所はいきなり、スカイタワーの「スカイデッキ」(高さ220m)に。

186mのメインデッキから今しもダイブしようとしている人


準備万端

この姿勢で一瞬待って、


ジャ~ンプ
(というか、落ちてるだけ?)

最初はゆ~っくり、ゆ~っくり
その後にスッコ~ンという展開のようでした



オークランド博物館



市庁舎タウンホール




「オークランドにもこんな立体交差の場所があったんだ~」

としげしげ見入ってしまったスパゲティー状の高速道路
(でも、ここ1ヶ所だけでしたが


クイーン・ストリートのマクドナルドの屋根

これは周囲の高層ビルへの宣伝効果大でしょうね。
手描き風でほのぼの~。でもこの傾斜、描くの大変だったのでは?


移住以来暮らしている、
東オークランド

この水と緑と程よい住宅の組み合わせが限りなく好き


雨上がりだったので緑が鮮やかで、とてもきれいでした。



オークランド大学

ここに入りたい善はなにげに写メを撮っていました。(ママは見た


おもちゃのような

コンテナヤード


望遠でボケボケですが、

ワンツリーヒル


ラグビーの殿堂

イーデンパーク


オークランドらしい光景が広がる

マリーナ


デボンポート



ランギトト




今年のラグビーワールドカップのメッカになる、
パーティーセントラルの「クラウド」

飲み会会場はやめて(正解)、NZ物産展会場になるらしいです。
(それでも盛り上がるのか


あっと言う間に雨雲に覆われた

ハーバーブリッジ


西の方はすでに雨のよう。

「NZは1日に四季がある」
というのを目の当たりにしました


このガラスはコンクリート並みの強度だそうで、上を歩けます。

220m下が見えるって、ちょっとスリリング
高所恐怖症気味の夫は心臓バグバグで歩いてました。


その後は4人でジェラート屋さんへ。
「こんなに食べていいのかな~」
と言いながら、しっかり食べちゃいました

まぁ、お子様たちに楽しんでいただければ・・・・
学校が始まったら質素に過そうっと(誓)
(でもこの後の買い物の後、さらにコーヒーを飲んでしまったのは、内緒) 


この日の
ソーセージ・ランチ
スカイワター観光
ジェラート
すべて共同購入サイトで買ったクーポンを使ったので、
半額~




帰りのフラットホワイトまでクーポンで1杯1ドル(65円)
この手のデフレ、大歓迎ですっ

 

2000日

2011-04-29 | メルマガ・ブログ・占い
ボランティア先でのお茶の時間の話題はもっぱら今夜のテレビ番組の事。


ロイヤル・ウエディング?
バスケのブレイカーズ(NZ唯一のプロチーム)対タイパンズ?
ラグビーのブルース対ハイランダーズ?




女性ばかり、しかも平均年齢60代後半ですから、人気は圧倒的に、
「ロイヤルウエディング」


その横で小さくつぶやく、
「ブルース対ハイランダーズ」
のワタクシ

(がんばれ!万年NZ最下位のハイランダーズ 今年は監督も変わって、かなり違うとこ見せちゃってますからね~)


ブレイカーズもオーストラリア&NZリーグで初優勝
おめでとうございます~。
(ラグビーと同じ時間だったので最後の数分だけチラ見しました。バスケの試合がラグビーより長いと知ってビックリ


ロイヤル・ウエディングは・・・・・
その後、仕事に入ってしまいけっきょく見ずじまい
あとでYou Tubeとか見てみようと思います。
末永くお幸せに~


日本はGW初日だし、世間はなんだかちょっぴりリラックス・ムード?
日本の被災地の寒さも和らいでいることでしょう。
(クライストチャーチは寒さが本格化する時期ですが


そんな日に、このブログ「さいらん日和」が、
開設2000日を迎えました~
(って、数えていたわけではもちろんなく、編集ページのカウンターで知ったのですが)



寒っ



読者の中にはブログを始める前、HP「ニュージーランド移住記録」で日記を更新していた頃からの方もいらっしゃいます。皆さまのご訪問に心からお礼申し上げます。


これからもぼちぼちマイペースで更新していきますので、よろしかったらまたのぞきに来てください。


4月のメルマガ

2011-04-28 | メルマガ・ブログ・占い
さすがに月末でバタバタしています。
(いくらなんでも、今月は旅行しすぎでした~


・・・と言いながらも、昨日はスカイタワーに上ってきました。

(この話はまた改めて)


気がついたら、今月は5本もメルマガをUPしていました。
こんなことは1年ぶり!
(「4月になるとエンジンがかかる?」ということはないです


メルマガ「西蘭花通信」
よろしかったら、ご覧下さい。


明日から(いや、今夜から)GWですね~
日本の方はお楽しみ下さいね~。

GWに被災地へボランティアに行く人が大勢いるそうで、心強いです



再会

2011-04-26 | 趣味・ボランティア・チャリティー
昨晩、無事戻りました。

帰ってきたら、留守番をしていた子どもたちの朝食の食器がそのまんま
これでもヤツらは、
「家庭科が好き
と主張するんですが~


温(17歳)は最初からパス
善(14歳)は直前まで「行く」と言っていたのですが、最終的にドタキャン
これからの家族旅行は、よほどのことがないとムリなのか?


