ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

チョンガー・コーチ

2006-07-29 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
引越しだろうが体調を崩していようが、ラグビーコーチはグラウンドに立ちます。ましてや相手が子どもとなれば、こちらの事情はさておき、練習に試合にと毎回皆勤賞です。

夫はまさにそんな子どもラグビーのコーチ。
香港以来、温(12歳)が生まれる前からやっているので、かれこれ13年も子どたちを教え続けています。それでも移住するまでは、
「ラグビー王国ニュージーランドじゃ、出る幕はないだろう。」
と高をくくっていました。

ところが、移住早々に息子たちがラグビークラブに登録するや、
「コーチをやってくれないか?人が足りないんだ。」
と声をかけられ、夫が引き受けなければ善(9歳)のチームのコーチはいない?!と脅され@@ました(笑) アジア人にまで声をかけるなんてよほど困っていたのでしょう。

けっきょく、英語のハンデに目をつむり(教えられる子どもたちも?)、引き受けることになりました。あれから2年。今は2シーズン目たけなわです。

最初の年は私も皆勤賞で子どもたちの写真を撮っては保護者にメールで送り、ジャージを洗濯しと、夫との二人三脚でした。ところが今シーズンは温の試合の時間と場所が善と全然違うことばかりで、毎回夫婦で二手に別れるようになりました。

先日、久々に善の練習に行ってみたらトンガ系アイランダーママに、
「どうしてたのぉぉぉ!!久しぶりじゃな~い!」
と、ハグと言うよりも抱きつかれ(大柄なので抱きかかえられ?)、
「ずっと海外に行ってたんでしょう?」
と。
えっ?海外?

私の姿が見えないので、彼女一家は私がもうNZにはおらず、海外にいると信じていたそうです@@
はぁ~~?

「ってことはさ、私と夫にナニかあって、終わっちゃったとでも思ってたの?」
と聞くと、彼女や周りの娘たちはニヤニヤしながら、
“Something like that!”(まぁ、そんなとこ!)
と言って、みんなで吹き出して大笑い。

確か彼女と最後に会ったのは、3月に香港に行った後のはず。
「1人で行ったの?いいわよね~♪ 私もこの間、1人でトンガに帰ってすっごくよかったもの♪」
というような話をしたので、
「そう言えば最近、長男の姿も見えないし。やっぱり香港へ?」
なーんて尾ひれがついて想像は膨らむばかり┐(  ̄ー ̄)┌?

これでいくと夫は、私に愛想を尽かされても、
男手ひとつで善の面倒を見ながらコーチも続け・・・
という筋書きだったんでしょうか。
これってかなり笑えます´▽`;
「やーねー。ずっといたわよ。」
と事情を説明して、再びみんなで大笑い。

結婚したカップルの2組に1組が離婚し、子どもの3人に1人は片親という国ですから、ちょっと姿を見せないと本人の知らないところで、とんだ噂になっているのかもしれません(笑)
「アブナイ、アブナイ。もっと土曜の試合に顔出さないと。」
(慌てて写真撮影再開?!↑)
と思った矢先、今日も仕事で家にTT

今度はどんな噂に´。`?

==================
前回お尋ねしてた“温泉オーブン”表示、さっそく読者の方からメールをいただき、他メーカーの取扱説明書という裏技(?)
でかなりわかりました(喜) こんな手があったとは!
お騒がせしました~。
明日にもピザを焼いてみましょう。上手くいきますように(祈)

温泉オーブン?

2006-07-27 | 料理・食べ物・外食
今日は思いがけず、昼と夜と2人も友人が訪ねてきてくれ、
「久しぶりに家族以外の人に会った♪」
と思ってしまいました。それだけずっと引きこもっていた証拠です。

夜は急の急だったので、おもてなしもへったくれもなく、キッチン周りでは最後の1箱となった段ボールのすぐ脇で、みんなでフツーに夜ご飯(笑) ラッキーなことに明日は善のクラスで持ち寄りランチがあり、いつもの太巻きを巻こうとご飯が10合炊いてあり、カボチャや大根、チキンや中華餅でスープもた~っぷり作ってありました。
質はともあれ量だけは万全でした♪

ところで、もしもお分かりでしたら是非教えていただきたいことがあります。今度の家のオーブンの表示の意味です。


左から、
タイマー?⇒手か炎?⇒ベル?
⇒温泉@@??⇒温泉ダメ???⇒手か炎ダメ????

と、なんのことやらわかりませ~んTT



こちらは時計回りで、
照明⇒上下加熱?⇒点々加熱??⇒点々加熱+ファン?
⇒加熱+ファン????⇒雪印ぃ
@@?????(解凍かな?)

