怒涛の月末を乗り切り、
今日は遊びますわ
まずはコーヒーをゲットん
日曜日の朝のオークランド港
クルーズ船が入港していました。
その前を走っていくサイクリングの人たち
なんともオークランドらしい眺め
最近は離島行きの船の競争激化で格安チケットが頻繁に出るようになり
今回もグラブワンで半額です
大御所フーラー
島だけではない陸地の定期船もある
ディスカバリー
カーフェリーに強い
シーリンク
そして新興の
エクスプローラ
今日はこのまっ黄色のフェリーで出かけました
あ~らよっと
バックで入ってきます。
今朝は雨の音で目が覚めたのに
出発のときはこんなお天気に
そこそこ雲もあり
過ごしやすい日でした。
やってきたのは
モトゥタプ島
桟橋があるホームベイ
NZのフェリーは女性クルーも多いです。
港=男の職場
ではないんですよね。
モトゥタプは赤い島
隣の真ん丸の島はランギトト
(ウィキペディアより)
どちらも700年前の噴火でできた島なのかと思っていたら
モトゥタプは最も古い島なんだそうです
今では最も新しいランギトトと人工的につながっています。
ホームベイにあるリード・ホームステッド
今ではこの島を元の姿に戻すために活動している
モトゥタプ・リストレーション・トラストの活動拠点になっています。
今回は写真のボランティアガイドのジョンと一緒に回りました。
あちこちに残っているのはこの地を所有していた
リード兄弟が建てたものだそうです。
今でも使っている建物もあります。
離島はどこも水道がないので、水は全て雨水頼り。
タンクに溜めて使うため、
建物+屋根がないと
困るのでは?
この木はNZに3本しかない通称エレァントツリー
毒があるので動物が近づけないよう柵がしてあります。
南アフリカ原産で異国趣味で持ち込まれたそう。
かつてはこんな牧草地だった場所ですが
今はトラストにより原生林に戻すための植樹が進んでいます。
すでに50万本が植えられたそうです
右が植樹前
左が植樹後
すごいコントラスト
遠くに見えるのは入植したイギリス人が植えた松
日中は船の航行の目印にも使われたんだそうです。
モトゥタプはマオリ語では「聖なる島」
しかし、20世紀に入ってからはオークランドを守るための砦でした。
今でも残る要塞群
全て日本軍上陸に備えるために1936年から建造されたものです。
望遠に引いてみると
屋根に人が乗ってる~
あちこちにある弾薬庫
中はこんな。
外は戦争とは無縁そうなこんな長閑な眺め
沖合いの島はラキノ島
でも、かつて水平線に目を凝らし続けていた時代があったのです。
植樹をしていないこの辺は
以前の姿のまま。
羊が放牧されていました。
羊と牛は保護しているキウイの害獣にならないのでOK
しかし、それ以外の四つ足は徹底排除
イヌ、ネコはもちろん、
ネズミ
ポッサム
ハリネズミまで!
こんな巣箱を仕掛けて駆除します。
やってきた砲台跡
当時NZでは最も飛距離のあるものだったそう。
半地下になっていて
他の設備同様非常に上手くカモフラージュされています。
砲台を囲む避難所
多いときにはこの島に千人以上の軍関係者がいたそうです
ここは司令塔
こんな風に指令が電話線でつながっていたんだそうです。
外はこんな光景
にわかには信じられないこの大差
さらに信じられなかったのが
女性も通信員として20人もいたそう
1000人vs20人ってスゴい!!!
人が屋根に乗っていた場所に来ました。
ここに24時間兵士が詰めて警戒していたんだそうです。
中から見ると驚くほど外がよく見えます。
隙間の高さはせいぜい70cmしかないのに
水平線がしっかり見えるようになっています
向こうからは見えないのに、
こちらからは見える!
中は朽ち果てたままになっていましたが
ここもまた、外は戦争とは無縁そうな眺めが広がっています。
地下道の入り口
中に入って砲台跡まで抜けることができます。
どの施設も半地下か完全な地下で
丘を削って建設し、その後埋め戻し、
さらに一帯の施設を全てネットで覆い、
遠目には丘に見えるようカ、モフラージュしていたそうです。
ここまで日本軍が来なくて
本当に良かった。
心からそう思いました。
遠くに並ぶ白い木は入植者が植えた外来種。
水を吸いすぎて生態系を壊すので取り除いている最中だそうです。
マオリの時代には左側のような、レインフォレストだった場所
それを入植者が必死で開墾して右のようにしたのに
今は時代の役目を終えて再びレインフォレストに戻そうとしています。
この島だけでなくティリティリマタンギやモトゥイヘや
陸地でもそんな場所が多数あります。
その途方もない作業への根気強い取り組みは
本当に素晴らしいと思います
今生きている誰も元に戻った姿を見ることはできないにしても
次世代に正しいものを残そう
という真摯で本気の行動はかけがえのないものだと思います。
再び戻ってきたホームベイ
夏の間はこの海岸線にキャンプの人のテントが並ぶんだそうです。
今日は宅急便会社のクリスマスパーティーをやっていました。
企業のビーチパーティーなんて、いいですね。
ホームステッドの中で島の歴史のDVDが観られます。
第一次世界大戦中の演習の様子
サーカス小屋のようなテントがズラッと並んでいます。
軍事施設のひとつ
今のこんな平和な光景が永遠に続いてくれますように。
おーっと、沖合いから黄色いヤツがかっ飛んで来ます!