今月3回目の旅行となった今回は、北の街ファンガレイに行ってきました。
目的は再会です


ビルマ人医師のアリスとゾー。



2008年にビルマ(ミャンマー)を襲い13万人以上の死者を出した(らしい、正確な数字は不明なまま)サイクロン被災者のために、自宅でガレージセール(不用品販売)をして1万円ほど集めたことから、私は思いもかけない出会いの扉を開けてしまいました。
(その時の話は、コチラコチラで)


寄付したお金を、「なんとか確実に現地に届けられないものか」と思っていたときに出会った2人。彼らが被災者のために主催したファンドレイジング・パーティーのためにクルマで3時間かかるファンガレイに駆けつけたのが、ちょうど今から3年前。
(その時の話はコチラや後日談はコチラで)


以来、メール、手紙、電話という細々とした方法ながらも、太い友情を培ってきました。


去年早々こんな展開となり、私はこの直後にその後の人生がガラリと変わる霊的な啓示を受け、
「これはビルマと無関係ではない!」
と悟ったのですが、話が大きく横にそれるので、この話はまたいつか。


そして今回。
ちょうどパウアヌイから帰ってきてから電話で話し、
「僧院ができた!」
ということで、さっそくお土産話を聞き、お土産DVDを見せてもらうために再会を約束しました。


2人とも週末にも出勤することがあるので、2人が確実に揃うイースターの連休は再会にはもってこいでした。夫は土曜日に三度の飯より好きなラグビーのレフリーがあるので、日曜日出発となりました。



まったく変わってない2人がふるまってくれたのは、
クイティアオ
(ライスヌードルのきしめん版

まずは業務用の中華鍋を熱して玉子投入


「バカでしょう?この鍋からの香りが好きでこんなの買っちゃったのよ~」
というアリス。直径70cmぐらいあります


2人は2007年に亡くなった愛猫のために、正式な遺言まで残していたほどの猫バカでもあります (個人的には猫バカ万歳ですけどね)


醤油で下味をつけておいたクイティアオ投入~

慣れた手つきのドクターたち。


ニンニクの茎とエビ投入~




モヤシ投入~




できあがり~

シンガポールやマレーシアで食べていたのよりず~っとあっさりしていて、
危険なほど食が進んでしまいました



ホントのホントに美味しかったです。
あの道具立て、
あの火力
あの手際・・・・
真似できませんが、やっぱり家庭用のフライパンで真似てみようっと


2人で食べるときも、デッキに道具を用意して同じように作るというんだから、どれだけ好きなのか


個人的に中華鍋はバーベキューより断然気に入りました
他のものも作れるし、エンタメ度も満点。
キウイにもウケてるだろうな~
みんなアジア食好きだし。
感動~


でも、これはメインでして、その前にアリス先生の前菜もありました。

タイ式パンプキン・スープ、コリアンダーたっぷりの魚(タラキヒだったはず)のソテーとホタテとサラダ。


これも最高~
魚はおかわりしてしまったほど
夫婦でガっついて止まりませんでした。
おいしかったよ~ アリスぅ~


本日のメイン・シェフ、ゾー先生

医者にしておくのは惜しい


食後にビルマのDVDを見せてもらいました。



ワタクシの頼んだ布団の代わりの寝具一式(蚊帳や枕まで入ってます)を高僧に触ってもらっているところ。(日本のお払いのようなものみたいです)


こちらの高僧、今年御年86歳。

 

ただならぬ方のようで、画像からもオーラが漂ってくるかのようです。
アリスたちを通じ、こんなご縁までいただけて本当に光栄です。

少額でも息長く、かの国への支援を続けていきたいと思いました。 
(つづく)

