ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

喜びも哀しみも:ジョナ・ロムー追悼式

2015-11-30 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
つい先日オールブラックスのRWC二連覇

みんなで祝ったばかりだというのに


今日はイーデンパークに集まって



ジョナ・ロムーの追悼式

最終1万人が集ったそうです。


NZラグビーの殿堂

これ以上ジョナに相応しい場所はないででしょう。


インディゴが美しいステージ



半旗

トンガ国旗
NZ国旗
オールブラックス旗


芝の上に何か置いて相談しているアカデミーの選手(かな?)

いつものラグビー中継と違うので見慣れない報道関係者多数


こうやって使うためのものだったの

メディア用お立ち板?


カメラウーマン

頼もしい


ワールドラグビーのラパセ会長

遠路はるばる来てくれたんだー
今、フランスは何かと大変なときなのに。


この濃ゆそうな一角はトンガ系関係者の席。

腰に巻いたゴザのようなものが近親者の葬儀での正装


こ、これも



そうみたいです



ブルース&オールブラックス席

往年の名選手やタナ、イオアニ兄弟も


ラグビーリーグのウォリアーズ席



最濃厚エリア

やっぱり濃いです
キライじゃない。


トンガ関係者の入場



マオリのウォリアーたち



トンガ式のお葬式なのか、タンギ(マオリのお葬式)なのか?

どちらにも出たことがないのでわからないのですが


式はマオリ語も英語もあって

細かいことは気にしないのがNZのいいところ
心からの哀悼が大事


棺が到着しウォリアーたちが迎えます。



彼らに守られながらしずしずとステージに進んで行くご家族



ロムー夫人とお子さん

がんばって
と祈らずにはいられません。


棺が安置されてマオリのお偉いさんの言葉で式典開始



国歌斉唱

ピアノとコーラスの国歌が、しみじみとしていて良かったです。


司会はジョン・キャンベル

元TV3の国民的司会者


ジョナの出身小学校の子どもたちのパフォーマンス

これが可愛くて、上手い
ポリネシアン以外の生徒がいるんだろうか(笑)
さすがマンゲレ!


ジョナの高校ウェズリーカレッジの恩師。14歳の彼をラグビーに導き

その5年後には史上最年少でオールブラックスになっていました。


先生のジョナへの褒め言葉はいつも
Too big, too fast, too much
大きすぎて、速すぎて、(トライが)多すぎる


NZのお葬式はいつも涙あり笑いあり

今回は歌もダンスもあってしんみりしてばかりもいられない!
アディーズ


長丁場にメディアのみなさんも仕事したり

くつろいだり?


くつろぎすぎか?



これでも仕事中のようでマイクで話してます

ラジオ局?


元オールブラックスコーチ、ジョン・ハートのスピーチ

上手かった
ABsの栄光とジョナの栄光を重ねつつ
グラウンド内外のジョナのエピソードを交えて
多くのラグビーファンが一瞬にして90年代に戻れたのでは?


そして登場、ラッシーことセブンスの帝王エリック・ラッシュ

ハートのスピーチでみんなの気持ちが静まり返っているところに
笑いを引っさげ登壇


ジョナをセブンスにリクルートした逸話は初めて聞くもの!
あの94年の香港セブンスがなかったら、あの年のABもなかった?

アルディージャ
ポール・マッカトニーの
Silly Love Songs
こんなときは和訳の「心のラブ・ソング」よりSillyの方が心に届く!