楽しい1日をありがとう。
また、ぜひいつか
(※いつかここから、ランギトトに渡ってみたいです)
今日は遊びますわ
まずはコーヒーをゲットん
日曜日の朝のオークランド港
クルーズ船が入港していました。
その前を走っていくサイクリングの人たち
なんともオークランドらしい眺め
最近は離島行きの船の競争激化で格安チケットが頻繁に出るようになり
今回もグラブワンで半額です
大御所フーラー
島だけではない陸地の定期船もある
ディスカバリー
カーフェリーに強い
シーリンク
そして新興の
エクスプローラ
今日はこのまっ黄色のフェリーで出かけました
あ~らよっと
バックで入ってきます。
今朝は雨の音で目が覚めたのに
出発のときはこんなお天気に
そこそこ雲もあり
過ごしやすい日でした。
やってきたのは
モトゥタプ島
桟橋があるホームベイ
NZのフェリーは女性クルーも多いです。
港=男の職場
ではないんですよね。
モトゥタプは赤い島
隣の真ん丸の島はランギトト
(ウィキペディアより)
どちらも700年前の噴火でできた島なのかと思っていたら
モトゥタプは最も古い島なんだそうです
今では最も新しいランギトトと人工的につながっています。
ホームベイにあるリード・ホームステッド
今ではこの島を元の姿に戻すために活動している
モトゥタプ・リストレーション・トラストの活動拠点になっています。
今回は写真のボランティアガイドのジョンと一緒に回りました。
あちこちに残っているのはこの地を所有していた
リード兄弟が建てたものだそうです。
今でも使っている建物もあります。
離島はどこも水道がないので、水は全て雨水頼り。
タンクに溜めて使うため、
建物+屋根がないと
困るのでは?
この木はNZに3本しかない通称エレァントツリー
毒があるので動物が近づけないよう柵がしてあります。
南アフリカ原産で異国趣味で持ち込まれたそう。
かつてはこんな牧草地だった場所ですが
今はトラストにより原生林に戻すための植樹が進んでいます。
すでに50万本が植えられたそうです
右が植樹前
左が植樹後
すごいコントラスト
遠くに見えるのは入植したイギリス人が植えた松
日中は船の航行の目印にも使われたんだそうです。
モトゥタプはマオリ語では「聖なる島」
しかし、20世紀に入ってからはオークランドを守るための砦でした。
今でも残る要塞群
全て日本軍上陸に備えるために1936年から建造されたものです。
望遠に引いてみると
屋根に人が乗ってる~
あちこちにある弾薬庫
中はこんな。
外は戦争とは無縁そうなこんな長閑な眺め
沖合いの島はラキノ島
でも、かつて水平線に目を凝らし続けていた時代があったのです。
植樹をしていないこの辺は
以前の姿のまま。
羊が放牧されていました。
羊と牛は保護しているキウイの害獣にならないのでOK
しかし、それ以外の四つ足は徹底排除
イヌ、ネコはもちろん、
ネズミ
ポッサム
ハリネズミまで!
こんな巣箱を仕掛けて駆除します。
やってきた砲台跡
当時NZでは最も飛距離のあるものだったそう。
半地下になっていて
他の設備同様非常に上手くカモフラージュされています。
砲台を囲む避難所
多いときにはこの島に千人以上の軍関係者がいたそうです
ここは司令塔
こんな風に指令が電話線でつながっていたんだそうです。
外はこんな光景
にわかには信じられないこの大差
さらに信じられなかったのが
女性も通信員として20人もいたそう
1000人vs20人ってスゴい!!!
人が屋根に乗っていた場所に来ました。
ここに24時間兵士が詰めて警戒していたんだそうです。
中から見ると驚くほど外がよく見えます。
隙間の高さはせいぜい70cmしかないのに
水平線がしっかり見えるようになっています
向こうからは見えないのに、
こちらからは見える!
中は朽ち果てたままになっていましたが
ここもまた、外は戦争とは無縁そうな眺めが広がっています。
地下道の入り口
中に入って砲台跡まで抜けることができます。
どの施設も半地下か完全な地下で
丘を削って建設し、その後埋め戻し、
さらに一帯の施設を全てネットで覆い、
遠目には丘に見えるようカ、モフラージュしていたそうです。
ここまで日本軍が来なくて
本当に良かった。
心からそう思いました。
遠くに並ぶ白い木は入植者が植えた外来種。
水を吸いすぎて生態系を壊すので取り除いている最中だそうです。
マオリの時代には左側のような、レインフォレストだった場所
それを入植者が必死で開墾して右のようにしたのに
今は時代の役目を終えて再びレインフォレストに戻そうとしています。
この島だけでなくティリティリマタンギやモトゥイヘや
陸地でもそんな場所が多数あります。
その途方もない作業への根気強い取り組みは
本当に素晴らしいと思います
今生きている誰も元に戻った姿を見ることはできないにしても
次世代に正しいものを残そう
という真摯で本気の行動はかけがえのないものだと思います。
再び戻ってきたホームベイ
夏の間はこの海岸線にキャンプの人のテントが並ぶんだそうです。
今日は宅急便会社のクリスマスパーティーをやっていました。
企業のビーチパーティーなんて、いいですね。
ホームステッドの中で島の歴史のDVDが観られます。
第一次世界大戦中の演習の様子
サーカス小屋のようなテントがズラッと並んでいます。
軍事施設のひとつ
今のこんな平和な光景が永遠に続いてくれますように。
おーっと、沖合いから黄色いヤツがかっ飛んで来ます!
楽しい1日をありがとう。
また、ぜひいつか
(※いつかここから、ランギトトに渡ってみたいです)