と、やっぱり何がなんだかTT



どこでどう予熱するのかもわかりませんTT わからないなりに、いろいろなボタンを試しながら一度リゾットを作ってみましたが、どれも温まるばかりで表面がカリっとするような感じがなく、
西蘭みこと。44歳。違いがわかるオンナ・・・
になれませんでしたTT(古っ!でもあのテーマソングが懐かしい!タララ~ラ~ラ、ラ~ラララぁ♪)

メーカーはClassiqueといかにもヨーロッパ大陸風。
ネットでも検索してみましたがわからずじまい。同じようなタイプをお使いの方がいらしたら、ぜひぜひコメント欄でお教えください。(このエントリだけコメントが付けられる設定になっています)
どうかよろしくお願いしま~す(伏)

ブロッコリー・リッチ

2006-07-25 | 家事・家計・リサイクル
ここ最近、天候不順のため野菜が驚くほど値上がりしています。
ざっと見る限り、夏場の4倍、昨年の冬と比べても約2倍の価格です。普段は1ドル前後だったものが(1ドルは約75円ですが、区切りのいい数字といい物価の違いといいちょうど100円の感覚)、軒並み4ドル近くまで上昇してしまいました。

日本で言えば、キャベツ1個、ブロッコリー1個、ほうれん草1束、きゅうり1本(テレグラフと言う名の40cm近くあるものですが、それでも
1本ですよ、1本!)、冬野菜の大根、白菜も、
全~部400円になってしまった感じです。

スーパーの野菜コーナーでは私だけでなく、買い物客みんなでため息。目が合うとお互い思わず苦笑してしまうほどの高さでした。(クマラとカボチャは価格変動もほとんどなく、子どもも好きでよく登場します。クマラはセイロで蒸しておやつやお料理に→)

そうは言っても野菜を食べない訳にはいきません。特に肉はどーでもいい私にとっては大事な主食。子ども2人も私以上に食べるので消費量は半端ではなく、あれこれ知恵を絞ってしのいでいました。

昨日は久しぶりに野菜の値段が下がっていました。
特に人気のブロッコリーは最初に行った中華スーパーでは
1個1.15ドルとほとんど1ドルに迫る安さ!
「おぉ~~、直近最安値♪」
とさっそく2個買いました。

ところが、次に行った大手スーパーでは1個0.99ドルでした!
さすが大手、目玉商品となると安いです。(全体的にはいつも行っている中華スーパーの方が安くて鮮度もいい場合が多いのですが)
「ガーン、こっちの方が安いじゃない!」
と言うと、
「ここはナンピン買いだな。」
と隣の夫。

このブログではよく出てくるナンピン。
株などを高値で買ってしまった場合、値下がりした時に同じ銘柄を買い増し平均単価を下げておく投資手法です。実際は下げ相場の中で買うというのはどこまで下がるか読めない上に、最初に買った分が含み損を抱えているので、けっこうしんどいものですが´。`;

「株じゃあるまいしブロッコリーにナンピン入れてどこで利食うのよ。」
と言いつつも、ゲラゲラ笑いながらさらに3個買いました。
これで平均単価は1.054ドルに。おぉぉ!安い!(どよめき)
つい1週間前までは限りなく4ドルでしたから、かなりの割安感。

こうして思いがけずブロッコリーに大きくポジションをとってしまった西蘭家。分散投資もへったくれもありません(笑)
「久々にベトナム料理にしてサイコロステーキと和えよう。」
と思っていたのですが、この量だともう2品くらい作れそうです。

NZのブロッコリーは日本のと違い、茎を15~20㎝も残して切ってあるので、この茎が非常~に役に立ちます。薄切りにして野菜炒めにしても、細切りにしてにんじんやもやし、木耳などと中華風スープにしても、みじん切りにしてチャーハンに混ぜても色鮮やかで、歯ごたえはあっても硬くはなく、本当に重宝です。今回のように5個分となると子どもが大好きなポタージュスープになります。

たかがブロッコリーでなんだか気分はとってもリッチ♪(←単純)
これで3品も作れるのなら、立派な利食いです。やはりナンピンは正解でした。ナンピンの成功は銘柄への信念と度胸にかかっています。意地はご法度でぇ~す´0`<

ママの片付け

2006-07-23 | 私事・リタイア・人生
引越してかれこれ2週間。
家具も買わずに収納しているので、さすがに片付けのペースが落ちてきました。どんなに踏ん張っても、ウォークインクローゼットだけは付けないことには収まりません。
(←アボカドの木もお引越。
手前の小さい方の木が元気なく心配です。こちらではハーブなど家庭菜園も一緒に引越すようで、この家にも掘り返した跡が´ー`)

個人的に“片付け完了”の夫は、
「早く業者を呼ぼう。」
とせっつきますが、家具を付けようとしている私たちの寝室こそモノだらけで、業者を呼んだところでどれぐらいのものをどう注文したらいいのやら?

そうなんです!夫も子どもも、とっくに“片付け完了”なんです。
彼らにしてみれば、
「あとはママのものと、お家のものだけ。」
ということに・・・。

ママのものはママがやらないとわかんない――
お家のものもママが場所を決めないと片付かない――
よって、
「ボクたちには関係ないもんね~♪」
ということで、堂々“片付け完了”なのです┐(  ̄ー ̄)┌

私個人のものは最も後回しで、最初のうちは洗濯した服をしまう場所さえなく(それまで使っていたカラーボックスを子どもに譲ったため)、洗ったそばから同じものを着ているような日が続きましたTT 
ビーズの収納に使っていた本棚もすでに善の部屋に。それで、
「ママも早く片付けなよ。」
って言われてもね~TT

昨日も片付け、今日も片付け、明日も片付けで、とうとうメルマガまで´。`; 「掃除de開運」をUPしましたので、よろしかったらどうぞ!心を込めての家磨きを今だけに終わらせず、ぜひとも生活の一部としたいものです。
な~んて、そんな悠長なこと言ってないで早く片付けなくちゃTT

