ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

良いお年を

2012-12-31 | メルマガ・ブログ・占い
大晦日もあっという間に暮れていきそうです。NZはあと2時間半で新年


今朝起きたら、夫婦2人とも風邪っ引きなのが発覚!
夫はくしゃみと鼻水が止まらず、
私は寒気と熱でボ~~


でも、夫は走り納めのジョギングと洗い納めの洗濯2回
これがないと1年が納まらない

私はちょこっとヨガをして外に出るのは控えました。
なんだかイケてない大晦日ですが、明日すっきりしているならそれもよし。


年内最後のメルマガ「西蘭花通信」を配信しました。
よろしかったらご覧下さい。
Vol.0606  ~西蘭家2012年出来事ランキング~


想定通り、温(18歳)で始まり温で終わった1年でした。
来年からは、
善の時代


夕食は「冷蔵庫の一掃を!」というところですが、夫のリクエストで、

パエリアに
ホタテがチョウチョのようになってしまいました。


キッチンの片付けをしてベッドのリネンを取り替えてなんてしてたら、
あっという間に年越しそばの時間で、そのまま新年
早っ
(心はすでに2月10日の農暦の新年に賭ける意気込みです



今年もブログやメルマガで大変お世話になりました。
来年はもう少しメルマガの配信を増やせるように努力していきたいです。
(「もっとメルマガを」というご感想を何通もいただいています

「西蘭花通信」は来年で12年目に突入します
(どうりで子どもが育つわけだ


2013年がどこにあってもどなたにも、光り輝く明るい1年でありますよう。
読者の皆さまのご健勝とご多幸をお祈りいたします。
良いお年をお迎えください。

西蘭みこと



最後の試み

2012-12-30 | 家族&夫婦
ココで、「今年最後の外食」と言っておきながら、
夫婦ともに実は心の中で、
「年内に絶対に食べに行こう
と思っていた、マレーシア料理KKのラクサ。


(温の出発前夜もKKでした)


しかし、今日は年内最後の買い物であっちへ行ったりこっちへ行ったり。
急に決まったペンキ塗りのためにペンキも買い、ほしかったものは空振り。


けっきょくKKには行かれずじまい。
明日の月曜日は定休日なので年内のラクサはなくなりました


かと言って、今日は大掃除もまったく進まず
今年も残すところ24時間を切り、ここまで来たら、
堂々と行こうと思います
(なにを?)

終わらない理由

2012-12-29 | 家族&夫婦
今日は夫にまで、
「大掃除はほぼ終了だな
と断言されて、ビックリ~


気分は「始まったばかり」の私にはすっごいプレッシャー
「どうして私だけ全然進んでないんだろう?」
と思ったら・・・・・・






わかった




夫と善(15歳)は掃除をしてるから
目の前のものを拭いたり(天井、壁)、掃除機をかけたり、芝刈りとか。


ところが私は、収納してある物を全部出し、棚や引き出しを拭いた上で、
収納したものを見直し、再収納・処分・寄付・他の場所に移動
とやっているので時間がかかる、かかる


他の場所に移動させる場合はそこにスペースを作るために、
そこに収納してあるものをさらに移動させ
・・・・という堂々巡りなので、なかなか前に進まない



ただ掃除すりゃ、いいのね、掃除を
と気付いた今日は早29日


急ながら年明け早々に業者に頼んで室内のペンキ塗りをすることになり、
さらに一時的な物の置き場を考えないと


焦ってものんびりしててもあと2日。
できるかぎりのことをして2012年を終えましょう。


温(18歳)の部屋から出てきたバッグ

こちらで持つにはちょっとこっぱずかしいけど、日本ならいいのでは?
善が温の部屋に引っ越し、いろいろなものが元善の部屋に残されていて、
それも片付けてます

(ぬいぐるみとか温のカワイイ・グッズがまだまだありますよ~


プチ香港体験

2012-12-28 | 料理・食べ物・外食
今日は3人で今年最後の外食、忘年ディナーへ
予定では大掃除が大方片付いていたはずなんですが、まだまだかなぁ


善(15歳)としては「まだあるの?」という気分らしいですが
ママとしてはまだ20~30%(←あくまでも自分の守備範囲で)



初めてのお店。

コンテンポラリーというか、


とってもオージー(=オーストラリア)な感じ。

隣国には行ったことないんですけどね


「ホテル内だし、どうかな~?」
と思って何度もクーポンと見送ってきた店。

テーブルセッティングはかわいいクリスマスバージョン
プロモ中のワインが置いてあるところが、チェーン系のホテルらしい!
「チャーチロード」でした


席に案内されるや、
「えっ?ここってコーヒーショップ?メインダイニングじゃないの?」


着席すると、
「やっぱりコーヒーショップも兼ねてる?」
椅子がそんな感じで何よりも、
テーブルが低い!


「これは朝ご飯の高さだよねぇ~」
と思ったら、横の小部屋に朝ご飯用のビュッフェラインが用意されていて、
朝夜兼用でした!
(なーるほど


窓の外は、

こんな眺め


洗濯物が干してあるし~



私の席はこのマンションが正面だったので、ヒッチコックの「裏窓」状態。
テレビがついていて青い光がチラチラしてたり、
エクササイズをしているらしく、伸ばした腕が見えたり隠れたり・・・・
ヤンキー座りでベランダでタバコを吸ってたり・・・・
おとーさんが赤ちゃんを抱いて揺らして寝かしつけてたり・・・・
カップラーメン食べてたり・・・・
着替えてたり・・・・
子どもがベランダと部屋を行き来してたり・・・・


スゴ~い
これがシティーのど真ん中だなんて


しかも、見える人、見える人、全員がアジア人
(お互い高層ビルだから客室からの眺めもずっと上まで同じはず)




香港かと思いましたよ。
九龍サイドか、香港サイドなら北角辺りのイメージ
(・・・・って何人の読者におわかりいただける?)


