ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

シンクのリライブ

2007-01-30 | 家事・家計・リサイクル
わかりやすいですよね~☆
忙しくなると、ピタリと止まるこの日記>_<;
昨日の29日は「オークランド・アニバーサリー・デー」(オークランド市政記念日)で休日、週末は3連休でした。
ミジンコ自営業の西蘭夫婦にも、夏休み中の子どもにも、3連休など関係ないと言えばないのですが、週末はしっかり遠出してきました(笑)

お楽しみの後は、「よく遊びよく働け」
(子どもは「学べ」だよ~ん、聞いてる、うちの子たち´。`?)
再び缶詰で仕事をし、そんなこんなで更新はストップ。せっかく今年に入って続いていたメルマガもT▽T でも、キズは浅いぞ、がんばろう!ぜひ早々に更新すべく、がんばりま~す`へ´*

ここでも日記で連載などという妙なことを、ほんのデキ心で始めてしまったがゆえに、更新が間延びすると墓穴も墓穴 ̄。 ̄;

しかし、墓穴ついでにこんな写真→

「せっかく、いい椅子を拾えたんだから、ここはお返ししなきゃ♪」
と、本気半分、不用品が片付いてくれればという胸算用半分で、前のオーナーが庭に放置していたランドリールーム用のシンクを、
「ご自由にどうぞ」
のつもりで外に置いてみました。

このシンク、プランター代わりだったのでしょうが栓が完全に詰まってしまって水はけはゼロ。雑草がぼうぼうと生え、雨が降れば雨水が溜まり、気をつけないとボウフラの巣@▽@ けれど横幅が軽く
1m以上、深さもかなりあり、土が入っている状態では重くて動かせません。

雨が降って泥が柔らかくなるたび、少しずつスコップでかき出し、とうとう先週、空にしました~♪ 空でもかなり重く、雨が降るまでそのままにし、大雨が降った週末に溜まった雨水でせっせとブラシをかけ、ホースで洗い流したらピッカピカ☆_☆
本当にびっくりするほどの輝きで「ステンレスってスゴ~い!」
「これならゴミじゃないよね!」
と確信して昨日の夕方、うんうん外まで引っ張っていきました。

今朝10時に夫が出かけた時はまだ置いてあったそうですが、私が外出した12時過ぎにはもうなくなっていました。
どこかで第2の命を吹き込まれてリライブ(再生)し、
末永く役立ってくれますように。

(私が勝手に呼んでいるリライブ生活については、コチラでちらりと)

徹夜明け

2007-01-26 | 私事・リタイア・人生
仕事の段取りが超~ワルく、思いがけず徹夜でした。
朝6時に寝て8時に起き、再び仕事をしてから週1回ボランティアをしているチャリティーショップへ♪
ただ今、夫と子どもがキャンプに行っているためクルマがなく、電車で行きました。ところが、乗るはずの電車が目の前で行ってしまい、
クゥ~~~>_<; (こういう時に限ってスゴ~くオンタイム)
30分待って次の電車で行きました(1時間2本なので)。あぁ、遅刻TT

4時間目いっぱい働き、またまた充実した時間。
しかし、さすがに頭がボーっとしているのか英語の聞き違いが多く(いつも*▽*?)、ちょっと反省。売り場はそれほど忙しくなかったこともあり、裏に回ってひとりで黙々と在庫の山と格闘していました。本当に善意の寄付が山積みなんですよ~☆

午後は送迎付きで友人宅へ。
子どもたちと裸足になって庭でガンガン遊び、おいしいワインにディナーに(どちらもホントにおいしかったです♪)、普段にも増して淀んだ英語ながらあれこれ話が尽きず、楽しいひと時でした。
ウィークデーがこんな風に終わるのは、いいものです。

寝不足とワインで頭が海綿状態なのでまた出直します。
すぐにも寝たいのですが、糖尿病チャッチャがご飯を食べてくれずインシュリンの注射が打てないため待機中。こちらの時間でもう午前1時半@@
2日連続の徹夜は勘弁だよ、チャッチャくぅ~ん!
そろそろ食べないか~い??

あら、寝てる
 ̄▽ ̄;

(この間みたいな
大変な思いは勘弁だけど、寝たい時は寝るニャン→
この話はコッチでも)

長年の夢

2007-01-24 | 家事・家計・リサイクル
再びつづきです。(最初の話はコチラから)
「椅子拾ったの
「ふーん。」
と夫。足掛け16年の結婚生活で私の唐突な言動には慣れっこ。
「百万円拾ったの
とでもならない限り、興味はなさそう。

翌日は晴天だったのでよく陽に干しました。古いですが使い込まれた感じがなかなか好み。ところどころにペンキが跳ねていますが、壊れたところはまったくありませんでした。

座るところの丸い部分はなんと1枚板
@▽@

厚みもそれほどないのに、丈夫なんですね~。表面の彫り物はほとんど摩滅して消えかかっています。アールデコっぽいモチーフ??