レモンとオレンジ

2006-07-19 | ペット・動植物
私たちのニュージーランド暮らしは最初からレモンづいていました。
到着して24時間経つか経たないかのうちにご馳走になったレモネード。(その時の話はコチラから)
そしてレモンの木がある家に引越し(詳しくはコチラで)、
レモンがご縁で家族ぐるみのお付き合いとなったイライジャ一家との出会い(その話はコチラ)・・・。

それまで知りませんでしたが、レモンというものは1年中、実がなります。柑橘類ですから、てっきりみかんのように冬場だけ結実するのかと思っていましたが、なんのなんの、真冬でも真夏でもピカピカの実をつけます。

今の家にもレモンがあります。
前の家の木より遥かに樹齢がいっているようですが、裏庭でたわわに実を実らせ、冬の青空を背景に艶やかな黄色が輝くようです。キッチンの窓からよく見え、見ているだけでも元気が出てくるような鮮やかさ。

前の家のレモンは、キウイの友人に、
「ホントはこんな風に呼んじゃいけないんだろうけど、うちではこういうレモンを
“マオリ・レモン”
って呼んでるわ。」
と言われたほど肉厚の“大物”でした。
←両掌ですくうほどの大きさで、重さもずっしり。本当にマオリのイメージで、
「うちでもそう呼んでるわよ!」
と言って、思わず2人で大笑いしたものです。

大きいのになると皮の厚さだけで1㎝ほどあり、2つに切るとすぐに断面が盛り上がってきて、再びくっつけても皮と皮が届かないほどでした。厚く硬い皮の中で行き場のなかった実が、一気にせり出してくるかのようです。

それに比べたら、今回のレモンは小ぶりで皮も薄く、お店で売っているのにかなり近い大きさです。さしずめ、
“パケハ・レモン”(白人レモン)
というところでしょうか´。`? 切るとやはり実がせり出してきます。これが「鮮度」なんでしょうね。

どちらもオーガニックなんて洒落たものではなく、庭に生えているだけで実際はほぼ野生。前の家のレモンは米のとぎ汁を根元にかける以外、何もしてきませんでしたし、今の家はレモンのみならず、庭全体に手入れをされていた形跡がほとんどありません(笑)

その分、香りがとても強く、酸っぱさにも野趣があり、前の家では風邪の引き始めにたっぷり搾って飲んでいました。ほとんどの場合、翌日にはすっきりで、「レモン○個分」が謳い文句の市販のビタミンCよりよほど効きました。(かなりの体調不良はビタミンC補給で治ることを知ってから、私はもっぱらこの方法です)

レモンに加え、
今度はオレンジの木もあります。
「これでもう、みかん狩りに行かなくて済むな。」
とは夫の弁。みかん狩りなど子どもが生まれる前に夫婦で一度行ったことがあるくらいで、
“行かなくて済むな”
なんて断言される筋合いはまったくない気がするんですが~´。`A
(狩らずに熟して落ちたのを拾います。その方が甘い気が↑)

甘くてジューシーで6つ切りにしてテーブルに出すと、あっという間に“売り切れ”ます(笑) レモンは落ちても虫が食うことはありませんでしたが、オレンジには直径5ミリくらいの穴がポカっと開いているものもあり、虫にとってもオイシイようです。

実はもう1本柑橘系の木があり、下見に来た時は何かなっていたように記憶していますが、今はまったく実がなく、何がなるのかは来年のお楽しみです。確か大きな実だったので、グレープフルーツだったらいいなぁ♪

「さいらん日和」を読む時間があったら

2006-07-18 | 経済・政治・社会
ぜひ、ブログ「板倉雄一郎事務所」へGO!
「・・・って、せっかく来たのによそのブログにフってどーすんの?」
と叱られそうですが(笑)、理由は簡単、
その方がずっと価値があって、読者のみなさんの「明日」に役立つと思うからです*´ー`*

なのでご訪問に感謝しつつ、今日と言わず、これからはぜひコチラへもご訪問ください。

地球上で最も現実を生き抜いていると思われる華人とともに20年。
私は自分を筋金入りの「現実派」と自認してきましたが、その筋金入りが平伏す、耐震対策バッチリ、全方向に最高の強度を誇る超骨太鉄骨入り「現実派」が板倉さんです。

現実的な金儲けなら、香港人タイクーンは世界的に見ても突出しているでしょうが、板倉さんは金儲けの先にあるものを、持てる知識を総動員して、惜しげもなく説いてくれます。

「カネがあったってハッピーじゃなきゃしょうがないじゃん!」
と、そこまでとことん「現実派」な訳です。この辺の感覚が、今まで知り得たどんな価値観よりも自分の感覚に近い気がして、どのエントリを読んでも驚きの連続です。(もちろん私は「カネがあったって」などと言える身ではありませんが´~`A)

リンクができない設定なので、スクロールしていただけたらと思いますが、最近のエントリなら、
7月10日のITAKURASTYLE 「私はそんなに馬鹿じゃないもん!」
とかいかがでしょう。ブームに乗り遅れまいとデイトレやFXを始める前にぜひ。

7月14日のITAKURASTYLE 「おりこうさんとおばかさん」
価値観リトマス紙のつもりでサクっとどうぞ。痛い現実を指摘された時、自分がどう反応するか。それを客観的に知るのもワルくないでしょう。