なんだか、そっちの方が気になってしまってお食事はちゃちゃっと。
夫の前菜

ゆで卵付きのステーキ
チップスはまるでポテチばりの軽さ
カロリーMAX


善もこれまた前菜とは信じがたいメニューで、

スペアリブ
さすがに選んだ本人もいきなりこれはキツかったよう


善のメイン

ミートボール入りパスタ
これも前菜に劣らぬ濃ゆめの味で本人やや涙目


私のメイン

シーフード・リゾット
エビもマッスルもプリップリでおいしかったです
量もちょうどイイ感じ。
しかし、トッピングにまさかの、
生チリの輪切り


夫のメインはツナ・ステーキ

左のポテトに見えるものは、
なーんと、
焼きレモン
(火を通す必要があるんだろうか?ビタミンCが減っちゃわない?


サイドのアスパラとポルトガル・サラダ



デザート

私と善がバナナ・クリーム・パイ




ストロベリー・・・・
なんだっけ?



お料理、味付け、デザートのチョイス
すべてがとっても香港チック
しかも香港のホテルのではなく、香港人が思うところの「洋食」というか。
やや高級路線の「大家楽」(←ファストフードからファミレスまで)
(この感想も香港と関係ない方には「???」ですよね)
シェフはアジア人じゃないかな~?


外の景色と相まって、なんだか不思議なプチ香港体験でした

外のビルの全容


この生活丸見え感が

とっても香港


実はこのビル、以前昼間に通ったときも、
「香港っぽいな~」
と思って

写真を撮っていました。


洗濯物が干してあったり、折りたたみベッドが置いてあったりのベランダ

外も完全に生活空間になってます。


ぬいぐるみ?

自転車を置いている家も多数ありました。


そんな不思議な場所は、

stk


リッジス・ホテルです。

クーポン利用で半額でしたが、半額でめいっぱいの内容かな~と。
(まぁ、ホテルだからお値段もそれなりになっちゃうし・・・・)


今回も、
インド人テーブル3組(6人+2人+2人)
広東語バリバリの中華系テーブル2組(4人+2人)
宿泊客らしい白人2組(さっと食べて帰っていきました)
キウイ3組(ジャンダル+Tシャツと、むちゃカジュアル!)

私たち


アジア系はみんなコースだったので全員クーポン利用のよう
相変わらずクーポン利用でのアジア人遭遇率高し!


年内の外食はこれが最後。
今年も存分クーポンを利用させてもらいました。ありがたいことです。
いい出会いもあり、残念賞もありいろいろでしたが、どっちであっても、
夫婦で、家族で、楽しい時間が過ごせたことには感謝感謝



草食男子のチカラ鍋

2012-12-27 | 息子通信
今日は朝ちゃちゃっとウォーキングに行き、その後はずーっと大掃除。


特に夫と善(15歳)は頼んだとおり、天井と壁を拭いてくれました。
それはそれは丁寧な仕事ぶりで、寝室以外だけでも1日仕事に。
ご苦労さま


私は私にしかわからないキッチンの収納の見直し+掃除で地味な作業。
鍋類と調味料コーナーを終え、保存食の途中で今日はおしまい。
レモン・マーマレードを作りながらの作業でそこらじゅう甘酸っぱい匂い。


明日また、スパイス類、食器・グラス類を攻めます
こんなスピードじゃ、年内に終わりませんが鋭意努力
温(18歳)がいなくなって早3ヵ月。使わなくなったものもありますね~。


夕方からは年内最後の温とのスカイプ。
今日で希望者だけの補講(中国語とナゼか体育)も終わって、冬休み
これから数日、名古屋観光をして(週末は部活で忙しく観光してないとか)
大掃除の後、年末年始は祖父母を訪ねて上京します。
(「上京」という言葉を新鮮に感じる横浜生まれ


相変わらず自炊をがんばっているようですが、週1回は外食しているそう。
行き先はいつも同じ、中華レストラン
メンバーはこのブログでもおなじみ、ヘン顔のレミーくん

今回は携帯握り締めて、コタツでのうたた寝姿で登場


それから経済学部で一緒の中華系マレーシア人のトニーくん
(経済は女子ばかりなので、トニーがいて喜んでいる温)


この3人、一緒に鍋もしているようで、大きな鍋のある温の部屋に集合
温くんプレゼンツの鍋ですから、当然
肉ナシ


し・か・も、
「エビとか入ってて肉がないのはもっと寂しい
というレミーの意見で、
なぜかシーフードもナシ
(なんでぇ~


その結果、
野菜テンコ盛り
(3人で白菜丸々1個は当たり前)
豆腐
(テッパンですな)
キノコ
(3人共通の大好物
コンニャク
お餅
という、かーなーりストイックにしてボリューム勝負なものらしいです。
第3ラウンドで麺類投入で〆


「コンニャクよりシラタキの方が味がしみていいんじゃない?」
「なに言ってんの、ママ。コンニャクは2パックで100円だけど、
シラタキは1パックで100円だよ~
と諭されました。
主婦完敗の図


「シーフードがダメでもさつま揚げやフィッシュボールは?」
(アジア風鍋ならこの辺はテッパンです)
「さつま揚げは高いな~」
と再び却下
まぁ、3人がこれで気に入っているならヘルシーだし、いいよね?


「お鍋しないときはトニーくんとか、どんなお料理してるの?」
「刺身
えぇぇぇぇぇえ!!
まさか自分でおろすんじゃないよね?