またまた旅

2011-04-24 | 旅行
先週末の旅の余韻にひたりつつ、またまた旅行に行ってきます



夏休みの

コロマンデル


結婚記念日の

パウアヌイ



秋休みの

南ワイカトマウント・ティティラウペンガ


と続いたので、今後は、
北へ


あったかそうです~

では、皆さま良い週末を。
(NZの方は連休ですよね~←自営業には実は関係ないけど


ファームステイ

2011-04-23 | 旅行
まだまだ旅の余韻冷めやらずで、今日もティティラウペンガの写真で


行ってみるまでどんなところなのか、想像もつきませんでした。

宿泊施設が一軒屋だということぐらいしか知りませんでした。


着いてみたら、周りはこんな。



いわゆるファームステイ



迎えてくれたスタッフはクルマで30分かかるトコロアに帰るというし



「なにかあったら電話して!」

と言われても、こんな道、夜中に走れる?(しかも初日は大雨でした)


幸い近く(徒歩3分)に農場の従業員の住む家が・・・・

いざとなったら、あそこに駆け込もう


宿の目の前は、ウールシェッドと呼ばれる

羊の毛刈り場


「1匹もいなくて残~念。羊がいるのを見たかったな~」
と思いながら眠りにつき・・・・

(ベッドカバーもマオリ・モチーフ。眠っていても強そうです)




朝起きたら、 

この通り


朝7時半でこの状態って、

みんないったい何時に来たの
(しかも音もなく。こっちが爆睡してただけ?)
牧場の朝は早いです


宿の周りを自由に散策する羊たち。



どうやったのか、柵をすり抜けて脱走した2匹。




散歩から戻ると、入り口が羊でいっぱい



いきなり走り出す善(14歳)

こらぁ~
羊を追いかけて、いじめちゃダメ・・・・




追いかけてない??


二手に分かれて走っていく善と羊。

善は早く帰りたかっただけのよう。
(トイレだったの?)



しかし、これだけ羊に囲まれていると・・・・



どっちが柵で囲まれているのか、



だんだんわからなくなってきます。



羊の方が広々したところで食べたり寝そべったり・・・・

自由に見えます


丸1日自由にしていた羊たち。
夜はけっこう冷え込みますが、その辺に1匹1匹うずくまっていました。
みんなでくっついたら温かそうなのに
でも、真っ暗な闇の中で黙々と食べ続ける羊も
(懐中電灯までつけて、真夜中の羊をチェックしてしまったワタクシ


翌朝もこれまたビックリな光景

お迎えのトラックです。
長いコンテナ2つ分の荷台でしかも蛇腹式(というのかな?)


こんなんでバックしてくるんなんて、

神だ!


「ホント、尊敬するよね~、こういうトラックのドライバーって~
と夫婦で惚れ惚れと見つめてしまいました。


どんどん羊が積み込まれていくのですが、荷台の陰で見えません。

初日に撮った写真に積み込み口のようなものが写っていたので、
ここから1匹ずつ積んでいたのだと思われます。


しかし、このトラック、こんな道なき道を上がって来たのかと思うと、

ホントに尊敬


「これ1台で食ってけるっ
という世界なのかも。


普通、ファームステイというと農場主の母屋か離れに泊まって、
朝は乳搾り
絞りたてのミルクを飲んで、
自家製のヨーグルトやチーズをふるまわれ、
子羊や子ヤギと戯れ、
子馬に乗って敷地を回って、
愛想のいい牧羊犬がいて・・・・
(って、遠~い昔にフランスでそんな休日を過したことがありました)


・・・・というイメージですが、ここのファームステイは、
お客が完全に放し飼い




「治安ってなんですか?」
というぐらい人がいないし、夜なんかホントに真っ暗で、


「ここまで来れるもんなら来てみろっ!」
ぐらいな暗さ
(道はあんなだし、片側は崖だし、ガードレールなんてないし)


自分たちも出られないけれど、誰も来られない場所でした。


この愛想のなさが・・・・・




たまらなく好き
(ホント、商売っ気ゼロ

でもファームの中はコーヒーやお茶はもちろん、缶詰、ハチミツ、インスタントラーメン、レリッシュ、シリアル、冷凍食品、計量カップからベイキング用品まで揃っていて、まるで誰かの家にお邪魔したかのよう。

暖炉の火も起こしておいてくれて、温かい部屋に招き入れられ、
滞在中も部屋の隅々におもてなしの心遣いを発見しては感動しました。


いつか必ず再訪してみたい場所です。
(な~んにもないんですけどね~

イースター

2011-04-22 | 料理・食べ物・外食
今日はイースター・フライデーで休日でした。
今日から4連休なので行楽に出かけたり、買い物に繰り出したり・・・・


しかし、西蘭家は旅行から帰ってきたばかりだし、買い物も昨日、成長著しい善(14歳)の服をまとめて買ってきたばかり。
(ボードショーツが5ドルとか、ハーフパンツが10ドルとか、そこそこのブランドが古着のような値段で投げ売り中でした