でも、今回のエントリを書こうと思った一番の理由は、同じ
7月14日のITAKURASTYLE 「潮時」
がきっかけでした。中でもこの言葉にはグッときました。

未来は、今の我々の手に委ねられています。 
その我々が、「どうせだめだから」と思うのなら、
子供を作ることは「罪悪」になるだろうし、
自分の子供が居なくても、社会に対する裏切りになるでしょう。


そのフレーズの前にある、
「どうせこの国は崩壊に向かっている」とか、 
「どうせ政治かもインチキばかり」とか、

という類の言葉には、私も個人的に何度か直面しました。

「日本はもうダメだ。西蘭さんはいい時に移住した。」
「これからはやっぱりニュージーランドですよ。」
とも! 私は「日本がもうダメ」だとも、「これからはNZ」だとも思ったことがないので、なんとも返事に窮してきました。

自分がいる現実を否定してよそに光を求めるのは、隣の芝生を追い続けるようなもの。芝生に見惚れて強引に隣の家に引越しても、その隣にはもっときれいな芝生があり・・・と、いうことになってしまう気がします。

幸せをよそに「求める」のは無理でしょう。なぜなら自分で「創る」ものだからです。
「うちの芝もなかなかいいじゃない!」
と思えた人から幸せになっていくんだと思います。

幸せになる方法は驚くほど簡単です。
比べないこと。

今まで何度も何度も繰り返してきましたが、これに尽きます。隣の芝を褒め、自分の芝を愛でられるようになったら、どこでどう生きていようが、かなりの確率で幸せだと思います。

板倉さんのブログからかな~り飛躍してしまったように見えるかもしれませんが(笑)、
7月18日のITAKURASTYLE 「知識とリスクヘッジ」
には、

今のハッピーは、過去の努力から来ているし、 
今の努力は、未来のハッピーなのにね。
ろくに努力もせず、成功した他人を妬んでばかりいる人が多いよね。
そういう人に限って、「今のハッピー」を「今追い求めている」のよね。
それじゃ無理だっつーの。
で、ハッピーじゃない原因が、社会にあると思っていたりするのよね。
一生そのままで本当によいのでしょうかね?


・・・と、やっぱりつながります。どこにあっても自分の中に青々とした美しい芝を探していこうと思います。
そのためには日々これ、楽しく精進!

収納、収納また収納

2006-07-17 | 家事・家計・リサイクル
引越して1週間。
だいぶ落ち着いてきました。最初は不慣れなことばかりでしたが、
住めば都。
小さくても片付いていなくても、我が家は我が家♪
(他に行くところもありませんし・・・  ̄▽ ̄;)

さすがに今回は、しばらくは引越さないことでしょうから(西蘭家のことですから、もちろん先のことはわかりませんが´。`;)、
徹底収納に勤しんでいます。
「“とりあえず”の場所を作らない。」
「リモコンから傘まですべてのものに“帰る場所”を用意する。」
という心意気で多少時間をかけても、
「いったん収納して、後から整理し直して・・・」
というのを自分に厳禁しています。

その結果、
キッチンの収納など3日がかり
┐(  ̄ー ̄)┌
(←これは前の家。けっこう余裕の収納)

ワイングラス、コーヒーカップ、お皿などの収納棚を2度3度入れ替えやっと配置が決まりました。使っているうちにまた替えることでしょうが、ともかく今の段階でのベストを目指しています。スペースが貴重なキッチン、できる限り死角を作らないようにしないと。

こんなに収納に熱を上げているのには訳があります。
60軒以上の家を見てつくづく実感したことなのですが、前の家はキッチンのみならず、すべての部屋でニュージーランドの平均的な家より遥かに収納スペースがあったのです。そのため、私たちは家具を買うことなく、それこそ本棚一つ買うことなく、楽に2年間を過ごしてしまいました。(これも前の家→)

ところがこの家の収納スペースは非常に平均的。頭を使うか、お金を使って収納場所を広げるか、なんとかしないと物が納まりきらないのです´。`A 真剣にシンプルライフを目指す身としては、ここはできる限り頭を使ってコンパクトにまとめたいところ。(前の家は各部屋に壁一面のウォークインクローゼットが→)
収納場所が増えると、不思議と物も増えてしまうので。

そのため、今日も出したり入れたり、詰めたり広げたりと、あれこれやって日が暮れました(笑) その辺に段ボール箱のある風景が日常化しないよう、箱の一掃に励んでいます。それでも、ガレージには本の入った箱が山積みですが、こればかりは本棚を買わないとどうにもならず、しばらくはこのままになりそうです。

今日から子どもの学校が再開し3学期に入りました。
(NZは4学期制)2人ともいつもより早く起き出し、まだ暗いうちからワーワーやりながら出かけていきました。お弁当作りも再開で、これからまた6時半起きの生活に戻ります。

引越しました!