温が授業でいない日は、授業が終わるとスーパーに直行のトニー。
サーモンの刺身を買ってきて、ご飯を炊いて、温のおすそ分けの
タイのアラでとった出汁で、これまた温に教えてもらった青さの味噌汁。
「毎晩それだよ。チャイニーズだからサーモンがありゃいいの。」
で、温がいる日は温の部屋で野菜を集中補給するようです。


スゴいです、トニー・クッキング
まな板、包丁要りません
(青さはみんなで伊勢に行ったときに買ってきたもの)


レミーはパスタを作ったり肉を焼いたりで、やっぱり野菜は@温の部屋
(これじゃ、冷蔵庫が2台要るわけだ
楽しくやっているようで、なによりですよ。



「年末にアメリカ人の友だち(レミーのこと)も連れてっていい?」
と義母に聞いて、断られたそう


温・ザ・チャレンジャー
おばあちゃんにズバリ聞いちゃうところがスゴい!
NZだったら大歓迎なんだけどねぇ。
なので、年末年始はトニー&レミーは寮でお留守番だそう。


今はこの3人で下宿探しを決行中。
留学生寮は最長1年間しか居られないので、いずれは下宿します。
鍋友はこのまま一緒につるみ続けるのか?
乞う、ご期待!


食べてみたいな~
草食男子のチカラ鍋
(お餅は焼き餅。餅巾着が安売りのときはそっちに乗り換えるんだそう)



なかなか写真が送られてこないので、ちょっと前の写真で
コギスだそうです。

グリルがないので何でもフライパン。
あ~らよっ


それを、
「フォークで食べちゃおう

というところが、ガイジンさん


これはサーモン丼



みんな風邪引かないようにね~



クリスマスの庭

2012-12-26 | 家&庭関係
クリスマスはいかがお過ごしでしたか?


子どもたちが大きくなり、
「クリスマス うちって日本人じゃん
となってからは、パーティーだのお料理だのモチベーション激減。


さらに2年前からイブが愛猫チャッチャの命日となってしまい、
世間の華やかな雰囲気からはそっと身を引いていたいのが正直なところ。
今となっては「ナニヲイワエバイイノ?」という感じで、
本気のキウイたちを前に、自分が真似事をしているようで恥ずかしい


今年のクリスマスはずっと雨
静かに過したい私にはピッタリでした。


かっぱえびせん好きだったがチャッチャと、花が好きだったピッピへ。

チャッチャは歯がなくなってからも、それはいい音をたてて
かっぱえびせんをかじっていました。
(でも添加物があるのでほんの2、3本。今はいっぱいどうぞ


今日はクリスマス明けのボクシングデーと呼ばれる買い物デー
クリスマス商戦の売れ残りをここで一掃
のはずですが、景気悪化以降は12月初旬からず~っとセール


「まだボクシングデーの意味ってある?」
と思って出かけたら・・・・・






ありました





ショッピングセンターの駐車場が長蛇の列
「なにもこんな日に買いに来なくてもよかったかも
と思って買ったのは・・・・・





靴下

日本ではサイズがない温(18歳)の頼まれもの。
明日郵送したかっただけの理由で今日行ってしまい、3割引。
「待ってりゃ万年バーゲン」
のNZにあっては、どうってことない割引率・・・・


なんてリアルに計算しちゃダメ?
みんなみたいに、ボクシングデーのお祭気分をエンジョイしなきゃダメ?
しょぼすぎる参戦でした。
(でも株や不動産以外、特にほしいものないしな~←物欲ない人)



雨の合間に収穫。

毎年どこからか芽を出すジャガイモ。
小いもが残っていて毎年育つよう。


ニンニクは大きいのは今年4月に訪れたホキアンガのロッジ
「ワイオテマラマ・フォールズ・ロッジ」
のアメリカ人オーナー、キャンディーが育てていた特大ニンニクで、
その名も
「エレファント・ガーニック」
(フォントまで大きくしてみたり・・・)


大きいのは1粒が大粒のクリぐらいあります!
(ロッジの話はコチラで)


「冬至に植えて夏至に収穫。花がつく前に茎を折ること。」
キャンディーの教えは実に簡単。
こんなに大きな粒が収穫できました。小さい方はNZガーリック。


スーパーで出回っている真っ白で使いやすいのは中国産で、
香港時代から中国産ガーリックの農薬問題を耳にしていたので、
これからはできるだけ自給自足にしましょう


虫もつかないし超簡単。冬はあまり植えておくものもないし一石三鳥?
さっそくエレファント・ガーニックでガーリック・ライスにしました。



【クリスマスの庭】

まずは大切にしている「オールドレディー」ことレモンの木

早くも今年の花が実をつけて大きいのは3cmほど。去年の実と共存中。


まだ花もつけていて、こんな老木でも、

1年中実が絶えないようになったらな~


イチゴ

この雨で一気に元気復活
やはり自分で水やりするのとは違いますね~。


フィジョア

今年からはたくさん実をつけそうです。ウレシいな


モモ2号

去年は黄桃が1個だけなりましたが、今年は相当なってます。
これでもずい分実が落ちて、今は30、40個?


大きくなれない実は落ちたり、自然に萎んで淘汰されていくようです。
(右のは萎んだ実)

もう強風が吹いてもそうそう実が落ちなくなりました。
本当はもっと枝払いをすべきなのかな~


トマト

恒例のトマト祭にならないように、今年は少なめに植えました。
(温もいないし~


ズッキーニ

ばんばん開花中ですが、ちょっと元気がないかな~?


シソ

夏の食の友


パセリ

雑草状態
そろそろ乾燥させないと!


モモ1号

こちらは今年初めて結実しました。
このまま赤くなる?


モモは茎にボコンと花をつけたりするので、

実も茎にボコンと


みんながみんなこんな風と枝になるとは限りません。

この方が絵になりますが・・・・


いただきもののユズ

ゆっくりゆっくり成長中
開花の気配はまだありません。再来年ぐらい?