雨の中で出会った椅子をうんうん運びながら、考えていたのは、
「リフォームしてみよう♪」
ということでした。いつかしてみたかった家具のリフォーム。元々木工が好きで、長年の夢の一つでした。しかし、引越し魔だった私たちはほとんど家具というものを持っておらず、リフォームするようなものが家にありません。大きさから考えても椅子はかなり手軽に試せそうです。
「よし、やろう!」

ホームセンターに行く夫について行き、店員さんのお勧めのまま、
サンドペーパー(目の粗いものと細かいもの2種類)
ニス
ニス用の刷毛(毛が抜け出ないものだそうです)

を買ってきました。これで全体にサンドペーパーをかけ、色むらを取り、ニスを2、3回、好みの色になるまで塗ればいいそうです♪
「よ~し!がんばろっと!」

さっそく家に帰って、サンドペーパーでザラザラサカサカ。
こすっている部分がとんでもなく熱を持ちますが、思ったより簡単に塗りがとれます。
(白い部分がサンドペーパーをかけた後→)
「なんだ~、これなら椅子1脚なんてカンタンそうね~♪」
と、いつものクセで超ポジティブ・シンキング ̄▽ ̄♪

しかし、サカサカシュッシュッとやっているうちに、なんだかちょっと・・・
(再び、つづきま~す>_<;)

出会い

2007-01-23 | 家事・家計・リサイクル
前回からのつづきです。
オシャレに言えばレトロっぽく、
まんまに言えば古臭いこの椅子、
拾ってきました。

「えぇ~@@ ニュージーランドって椅子が捨ててあるのぉ?」
とパソコンの前で驚くア・ナ・タ、
正解です!

この国ではこんなものが時たま道端に捨ててあり、拾ってもいいのです。というか、誰かが再利用できるように「家の前に置いておく」と言った方がいいかもしれません。だいたいは、家の外の歩道と車道の間にある、芝の緩衝帯とでも言うべき、カーブと呼ばれる場所に置いてあります。

カーブは家の目の前でも自分の敷地ではなく、市が所有する公有地です。ですから、ここに置くものは、
「ご自由にどうぞ。」
というのがお約束で、張り紙など出ていませんが黙って持ち帰っていいのです。(機械物だと「まだ使えます」とか「故障」という張り紙が添えてあることも。)洗濯機、食器洗い機、バスタブやトイレの衛生陶器など、スゴい「大物」もあり、もちろん持って帰る人もいます ̄m ̄;

この椅子はジョギングの途中で見つけたものの、最初は足も止めずに通り過ぎました。その日はたまたま、夕方にいつも行かない道を走っていました。普段から同じコースで帰ることはまずないので、椅子のことはすぐに忘れてしまいました。

そのうち夏休み中のティーンエイジャーが乗っていると思しき、中古の改造車が何台か連なって、路上でUターンの練習(?)をしているのに出くわしました。ロードレースの肩慣らしのようで、シャコタンのクルマがタイヤをきしませています。まだ相当明るい時間なのに~;_;

15歳から免許が取れるの国なので、こういう光景も「アリ」なのです。
「ヤバそ~@@」
と、回れ右をして引き返すことに。
触らぬティーンエイジャーにたたりなし?

思いがけず同じ道を走っていると雨が降り出しました。誰もいない道。クルマもほとんど通りません。この椅子が雨に打たれてポツンと置いてあるのが遠くに見えたとき、なんだかいとおしくなり、
「持って帰ろう。」
と思いました。

古いものの壊れてはいなさそうです。家はカーテンが閉まってクルマもなく外出中のよう。断る人もいないので、そのまま拾ってきました。うちから2キロぐらいのところだったので、後はとぼとぼ歩いて帰りました。

雨に濡れた木がなんともしっとりとしていて、無機質な「物」というより、もっと有機的な肌触りでした。私がこの椅子を拾うように、あのティーンエイジャーはたむろしていてくれたのでしょう。天の采配、出会いです。

(つづく・・・再び、日記なのにぃ?メルマガにしろって>_<?)

起きたと思うともう夜で

2007-01-22 | 私事・リタイア・人生
1月も3分の2が終わっちゃったんですね~T▽T(さめざめ)
「今年も残り少なくなりました」などと挨拶してみたい気分。 

「あの人に連絡しないと・・・」
「この件はもっと詰めて、早々にお返事・・・」
「その仕事は明日までに片付けて・・・」
「繕い物が溜まってきてるし・・・」(なぜかNZに来てから縫い物急増)
「庭の草は抜いても抜いてもボウボウ・・・」
「○○さんに会わないと・・・」
「大学の先輩にメール・・・」
「□□さんの誕生日のプレゼント用意・・・」
「実家の父に数独の本を送る・・・」
「親戚のおじに電話・・・」
「銀行時代のお客さんからのお手紙にお返事・・・」

などなど、MUSTの一歩手前、SHOULDくらいの用事が山のようになってきて、ちょっとアセアセ気味の昨今です。夏休み中でなにかと子どもたちに時間を割いているということもありますが、あちら立てばこちら立たず。時間って本当に有限なんですね~(しみじみ)

友人や読者の方からのメールのお返事も大幅に滞っていますが
(すっ、すいませーん;_;)、
今週はがんばってお返事いきますので、見捨てないで下さいねー人ー 

「いつかは大人っぽく、時間に余裕をもって優雅に暮らした~い!」
と叫んだ矢先、
月日のたつのは早いもの。毎朝起きたと思うともう夜で、寝たと思うともう朝で。本当に何もしないうちに時間だけがとっとと過ぎてしまいます。
という一文を見つけて、思わずパソコンの前で、