ついでにブランチをしてきた、
ライブラリー・カフェ

最近、かなり値上げしてどれもビックリなお値段に
共同購入サイトのクーポンで半額だったものの、その手の割引がないと、ちょっとねぇなお値段。

・・・と秋休みの家族サービスでもシビアな主婦感覚




イースターといえば、
イースター・エッグ

温(17歳)はもらったエッグ・チョコをちゃんとトレイに立ててました。
(やることがいちいち可愛い、不思議な17歳


こちらのイースター・バニー(もちろん、チョコです)は子どもたちへ。

毎年売っていたのか、今年初めて気が付いたリンツのもの。
高さ10cmぐらいでかなり大きいです。


でも、このウサギ・・・・



切れ長の目
おメデタそうな金色
さらにおメデタそうな赤いリボン


しかも、
金の鈴なんかつけて、
ちょっと招き猫風




なんともイースターらしくなく、
オリエンタル風
なのです。



この『金+赤』の配色は、
中国人の十八番。
お金の『金』
とにかくめでたい『赤』


こんな→
だったり・・・・







←あんな
だったりしますからねぇ・・・・








し・か・も、
今年はウサギ年



「ねぇねぇ。もしかしたらこのバニーって、中華圏で新年の引き出物用に売られてたんじゃない?そのときの型が工場に残ってて、
“このままイースター用にしちゃえっ!”
ってことで、ここまで来ちゃったとか?」







我ながら、いい読みだと自負しております
毎年使えるし、型を作ってもいい投資になったと思いますよん。


今どきの外国ブランドのチョコレート、大手ともなればかーなーり中国製。
このキンキラバニーが、
(リンツの)スイスによる
華人のための
中国のチョコレート

であっても、全っ然驚きませんって



さて、子どもたちのチョコの食べ方です。

温:
キレイに包装紙を取って、
リボンを付け替え、
鈴を鳴らし、
お皿に持って、
「チョコにもちゃんと目がある~」
と小さな発見に喜び、
さんざん愛でて、
眺めて、
楽しんで・・・









一気喰い
(あの~、いくら中は空洞でもかなりの量なんですけど~。大丈夫か、鼻血


善:
いきなりボキッっと耳を折り
取り出して、
残りの部分を包装紙で包み直し、
冷蔵庫にポイっ・・・・



見た目には一切興味がなく、チビチビ長~く楽しみます。




いつものことながら、同じ親から生まれたとは思えない、この性格の差。
一人っ子を2人育てているような感じです
(みんなそうなのかな~?)

寄り道

2011-04-21 | 旅行
旅は途中の寄り道もまた愉しいもの。

電車なら途中下車ですが、クルマとなると、それこそ、
「えっ アレなに?」

ハイ、ストップ
と思わぬ発見がかなりの頻度で起こりますよね~。



今回も行きがけにマタマタを目指して走っていると、

「カフェにしちゃ、ずい分大きくない?」


と思ったら、中はチーズ工場も兼ねていて、



「あ~ このブランド知ってる~」
(というか買ったことある~)

ということに

チーズ大好きの温(17歳)が一緒ですから、素通りできるはずもなく、
ブリーとブルーをゲット


NZのブリーは匂いが薄くてさっぱりあっさり系が多いですが、
ここで買ったのは、ややひつこくて(笑)みんなで気に入りました。
(今後はスーパーで買ってみよう)



マタマタ到着。

元オールブラックのブレンドン・レナードを輩出した町。
(どうでもいい情報でしたね

ここでお昼に


夫のミートパイ



ワタクシのバターチキンパイ


子どもたちはサブウェイへ。
なんでここまで来て、ファストフードなわけぇ~


eat.
というお店でした。 

美味しかったです。


目的地目指してティラウ方面へ左折。




ティラウ到着 
(近っ




ティラウと言えば、トタンの町

巨大なトタンの犬はインフォメーション・センター


お隣のトタンの羊はおみやげ屋さん。

よくできてます~


お店の看板もトタンなら、



キリストだって、トタンさっ!