これは前の家主が植えていたナゾの柑橘

何度も枯れては生え枯れては生え、確かこれで3回目。
今回こそは枯れないように大事に大事に・・・
元からレモン・オレンジ・みかんの木があったので、
「ライムかな?」
と密かに期待しています。


これも前の前の家主が植えていたオレンジ。

今年は早くに実が落ちてしまい、マーマレード三昧でしたが、
来年は例年通りいつまでもいつまでも食べられるといいなぁ。
とってもジューシーで甘い実です。


他にもグレープフルーツ、ネーブル2本、アボカド、ブルーベリー、
みかん2本があります。


レモンは2代目「ヤングレディー」がスクスク成長中
と言ってもまだ7、8cmですが。


花がなくても実のある庭です。
夏の水やりをがんばらないと~

クライストチャーチ行:デコンストラクション

2012-12-25 | 経済・政治・社会
延び延びになっていますが、クライストチャーチ・アカロア行の続きです。
(さらに前の「ノースランド行」が(つづく)のままなのは置いといて



まさに、

地震都市
クライストチャーチ

1回目のカンタベリー地震から早2年3ヵ月。
2回目の壊滅的被害を出したクライストチャーチ地震から22ヵ月。


チャーチはまだまだ派手に壊れ、

(アンティークショップ。周りはすでに更地でここだけが残っていました)


壊している真っ最中でした。

「毎日こんな光景を目にしているのはキツいな~」
と思いながら、この光景を見ながらランチをしました。
そんなこと言ってる場合ではないです


同じマンションの正面。

周りに高い建物がないので、とても目立ちました。


見事なカウリの天井を残して周りは崩壊してしまった

教会


天井を補修して再建するそうです。

ぜひ残してほしい!


くっついていた隣の建物が取り壊され、

その跡がアートのように残るビル。


取り壊しか存続か

隣同士でも壊れ方、地盤、再建費用等によって、対応が全然異なるよう。


リッジス・ホテル

建物は問題ないそうですが、レッドゾーンの中なので営業停止中。
これだけ宿泊施設が足りないときに、残念


「これも問題なし?」
と思われた警察署

しかし、構造的に壊れてしまい現在は4階までしか使っていないそう。
近く転居して取り壊しが始まるそうです。


地震のときに何度も何度も映像が流れたフォーサイスバー・ビル。

犠牲者も出て窓から救助を求める人の姿がずっと映し出されていました。


えっ
このビル問題なかったの?

いえいえ
地震のときに階段という階段が崩れ落ちてしまい、悲劇の舞台に。
もちろん、もう使えず、取り壊しを待っているそうです。
こういう見た目には問題がなさそうに見える高層建築が非常に多いです。


税務署ビル

新築です。
地震があったときには引越しが始まっていたところだったそうですが、
引越しが終わることなく、取り壊し決定


地盤の悪さも不運でしたが、これだけ新しいビルでも耐震基準が甘かった
というか、ほとんどなかったのでは????
建材の段階から耐震・免震に取り組む日本とは雲泥の差なのを実感。


すでに1,000軒以上のビルが取り壊され、復興が始まっていますが、
耐震は中の鉄骨を増やしたり太くしたりという話ばかり。
NZで自前できる建材は知れており、高級品になればなるほど輸入品。
あちこちの国の別々の安全基準で作られたものでビルを建てており、
うーーーーん


でも復興後のクライストチャーチは政府と自治体の青写真段階から、
低層中心の街づくり
という絶対のコンセプトが確立しているので、それが一番の耐震対策か?


カンタベリーラグビーの殿堂だった

AMIスタジアム
今ではグラウンドが草で覆われています。


ここも見た目には何が問題なのかわかりませんが、

構造的な問題で取り壊して別の場所に再建することが決定。
手前の観客席が取り外され、こうして中が見えるようになっています。


カトリック教会

新しいビルもですが、歴史的建造物の痛々しい姿は胸に迫ります。


復元するのがどれほど大変かを思うと、失ったものは大きいです。

またかつてのこんな姿になる日が来るのでしょうか?


横にあるコンテナは再建のための建材が運び込まれたのではなく、

壁が崩れ落ちないようにしているのです。


壁の保全と万が一崩れ落ちたときの被害軽減のための措置のようです。

でもコンテナの真下をクルマが走りぬけ、人が歩いているわけですが・・・・


ここなど正面の壁を除いて、

すべてが取り壊された後でした。
再建されるまで大きな地震がないことを祈るばかり。


歴史的建造物ではアートセンターがすでに大掛かりな改修中でした。

旧カンタベリー大学校舎


美しいネオゴシック建築にNZらしい石材で、重厚さの中に素朴さもある、

イギリス人の入植当時の息吹を感じるような建物だと思います。
尖塔が外され地面に置いてありました。


ここを初めて訪れたのは1993年。今からちょうど20年前でした。



見たことがないようなモダンなデザインのクオリティーの高い、
ウールの絨毯が天井からたくさん吊り下げられた一角があり、
「旅行者じゃなければ、絶対ほしい
と思ったものですが、当時は香港への転勤辞令が出たばかりの
シンガポール暮らし
どちらも暑くて、足が沈むようなフカフカの絨毯は必要ありませんでした


再建は気が遠くなるような作業に見えますが、

いつか必ず、
かつての雄姿を取り戻すことができますように。


チャーチを代表する歴史的建造物といえば、

大聖堂


しかし、ご存知のように地震被害の象徴にもなってしまい、

すでに教会の尖塔はありません。


現在は取り壊しか再建かでイギリス本国の聖公会も含めて、

裁判沙汰になっているそう。


チャーチの象徴だけに、

「アートセンターが残せるなら~」
と少しでもネコゴシックの建物が残ってほしいという思いもありますが、
所有は教会なので、予算も思惑も公共施設とは違うようです。


大聖堂広場の交番

チャーチを訪れたことがあったら、絶対に忘れられないこの形。
いつかここがまた市民と観光客の憩いの場になる日を夢見て・・・・


これも取り壊し決定の

中央図書館
貴重な蔵書はほとんど回収できたそうで、新しい図書館が再建されます。


取り壊した建物の90%は再利用されるそうで
(埋め立てなども含めてでしょうが)
チャーチの人は
デモリッシュ
(「取り壊し」「撤去」でどちらかというと「ぶっ壊す」のニュアンス?)
ではなく、誇りを持って
デコンストラクション
(直訳なら「脱構築」ですが、「解体」ぐらいの意味?)
と言うんだそうです。


今はデコンストラクションでも、すぐにリコンストラクションになると

いいですね、その前向きさ!