おおとりはリジー・マーベリー

心に染み入る天使の歌声
会場が一体になった瞬間


再び近親者が戻り



盛大なハカの中

棺が運び出されていきます。


棺の前で長い長いハカが続き



マオリのウォリアーに先導されて



最期のお別れ



近親者のハカの後は、オールブラックスたちのハカ

往年のレジェンドからウマガ、レンジャー、ルアトゥアまで


その後を受けて、今度はウェズリーカレッジの生徒のハカ



すぐ近くだったので座席が揺れるような迫力と音

でも真横で見えなかったので映像はスクリーンで。


そしてハトたち



彼らがまたいい仕事をしてくれました。



ロムー夫人ナディーンが放ったカゴの1羽

見納めのように球場を2周ほどして、西の方に飛び立っていきました。


あとから放たれたたくさんのハト



ここを離れるのを惜しむように

何度も何度もグランドを回る、


ラグビーの殿堂に舞う白いハト

その姿に心を打たれない人がいたでしょうか?
最後は東の方に飛んでいきました。


老若男女が取るものも取りあえず駆けつけたような式

それがラグビーコミュニティーらしく


いろいろな人がいて、いろいろなものがあって

普段はアバウトなのに、いざとなるとどこか芯が通った


子どもと家族を大切にするNZ



喜びも哀しみもみんなで乗り越えていく社会

NZらしい忘れられないひと時でした。
これもジョナとラグビーのおかげ。


エルトン・ジョンのジョナへの言葉
「スターはこれからもっと輝くんだ。
彼はもう高いところにいるからね。」



ともに永遠に

Jonah Tali Lomu
(12 May 1975 - 18 November 2015)
R.I.P


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ABsのWAGs

2015-11-29 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
ボーディンのパーフェクト10




「パーフェクト23じゃないのかぁ
とツっこむ夫


確かにオールブラックスだと23番着るけどさぁ、
カーターなき後、これから10番争いが本格化するわけで、
パーフェクト10かもよ


でも、これポジションの話じゃなくて

こんなオチ(笑)


おっ

我が家では和風な外見からなぜか勝手に
「鉄ちゃん」
と呼ばれているスティーブン・ルアトゥア
彼女はシルバーファーン(ネットボールのNZ代表)なんだぁ


ボーディンのGFハンナ VS 鉄っちゃんのGFケイラ

個人的にはケイラの方がさすがアスリートなスタイルだし
ヌーディーなバッグと靴で白いドレスをサラっと着るセンスに軍配


ハンナはこの時と比べてビックリするほど太っていて
そのせいかボーディンより年上に見える件
横一直線のトップスは禁物でしょ


太るのは簡単
痩せるのは大変
健康のためにもがんばるんだハンナ
(※完全親目線)


とまぁ、世間にいろいろ言われてWAGsやるのも大変だぁ
しかもボーディンって
最もお婿さんにしたいタイプ
(※当社比
でもっともっと五月蝿い70代のご意見番が全国にごまんといそう(笑)


鉄ちゃんにご意見はないのか?
多分、ないと思います



そーゆーの

関係ないニャン


相変わらず目鼻立ちがまったく

写らず


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ラグラン行:週3日1日3時間しか開かないパン屋

2015-11-28 | 旅行
10月のラグラン旅行の決め手となった3つの理由。

1つめ:ソルスケープ
2つめ:ナルヌイ・トラック


3つめ:パン屋

そうなんです、どうしてもココに来たかった


でも、ただ来ればいいってもんじゃないんですわ。

がっつり閉まってるし


中も無人でパンもなし



オーナーの手書きらしいこんなメッセージ

心配は完全に時間のムダ
人の楽しみを奪い
頭をいっぱいにしてなにもさせない。



steal your joy
っていう英語っぽい表現がいいですね。
覚えとこ


そうなんですわ
心配無用

なんたって週3日、しかも午前中3時間
または
パンが売り切れるまでしか開かない店。
(※だいたい11時には売切れてしまうそう)
開いていない日だったわ、午後だわでまちがっても開いてない時間帯。



それなのにガラスのドアに張り付いて写真を撮る
怪しいアジア人の図(笑)

この店の大きさというか、小ささを撮っておきたかった
ルアプケ・アルチザンブレッド


ホントにこれだけの空間で
ぶっちゃけトイレサイズ
店の名前も
小さいパン屋
Tiny Bread Shop

とそのまんま。





一夜明けて





開いててよかった

オーナーのジェニーと
私たちの買い物
買い占めんばかりの勢い。


突然飛び込んできたアジア人が
「オークランドから来ました
とか
「いかにここに来たかったか
とか
「全部下さい
とか
(※「全種類下さい」と言うべきでした
訳の分からないことを言い出し、目をパチクリ


でも、アルチザン(職人)らしい毅然とした物腰と優しい語り口で
対応してくれました。




結果、こんな

ザ・ラグランな朝ご飯


フードデパートメントのサラダ

ジェニーのサワードウやパンいろいろ


どれもピカいちのおいしさ

私は特にミニチュアサイズのサワードウが好きかな?
おみやげも含めて全種類制覇
(※ジェシーへのおみやげもここで)


コーヒーはこちらでゲット

ここの話はまた改めて


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ラグラン行:フードデパートメント

2015-11-27 | 旅行
もう1ヶ月半も前の旅行記になってしまいましたが、
記憶と写真を頼りにがんばるぞー
(※なんで今頃


「夜ご飯はここで
と決めていたワイヌイ・ロードの

フードデパートメント・ラグランロースト
(※ローストと言っても肉ではなくコーヒー豆・・・笑)


この看板に
「アタリ」
を確信

こんなにセンスのいいお店、
おいしいに決まってる


テイクアウェイと呼ぶにはオシャレすぎ

(※みんなパリッとノリの効いた真っ白なシェフユニフォーム)


レストランと呼ぶにはアットホームで

(※これでテレビでもあったらお茶の間)


カフェと呼ぶにはメニューが凝っていて



自家製ジェラートのこの充実度

夏は飛ぶように売れるんでしょうね


すべてのいいとこ取りをシレっと丸く納めたような

こなれた店。


ちょっと殺風景なショーケースからピックしたサラダも



ちゃんとお皿に移し替えてくれて

こんなにいいチーズまでふんだんに盛ってくれながら
同一料金
ど、どーゆこと?