ティラウは帰りにコーヒー・ブレイクでまた立ち寄りました。

時間が遅かったのでしまっていた店も多かったものの、ここは営業中。



店内も猫だらけ

ダブルショットの濃ゆ~いコーヒーで、眠たがっていた夫の眠気も吹き飛び、この後も快走~。


あいててよかった
(って、そんなコンビ二の宣伝が昔ありましたよね~。コンビニが閉まっていた時代のお話)



NZではお酒も飲める年齢なのに、
「今まで飲んだ、どんなミルクシェークよりも甘い
とウレシそうに、お花の隣でチューチュー飲んでるヤツ


(今のところ酒・タバコ一切興味がないようです)




店内はオブジェや絵が所狭しと飾られ、

すべて売り物
ギャラリーも兼ねたカフェでした。



隣はカントリーグッズのおみやげ屋さん。
同じオーナーのよう。


可愛いグッズがありましたが、
正気に戻されるようなお値段(笑)
見せてもらうだけに~





こんなガーデン・オブジェの自転車もありました。

間違いなく中国製だろうなぁ。
(友人もこういうカントリーグッズのビジネスしてました)


オークランドに戻ってからも、
さらに寄り道~

前回、昼に絶品の5ドル麺を食べた上海レントラン。


ファームの反動で、
どーんとお中華

白身玉子とエビ炒めの黒酢がけ(温のチョイス)


揚げ中華饅

コンデンスミルクとどうぞ。
(これも温のチョイス)


他にもいろいろ頼んでしまいましたが、早く食べたい子どもたちからは
写真を撮ると非難の目・・・

よって自粛しました


やはり寄り道は愉し
(ご飯作らなくてもいいし~)


原生林ウォーク

2011-04-20 | 旅行
今回の旅の一番の目的は、実はファーム・ステイではなく、
手付かずの原生林を歩くこと
でした!
コチラのツアーに参加しました)


この辺り一帯はポウアカニと呼ばれるマオリの一族が、その所有権を巡って国を訴え、30年間の訴訟を闘って取り返した場所なのだそうです。17ヘクタールの広大な土地は、複数のマオリ地主がティティラウペンガ・トラストという信託に供託した形をとる、私有地なのです。


なので、こんなに広くても自由に通り抜けできません。
(道もあまりないんですけどね!)

こんなに不便なところに用もなく来る人もいないでしょう


舗装されていない道の登り降りで、

四駆でないとキツイです。(かなり傾斜もあります)


一時は天気が荒れ、ブッシュ・ウォークどころではありませんでした。

けれど最終日は雲ひとつない晴天に


雨上がりの緑が本当にキレイでした。

牛や羊でなくても、この緑がだんだん美味しそうに見えてきました


ティティラウペンガは男神で、姉妹との仲たがいを父親のランギ(空の神)に戒められ、最後は仲良くなったきょうだい。

これはティティラウペンガが右を頭にして横たわっている横顔。
(一番高いところが鼻に当たります)


ブッシュ・ウォークまではピックアップトラックとジープの2台でGO



クルマ1台がギリギリ通れる幅ですが、絶対に予想外の対向車がないため、これでOK

環境保全のために農場で雇っている人などごく数人以外は住人がいません。
(2.5人で約千頭近い牛の面倒をみれるそう。スゴ~い!)