これも地震の象徴、

時計台


針は地震の時間で止まったまま。

でも街はとっくに動き出しています


石造りの台座部分は壊れてしまったものの、

イギリスで製造して運んできた時計部分はステンドグラスも健在でした。


この時計がいつかまた未来の時間を刻み始めるのか、

市民の共通の記憶として、止まった時の意味が語り継がれていくのか。

どちらであっても、その姿に励まされる美しさでした。

(つづく)

チャッチャ二周忌

2012-12-24 | ペット・動植物
ニシュウキってナニかニャン

まぁ、ナンでもいいんだけど。


年とってからは目がワルくなっちゃったから、よく見える色が

好きだったニャン


見える色の上に寝ちゃうから、

いっつもこんな感じ。


色がなくてもあったかかったら

サイコー


こういうのも

OK


あったかいときはお外も

いいニャン


お外だし、色もあるけど、

ここはなんか違うニャン


寝るんだったらベッドがいいニャン。

でも、リネンの交換中だとなーんもない


ベッドはフカフカしてなくちゃ。

ご飯が置いてあるのは糖尿病だったらから、いつでも食べられるようにね。
低血糖になるとタイヘンだったんだ~


キミたちは誰かニャン

なんか硬そうだニャン


一緒に寝るなら、

このコがいいニャン


でも一番いいのは、

弟のピッピ


今はいつも一緒だニャン
そっちもこっちへ来るニャン
待ってるニャン



西蘭家からネコがいなくなって早2年。
今でも毎日毎晩、ピッピとチャッチャの話をしています。そのうち、
「呼んだかニャン?」
とその辺から出てきそうです。


「旅行に行けるのも、チャッチャとピッピがいなくなったから。
ネコたちのおかげなんだ。
と言う夫


本当にその通り

先日訪れたアカロアにて。


ネコたちに感謝して今の時間を楽しまないと~

でもね~
やっぱりもっともっと一緒にいたかったです


いつかそっちに行くまで、待っててね

限界越え

2012-12-23 | 海外子育て
連日のコース料理を反省して、
狙っていたとはいえ、
今日は限界越えのハードなガーデニング・デーになってしまいました


そこまでやる予定ではなかったのですが、

という天気予報が外れ、今にも降ってきそうな
曇り空


この季節にここまで曇って降らないのは千歳一隅のチャンス
・・・・と思ってしまうのは日光皮膚炎気味だから


朝起きるや庭に飛び出し(あっ、日焼け止めはしっかり塗りましたよ)
草むしり&植え替え
延々やって1時にやっとブランチというか、ランチ


「曇ってても、まさか午後はムリだよね~」
と思いながら、また外に出てしまい、今度は、
剪定&根元の草むしりなどなど


なっ、
なっ、
なっ、
なーんと、



6時まで


長い時間しゃがんでいたので、さすがに腰もダルく、
朝元気にカード屋へ行った善(15歳)まで帰ってきてしまいました
「夜ご飯作らなきゃ
ということで、やっと家に上がりました。


話すのも億劫なほど疲れてしまったものの、なんとか夕食もできて、
善と2人でカードのジャッジ(大会のときの審判)制度の話になり、
善は今日、その試験を受けていたそうで、無事パス。
「まぁ、ボクぐらいのレベルだったら落ちないよ。」
と、サラっと言っちゃう元NZ代表


審判登録をしていると、指定されたカンフェランスに行くだけで、
年間300ドルがもらえるんだそうです
(でもNZはカンフェランスが4年に1回あるかないか、らしいです)



う~ん、ますます奥が深い、カードの世界




善本人が覚えていたかどうかわかりませんが、
今日23日は当初の予定でいけば、善が1人で帰国する日でした。
飛行機も早々と予約し、本人も滞在を楽しみにしていました。
その前に家族でクライストチャーチ旅行を済ませておく段取りでした。


しかし、10月に入って私の父から、
「年末に温くんに会うのはお断りします」
という予期せぬ手紙が届きました。


この時点で父は温に合流して善も来るはずだったことを理解しておらず
(伝えていたのですが・・・)
温1人でも「お断り」となったら、2人の場合はさらにどうなる


父の理由は、
「イレギュラーなことは気が重く、ストレスの種になるだけです」
とあり、目に入れても痛くないはずの孫は「ストレスの種」に転落。


善は3週間滞在する予定だったので、夫の実家で3週間はさすがにムリ。
そもそも「会うのはお断りします」と言われてしまった事実に気落ちし、
「みんなに迷惑かけたくないから」
と自分で行くのを断念しました。


善の口から「迷惑」という言葉が出たのと、変わった両親であっても、
「私だけでなく、孫まで拒み始めた」
という現実に私も夫も愕然とし、子どもたちが不憫で涙が流れました。


私と両親の問題は今に始まったことではなく、生れたときからのものです。
私に妹が生まれる前の2、3歳のときの記憶がたくさんあるのは、
叱られないよう、母の気持ちの風向きが変わるの少しでも察知できるよう
常に目覚めているような、妙にませた子だったからでしょう。