2006-07-14 | 家族&夫婦
ほぼ1週間ぶりの更新です´。`; この間、あっという間でした。
前回、チャッチャがお知らせしたように、
引越しました。
(こんな風景を見ながら暮らします→)

「ミセス・ダレカの不思議な家」として一世を風靡した(ここでのみですがー。ー;)前の家のすぐ近くです。生活環境はまったく変わりなく、今日も近所のシオネが遊びに来ていて、みんなでサンデッキでビーフン・ランチをしました。いつもと一緒です。

ただし、家の中はゴチャゴチャで、家族全員で、
「○○どこ?」
「△△見なかった?」
と聞き合っては、日夜、宝(≒ガラクタ)探しを続けています。

返事は決まって、
「さっき、
どっかで見た。」

こういう時に限って、探していないものはやたらに目に付くのに、探しているものって見つからないものなんですよね~。不思議!
(↑遠くにはオークランド港も。霧が濃かった今朝は霧笛がずっと響いていました)

箱を開けては、
「これじゃない!」
別のを開けては、
「あっ、コレってここにあったんだ!覚えておこう。」
と思ったそばから忘れていき、また振り出し。
まるでトランプの神経衰弱です´。`A

見つかると、それが電動歯ブラシのブラシであれ、ナイロンたわしであれ、
「やった~~♪♪♪」
と、大感激!単純と言えば単純ですが、
忍耐⇔感動
を行ったり来たりで濃い時間を送っています。

トランプが最後にはすべてペアになるように、この家もいずれは片付くことでしょう。地道にコツコツやっていきます。
まずは遅ればせながら、ご報告まで。
(シティーの一角→)

メルマガ「西蘭花通信」がまた止まってしまって残念!
連載中でもありますし、できる限り早く再開しますね。

ピッピのシロ猫ピッピの「おいら物語」も!ゴメンよ、ピッピ。

でも、なぜかニュージー大好き「キウイライフにひとかけらの経済を」は更新しました。

ラグビーブログ「オフ・ザ・ピッチ」は今週末、オールブラックスの試合がなく、ちょっとラッキー? 毎回、スゴいドラマが展開されています。それを演出する、スゴいヤツらをぜひ応援して下さーい。

そうそう、お騒がせしていましたインフルエンザですが、子どもたちに続いて私も全快しました。再び、
ヘソ出し♪ 
腰出し♪
背中出し~♪

とデンデン虫状態( ̄▽ ̄?)に戻りました~♪

メールのお返事も大変滞っておりますが、近々再開させていただきますね。すいませーん。
良い週末を!

代役だけど

2006-07-09 | 家族&夫婦





なんだか家の中、ゴチャゴチャ・・・→








←こんなもんもいっぱい出てるし・・・








いつの間にか箱がいっぱい・・・→









←ガレージまで!





「いったい、
どーなってるんだ?」

と思ったら、
引越しなんだって~!

聞いてないよ、そんな話・・・
と、怒ってるボク→
ご飯、まだぁ~?
お腹すいたニャン!

七夕ナイト

2006-07-08 | 家族&夫婦
昨日は七夕でした。
西蘭家はなぜか七夕好きで(って私が、かな?)、毎年どこからか笹を調達してきては簡単な飾りつけをし、ちょっとだけそれっぽい夕食をにしています。12歳と9歳になってしまった息子たちにしてみれば、「どっちでも~」
というような行事でしょうが、
「夜ご飯が寿司なら♪」
と、そっちにつられて協力体制をとるという感じです(オイオイ)

仕方がないので、笹を取りにいってもらう代わりにこちらは巻き寿司を巻き、おんぜんサーモンやツナマヨの軍艦巻きを作り(見た目がそっくりで、なんとも色味のない100%子ども寿司TT)、煮しめと茶碗蒸しと吸い物で、七夕ナイトに相応しい純和風ディナーに。
(と言いつつ、今日も買い物なしでしのいだ耐久メニュー´。`;)

短冊も2人に任せたら、ガッカリするくらい歪んだ切り方に歪んだ穴の位置TT 中には2個も穴が開いているものも┐(  ̄― ̄)┌
「日本だったら幼稚園児だって山折りにしてまっすぐ切るだろうに」
と、香港生まれインター校育ちの彼らにため息。

「飾りも欲しいから折り紙でチェーン(わっか)も作っといて!」
と頼むと、返事だけは
「はーい♪」
といいものの、できたものは→
座布団?
という代物で、見事に裏返しで色がついた部分が完全に内側に。
これを温が善に自信をもって教えたというんだから、
「2人とも幼稚園からやり直してきなさーい!」
と怒鳴りたくもなりますTT(号泣)

さてさて、みんなの願い事は?
家がもえないように(善)
←ボーボー燃える家のイラストまで@@ 
まるで火事の祈願のようなので慌ててバッテンしてもらいました。
あー、ビックリ!

北ちようせんが日本をこうげきしないように(温)
毎年「世界平和」と書く平和主義者、温。今年も書いてましたが、テポドンの件がショックだったらしく、さらにもう一枚。

温くんと善くんがタックルしますように(夫)
子どもラグビーのコーチとしては、どうしても言っておきたい一言?今年は善も今ひとつ勢いがなく、願いは切実?