ぶははははははは
あー、我が心の友よ!香港マダムさん(惚)日本帰国後も絶好調´m`♪

お騒がせしていた糖尿病チャッチャは完全に復活で~すー。ー~3
(←復活ですな)
お出かけも再開で、今日は至っていつも通り。でもさすがに本人も、

「注射を打ったら喰わなきゃマズい!」(血糖値が下がるので)
と悟ったのか、なんだか涙ぐましいほど小マメに食べています。
(←食べると眠いニャ~ン)

し・か・し、
やらなくてはいけないことが山積みな時ほど、他のことがしたくなるのは世の常(って、世間を巻き込んだ言い訳´▽`?) 
ついついこんなもの→
を手に入れてしまい、
なんだかヤバ~い空気が流れてますよ~ ̄ー+ ̄(キラ~ン☆)

(つづく・・・日記なのに>_<?)

一夜明けて

2007-01-21 | ペット・動植物
昨日は友人一家とうちでランチをしました。
食後は裏庭で「羽根つきデスマッチ」(お正月も終わった今頃)。

肉離れ中の夫の華麗な
´m`羽子板さばき。この辺まではよかったのですが
・・・→)

前庭では、温(12歳)が友人から釣りの手ほどきを受けていて、サンデッキから芝に釣り糸を垂れていました。大人も子どもも、それなりに♪ 彼らが帰り片付けも済み、6時にはすっかりいつも通りでした。

その時、夫が、
「チャッチャの様子がおかしい。」
と言い出し、すっ飛んでいってみると糖尿病のトラ猫チャッチャがワナワナしながら目をパチパチやっています。インシュリンのせいで血糖値が下がりすぎた時の典型的な症状。慌てて砂糖水を作り、スポイトで飲ませ様子を見ました。幸い歩くことができ、比較的軽症のようでした。

そのうちソファーで寝てしまい、寝姿もいつも通りだったので、何も食べてくれなかったのはやや気になりながらも(食べると血糖値が上がります)、私はそのままジョギングへ。
(←血糖値が下がった時の「スフィンクス座り」

腰が抜けているので「ネコ正座」が→
できません。非常に心配なサイン。)

しかし、
これが失敗でした。

戻ってくると再びふらふらに。今度は症状も重く、様子もヘンです。

再び砂糖水を飲ませたものの、かなり弱っていたようで、吐いたり下したり失禁したり・・・てんやわんやに。作り置きの物を温めて子どもの夕食にしながらも、汚れた床やカーペットを掃除し、吐いてしまった分の砂糖水を再び飲ませ・・・と、夫と2人で必死の看護。こうなると獣医に担ぎ込んでも疲れ、怯えさせてしまうだけで、むしろマイナスなのです。

砂糖水で血糖値を上げ、食べ物を口にしてくれればいいのですが、今回はぶり返させてしまったせいか、なかなか食べません。しかも、
あっという間に毛がゴワゴワになって脱水症状に。
やや落ち着いてから夫の付き添いで夜の散歩へ。こんな時にも外に出たがるのは、さすがに動物?!
外の「気」の強さがわかっているのでしょう。
しかし歩けずに、ジッとしていること30分以上。夫は風と小雨の暗闇の中、ずっと付き合っていました。

外から戻り、夫が抱いている時、何度目かの腹の底から搾り出すような声で一声鳴き、そのまま中空へ放尿@▽@ 何もないフローリングの場所で上向きに抱いていたので、事なきを得ましたが、ちょっと向きが違えばパソコンに命中するところでした。間一髪!

しかし、それを最後に症状は改善し、目の焦点も合うようになりました。12時40分、とうとう食べ物を口にしました=3 
最初に異常に気づいてから約7時間、2回目のぶり返しからも5時間が経過していて、今までの最長でした。前回は回復までに2時間半かかり、それまでの30~1時間以内に比べ、ダントツで長かったのですが、今回はそれどころではありません。

症状が悪化しているのか、年齢のせいなのか(人間の年齢では70代)、本当に気をつけてあげないと取り返しのつかないことになりそうです。今まで以上に今回は肝を冷やしました。終日外出する時は注意しているのですが、昨日は自分たちが家にいたので、どれぐらい食事をしていたか(=血糖値を下げ過ぎない最大の決め手)のチェックが甘かったようです。

一夜明けて、今日は飼い主もチャッチャもさすがに寝不足┐( *ー*)┌
チャッチャは朝の見回り以外はずっとベッドでおやすみでした。
なにはともあれ、家族そろって健康が一番´。`~3

小妹妹の道

2007-01-19 | 健康・美容
今日はボランティアの日♪
相変わらずトイレに行くのが精一杯の忙しさで(笑)、広い店内をコマのようにクルクル回っていました。スタッフは全員がボランティアなので職務分担などない、非常にユル~く和気あいあいとした雰囲気。みんな好きな仕事を思い思いにしています。

それでもレジ、値札付け(値段も本人が決めます)、日本のブティックだったら「おたたみ」に相当する洋服をハンガーに掛けたり、落ちた服を掛け直したりするのが好きな人、マネキンを着替えさせたり、家具の模様替えをする人など、みんな目の付け所が違って面白いです。