実の親に拒まれ続ける苦労がとうとう温や善にまで及び始めた現実に、
私の中で今まで封印していたものが、一気に溢れ出てきてしまいました。



こちらの方も限界越えです。



「親子なんだから」「両親も歳だし」という譲歩と我慢ももう限界です。
ちょうど父の手紙をもらった直後に書いたメルマガ「西蘭花通信」
Vol.0603  ~50代の宿題:上を向いて寝よう~


拒まれる息子たちと小さい頃の自分が重なり、苦しい日々を過しました。
編集後記「マヨネーズ」で書いたように、

どうやら私の50代は抑圧していた子ども時代のもろもろの感情を、1枚1枚引っぺがし、洗いざらいさらけ出し、きれいにしなければならない時期のようです。
この連載は細々と続け、自分の中で問題に決着をつけたいと思います。


善は「落ちないよ」とは言っても、試験に受かったのが嬉しかったようで、
意気揚々と昨日引っ越したばかりの元温の部屋へ戻っていきました。





善くんは絶対に迷惑なんかじゃないよ




クライストチャーチのハグリー公園を歩く善と夫。



ほんとうに美しい公園で、

地震があったことを忘れそうになるほどでした。


1周6kmだそうで、

次に行く時はちゃんとシューズを持っていき、歩くか走るかしてみたい!



大掃除開始

2012-12-22 | 料理・食べ物・外食
92%の仕事納めとなり(まだ100%ではないんですが
今日から大掃除開始


午前中にとうとう、温(18歳)のタンス、善(15歳)の本棚、



BBQセット、キャンプ用品一式、



「日本の歴史」全巻他こまごましたもの多数を、

全~部引き取ってもらえました~
(この話はココで)
ハイエースがパンパンになる量
これだけのものが家から減ったかと思うと感無量
本当に助かりました~


BBQセットについては、かつてこんな浮いた話もありましたが
その後、温が肉を食べなくなったり、私もほとんど肉はパスで、
この2年は日の目を見ることもなかったのでは???



これを機に善は温の部屋への引っ越し決行

「ナイス&スモール」
と言って気に入っていた部屋ですが、自分が大きくなったこともあって、


「ナイス&ビッグ
(でもないです。ホントに小さな家なので)

な隣の部屋へ。


この後、必死で片付け、両方の部屋の窓拭きまでしてほぼ引っ越し終了。
(明日は朝からシティーのカード屋へ「ご出勤」だそうです



そんな頃、外は雨



ではなく、夫がウォーターブラスターで

家ごと丸洗い
小さい家で助かります~
それこそ、
ナイス&スモール


こんな家だったら、絶対業者に頼むしかないですよね。

濡れた屋根なんてスタスタ歩けませんって


私は、
アイロンがけ
レースのカーテン洗い
リネン一式の洗濯・交換
繕いもの

「ママー、これいる?」
「ママー、あれどうする?」
「ママー、これどこに置く?」
「ママー、これ捨てる?」
「ママー、あれどこ?」
とほぼ10分ごとに呼びに来る善の相手で半日終了



重労働の夫に比べて明らかに軽労働だったにもかかわらず、夜は2人で、

レミュエラのピレネーへ
実は今週はクーポン消化週間で 昨日に続いて2日連続のコース料理。


相変わらずの無節操&無計画
クーポンを使っているのか、クーポンに使われているのか
来年こそはクーポンを使いこなす、大人になりたいと思います。



日中のカフェは何度も利用していますが、

夜の「ピレネー・ノワール」は初めて


「ボクには飲む権利がある

と言わんばかりの夫のビール
ホント、半日びしょ濡れになってご苦労さまでした。


サービスの野菜ポタージュからのスタート

意外にも温かくて濃厚なガスパチョのよう。温かい分味も香りも濃いめ。
この量がまたいいんでしょうね。
非常においしかったです


年内の営業は今日が最後ということで、スタッフもルンルンでした。

前菜は私のビートルート
なにげに好物


夫はこれまた大好物の

カラマリ
好きだよね~、イカ男さん


メインは夫のコキーユ・サン・ジャック(ホタテ)

「昨日に続いて、また?」
と言いそうになって、




言っちゃいました



私は「今日の魚」のタイ+ナス+カリフラワーのピューレ

ナスがなかなか


デザートはクーポンの場合はおまかせなんだそう。

このデザートが来ているテーブルは、
「あっ!クーポンか
とバレバレ。


居合わせたテーブルでは、
インド系×2組
中華系+インド系かトルコ系?カップル
日系(←私たち)
と、相変わらずアジア系+インド系のクーポン利用率は高そう


店内にあった、77年のオールブラックスのフランス遠征のチラシ(かな?)



軽めコースとはいえ、2日連続は段取りワルすぎで、猛省です。
明日からはいつもの粗食で
でも、夫は居酒屋で男子会らしいです


善は家でカレー
新しい部屋でFB三昧だったんでしょう


明日は痩せる思いで、
掃除しますっ


仕事納め

2012-12-21 | 料理・食べ物・外食
とうとう、
92%仕事納め
(「ちょっと数字が細かいよ!」というのは置いといて


この週末にあれやこれやが終わったら、年末年始がやってくる
まずは大掃除ですな
うちにはまだ善(15歳)がいるし


たまたまボランティアも今日が最終日。

もうホリデーに入っている人もいるのに、けっこう人数が集まって、
みんなでまたまた大笑いしながらあっという間に半日が過ぎました。


その後は、ここへ。

シティーのワイン・チェンバーズ


今年は何回来ただろう?