ニュージーランドせいふがひ外しゃにやさしくしな(い)ようにしてください(温)
ひ外しゃは「被害者」のことで、慌てて「加害者」に書き直してもらいました(笑)。この国では強盗殺人などの凶悪犯も驚くほど刑が軽いことが多く、温なりに問題意識を思っているよう。でも刑を決めるのは政府じゃないぞー(笑)

確かに死刑制度がない分、
死刑⇒無期懲役
無期懲役⇒懲役17年
懲役17年⇒懲役○年
と、すべての刑が日本の感覚より1段から2段軽いように思います。

私はいつも、
家内安全、交通安全、子どもとネコと夫の健康
を祈っています。

かぞくみんなげんきにすみますように(善)
まさに、これに尽きますね。今年もすでに半分終わってしまいましたが、残りの半年が充実した楽しい時間となりますように。

去年の七夕は、ロンドンの連続爆破テロがあった忌まわしい日になってしまいました。あれからすでに1年。あの時のブレア首相の毅然としたスピーチは今でも印象に残っています。テポドンが自国の海域に飛んで来ても、国民にも敵にも明確なメッセージがない日本の首相との対比は鮮明です。

ニュージーランド移住直前、2004年のホテル住まいでの思い出深い七夕はコチラから。
SARSで日本に一時退避し、家族が離れ離れだった2003年の七夕はコチラから。七夕隊長、善が大活躍。願い事も爆笑です!

アルザシアン耐久メニュー

2006-07-07 | 料理・食べ物・外食
今日は七夕だというのに、タイミング悪く昨日の続きです´。`;
ディナーのメニューはアルザス料理となったものの、塩漬け豚足どころかソーセージもなく、骨付きの塊ベーコンとは似ても似つかぬスライス・ベーコンのみで乗り切ることに。
こんな省略、うちに限っては朝飯前。いやこれは夕食前ブツブツ・・・

ニュージーランドのベーコンは日本人が一般的に思い浮かべる白身と赤身がシマシマになった薄~く細~い脂っぽいアレではなく、ヨーロッパ風の骨付き塩漬け肉をスライスにしたような一見ハム風のものです。もちろんベーコンなのでハムより遥かに塩分が強めですが、そのままサンドイッチにも挟んでしまえる便利なものです。

雰囲気としてはアルザシアンにより近い、ピンクピンクの肉。
スライスしてあるのが残念ですが、ドンマイ、ドンマイ。
家族の誰も本物を知らないんですから気にしません(笑)
温の食欲がまだ本調子ではないこともあり、ベーコンは600gに。

付け合せはもちのろんろんでシュークルート(ザワークラウト)♪ 
コル二ション(ベビーピクルス)は私と温以外はあまり好まないので省略。代わって家庭科メニューみたいですが、粉ふきいもを作りました。塩コショウ以外に、
ワインビネガーをバシャバシャバシャと振っちゃうのが西蘭風。

色味がベーコンのピンクだけでも淋しいので、いつもキッチンに転がっているカボチャをスライスにしてオリーブオイルたっぷりで焼き、焦げ目がついたところで軽く蒸し焼きに。この時期は日本の栗カボチャそっくりなものが手に入り、甘みも味も十二分。和洋ともに大活躍です♪(こんなのが1個100円↑)

うちは、何がなくてもスープ!の家。
冷蔵庫が空でもスープは欠かせません。冷凍食品と缶詰で何か作りましょう。(スープはナンチャッテでアルザス料理とは無関係)

玉ねぎ大3個をざく切り、ニンニク3カケをみじん切りにして、
オリーブオイルたっぷりでしばらく炒め、
玉ねぎがしんなりしてきたらワインを振り入れ、
冷凍エビ(適量)と水煮のツナ缶(200g)を煮汁ごと鍋に。
塩ほんの少々、コショウ、ナンプラ・醤油を隠し味に軽く味付け。
そこへ水煮トマト(ローストガーリックとオニオン入り)の缶詰(400g)を加え、ひたひたになるくらい水を加える。
(ここでローリエや好みのハーブを入れても)
ひと煮立ちしたら、冷凍舌平目を凍ったまんま2枚加えコトコト煮。

その間にべーコンの付け合せの用意をし、ガーリックブレッドの下ごしらえをし、最後の最後に沸かした湯にベーコンを入れて煮ます。
塩抜きが目的なので色合いがイイ感じになってきたらサッと上げてお皿へ。
茹で汁はアクをすくって、なーんとなーんと、
スープ鍋へ、ザァ~~@@ 

そっ、これでスープのダシと塩分はばっちり!
スープも茹で汁も煮立っているので、ササッと混ぜて味を確認してOKだったら盛り付けます。
これでスープストックも何も使わず、おいしいスープになちゃいます。仕上がりで3ℓくらいになりました。舌平目は混ぜているうちにほぐれてくれ、玉ねぎも適当に溶けてくれます。

ガーリックブレッドをカリっと二度焼きし、粒からしを出して、
いただきま~す♪ (コレデあるざすわいんガアレバ・・・)
こうして買い物に行かずに、西蘭家はもう一晩しのぎました´。`;

アルザシアン・ナイト

2006-07-06 | 料理・食べ物・外食
体調不良で、かれこれ2週間近く買い物に行っていません。夫が外出のたびにあれこれ買ってきてくれますが、それも頼んだものだけ。
「野菜がすっごく値上がりしてたぞ~」 
「で、何か買った?」
「別に。」

とのことで´。`;、さすがに冷蔵庫の中もガラ~ン。

昼は東南アジア風焼きビーフンで、サクっと片付けたものの、冬休み中の子どももずっと一緒で、お腹の空き具合も手に取るよう。
「はて、夜はどうしよう?」
と思いつつ備蓄食料を見回した結果、
アルザシアン・ナイトに決定♪