私は完全にロジスティック(物流)系で、商品が満遍なく行きわたっているかを見て歩き、
「男の子用の服が品薄」
「夏なのに厚手の長袖が多すぎる」
など商品の出し入れをし、それに合わせて値段もつければディスプレーも変え、あれこれ一気にやってしまう質。

ちなみに今日のマイブームは「ティーンエイジャー&子ども服」でした。
夏休み中なのでとにかく子どもの数が多く、ティーンともなると自分で選んで買っていくので(古着なので1枚せいぜい200~500円。お小遣いで買えます)、「クイックシルバー」だのロキシー系を始め、
オーストラリア・ブランド中心に攻めてみましたぁ´▽`♪

たまたまですが、今日は自分も香港で買ってきたロキシーを着ていて、朝から主任が連れてきた13歳の娘に褒められました´▽`ゞ 
「あなたみたいにショーツをはけって娘に怒られたわぁ~。私はハーフパンツが好きだから、つい同じようなの買っちゃうのよねぇ~」
と言う主任は、とても15歳と13歳の子どもがいるとは信じられない若さと美しさ(惚) 私よりかなり年下の30代半ばではないかと思います。

スラ~っとしていて、ハーフパンツをはいても、その下にのぞく足の長いこと、長いこと!これぞハーフですよね(爆)
「私もあんな風にはきこなせるなら、ハーフパンツもはいてみたい!」
と思っても、1枚も持っていないというのが現実でして・・・T▽T

その後、まったく英語を解さないとても品のある中国人のお客さんの手伝いをしていたら、(久々に聞いた訛りのないきれいな中国語
「小妹妹(シャオメイメイ)」
と言っていて、てっきり近くにいる主任の娘を指しているのかと思ったら、なんと私のことで、飛び上がるほどビックリぃぃぃ~☆_☆
中国語がわかる読者の方もパソコンの前で飛び上がっているでしょう。

なっ、なんで44歳(来月45です、ちなみに)が小妹妹?
有名な小姐(シャオチエ)がミズなら(結婚していても奥さんであることを強調する必要のない場、仕事などでは何歳でもチャオチエです)、小妹妹は漢字の雰囲気からもお分かりかと思いますが、完全に子ども扱いの「お嬢ちゃん」。いくら世辞に長けた人の言い回しとしても、これはいくらなんでも~@▽@
19歳で中華圏デビューして以来、初めて呼ばれました。

どうもロキシーとショーパンが生んだ大きな誤解のようで ̄▽ ̄;
(顔見て話してるのに!!)
でも、ボランティアの仕事は家具や古本を運んだり、かなりの肉体労働。
動きやすさと身軽さ重視でいくと、つい普段の格好になってしまって・・・。
当面は数々の誤解と矛盾をかかえながら、小妹妹の道を行きます>_<;

(ハイ、また窓に寄りかかって撮ってま~す。カメラが重くて・・・→)

東へ西へ

2007-01-18 | 家族&夫婦
がんばれ みんながんばれ 月は流れて東へ西へ♪
と、井上陽水の往年の名曲「東へ西へ」を地で行ってるここ数日。

昨日は今年初めてのおもてなしで、さっそくメルマガ「おもてなしの時」となりました。(今のところは定期更新、がんばろっと!)久々の再会に、みんなでまったりランチ。お天気も上々、猫も足元をうろうろ。

その後は友人宅に押しかけ、今年生まれたかわいい、かわいい天使のような赤ちゃんを見せてもらいました。本当にため息の出る愛らしさ。
(盛夏のイメージでお誕生祝いのラッピングも、らしからぬ色にしてみました→)

夏の陽を浴び瑞々しく輝くこの季節の植物のように、新芽のように新緑のように、健やかに伸びやかに育っていってほしいです。

一夜明けた今日は、朝イチの仕事 ⇒ ジョギング ⇒ 庭仕事・・・
といつものように流れるところを、午前中から来客があり、庭仕事は中止。ジョギング帰りのままシャワーも浴びずにお会いしてしまい、日本人の感覚では、
非常識`へ´#
なんでしょうが、まぁ、ここはニュージーランド。私はB型、みずがめ座。
ご勘弁~>_< (やっぱり朝は走りたいです~!)

遅めのランチの後は、ネコの世話のために旅行中の友人宅へ、子どもの本のピックアップで図書館へも。NZでは外出と言えばクルマなので、用事はできるだけいっぺんに済ませます。必然的に出かるたびに
「東へ西へ」。
その足で、一家でプールへ。肉離れの夫のリハビリに便乗です。今は夏休みの真っ盛り。子どももそうそう家ではも・た・な・い状態で、このプール通いは、なかなか助かっています。夫の肉離れ、万歳?! (小声で)

行ったら行ったで、ゆっくりのんびり♪など許されようもなく、12歳と9歳相手に本気の水中ラグビー。
(←それ用のボールまであります)
水中タックル、水中蹴り、水中体当たり、水中○○、水中××と、ポケモン並みのワザの数々。もうぐったりぃぃ~ー。ー

お次はラグビーボールをビート板で打ち返す、「水中クリケット」などというウソっぱちスポーツをでっちあげ、3人でハーハーゼーゼー ̄▽ ̄; (夫はこの間ジムでリハビリ中)
罰ゲームは25mプールを泳いで往復。私が一番泳いでいたかと;_;

帰ってきてからは、ちゃちゃちゃっと夜ご飯。
「もー、ダメぇ~。疲れたぁ。」
と言いつつもハタと気がつけば明日はゴミの回収日。今週の西蘭家のゴミ箱、まだかなり空きがあります。
それならば・・・ ̄ー+ ̄と、夜8時半から庭仕事。陽の長いニュージーランドの1月だと、こんなことも可能です。日本の夏の7時くらいの明るさでしょうか?