このピザもおいしかったぁ



もちろんいっちゃうデザート

リンゴと洋ナシで。


自家焙煎のコーヒーも

完璧


なんかスゴいとこ見つけちゃったかも





昼間のこの橋



夜はこんなにライトアップされていました。




一夜明けて・・・・






気に入るとひつこいことにかけちゃ、右に出るものがいない私たち

おっはー
朝からまたピザですかい
ではなく、昨夜のサラダを再びゲット


夏は外席も大人気になりそう。

海は近くないけれど解放的なロケーション


全力で

再訪決定


また近いうちに

という願をかけつつ、こんなシールも買ってきました。


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ラグラン行:ナルヌイ・トラック

2015-11-26 | 旅行
10月のラグラン旅行の決め手となった3つの理由の2つめ。
それはハミルトン生まれの友人ジェシーの一言でした。
「仕事さえあればラグランに住みたい


彼女の考え方、特に生きる指針のようなものが好きなので
「へーーー
と思い、ソルスケープが営業再開しているのを知るや即決


「ラグラン行くんだー
と報告すると、
「絶対に行った方がいい
と勧められた場所がありました。


調べてみたら、偶然にも宿から徒歩圏内

ナルヌイ・トラック
標識のとおり20分ほどのショートトラック


こんなレインフォレストを下っていきます。

子どもでも歩けると言われたとおり。



降りていくと





・・・・・





・・・・・





・・・・・



近づいてくる浜




息を呑む光景


こんなに美しい浜辺は初めてでは?



だだっ広い場所に

人影


すべてがシルエットで

ただただ波の音がするばかり。


こんな蹄の跡の先には



馬に乗った一団



絵画のようです。



私たちも2つの影のように海岸線を歩きながら



心に広がってくるなんとも言えない



静かで
穏やかで
満ちてくるような

安らぎ


こういう気持ちを



幸せというのではないでしょうか?



「いいとこ教えてもらったね。」

と言いながらたくさんたくさん話して、歩きました。


「ラグランには何度も何度も来よう

2人でそう思ったひと時でした。


本当にそうなりますように

ジェシー、ありがとう


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一家離散

2015-11-25 | 家族&夫婦
西蘭一家が離散家族に
(※やや誇張表現あり)


善(18歳)は朝から松屋で牛丼

いいですか?
朝ご飯
ですよ
(※んなもん、朝から食べるかぁ?)


なんとカードの大会で日本上陸

「日本のプレーヤーはレベル高いから~」
と物見遊山気分で出かけて行きました。


日本の会場は出店の数も充実度もハンパないらしく
(※オーストラリアに見習ってほしいそう)

感激の写メが無言でどんどん送られてきました(笑)
大分からあげ
大会は神戸なのに?


しっかり買ってるし




こちらはクラムチャウダー

絵的には地味ですが
@本場のボストン


温(21歳)はアメリカ初上陸

ロブスターサンドだそうです


何をしているかというと通称ボスキャリ

ボストンキャリアフォーラム
日英バイリンガルの共同就職説明会
という理解でよろしいでしょうか?


本人は全く行く気がなかったのを、9月に日本で会ったときに
単におもしろそうという理由で
両親がイチ推し


自分たちの時はそんなのなかったし
(※夫のときはあったらしい)
そもそもバイリンガルじゃなかったし
私は就職すらしなかったし
(※卒業後は台湾に高飛びっ


「えーいーじゃんいーじゃん、行きなよー」
「当然NYも行くんでしょう?」
「せっかくだからアメリカ旅行しちゃえば?」
一銭も出さない両親がハモりながら説得
というか自分たちが行きたい
(※なんのために?)