荷台に立って説明を聞く善(14歳)。
行きは善が荷台に陣取りました。

私有地なので荷台に人が乗って走行してもOK!
(なんだったら左ハンドルでも、車検を通ってないクルマでも走行可


「最後のトイレまで240キロ」



実はその横に
「最後のトイレ」が・・・



日曜大工のような造りの味のあるトイレで、中がコンポストになったエコトイレでもありました。





それでも窓にはこんな可愛いステンドグラスが

思わずトイレ内でパチリ


歩き始めてすぐに出くわした巨木。NZ原生のトタラ。

ゆうに樹齢千年以上だそうです。


どうやってもカメラに収まりません

まるでトトロの木。


これはトタラにNZ原生のラタの木が取り付いたもの。

右側の真っ直ぐ上に伸びているのがトタラの枝。
しかし、左側の下に伸びている細い枝はラタという別の植物。

ラタは空中を飛んで好みの木(トタラが多いそう)に寄生し、
徐々に枝を下に伸ばし、地面に着くやそこから根を生やし、
いつしかすっぽり元の木を覆ってしまうそうです




この間、な~んと、
数百年

取り付かれているトタラも千年木だったりするので、
なんとも気の遠くなる話。



これはすっかり包まれて、今やラタの木となってしまった元トタラ。

大きく割れた穴の中にかつてのトタラがあり、穴の上奥に少し残るトタラ。


この穴は人間が中で立てる大きさ。

フラッシュをたいて写真を撮ると、ずっと上まで空洞なのがわかります。
この朽ちた部分はトタラだそう。

ラタとなってからも、また千年以上生きるのでしょうか?
「興味があったら、2、300年後に戻ってきたら?」
と言われました。(生まれ変わらなきゃ


ファームのベッドサイド・スタンドに使われていたトタラの木。

もちろん伐採禁止種なので、嵐や寿命で自然に倒壊した木は貴重です。


他にも覚えきれないほどたくさんのNZ原生植物の面白い話を聞きました。
う~ん、メモ帳とペンを持っていくべきでした
歩くだけじゃ、もったいない



歩いた後はトイレがあった休憩所(ステキな五角形の建物だったのに写真を撮り忘れました)に戻り、ランチタイム~

パンに好きなフィリングを挟んで思い思いのサンドイッチを作って、
いただきま~す

「ご飯命!」
で普段パンを食べない善ですら、勢いに乗って4つも食べたそう
素晴らしく美味しい森のお食事でした。


帰り道は夫とワタクシが荷台へ

ゴトゴトガタガタゴトゴトガタガタ



最高~の乗り心地
(足出演:夫  ワタクシのは短くて写らない~



サヨナラ、ティティラウペンガ

また会う日まで。


マウント・ティティラウペンガ

2011-04-19 | 旅行
帰ってきました


サウス・ワイカトのマウント・ティティラウペンガに行ってきました。



本格的なファーム・ステイで、

アスファルトの道なんかありませんから


羊の向こうがファーム。

2部屋しかなく貸切状態で、夜は本当に私たち4人だけ~


ファームの後は家畜用の作物畑。(冬場はこれを食べてしのぐそう)

青々して美味しそうでした。


ファームの前は羊がモコモコモコモコ~

これが部屋からの眺めです。
(しーあーわーせー


メーメーメーメー

ファーム度100%


働く牧羊犬


吠えるのではなく立つだけで、上手に群れをコントロールしていました。


夜は月明かりが本当に明るく、

明かりが反射した雲まで撮れました。(これって普通


2日目は大雨が降ったり止んだりで、ファームでまったり。

こんなに大きな虹が出ました。
(室内からの写真)


「ちょっとひとっ走り行ってくる!」

と言いたくなるような、虹の根元の近さ。
「ここ掘れワンワン」な距離
虹の向こうの道が七色に透けています。


NZ暮らし7年目にして、
や~っとキウイ体験デビューです。

(滞在中、夫がハマってしまった暖炉。家にあるのに使ったことがなくて

また旅

2011-04-16 | 旅行
子どもたちが秋休みに入ったため、また旅行に行ってきます。


先日の虹



昨日の夕焼け


ネットがつながるのかやや不安な場所なので、ブログの更新は無理そうです。

その代わり、メルマガ「西蘭花通信」を2回分更新します。
受信されている方はお楽しみに
(HPの更新は帰ってきてからします~)



愛と光、安心と安全

2011-04-14 | 映画・文化
昨日はけっこう仕事に集中し、夜はさすがにちょっと煮詰まり気味
そんなときにmiminetあきこさんの「お祈りひーりんぐ」というものを知り、
サイン


「遠隔のようなもの?」

(ワタクシの遠隔初体験はコチラで)
と思いつつも、あまり深く考えずに、少しだけストレッチをして、シーツを替えたばかりのベッドへGO


NZは冬時間になったので日本との時差は3時間 ひーりんぐが来る9時はこちらの12時でほぼベッドタイム。


寝ちゃってもよし
うけとってもよし
と軽い気持ちで、ご指導どおり、
「うけとります」
「うけとります」
「うけとります」


>ハートにおとしこむ感じで (←コレ大事)心の中でおっしゃってくださいね
というのを実行。


時計も見なかったので、12時になったのかどうかもわからないままシーツの中でヌクヌクしていると、
━━━(゜∀゜)━━━キター


ワタクシの場合、初めての遠隔のときと同じように足の裏がパーっと温かくなり、それがジワジワ~っと足を上がってくる感じがしました。レイキよりもゆっくりで、もっとホンワカ温かい感じでした。


なぜか温かみは太ももの半分くらいで止まり、
モコモコのニーハイソックスを履いているような感じ
(チープな例えですみません


同時に暗い部屋で目を閉じているのに、閉じた目の下の方がほんのり白く明るく感じられ、遠目に見る山桜の白さを思い出しました。


初めての遠隔のときよりも気持ちに余裕があったせいか、もっともっとリラックスしていて、安心で守られているような安堵を覚えました。

●「愛と光」
●「安心 安全 どんな状況でもまもられている」
●「じぶんの直感を信じて適切な行動がとれる」
とゆう感覚をおくります。

というひーりんぐの目的がなんとなーくわかったように思えました。
その後はおかげさまでマリアナ海溝級の深い眠りで、朝の目覚めも最高でした。


ご興味ある方は、あきこさんのブログをチェックしてみて下さい。
また別の企画があるかもしれません。


受け取ったときの感覚には個人差、その日の体調や心理状況などが複雑に絡むそうで、私の遠隔体験も2日として同じものはありまでんでした。
ほとんど何も感じられない日もありましたが、日本中が大変なこのときに、
「レイキを送ってくれている」
いうお気持ちだけでも、ワタクシには十分でした。