ご近所に見つかったらギョッとされるかもしれませんが、芝刈りのように音を出すわけでもなし、人畜無害なラベンダーの刈り込みをし、本当になにも見えなくなった9時半で終了。ゴミ箱もいっぱい(←貧乏性)
夕食の後片付けも済ませ、夫とお茶も飲み、夜はいつも通り。
明日は1週間で1番楽しみなボランティアの日でぇ~す♪

イイ女

2007-01-17 | 健康・美容
昨日観にいった映画「クィーン」
女王役の主役へレン・ミレンは見事、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞に輝きました。これでアカデミー賞にも王手?! 

実はこの映画、ニュージーランド・ヘラルドに載った彼女の写真を見た時から、「絶対観よう!」と決めていました。

凛とした立ち姿。
なんともいえない気品。
自信に満ちた表情。

こちらを見据える視線は、すっかり
女王サマ~_

同性から見ても、クラクラするくらいの色香でした。
まさにイイ女のお手本!

私も60になったとき、こんな風に「自分の顔」を持っていたい!
と、あちらは世界の大女優ということなどお構いなく、思ってしまいました。(映画ではこの色香をぐっと抑え、70代のクイーンになりきりです)

よく20~30代のブロガーさんのブログで、
「いつまでも今のまま、イイ女でいたい」
という本音を目にするたび、気持ちはわかるものの思わずクスっ。
「ふふふふ。イイ女はね、これからなるものよ。」
と、パソコンの前でオバサン風吹かしちゃいます。ひゅぅ~~(笑)

20代なんて若さと勢い、そのふたつを掛け合わせたハッタリでかなりの物事が回ります。ホントです。わたしなどそのヘンをとことん使い倒し、仕事を渡り歩き、友だちと遊び回っては楽しんでいました。回りも国籍を問わず、そんな元気印がわんさか。

しかし、それが通じなくなるのが30代。
女性の場合は厄年の洗礼に見舞われ、怒涛のような苦難がドッと押し寄せることも。
「あの20代の自由と輝きはなんだったのぉ~?」
と恨み節のひとつも出そうです。しかし、これは人生の後半をより深く生きるための試練、人生の中間テストのようなもの。
というのもここを突破した女たちは確実に一段上に上がりますからね。
(その辺はメルマガ「女の蓄え」、「女のリアル・ドリーム」でもどうぞ)

なので、
「優しくて稼ぎのいいイケメンの彼氏がいて、私はイケてるイイ女。ふたりはそのうち結婚して、みんなが羨む家庭を作って、私はいつまでもキレイで、ネットでもちょっと名の知れたステキな奥サマを目指すの♪」
なーんて密かに(いいえ、今ドキだったら堂々と?)思っている人ほど要注意かも´m`  順風満帆な人ほど、ピンチには弱いから。

職場のポリティクスにもまれ、おまけにリストラに遭い、転職に失敗し、
彼氏に裏切られたり、早々に離婚したり、
親は年をとり、友だちはバンバン結婚・出産・出世していき、
なのに肌はくすんでるわ、お腹はたるんでるわ・・・
ガーン≧▽≦

と、必ずしも順風ではなかった人はそれなりの処世術をそのときどきで身につけてきた渡世人。いざという時の手の内の技が多いのです。
少なくとも、打たれ強くはなっているはず。こういう人こそ30代、40代とコツコツやり、イイ女への階段を上がっていくんじゃないかと思います。
そうやっていつか手に入れる「自分の顔」。ウレシイじゃないですか!
人生、まだまだずーっと愉しめそうですよ~♪

映画「クィーン」

2007-01-16 | 映画・文化
今日は火曜日、映画の日。
息子たちと「クィーン」を観てきました。
(日本は4月公開なんですね~@▽@ 
英語公式サイトはコチラから)

これは10年前にパリで客死した故ダイアナ妃の葬儀を巡り、王室の伝統と民意の間で揺れ動くエリザベス2世と、イギリスの新星として首相に就任したばかり、立場的には王室に距離を置く労働党のブレア首相との物語。

王室を、しかも10年前という史実と呼ぶにはあまりに新しい題材を、ここまでドキュメンタリータッチで追うとは、同じ立憲君主国の国民の1人として、ただただ驚きでした。今の日本で「天皇」と題して、お世継ぎ誕生のドキュメントを追うようなもの。皇室の本音、皇太子の苦悩、雅子さまのプレッシャーなんて、とても映画では取り上げられないでしょう。

それができてしまうイギリス。これだけでも「スゴーい!」と思いました。
これぞ表現の自由、文化も王室も強い!しぶとい!
フィリップ殿下が、
「ダイアナの葬儀にはゲイも来る。エルトン・ジョンも。」
と苦々しそうに言っているのなど、ホントにリアルぅ(笑)

エルトンのようにゲイであることを隠さずに同姓婚するのも自由なら、
「ゲイなどとんでもない」と言い切るのも自由ってことなんでしょうね。
フェアな立場である限り、どう自己主張してもいいわけで、
「和をもって尊しとなす」
を前提に、意に反することには沈黙または無責任にうなずく文化より、
私には精神衛生上、良さそうですぅ♪

離婚で一皮も二皮も剥けた、輝くような晩年のダイアナ妃。
バッキンガム宮殿を埋め尽くす花束と群集。
多くの人の記憶に残る数々のシーン。
(たったの10年前、しかも誰もが当時テレビに釘付けになって見たであろう光景の再現ですから、リアリティーも二乗倍です!)