温(18歳)の出発前日もこの席で一緒にランチをしました。
実は今週だけでも、すでに2回目という・・・


でも、年内は間違いなく来納めです。

ビジネス・ランチらしいグループが3組入っていて、華やいだ雰囲気


今日は夫と2人で、ココでゲットしていたグラブワン・ランチ

前菜のアスパラ・サラダ

マカデミアナッツのちょっとした歯ごたえとブラッドオレンジの甘み、
そこに柑橘の柔らかな酸味が加わって、アスパラのほろ苦さが活きる、
意外にして絶妙な季節の一皿


メインのホタテ

ホタテはかなり大きいです。
火加減もばっちり


デザートのイチゴのヨーグルトがけ

ヨーグルトソースにバニラビーンズが
う~ん、こういう一ひねりで家でできそうなものが完全に変わっちゃう!
そもそも、イチゴがスーパーのとはぜんぜん違うように思いました。


このサマーライトメニューは11、12月の限定のようで、計650カロリー
(これって相当少ないんですよね?←そういうのに全く詳しくない人)
完全肉ナシで、
つい食べ過ぎなこの季節にも、私にも、
完ぺきなメニュー
(これにハーバルティー付きだったのですが、やはりコーヒーで〆)


季節の素材を活かした限定メニューもワイン・チェンバーズの魅力。
アスパラは本当に絶品でした。




・・・・・と思ったら、今のHPのトップにレシピが出てる~
太っ腹
(紫の粉はフリーズドライのブラッドオレンジパウダーだったのか



ショートランド・ストリートの高層ビルの間にぽつねんとある、

オークランド大学の古い建物
何に使っているんだろう?


さぁて、今年もあと10日。
いろいろあった2012年。
「ありがとう
の気持ちをこめて丁寧に過しましょう。

くつろぎのアカロア

2012-12-20 | 旅行
いいリゾートの鉄則とは、
訪れる人にくつろぎを提供すること
ではないでしょうか?


ご主人のお目覚めを待つイヌ


可愛がられた孫が田舎の優しいグランマ(おばあちゃん)を訪ねるような、
決して叱られたり急かされたりすることのない、
穏やかで
優しい
ただただ受け入れてくれる

安らぎの時間


気持ちをくんでくれて、

一緒にゆ~っくりと過してくれる場所。


でも、おいしいものも食べたいし、



朝のコーヒーもおいしくなきゃ

と、それなりの小さなわがままも叶えてくれる場所。


「どこ行く?なにする?」
と思っても、

お墓
病院
マラエ(マオリの集会場)
図書館
学校
海岸
という究極の選択


この適度な「なにもなさ」もまた大事
待ってました!
とばかりに、
テーマパークがあったり、
ショッピングセンターがあったりしたら、
アウト
そんなおしつけがましいものは、なくていいんです。


別荘でもあってのんびりできるなら(無理ですが
「行ってみたいな~

アカロア料理教室


こんな階段の急斜面も見事にガーデニングしちゃう人の話も聞きたい。

お見事


アカロアの灯台




こんなにお天気だと絵になります。



ウォーキングコースの行き先は、

お墓ばかり


で、行きましたよ~

英国国教会墓地


ベビーベッドのお墓に埋葬されているのは
1883年に2歳で亡くなったジョンくん
1886年に1歳で亡くなったアニーちゃん

とても19世紀のままには見えないので作り直したんでしょうね。


カトリック墓地

眺めがよい、羨ましいような場所。


直訳すると

「男の園」
ただの公園だとは思いますが 入らなかったのでナゾ


あまりの暑さに木陰に全員集合~だったヒツジたち

確かに暑い~
オークランドよりず~っと暑かったです。


フランス墓地

1840年の入植以降個人が埋葬されていた場所に碑を建てたそう。
無縁仏だったり荒れてしまったりしていたんでしょう。
後世の住民の優しさを感じました。


運転席にいたイヌ



「運転できるの?」
と声をかけると、困った顔

最近はこんなイヌが大流行のNZですから~
いいの、いいの、運転なんかできなくて


「最後にもう1回、あの桟橋に行こう!」
と夫が言い出し、パチリ

夫も写メを撮りながら、
「優しいおとうさんだ・・・ブツブツ」
どうやら温(18歳)に送っていたよう。
(いちいち、自画自賛
>温くん、届いた?


ステキなリゾートだったアカロア、


また、いつか


(つづく)

かわいいアカロア

2012-12-19 | 旅行
アカロアのなにがかわいいって、
建物です
もう写真撮りまくり。


聖パトリック教会

この色、この名前。
アイルランド系カトリック教会


芝が美しいここは

クリケットかローンボウルズの
クラブハウスのよう。


地域の集会場

UGG風ブーツを履いたサンタの
気合のデコレーション


インパクト大だった

この2軒の配色


裁判所

今は使われていないでしょうが。


Theアカロアな眺め

観光パンフに出てくる、この桟橋


FOX2という観光用帆船の桟橋です。

残念ながら滞在中は
一度も見かけませんでした。


「やたら小さな山小屋風の建物は?」



老人ホームでした。

教会か自治体経営では?


1階がリビングやキッチン+バス
2階が寝室じゃないかな?
なんだかかわい~

目の前は公園と海という
絶好のロケーション
こんな晩年もいい


小さなホテル

アールデコの摺りガラス
凝っています。


地震で壊れてしまった部分を
修復中の戦没者慰霊塔

これ以外は地震の傷跡は
見当たりませんでした。
レンガや石造りは地震に
もろいよう。木造万歳


なんと、ここは、

映画館~


このトリコロールカラーは

肉屋


ほかにもかわいい家が
いくらでもいくらでも

かーなーり好みの家


この辺も1920年代の家では?