あきこさん、ありがとうございます


こんなに寝覚めのいい日は、そのまま仕事に突入したら、さぞや効率がいいんでしょうに、いろいろやることがあって
(夫は信じてくれず、「外で朝ご飯が食べたかったんでしょ?」と言っています

朝から外出&ブランチ







帰ってきたら、お隣のシロちゃんがこ~んなところに

「あの~、そこ植木鉢入れるとこですけど~」
(入ってないけど


「どこ行ってたんだニャン

「ヒマだったニャン


あ~らよっと

(若い!) 



写真撮りすぎだニャン

1匹1枚までだニャン

(つい最近までカメラが恐かったグレちゃんはまだ緊張気味)


おうちDEおもち

2011-04-13 | 料理・食べ物・外食
今日は父の誕生日
82歳になりました。


地震にも余震にも耐え、ひたすら数独をやっているようです(笑)
毎年恒例の誕生日の旅行はすでに済ませ、今日は家でゆっくりだそう。
いくら82年も生き、戦争も潜り抜けた世代とはいえ、今回の地震は初めて経験する大きさで、かなり疲れている様子。


家も家財もまったく被害のない横浜でこれなのですから、被災されたり、原発の影響で避難されている高齢者のご負担たるや、いかばかりかと思います。改めて1日も早い事態の収拾と復興をお祈りします。


さて、今日の私は1日仕事~
夫も仕事で出たり入ったり~
良く遊びよく働けですね



最近ハマっているのが、パン焼き機(HB)でのおもち作り。
きっかけは、日本からのおみやげに、きな粉をもらったことでした。
「きな粉もち」以外の使い方が思い浮かばなかったワタクシ


「おもちはどうしよう
ということから、「もちっこ機能」などないこちらで買ったパン焼き機であれこれ試行錯誤の末、とうとう成功~


最近は週に1、2度作っています。おもちといっても、ついていないので、出来たてはかなり柔らかく和菓子風。乾燥させて冷蔵庫(冷凍庫の方がいいのかな?)で保存すれば硬くもなります(板もちほどではないですが)。
その前に、食べ切ってしまいますが (by温)



あんこを入れて大福風にしたり(善&夫の大好物)

(「パン焼き機でこねる」の図)


きな粉もちにしたり(温の大好物)

(30分ぐらいコネコネ)


中華食材の黒ゴマ粉(これはクルミ入り)をまぶしたり(私の好物)

(本当はお湯で溶いて飲む飲み物用)


季節外れのお雑煮にしたり
もちろん、焼きもちにしたり・・・・

(中が湿気るのでフタを開けてコネコネ。見ていても楽しい
いろいろ楽しんでいます。



これもみんな、おみやげのきな粉のおかげ。
ありがとうございました~

心がザワつくときは

2011-04-12 | 経済・政治・社会
昨日は、
「月曜だし、ガッツリ仕事しよう!」
と思いながらも、

「地震から丸1ヶ月かぁ~」
と思うと、衝撃的な映像の数々や放射能が拡散され続けている現実などが頭を占め、資料の文字がまったく頭に入ってきませんでした。


早々に諦めて、まだ頭に残っていた内容でメルマガを1本書いて配信。
Vol.0531   ~フレンチ・ドド~

地震とは無関係な遥か昔の思い出話。せめて頭の中だけでも、
現・実・逃・避


あとはあっちを片付け、こっちを片付けと掃除をしていました。
心がザワついて何も手に付かないときは、
1. 掃除
2. 庭いじり
 (特に黙々と草むしり)
3. 外出
がいいように思います。

でも、3は後から後ろめたさが募るのであまりしません。1と2は決して無駄にならない労力だし、見た目もこざっぱりして、無心なうちに落ち着いてくる気がします。


片付けの一環に、日曜日のコーンウォールパーク・スクールのフェアで買ってきた水切りラックを、移住以来かれこれ7年間使っていたものと交換しました。

今までのものはつなぎ目部分にほんの少し錆が出ていたものの、錆の部分が大きくなりもせず、普通に使えていました。

けれど新品同様のものが1ドル(65円)だったら、交換するでしょ?



