カフェでコーヒークラブのお年寄りグループが話をしています。
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(※こちらで言うコーヒークラブとは仲間内の集まり)
「最近腕が弱くなって、このカップを持ち上げるのも大変なのよ。」
と1人が言うと、
「わかるわ。私も白内障がヒドくて、コーヒーが良く見えないわ。」
と2人めが答えます。
「私なんて手が振るえて、選挙のときに候補者の名前に印を
つけることもできないのよ。」
と3人目が言えば、
「ワシは関節痛で首が痛くて、頭を回せない。」
と4人目が言い、何人もが一斉にうなずきました。
5人目は、
「降圧剤のせいでいつもフラフラしてる。」
6人目は、
「どこにいるのか、どこに行こうとしているのか、つい忘れる。」
最後の男性は
「つまりこれが、歳をとるってことの代償なんだな。」
と、首をふりふりつぶやき、居合わせた全員がうなずきました。
その時、最後まで黙っていた女性が明るく言いました。
「でも、私たちはどれだけ恵まれてるか天に感謝しなきゃ!
まだ運転できるじゃない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
」
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
最後のオチはNZ在住者にしかピンと来ないかもしれませんねー。
これはそれこそ70代の当事者
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から来た、チェーンメール。
みんなで回し読みしては、
「そーだ、そーだ!」なんでしょう。
ジョークではありますが、かなりリアルな話かも
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とにかくここはビックリするような高齢者が運転しています。
クルマがないと足がないので、医者が免許を取り上げるまで
運転し続けます。まぁ、その年齢だと遠出も知れてますが。
でも、周りの70代たち、限りなく80代に近くても
時速100kmの高速走行でガンガン出かけている場合もあります
ボランティア仲間の1人も80代後半ですが、運転してきます。
上手く縦列駐車ができているか、出てきて確かめたりして
良きドライバー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
であろうと務めているように見受けられます。
運転ができれば、
自由で
どこにでも行けて
買い物にも行けて
友だちや子どもや孫にも会えて
病院にも行けて
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誰かのお葬式にも行けて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
「自分自身でいられるのよ
」
というのが彼らの弁。
それが人の手を煩わさなければならなくなったとたん、
ガラリと変わってしまうと。
まぁ、わからなくもないですよね。
先日買い物をしていると、かなり太った杖をついた高齢の女性が
レジを済ませ、買い物袋を持って店の外に出ました。
思わず手を貸そうかと思うほど、荷物を持ったとたんフラリ~
その瞬間、
「マアム
」
と制服を着たインド人のタクシーのドライバーが颯爽と参上
荷物を受け取ってトランクにしまい、女性は助手席に。
このタクシーで買い物に来ていたのでしょう。
ガラス越しにも2人が和やかに話しているのが見え、
いい光景だな![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0235.gif)
と思いました。
いつかクルマが運転できなくなっても、
自分自身でいられる方法はあるはず