アルザスはフランスとドイツの国境の街で、歴史上、ドイツになったりフランスになったり、非常に辛い経緯を経て現在に至っています。そこの食べ物はお菓子からワインまで、とってもドイツ風。素朴な味と盛り付けが、何から何まで凝りまくるフランス料理と違って、なんとも家庭的でいいものです。アルザシアンも大柄・金髪でドイツ風の人が多いです。

フランスにいた時は、アルザシアンがやっているブラッセリーに行くのが好きでした。
ブラッセリーはカフェ以上、レストラン以下といったフレンチ居酒屋で、食べるよりも飲む方に重点が置かれ、ビールやワインが充実している割には料理の品数は少なめという店が多かったように思います。かといってビストロほどオーナーの思い入れも強くなさそうで、映画の前などに気軽に行ってチャチャッと食事をするには便利な場所でした。

そこでよく食べたものと言えば(というか店によってはそれしかメニューがないかも´。`?)、塊のベーコン、塩漬け骨付き豚足、ソーセージという塩分たっぷり肉トリオを熱々に茹でたものに、シュークルート(ザワークラウト)とコル二ション(ベビーピクルス)の付け合せ、そしてたっぷりの粒からし、という一品。

これを大好きなアルザス・ワイン片手にハフハフ平らげるのです♪
昔からそれほど肉を食べない私ですが、この茹で肉トリオは大好物でした。しかし、どの店も量が“ドイツ級”で1人では決して食べ切れないので、必ず誰かと一緒の時に食べるのがお約束。(おいしいのに残すのはもったいないですからね~)

「よーし、シュークルートもベーコンもあるし今夜はアルザシアンで行こう!」
さて空っぽの冷蔵庫でどこまでできるか?(日記なのにつづく)

プチ犬事情@オークランド

2006-07-05 | ペット・動植物
犬など飼ったこともない私が語るのもヘンですが、今日はオークランドのプチプチ犬事情など。というのも、
「へー@@ 意っ外!」
と思うことを、何回か聞いたことがあるので。

「キウイは大の動物好きで、犬なんてもうもう下にも置かない可愛がりぶり。外の犬小屋で寝かせるなんて、とんでもな~い!!」
と思ってきましたが、これはホントです。これだけ犬を見かけるのに、犬小屋というものがありません。

どこに寝かせてるかって?
家の中です!
いかにも座敷犬というような小型犬から、思わず脇にどいて道を開けたくなるような大型犬まで、家の中で飼っています。

しかも、
「キウイは敷き詰め症候群?」
と常々思っているほど、家の中と言えば寝室はもちろん、廊下と言わずリビングと言わず、階段の一段一段までカーペットを敷き詰め、包みまくっている家がこんなにたくさんあるというのに@@
このカーペット三昧のお宅での室内飼い、お掃除大変でしょうね~。

大型犬を2頭飼っているキウイの友人も、
「今日はみことたちが来るから朝からずっと掃除機かけてたのよ。」
と、申し訳ないくらい気をつかってくれます。
「猫の毛で慣れてるから気にしないで~」
と言うのですが、
「犬のはそれどころじゃない。」
んだそうです。(そうなんですか?)

「そんなに可愛がられ大事にされているワンちゃんたち、さぞや誰からも愛されて・・・」
と思っていたのですが、案外そうでもないんだそうです。まず先の友人、引っ越そうとしたら、不動産屋からのハンで押したような、
「犬お断り」
に2ヶ月かけても家が見つかりませんでした。

オークランド全域をカバーする大手不動産屋にも声をかけ、最後は、
「オークランドのどこでもいいからTT」
というところまで譲歩したのですが、
「“犬もOK”な家って涙が出そうなところばかり。家ではなく1軒の家の離れのようなところとかね。」
と大変苦労していました。タイミングも悪かったのでしょう。

私も手伝って近所の不動産屋を回ってみましたが、やはり、
「犬はね~。もしもそういう物件が出てきたら連絡するわ。」
というつれない返事。やっと見つけたのは、
「3部屋、週500ドル(当時の為替で4万円)、小型犬1匹まで」
という独り暮らしの彼女にはお勧めできない条件の家が1軒。けっきょく、彼女はしぶしぶ家を買ってしまいました。
(←今はマイホームだワン!)

売買を専門にするこの道15年の不動産屋からも、
「もしも真剣に家を売りたいなら、小型犬でも犬は必ずつないでおくこと。望ましいのは友人のところに預かってもらって犬を飼っていることを下見客に悟られないように。」
と言われたことがあります。
「意外なんだけど、犬を嫌がる客はかなり多いんだ。飼い主にはラブリーでも、すべての人がそう思うわけじゃないようだ。」

なるほどー。今まで60軒以上の家を見てきましたが、確かに犬がいた家はゼロ。飼っている形跡があった家は数軒ありましたが、姿は見ませんでした。オープンホームともなると不特定多数の人がやってくるのでマーケティング上、どこかに預けた方が賢明なのでしょう。ということで、ちょっと変った、プチ犬事情@オークランドでした。

そろそろ信じてみる頃かな

2006-07-03 | 私事・リタイア・人生
相変わらずインフルエンザでゲホゲホズルズルやってますが、だいぶ元気になりました。

(早く外出したいしジョギングも再開したいです。庭のマグノリアがどんどん咲いてどんどん散っていってしまいます↑)

ここ最近はずっと来客やお呼ばれ続きだったというのに、先週末・今週末は予定がなく、心置きなく臥せることができました(笑)