そこは素直でリッチな長男クン
自腹で行きました(笑)



こちらも似たようなシーフード三昧の夫

@ウェリントン


1月に行ったクラブシャックで同僚とまったり



ここのなにがおいしいってロケットサラダ

シェア断然拒否で1人1皿だったそう。
正解



私は安定の自宅警備員
見回りは下請けに任せました。

いじょうナシだニャン
ごくろー



こんなに家族4人がバラバラだったのは初めてでは




大会も終わり、善の結果は2,500人以上の中で22位

本人ほっくほっくで新幹線乗り放題のJRパスで旅行中
今は横浜の実家
JJBB孝行中


温は企業インターンもしているので、なんとボスキャリ中も現地で仕事
就活生を手伝う就活生
というシチュエーションがなかなかウケました。


こちらもシェア断然拒否で1人1皿だったそう。

(※パパとはだいぶ違う・・・笑)


夫はこんなところにも出没し



こんなものも食べたらしい



しかし、うちの男衆
写真を送ってくれるのはいいけれど

食べ物ばっかり
風景写真ゼロ



善はこれだけ送ってきてくれました。

ありがとー


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ラグラン行:ソルスケープ

2015-11-24 | 旅行
毎日いろいろな事が起きてはいるものの1日1回更新なので
今日も今日とて
10月のラグラン旅行記の続きです


宿は丘の上のソルスケープ



眺めは最高



宿泊したオーバーランダーの旧車両「トレイン」以外にも



いろいろな部屋があります。



一番多いのが、カブース(車掌車)と呼ばれる部屋。



大きさは「トレイン」の4分の1ほど。



ベッドがすっぽり入っていて



どこも可愛いポーチ付き。



二段ベッドが入っている部屋もありました。

時間があったら長期滞在にはいい場所かも


それが中庭を中心に点在しています。



真ん中には大仏(笑)



共同のキッチンとラウンジの名前は


さもありなん。


中は広々としたラウンジ&ダイニング



キッチン

「なんか中途半端にトシとっちゃったからなー」
と言い訳がましく言う夫と旅行中の炊事は一切放棄の妻
NZでの共同キッチンデビューは当面なさそう。


まだまだいろいろな部屋がありました

トレインのお隣さん


ジャーン

キノコのようなホビットのようなこれは
アースドーム
ここのウリのようです。


みんなの手作業で完成し、95%が地元の材料だそう。



大小2つあり

これはラージで2階あり。


スモールは平屋



スモールの入り口



こんな風にビン底がはまっていてそれはそれはステキ

土のマット感と色ガラスの透明感の組み合わせが絶妙です。


土壁がいい感じ

夏は涼しんじゃないかな?


ソルスケープはなんといっても

エコ


リサイクルというよりも徹底したアップサイクル

こうして古い車両が半永久的に使われる訳ですからね


あちこちに花壇や菜園があり



オーガニックなものが元気に育っていました。



見てよし



食べてよし



こんなカッコの人がお世話してました

(※ますますホビット?)


アースドームやガーデンだけでなく



ここは何でも手造り

なんともカワイイ、確かワークショップ


ファミリーバッチ

家族用貸し別荘という名前のままの広い部屋


多肉がいっぱいあった

サーフボードの収納部屋(かな?)


サマースタジオ

ソーラーパネルが載っています。


アイビーコテージ

ここだけは古い建物でした。


こんな眺めを独り占め



6人まで泊まれるそうで家族や仲間で来るにはいいなぁ

どっちもいない私たちなんですけどね(爆)


ここは釣ってきた魚をさばく流し

ウェットスーツも干してあったし、みんなそれぞれお楽しみのよう。


環境にも自然にも優しくして、その中で楽しもう
というコンセプトで満ちています。

テントを張ったり、借りたりもできるよう。


一番豪快だったのはトレインのすぐ隣に普通のバンで来て、
中でひたすら寝て翌朝には発って行った若いカップル
キャンプ場代わりってことのようです。


屋根の上で絵を描いていた女の子

ホント、可愛かった


こっちもめちゃくちゃ可愛かった宿のワンコ

テニスボールをくわえてお客を回りながら


投げてくれる人を自力で捜します

かーわーいー


今度はぜひ食事に来たいなー



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ラグラン行:丘の上の寝台車

2015-11-23 | 旅行
10月に突然思い立った初のラグラン旅行


「行ってみたいなー」
と思いながら、延ばし延ばしにしていた行き先ですが、
「よし!行こう
となったのには3つの理由があり、特に決め手となったのが宿。


季節限定で営業しているソルスケープ

ある日、ここがオープンしているのに気づいたことでした。


看板のとおり、宿泊、食事、サーフィンもヨガもアリの場所
ネットでポチれば簡単に予約ができ、ラグラン旅行が
数秒で決定しました(笑)


丘の上にある場所を訪れると



絶景



夏の混雑が目に浮かぶようなアウトドアの席数



広大な敷地は花壇のような菜園のようなで

食べられるものと食べられないものが仲良く共存


パセリに囲まれる大仏



蓮華に見立てたのか多肉の上で

インドの神様らしきものがコケてるし(笑)