過去の映像と映画が上手くからみながら葬儀までの1週間が刻々と過ぎて行きます。その中で民意に手を引かれ、若造首相に背中を押され、とうとう女王は自ら決断し、あの有名な歴史的ライブ・スピーチに臨むのです。

息子2人は英国植民地時代の香港生まれ、ニュージーランドの国家元首はいまだにエリザベス女王ということで、ピンとは来ないものの非常にイギリスとのつながりの深い西蘭家。せっかくだから、
「クイーンって?」「王室って?」
という「?」をこの映画で一気に解消できないかな~と思って2人を誘ったら、あっさり着いてきました。(ヒマしてただけ?夫にはフラれました)

映画のおかげで、温(12歳)は、
ダイアナとチャールズって夫婦だったんだぁぁ!
チャールズはあんなにトシでダイアナはあんなに若いのに?」
という大発見をし´▽`ゞ、善(9歳)に至っては、
えぇぇっ?ダイアナってもう死んでたの?
97年ってボクが生まれた年!」
と一大発見*▽* まぁ、連れて行ったのは正解だったかと・・・ ̄▽ ̄;

実は今のイチ押し映画はぬぁ~~んと、意外にも「カジノ・ロワイヤル」なんですが、この件についてはちょっと口を滑らせたら、「ラスト・サムライ」並みに大変なことになりそうなので(当時の狂騒はリンクからどーぞ)今は貝のように口を閉じておきまーす。

Where We Were
Where We Were その2
Where We Were その3
Where We Were その4
Where We Were その5
Where We Were その6
Where We Were その7
Where We Were 最終回
(本当に「アホか´0`~3」と思うようなこの長さ。もしも全部読んで下さった方がいらっしゃいましたら、心からお礼申し上げます)
西蘭家はただ今、夏季限定「映画狂時代」に突入してまーす

チュウズディ食堂

2007-01-15 | 料理・食べ物・外食
月曜日ですが、チュウズデイ♪
ずっと楽しませてもらっているお料理ブログ、チュウズディ食堂
管理人のえむむさんの独特の語りと、「ニッポンの食卓~♪」
という感じの温かな明かりの下で輝く、おいしそうなお料理の数々。
思わず食い入るように見てしまいます。

私の主婦業も早4年目。もう「新米主婦」とふんぞり返ってもいられなくなり、優秀で底抜けに優しかったお手伝いさんに、一家でスポイルされていた日々は、ネバー・カムバックぅぅ;_;
(当時の話はコチラコチラから)
今やなんでも自分でがんばるしかありません>_< 

で、えむむさんのブログ。
じ―――っと写真に見入っては、
「どうやったら、こんな風に切れるんだろう?」
「この色はどこから?」
「これってナニ?´。`A」
と、目で勉強。

新米のくせに、このブログをここまで気に入っている大きな理由が、
レシピがないこと。
材料だけ残してくれているので、分量・作り方は正直言って、
やりたい放題!
これがB型にはピッタリなんですぅ~ ̄。 ̄v

写真からのインスピレーションでどんどんクリエイト。
できあがったものが写真とは似ても似つかなくても、ドンマイドンマイ。
本人が気に入れば(家族が「あんまり」でも)オッケーオッケー。
何よりも作る時の“手ごたえ”重視の、
『力づく料理』の極意がここに! ̄▽ ̄;

なので、美味しくても(不味くても)、一期一会の瞬間芸。
同じものが食卓に出ることはごく稀です。このため、いつまで経っても増えない定番料理。誰かをお招きするたびに一からにクリエイトで、
出たとこ勝負。(失敗すると悲惨ですよ~T▽T)

「これは定番にしよう!」
と思っても、すぐに作り方を忘れ、それが作れたことも忘れ、
「またアレ作って!」
と家族に言われて、うろたえる、という状態。根本的に独創的なものにしか興味がないようで、できあがったレシピに興味が向かないのです。

しかし、こんな力づくでは、いつまで経っても腕も精度も上がらないので(家族もメーワクですし)、今年はもっと謙虚にいろいろなレシピをレシピ通りに試してみようと思っています。でも、たくさんのインスピレーションをもらえるチュウズディ食堂通いはこれからも続きまーす。

(このブログを知った、香港時代の友人のブログ「子育て奮闘記」も独特の切り口、文体、語りでいつもツボ!ジャニーズ系の坊ちゃんの言動・動向からも目が離せません。萌えぇぇ~_

休暇の終わり

2007-01-14 | 移住生活
クリスマス以来の長~いホリデームードもいよいよ終わります。

長期休暇に出ていた人も、明日からは仕事に戻るようです。

共働き夫婦や片親の強~い味方、コミュニティー・センター(地域センターのことで催しの主催以外に、子どもの学童保育施設も兼ねており、親が働いている子どもは学校が終わるとここへ直行します)も明日から再開するそうです。

共働きの友人夫婦も、
「1月の第2週までは“ホリデー・ジプシー”よ。家族であっちこっち行ってコミュニティー・センターが開くのを待つの。おじいちゃん・おばあちゃんの家はクリスマスの時にお世話になっちゃったから、これ以上子どもたちを預かってもらうわけにもいかないしね~ ┐(  ̄ー ̄)┌」
と、言ってましたっけ? 