本当は7月1日着で香港から来客があるはずだったのですが、直前に先方の事情でキャンセルになりました。連絡をもらった時、すでに発熱していたのでとてもいいタイミングでした。

このように物事が自然と上手く行くような巡り合わせを、ニュージーランドに来てから数え切れないほど経験しており、今までもメルマガで何度か取り上げてきました。(例えばコチラ
香港時代も物事は同じように回っていたのかもしれませんが、それに気づく心のゆとりがなかったように思います。

もちろん、
「この最悪のタイミングでさらにこんなことがTT」
というような踏んだり蹴ったりの思いをすることもありますが、そういう場合は、
「この因果から何かを学べってことね。」
と腹をくくってかかるようにしています。そうでないと、同じようなことが何度も何度も起きるからです。

物事が上手く行った実例として・・・
お世話になった友人にちょっとした食事をご馳走して帰ってきたら、レストランで支払ったのとまったく同じ金額の株の配当が小切手で届いていた。(私はその株を所有していることすら忘れていました!)

とあるキウイに仕事の提携を持ちかけたら、「これ以上忙しくなりたくない」と断られてしまった。しかし、日本からまったく予期していなかった仕事を引き受けることになり、提携話が実を結ばなかったのはこのため?

「出費は痛いけど安全第一」と、クルマのブレーキを予定より早目に取り替えることにして修理に出したとたん、修理費と同額の収入になる仕事が入り、お金はそっくり右から左へ。ブレーキは予想以上に磨り減っていて、交換は大正解。

このブログでもこんなことがありました。
5月16日21時59分にUPしたエントリ「10日遅れのGW」
日本のゴールデンウィーク特需と思われる仕事が重なり、忙しかった日々がやっと終わって云々・・・という話をし、
さ~て、お次はお盆かな? (笑)
と次に忙しくなる時期を軽く予想していました。

実はUPしている最中にメールが入ってきたのですが、ブログのページを開いているところで、
「ハイハ~イ、ちょっと待ってね~」
と思いながら、サクサク作業を進めていました。

UPし終わってメールを確認すると、アメリカからでした。
内容は、仕事の依頼@@
しかも時期は、ばっちりお盆@@
受信時間は21時56分! ブログのUPより3分早いものの、
ほぼ同時´□`;

こういうことが数限りなく起きるたび、
「そろそろ信じてみる頃かな。」
と思います。「運命」というと大事に聞こえるでしょうが、「日常のからくり」というと、もっと身近な感じがします。日々の生活はこんな風に回っていくのだと心から信じる時期に来ているようです。

というわけで、西蘭家のその日暮らし、ますます本格化っ´▽`/~

緑のフリース

2006-07-02 | 海外子育て
ニュージーランドの学校は4学期制なので、しょっちゅう長期休みになります(笑)さすがに今回は、学級閉鎖直前じゃないかと思われるほど風邪での欠席者が増えていたので(確か去年も同じ状況)、ここで2週間の休みに入るのはいいタイミングかもしれません。

休みに入る数日前に興味深いことがありました。
「ママ、ボクのフリース見つかったんだよ。」
と善が持ってきたのは、制服の一部である緑のフリース。これは去年の3学期、かれこれ1年前に失くなっていたものでした。本人に遺失物箱など何度も探させ、私も学校に行くたびに箱をのぞいていたものの見つからないままでした。

「どうやって見つかったの?」
「4年生の女の子がずっと着てたの。で、その子の先生が見つけて、返してくれたの。」
「その子が取っちゃったってこと?」
「そうじゃない?」

「お家の人は気がつかなかったのかしら?かれこれ1年よ。一度も洗ってないってこと?こんなに大きく名前が書いてあるのに。」
「そうじゃない?」
「!!!!!!」

フリースや帽子が他の子のと入れ替わってしまうことは今までも何度かあり、何日かすると戻ってくるものでした。休み時間に暑くなって脱ぎ捨てたまま遊んでいて、ベルと同時に脱ぎ捨ててあるのを引っつかんで教室に入るため、こういうことがまま起きました。

しかし、今回だけはまったく見つからず、私はてっきり間違えて持っていった誰かがそのまま卒業してしまい、気付かないままどこかに葬られてしまったのかと思っていました。まさか善の面識のない他学年の女の子がずっと着ていたなど、想像もしていませんでした。

「その子、先生に怒られたみたいだよ。」
「どの子かわかるの?」
「うん。その子の先生が教えてくれたから。」
「こんなに寒くて、その子フリース買ったのかしら?」
「ううん、制服のポロシャツの上にマフティー(普段着)着てたよ。」
(←失くなる前のフリース。ちょうど去年の今頃に撮影)

善はずっとサイズの合わない温のお古を着ていました。失くした時は持ち物の管理が悪いことをきつく叱ってしまいましたが、今となっては気の毒な話、
「まさか人の制服を取っていく子がいるとは思わなかったわ。おこってゴメンね。取られたんじゃ探しても見つからないものね。」
と謝ると、
「いいよ、別に。」
と本人はケロリ。

学校という小さいながらもNZ社会の一角で長い時間を過ごす息子たちにとり、私には見えないリアリティーがもっともっとあるのでしょう。それに戸惑いつつも慣れ、受け入れ、対処を覚え、
「いいよ、別に。」
とケロリとやり過ごしていくのかと思うとなんだか9歳の善が逞しく思えました。