小さいラックを引っ掛けて、箸やカトラリーの水切りに使っています。エコライフの一環に食器洗い機と乾燥機は使わないことにしているので(食器洗い機は食料品の保存場所になっています)、この手のラックは必需品です。


でも食器洗い機の普及で使わない家庭が増えているのか、量販店でもしっかりしたものを売らなくなってきました。


代わりにお皿が数枚しか載らないような、オシャレな木製(時間の問題でカビが生えますよね?)を売っていたりで、今回、思いがけず出会えてラッキーでした。


今までのものは入念に洗って、チャリティーショップの寄付へ。
2~3ドルにはなると思います。


あとはバスルーム掃除、トイレの床掃除、掃除機・雑巾がけなど。
主婦な日ですなぁ~



地震から丸1ヶ月経っても大きな余震があったり、
(関東地方でもかなり揺れたようで、さぞや恐ろしかったでしょうね。お見舞い申し上げます)
原発から20~一部50 km圏内での計画避難が決定したり、
(なぜこんな遠くまで???そんなに深刻なの???)

今日は今日で、
福島の事故評価がチェルノブイリ級の「7」に引き上げられ・・・・
時間の問題で過去最悪になってしまうことが現実味を帯びてきました。


終わりの見えない放射能問題の不安は電力不足で経済が減速するよりも、もっともっと恐ろしいですよね。経済なら立ち直るロードマップはいくらでも描けるけれど(その通りになるかどうかは別として)、放射能を浴び続ける空気、土壌、水をどうするのかは、誰にもわからないこと。


政策担当者批判は簡単だけれど、批判している人たちにも秘策があろうはずもなく、党利に基づいた空虚、無責任な発言は本当に醜く感じます。これほどの事態でも日本の政治は「挙国」になれないのでしょうか。


今日もDJ村内さんのブログには貴重な写真がたくさん掲載されています。
原発で栄えた町
懸命に・・・
この現実から目を反らしてはいけないですね。
猫の姿がまったく見えないのもまた、別の現実なのでしょうか。
村内さんの言葉も重く胸に響きます。本当にご苦労さまです。



今日は心をニュートラルにして仕事します



お隣のシロちゃん(本名:ケニヤ)



グレちゃん(本名:ステラ)

善が部屋のラグをデッキに干したとたん、すぐに飛び乗ってこの通り。
キャットシッターな日々が続いています。



1ヶ月

2011-04-11 | 経済・政治・社会
東日本大震災からちょうど1ヶ月の今日、日本から送られてきた「朝日グラフ」が届きました。ありがたいです。何度も何度もページを繰りました。


ラグビーを観ようとテレビをつけたタイミングで地震を知り(夏時間は日本との時差が4時間なので夕方でした)、1年ほど前からNHKを受信し始めていたため、地震直後からライブで報道を見ていた私たち。津波が襲って来る様子もその瞬間に観ていました。


何度も観ていたはずの映像でも、写真として静止画像になるとまた違ったものが見えてきました。


この建物の上に船が載った様子も、ヘリコプターからの映像として観ていたと思いますが、写真でよく見ると、船には驚くほど被害がなく、水に浮かべたらそのまま走り出しそうに見えます。

破壊しつくされた周囲との、奇妙なコントラスト。


宮城県石巻市

島のように孤立してしまった地域。
まるで海の中に消え入るようです。


岩手県陸前高田市



宮城県南三陸町

被災前は一度も聞いたことがなかった地名なのに、何度も何度も報道で耳にした場所。岩手県山田町や福島県南相馬市も、ですよね。


アートのようにして残酷な光景。

打ち上げられたクルマが息絶えた動物のように見えます。


戦場でもこうはならない、重なり合う家々。

アパートのベランダの物干し竿は残り、靴下干しまで残っているのに。


水の中で燃え続ける家。

夜を徹して燃えた気仙沼の様子は今でも目に焼きついています。


迫り来る大津波。

ミニカーのように小さく見える、諦めたように整然と並ぶレンタカー。


なんだかわかりますか?

冠水した仙台空港です。
まるで孤島のようになっていたんですね。


人が写っている写真には胸を締め付けられたり、



ホッとしたり。

負けないで。


これも不思議と印象に残りました。

津波で家の中は滅茶苦茶なのに、水が届かなかったご先祖の写真は完全な形で残っていて、神棚のお札や達磨も落ちなかったよう。
このご一家にはご先祖のご加護があったのでしょうか。


そして、被災地で犬を散歩させる女性。
 
地獄のような場所での普段と変わらない光景に生きていく力を感じます。



非日常の中に少しでも日常を取り戻していくことが、被災者だけでなく日本全体に必要なことなのでしょう。


しかし、それを阻む余震、計画停電。そして放射能の問題・・・・
とうとう半径30km圏内の計画避難の指示。計画的に進めるならば、ぜひ動物も連れていけますように。

放射能が天災以上に残酷な二次災害にならないことを祈るばかりです。