燃えるような火祭りの横にも

インドのお2人


この辺はがっつり食用エリア



矢車菊は美しいわ

食用だわ。


背後にはもれなくタスマン海

素晴らしい立地です。


まずはチェックイン



土足でもOKなんですが

自主的に脱いでいる人も


なかなかサイケなカフェですが

この時はまだ営業していませんでした。


鍵をもらうと

トレイン


はい、来た



寝台車



まじ

という光景ですが


ドアもあるし



キター



車窓らしく



たくさんの窓からの自然光



天井は木製で

時代がかったランプが似合います。


キチネットとテーブルがあり

料理もできます。
もちろん、しませんが(笑)
シャワー・トイレ完備


奥が寝室



ダブルベッドがギリで収まる大きさ



丸みを帯びた木目とたくさんの窓がなんとも和みの空間。



これはかつてのオーバーランダーの車両です。

こんな感じは原型そのもの


反対側は

囲いが付き


デッキになっています。



デッキからは

海も見えます。


外で見てきたばかりの花々が迎えてくれました。



なーんか楽しいところを知ってしまったかも



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ミカノ

2015-11-22 | 料理・食べ物・外食
今日はオークランダーの多くが寝不足ではないでしょうか?
夜半からの暴風雨+雷で何度目が覚めたことか


まるで空の水門でも決壊したかのような降りっぷりで
これで一気に夏が来そうな予感


ボーっとしたまま朝食へ



メカニクスベイのミカノ

正面はデボンポート


隣はオークランド港

ここ数年クーポン出まくりで恐れをなしていたのですが
トライベッカに続いて恐いもの見たさで買ってみました。


全面ガラス張りなので、眺めはピカ一

曇っていてもなかなかです。
晴れていたら中でもサングラスが必要だったかも。
サングラスで食事中の人も何人かいました。気持ちわかるー


隣がヘリポートなのでこれも面白い

親子らしい3人がやってきてヘリのシートを外し、
羽を固定していたカバーも外しています。


自家用ヘリなのかな?

みんなで乗り込んで


レッツゴー



店内にまではっきり音が聞こえてきて

臨場感アリアリ


いってらっしゃい



こちらは降下してきたかなり大きいヘリ



すぐに乗客らしい4人がやってきて

これから遊覧飛行かな?
乗り込む前に記念撮影をしていました。


これまた

いってらっしゃい
週末のせいか、けっこう発着がありました。


といううちに、お料理登場

夫のブレッキー


私はまさかの朝から魚

スモーク・カーワイ


朝から
肉は外したい
甘い物は避けたい

という超消去法で唯一残った魚というチョイス
(※サラダという選択肢がまったくありませんでした)





うーん、マンダム


ミカノはここ数年半額クーポンの乱発が止まらなくなり、今日も
「定価で食べてる人いる(笑)」
というぐらい、来る人来る人受付でクーポンを渡していました。


ここまで半額で出してしまって、この立地にこのテーブルセッティング

(※テーブルクロスはお客ごとに変えていました
その削りがたい固定費はお料理で調節するしかないんでしょう。


この後もかなりの確率で
半額ランチ
半額ハイティー
半額ディナー
と続いていくはず


雰囲気重視
という場合はかなりお得感がありそうですが
そうでないと、リピは厳しいかも。


海外からのお客さんにはもってこいの立地ながら
彼らこそ食には五月蝿いし(笑)


夫は眺めでもセイルズに軍配を上げてました。

あそこはハーバーブリッジも目の前だし。


こういうビューは好き好きかも

私はけっこう好きですわ。(←少数派)