よく丹精されています。


こんな家もありました。

分譲された別荘なんでしょう。


この対比

時代とともに風景も変わります。


ここは別荘のようで、
カーテンが閉まっています。

ほかにも別荘多数。


個人的には、

こんな家が、


たまらなく、

好きです


このデーハーな建物は土産屋

気後れして入れませんでした(笑)


夫婦で一番気に入った、

アカロアのベスト・ハウス


20世紀初頭かもしかしたら
19世紀の建物では?

今は個人の家らしく
人が出入りしていました。
スゴ~く狭そうだけれど、
博物館に住んでいるようで、
憧れます


クイーンズタウンのように
乱開発されないように

と密かに願ってしまった、
かわいいアカロア


(つづく)

仕事納めに向けて邁進中

2012-12-18 | 私事・リタイア・人生
・・・・のはずですが、なかなかどうして進まない


いや、進んではいるのですが、あれをやり直し、これを調べ直しで、
三歩進んで二歩下がる~
と歌っているばやいじゃない


そんなときに夫の取引先が、ポンと送ってきてくれたクリスマス・ギフト

郵送なので最初から箱が凹んでましたが、
そんなのドンマ~イ


NZにありがちなキャドバリーじゃないところで、気分はアゲアゲ

取引先、エラし


こんな煮詰まったときには、この甘さがありがたや~
基本は甘党ではないので、家には甘いものがないのです。
善(15歳)ももうお菓子を食べる歳でもなく、
実は夫が一番食べたがるかも


なにせ、コレですもん



私もこれで

同罪


今の季節はイチゴ・ミルクを作ると、
非常~に喜ばれます
面倒くさいので、ポテトマッシャーを使っちゃうというアバウトさ


しかし、そんな夫は昨晩、イチゴ・ミルクを食べた後、夜中まで大仕事
チャーチ旅行から帰ったら、びっくりするほど遅くなっていたネット。
その原因を追究し、あちこち掲示板の書き込みをチェックし、とうとう、
モデムのアップグレード
という私には考えもつかない方法で、問題を解決してくれました。


実は昨日のブログは写真のアップロードだけで2時間半もかかってしまい、
仕事の途中でもフリーズ寸前になること数回
帰って以来、パソコン相手に七転八倒だったので、
ホントのホントに助かりました


おかげで今日の作業はススイのスイ。
(計算上は5、6倍のスピードアップなんだそう)


仕事も年内はあと1件を残すのみ
例年になく早い仕事納めを目指して、がんばろ~


おいしいアカロア

2012-12-17 | 料理・食べ物・外食

話はいきなり『食』から
(どういうわけかネットが異様に遅く、たくさん写真がUPできないので、
写真が少なめな内容にしました~)

「アカロアに行くなら~
と友人に聞いていた、休憩ポイント

ヒルトップ


「峠の茶屋だな~」

by夫

って、この眺めを見て、言う~
水戸黄門の見すぎだってば


勝手に「鯨の島」と名付けた入り江中央の島がきれい~

周囲はグルッと高台なので、この島、どこからでもよく見えます。


ここで遅めのランチ
私はま・さ・か・の

ワカメ・サラダに。
スゴいでしょ、こんな場所で



途中のチーズ工房

バリースベイ・チーズ


でもここはフレンチではなく、オランダ系のよう。

ゴーダチーズが充実してました。


チーズ作りのビデオを流していて、

作っているところもちょこっと見れました。
マースダムをゲット



夜は夫のチョイスで、ヴァンジョーニという店に

ここも名前からしてフレンチではなさそう。


でも、おいしければなんでもOKさっ

場所柄海の幸が充実してます。


食事を待つ間に写真をパチパチ。

お店だからこそできる、思い切った配色


このテーブルの小ささが欧羅巴な感じ



瑞々しいアジサイ

雰囲気からするとラベンダーというところですが、
こうきたか


1週間前に働き始めたという、ベルギーから来たウェイトレス

アクセントのある可愛い英語がキウイのハートをわしづかみ


テラス席にしましたが、

ガーデンもステキです


これだけたっぷり砂利を入れれば

雑草も生えないよね~
なーんて現実的なことをちょっぴり考えてしまったり


ここはパンも自家製でおいしかった

スーパーもない小さな町ですから、住人の手作り率も高そう。


前菜

名物アカロア・サーモン
夫が大好きなイカ
手前はアワビ
うーん、生を醤油とワサビで食べたかった
これにさらに、サラダも。


メイン

薄焼きのマルゲリータを夫と半分こ
善(15歳)は奥にチラっと写っているリゾットを独り占め
(こんなところでも『ご飯命』の坊ちゃん


この段階でアカロア産のワインが1本空き、お腹がパンパンだったのに、
さらに羽目を外してしまいました





どぉーん

まさかのコップ入り
夫のティラミス

アップ画像で大きいのではなく、ホントに大きいです


キター━━━(゜∀゜)━━━

私と善それぞれひとつずつの、
キラー・チョコ

チョコinチョコ
チョコonチョコ
さらに、とどめの
カラメルソース
悶死する甘さ



さすがにこの後、
親は大反省会
(しょぼぼ~)
善はどこ拭く風


帰る頃には南島の長い夏の日もとっぷり暮れていました。



翌日は週1回のファーマーズ・マーケットの日。
前夜の反省など忘れて、いそいそ出かけて行くと~

食べすぎの心配には及ばない規模でした。


ここでもヴァンジョーニのクロワッサンとパン・オ・ショコラ

小さめだけれど、バターを惜しまない濃厚なお味


しっかりこの岩場の上までウォーキングしてからいただきました。

(そんなんじゃ、間に合わない


コーヒーはここで

地元の人がどんどんやってきて、人気のお店のようでした。


「次回はここで!」

とすでに決めている、
リトル・ビストロ
次って、いつかな~


クライストチャーチへの帰り道には再び、ヒルトップへ。

名残惜しいほど美しい眺め。

また、いつか

(つづく)