ジョギングの時は周辺が風光明媚なので電車の駅まで行きますが、日に日に駅前に駐車しているクルマが増えていくような。(といってもせいぜい50台。日本の駅前駐輪場とは比べられない少なさです。市はこれを「パーク&ライド(駐車&乗車)」と呼び、クルマで駅まで行き、電車でシティーに出るよう、クルマでシティーに乗り入れないよう奨励しています)この数も明日以降は平常に戻りそうです。

年末年始には「ゴーストタウン?」と思うほど、夜になっても電気がつかなかったご近所ですが、前後左右の家は先週末に揃って戻ってきました。それでもやや奥手の、噂では弁護士一家という家はず~っとカーテンが閉まったままでしたが、今日はカーテンも窓も開き、いよいよ戻ってきた様子。

休暇といっても出かけるばかりではありません。ご近所には庭にテントを張って、大人数の友人か親戚を迎えている家もあります。

クリスマスからずっと設営してあるテント

ここで寝泊りしたりバーベキュー・パーティーをしたりしている様子。
夏のオークランドの気候なら外で寝てもOKです。


こちらはパーティー専用の屋根だけテント

今日もクルマが7、8台停まってかなりの来客。楽しそうな声や歌声がずっと聞こえてきて、子どもも暗闇の中で遊んでいます。

この時期、手術が必要なケガや病気に見舞われたり、家のどこかが故障したりすれば、医者不足や修理の人がすぐに来てくれなかったりで苦労するかもしれません。それでも、長期で休んでも構わない雰囲気が社会全体にあるとしたら、どちらがいいか、です。

自分だけはゆっくりして、何かあったら医者もいて、すぐに修理もできて、というのは考えてみれば虫のいい話。自分が休みたい時は他の人だって休みたいはず。個人的には社会全体がこうしてゆっくりと休み、個人や家庭に戻る時間があるのはいいものだなぁ、と思います。もちろん働きたい人はバリバリ働けばいいのでしょうし。

自分が勤め人だった時と比べ、この選択の余地はちょっと羨ましい気がします。今はすべて運任せのその日暮らしの在宅業の身。
仕事が入れば「勤務中」、入らなければ「待機中」*´m`*
オンのようでオフのような、休んでいるようで構えているような、ビミョーな立場(笑) いつまでたっても隣の芝生は永遠に青いようです*´ー`*

落とし前

2007-01-13 | 海外子育て
夕べのフォンデュ、ほんのちょっとチーズが残りました。
その手のものに目がない長男・温(12歳)が朝からさっそく見つけ、
「食べてもいい?」
というので、
「いいわよ。弱~い火で温めてね。」
とアドバイスしました。(うちは休みの日の朝ご飯はセルフサービスです=私も休みで作りませ~ん´m`; なので朝からフォンデュもアリ!)

その後キッチンへ行くと、鍋の中が真っ黒、チーズが炭化しています。
ぎゃぁぁぁぁ(やっと見つけて買ったばかりの鍋がぁ~>_<;)
その声に善(9歳)とふざけていた温がすっ飛んできて、ビックリまなこ。
「ママが弱い火って言うから、弱い火にしたんだけど。」
反射的に人のせいにするこの知恵!さすが来月ティーンエイジャー?

「確かに弱い火って言ったわ。でも、火の傍を離れるってどういうこと?いったん火をつけたら、絶対に傍にいなさい。特に料理をしない人は、どれぐらいのものがどれぐらいで温まるのか、焦げるのかわからないでしょう? 噴いてくるものもあるし、こうやって焦げてこびりついてしまうものもあるの。わかった?火をつけたら傍にいるのよ!」

私は1回目の失敗は注意こそすれ、さほど叱りはしません。知らなかったことを強く叱責されても反感が残るだけです。
ただし、2回目以降はコワいですよ~´m` 雷オヤジ級です。

バゲットまで自分で細かく切って、
「朝からチーズ・フォンデュ♪」
とルンルンしていたんであろう温はしゅ~~~ん。小さく切ったバゲットにちまちまバターを塗って食べていました。その後はうちでは当然のことながら、自分で鍋洗いです。
落とし前は自分でつける――、これが西蘭家。

鍋に少量の水を入れて火にかけ、チーズを温めてから大きい焦げをスプーンでこそげ落とし、硬いナイロンたわしで残りをこすり落とす―――
という基本的なテクだけ伝授し、
「水洗いや洗剤は助けにならない。」
「かなり時間がかかるかも。」
ということを次げ、ナイロンたわし3種類を残し、後は本人任せ。

何度か火にかけたり下ろしたりする音、「あっちっち~☆」という声が聞こえていましたが、けっこう早く、
「できたっ!」
と、それこそピカピカになった鍋を持ってきました。完璧!