外に出るとオークランドらしいこんな風景



大好きな(なんで?)連結大型トラックがビュンビュン行き交い




急患搬送用のレッドチョッパーも見られました。

他のヘリと比べると断然大きい
空飛ぶ救急車なんでしょうね。


港のクレーンも目の前で

立地が楽しすぎるー


孫ができたらまた来よう



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ラグラン行:浦島太郎に会える浜

2015-11-21 | 旅行
ザ・シャックを出てラグラン散策開始

このハーバービュー・ホテルがランドマーク的存在のよう。


目の前のビーチから一直線の道は

ボウ・ストリート


それに直角になる

ワイヌイ・ロード
メインロードはこの2本と思ってまちがいなさそう。


このホテルって

泊まるというチョイスはあるんだろうか?
クラッシックホテルというよりも、ずっと建ってたら
古くなっちゃった
という、NZにありがちな風情


ボウ・ストリートをまっすぐ行くと正面は海

平日の真昼間から釣りしている人多数


それよりも

こんな内海があったんだ
というのが新鮮な驚きでした。


ラグラン=サーフィンのメッカ=外洋

というニュープリマスと変わらないイメージだったのですが、


いえいえ、どーしてこんな浜がありました。

それにしても皆さん、


超軽装備



「釣れた魚はどーするの
と聞いてみたいほど、釣竿1本で来ているようす。

これで腰みのだったら、浦島太郎の挿絵並み


「今夜のおかずが釣れればいい」

ってことなんでしょうかね?
ここは父娘孫の組み合わせでした。


1日の漁獲制限は

タイ(27cm以上)10尾
ボラ 30尾
カーワイやシマアジなど計20尾
最大で1人1日60尾まで釣ってもいいんですね


船でも出して1日釣ってたらこんなに釣れるものなのかしら?



でも、浦島太郎さん的な手ぶらの釣り人がイイ感じでした

でも、どうやって持って帰るのかホントに知りたい!
ぶら提げて帰る
かっけー


海岸沿いには遊歩道があって



ウルトラマンのようなマオリのようなオブジェが

キアオラ       


対岸に架かる

虹の橋


クルマでわたる場合は

あっちの橋で


はい、来た対岸!

砂鉄で真っ黒な砂浜


撮る人が撮ればちゃんと写るんでしょうが

砂鉄が光ってキラキラの風紋


静かな浜辺

夏の賑わいが目に浮かぶよう
逆にオフシーズンは静かさを極めるんでしょうな


こんな落書きだらけのコンクリの塊に遭遇

かつてのトイレでは?




飛行機の進入路


木製だし

手作りだし


おーっと、

やってるやってる



スケボーパークにはチビっ子がいっぱい。

これまた、うまい


学校が終わってからめいっぱい遊ぶの図

子ども時代はこうじゃなくっちゃね


こちらは釣りから戻ったらしい

マオリのおニイさんたち
今夜は魚ですね


公園のシーソーがサーフボード

オサレなのか、単なるリサイクルなのか?
もったいないからリサイクルしたらオサレになったというのが結論?


こんな公園で夜ご飯まで遊べる子ども時代なんて

最高
だと思います。


山あり海ありのラグラン

なんだかめちゃくちゃ気に入りましたん


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ラグラン行:くつろぎのザ・シャック

2015-11-20 | 旅行
ラグビーの方はいろいろあって気持ちも揺れるものの
ここは平常心を心がけ、ラグラン旅行記の続きに戻ります。


着いたー



ヤシがスゴーく高く見えるほど



ニャ二もな~い



昼を過ぎていたのでまずはここへ。



ザ・シャック

地方での数々の苦い食事難民を経て最近は予習に抜かりありません。


ラグランの場合、店が数えられるほどしかないので



予習もかなり簡単に済ませてきたとはいえ



いきなり

満点の予感


なにこの

くつろぎの空間



家がこんなだったら・・・・

(※庭に多肉が唸ってるんだから、やれよという話)


皆さん自宅並みにくつろがれてました。

書類に目を通していたり
数独をしてたり
クロスワードをしてたり
マイシートでリラックス中


肌触りが絶対気に入りそうな

コーヒー豆袋のソファー


当然ながら

こういう席から埋まっていて私たちは椅子席でした。


冷めた色のNZ国旗を中心に



ターコイズカラーが効いていて



なにもかもが好みでした

陶器は地元の陶芸家トニー・スライのものじゃないかな?
(※この時点ではまだスタジオに行っていなかったので・・・)


ドライブの後の至福の1杯

完璧


私のロースロー
フェネル+コールラビ+ニンジン+デーツ+ケール
カボチャの種+タヒニだなんて
素通りできませんって

夫は旅先の定番、バーガー


こういう時は普段食べなくても

いきます
(※でも半分こ)


ここに来るためだけでも、ラグランは来る価値ある

満場一致で再訪決定


名残惜しくも散策へ



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リッチーの空

2015-11-19 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
昨日の哀しい報せから覚めやらないNZ


大勢のキウイが胸を震わせたであろう、アイルランドの新聞の一面
世界中からこんなに愛されたキウイが今までいたんだろうか?


今日は今日で予告通り

オールブラックスのキャプテン、リッチーの引退表明
わかってはいても寂しいものです。
長い間本当にお疲れさまでした、そしてありがとう


今後はクライストチャーチを本拠地にするヘリコプター会社で
商業ヘリのパイロットになるそうです。早ければ来年から飛行とか。


The sky's the limit.
(可能性は無限大)

という言葉がぴったりな状況のようです。
すでにその会社に出資する役員でもあるそう。


リッチーの新しい人生にたくさんの祝福がありますように


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暗転そしてR.I.P

2015-11-18 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
これからクリスマスにかけて会食の機会が増えるので、

「その前に行っておこう」という理にかなったようなそうでないような?


お得意のワインチェンバーズ

安定のグラブワンありで(笑)


これからの時代に人類が普通の建物に

ここまで手をかけ、入魂するように造ることがあるのだろうか?
と思いつつ久しぶりのマネージャーに新しいワインを勧められ
テイスティング


「今日のサラダ」

かーなーり盛り盛りのシーザー


夫は「いつもの」マッシュルームリゾット



私は「今日のお魚」ハプカ(ミナミオオスズキ)

夏野菜のグリルたっぷり添え


夫はチキン

夏野菜にトマトで夏度UP


私たちにしては珍しくデザートをスキップして

大人なところを見せたら
(そうだっけ?)
マネージャーがブラウニーをドンと付けてくれました。


このブラウニーがスゴい
板チョコがそのまま入っているのか、バキッと音がするもの


「スゴー
「おいしー
とワーワーやっていたら・・・・・













ジョナ・ロムーの訃報
言葉を失いました。


帰ってからもなにも手につかず、仕事をしたりニュースを読んだり。
夜ご飯の話題もやっぱりロムー。


テレビの特番を観ながら胸がいっぱいに。
息子が21歳になるのを見届けたいと語るインタビューを読んでいたので
その無念さを思うと哀しみもひとしおでした。


息子さんたちは5歳と6歳。見届けられたら
「自分は幸運だ」
とも言っており、精力的な活動の影の過酷な闘病がうかがえました。


1994年の香港セブンスで衝撃デビュー、その年にオールブラックスに。
温(21歳)が生まれたばかりで、私はセブンスには行けませんでした。


その後の大活躍と腎臓ネフローゼの発症。


2004年の移住してきた年に腎臓移植を受けたのも忘れられません。
その後の復帰、怪我に次ぐ怪我。
しかし「ラグビーの顔」としての精力的な活動が続き、
今年のワールドカップでも3ヶ月の長期出張をこなしていたそう。


そして昨日17日に帰宅し、今朝早朝に心不全で帰らぬ人に。
大役をきちんと終え、自宅で家族に看取られながら逝くなんて
最期の最期まで全てが桁違いだった永遠のレジェンド。享年40歳。


Jonah Tali Lomu
(12 May 1975 - 18 November 2015)
R.I.P


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ラグラン行:ナルアワヒア

2015-11-17 | 旅行
旅行記は人気がない
このブログでは動かしがたい事実(笑)


なのに1、2泊の旅行に10本(=10日)とか書いてしまうので
連載が進むと1日の訪問者数が100人単位で減ったりします


でも、そもそも自分のために残している記録なので
またまた旅行記いっちゃいます。


やっと終わったラッセル&ケリケリ旅行が8月
香港と日本に里帰りしたのが9月
(※日本滞在記にはとんと興味がない私
今回のワイカト西海岸、ラグラン旅行は10月でした。


まっすぐ行けば2時間で着く距離ですが、まずはここへ。

なにもなさそうなナルアワヒア
マオリの里です。


通りもほんのこの一角だけ。



それなのにイウィ(部族)のラジオ局

ラジオ・タイヌイぃぃぃ
その存在が濃すぎてウケました。


タトゥー屋

生活必需品より、そっちですかい(笑)


こんな床屋でカットしたら

みーんなイケイケなマオ(リ)ちゃんスタイルになりそう


病院はなくても薬局はある?



唯一日用品を売っていそうな場所がチャリティーショップ

寄付の品を売っているだけなのに、この物々しい鉄格子
そこまでやらなきゃダメなもの?
恐れをなして今回はスルー(笑)


ナルアワヒアに立ち寄ったのはここに来るためでした。

マオリ王の公邸やマラエがあるトゥランガワエワエ


物見やぐらがあるから、ここが正門?



クルマの通り抜けができるのはここだけのよう?



他にもいくつか門があって



どこが正面なのかよくわからない



横に長~~~い敷地



ここは王専用の門だったりして?



すぐ後の建物がやたらに赤くて

立派です。


三角屋根の建物は



大勢のマオリの戦士に守られています。

ここが公邸なのかな?


ママクと呼ばれる巨大なシダの茎でできた塀



間に挟まった赤い飾り柱が可愛いです。

大事な場所だからなのか、後から補強したのか2本1組は珍しい


裏手はこんな風に広々していて行事の時には観光バスで入れそう。



ホールらしい大きな建物がいくつもあります。

レガッタのときは、ここがゲストで埋まるんでしょうね。


公邸の裏はたゆたう

ワイカト川


ここで毎年マオリ王主催のワカ(カヌー)によるレガッタがあり

正式名称はトゥランガワエワエ・レガッタ




このマラエ(マオリの集会場)らしい屋根は?


やっぱりマラエ

トゥランガワエワエ・マラエ
(※なんでもトゥランガワエワエ!笑)


マオリ王とは1858年にワイカト族ポタタウ・テ・フェロフェロ首長が
即位して擁立され、現在の王はその子孫の第7代王ツヘイティア・パキ


王と言っても全国のマオリが選んだわけではなく、一部有力マオリが
英国女王に対抗するために担ぎ出したようなもので、昔も今も
この周辺の部族ワイカト・タイヌイ族の長老的な存在です。


そのため国も地位を承認していなければ、他の部族とも無関係に近く
かつて一度も全国規模の民族統一運動に至らなかったマオリらしく
なんと言ってもイウィ(部族)、ファナウ(一族)、マラエ(集会場)
なんですわ。


この散り散りなところがマオリの弱さであり、また強さでもあり
西洋的な価値観と完全に相容れない独自なものに感じます。
権勢を極めた勢力が滅んでも、一族は営々と続いていくわけです。


王を擁立したばかりに、マオリは植民地政府への反逆を企てたとされ
1860年から始まったワイカト戦争という名の一方的な英国軍の侵攻で
1863年にオークランド以南ハミルトンを丸々含む広大な領土を没収され
1921年になってごく一部のナルアワヒアの地が部族に返還されました。


マラエはその後に再建されたもので

彫刻の感じも今のものとは違います。


望遠で撮ってみたらマラエのドアに

Pare waikato(ワイカト族)1927年の表記


没収から60年超。悲願の復帰だったんでしょうね。

この門も古そうで、マオリが崇めるタニファが彫られています。
門が開いていたので敷地内もチラ見(笑)
さすがに写真は遠慮しました。


公邸の隣はマオリ文化施設のテコハンガレオ

幼児施設のプランケットも兼用しているようです。
なかなか立派な2階建て。


この辺りにはハトがたくさん飛んでいて

特に真っ白なハト多数。


でも、こんなカップルもいて

白いコとハーフのコ(笑)


このいろいろアリなところがNZらしくて

なんだかほっこり


先住民族の例に漏れず、マオリの歴史は苦難の歴史で



マオリ王もなんとも中途半端な地位ながら



今はこんな形に静かに落ち着いていて

経緯はともあれ、これはこれでいいものだなと思いました。


目の前は大きな公園



「何面あるんだろう?」というほどのラグビーグランド



帰り道に見かけたNZ初の公式の旗、統一部族旗

こんなところで目にするとは
NZが植民地となったワイタンギ条約締結の6年前の1834年に
ベイ・オブ・アイランドのマオリ首長たちが選んだ旗

植民地化以前の主権を主張しているのでしょうが、
今はまさにNZ国旗そのものを変えるか否かの国民投票の目前。

そんな時に目にしたボロボロの古(いにしえ)の旗。
擁立したのがマオリ王でなくタイヌイ王だったらどうなっていたのか?


植民地政府はどんな口実を使ってでも領土を没収したでしょうから
マオリの苦難の道は変わらなかったにしても・・・・


来年のレガッタは

来てみようかな?


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(つづく)

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Attentats de Paris

2015-11-16 | 経済・政治・社会
パリの惨劇

犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りします。


コンサート会場の犠牲者が最大だったこともあり

人生がこれから始まるような若い人たちの写真に心が痛みます。


死んでもいい年齢がある訳はないものの

若い人たちの死は痛ましさもひときわです。
子供が帰らぬ人になるなど、親の苦しみはいかばかりか。


世界の追悼にも胸が熱くなりました。

隣国オーストラリア


心のふるさと

香港


思い返せば29年前、当時住んでいたパリを離れたのも
テロリストによる爆破が繰り返されていたからでした。


1986年9月に住んでいた場所からも通っていた学校からも近い場所で
大きな衣料品店が爆破されてから、パリの空気がガラリと変わり
予定を切り上げて11月にパリを離れました。


当時はAttentats(アトンタ)という単に攻撃(Attack)を意味する言葉が
テロを意味するようになり、今回の報道でも
アトンタ、アトンタ、アトンタ
という絶叫が逃げ惑う人たちの映像にかぶさるように流れ、
30年前の緊張が一気に蘇りました。


パリはあの苦悩と恐怖に再び直面していると貧弱な想像力をかき立て
少しでもわが身に引き寄せてこの事実を受け止めようとしています。


Pray for Paris  


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