OKを出すと、ホッとした顔。大好物のフォンデュの鍋が真っ黒になり、
さすがに内心焦っていたのでしょう。これで、
多少の焦げの落とし方、
ガスをつけたら傍にいること、

を覚えてくれたことでしょう。

来月の誕生日には禁断のチョコレート・フォンデュでもやってあげますか?

怪しい占いの道具?
実はフォンデュ鍋の台です。
しまう場所がなく、とりあえずキッチンに置いてありますが、場所を作らないと)

おうちフォンデュ

2007-01-12 | 料理・食べ物・外食
とうとう出会ってしまいましたぁ~☆
フォンデュセット

「そんなのどこでも買えるじゃん!」
という、在住の方の現実的なご指摘もあろうかと思いますが(笑)、
私が探していたのは、
1) クラッシックというよりズバリ古臭い、鍋もスティックも持ち手が木製の素朴な形のもの。
2) 必然的にセカンドハンド。
ということで、アンティークショップとは名ばかりの古道具屋や、チャリティーショップをのぞく時の要チェック・アイテムの一つでした。
(新品でもこのスティックはよく見るのですが、なぜかこの鍋がなくて)

今の主流は鍋もスティックも直線的でメタリック、モダンでシャープで
コンテンポラリー(?)なデザイン。オシャレでクールなインテリアの、ガラストップのダイニングなんかには似合いそうです。
しかし、木目重視の西蘭家の食卓では浮いてしまうのは必至。
どうしても今やなかなか見かけなくなった、昔ながらの「一家に1セット」みたいな、卓上コンロ感覚のものがほしかったのです。
(お鍋ですからね~´m`)

(←写真もテーブルクロスも何も敷かずに素のままで。
木目x木目x木目ですよ~ん♪ パンを入れている食器は友人作)

これまでも何回か見つけたものの、チョコレート・フォンデュ向きの小さいものや、
「いったいどれぐらいチーズが要るんだろう?」
と怖気づくほど大きかったりで、ピタリと来るものではありませんでした。
しかし、今日、ボランティアをしているチャリティーショップで見つけたものはどう見ても4人用で、うちにはピッタリ~~ 
(スティックが8本ありますが、オイル・フォンデュの時はたくさん要るのでそのためかと・・・。もちろん8人でもイケるでしょう♪)

どうしても使いたく、今夜はさっそくチーズ・フォンデュに♪
しかし、家にはグリュエールもエメンタールもなく、あったチーズはチェダー(さすがイギリス圏、チーズといえばこれです!)、ブリ、カマンベール、クリームチーズという、およそ向かないものばかり。消去法でチェダーとクリームチーズを、ワインと子どももいるのでミルクで(!)割りました。使ったチーズ500g。バゲットは1本半@▽@

しかし、子どもたちがガバガバ食べているのを見たら、
「キミらにはチェダーで十分 ̄へ ̄」
というのを確信しました。これからもコストパフォーマンス最高のチェダーでいきます!

実は西蘭夫婦の初デートは今はなき、シンガポールのイクエイター・ホテルにあったスイス・レストラン「シャレ」でした。ワインではなくビール割りのなかなか濃厚なテイストで他のお料理もおいしく(フォンデュが看板の店では珍しいのでは?)、よくふたりで出かけていました。

あの店は当時24歳だった夫(私28歳)の提案でしたが、本人はどう見ても、
食事は質より量
という雰囲気だったので、ちょっと意外でした。その後、
「やっぱりニッポン人のチーズは雪印のプロセスチーズですよね?!」
と力強く言われ*▽*、一瞬結婚を考えそうになりましたっけ?
今や懐かしい思い出です´ー`A

コアラはマーチしない

2007-01-11 | 海外子育て
夏休み真っ只中のニュージーランド。
いつでもどこでも、24時間漏れなく子どもたちがついてきますT▽T

それでも温(12歳)は日に日に成長している感じで、手もかからず、滅多に注意することもなくなったのですが、うちにはもう1人いますから・・・・
24時間密着相手大大大募集中の、善(9歳)が┐(  ̄ー ̄)┌

家の前でボールをドリブルさせて大きな音を立てながら、遊び相手になりそうな子が通りかかるのを待つ、
善くんシャーク・モード
の時もあれば、家で飛んだり跳ねたりしてエネルギーを発散する、
善くんハイ・モード
の時もあります。

家族は夏バテならぬ、善バテ気味で、いつもの事ながら辛抱強く相手をしている温に敬服。ガス抜きのために本人がキャンプ以来、ずっとほしがっているトランポリンを買ってしまおうかと思ったほどでしたが、この案は夫の反対にあい、没に。確かに高価な割にあと何年使うか、ビミョーです。
代わりに親が飛んで元を取るわけにもいかないし・・・ ̄▽ ̄;


先日も仕事をしていたら、バーンとドアが開き、
「ママ、知ってた?コアラはマーチしないんだよ!」
と、い・き・な・り。
得意げに持ってきたのは「コアラのマーチ」の袋。

「ほらね、ここに、コアラ・ノー・マーチって書いてあるでしょ!」
と、袋の上端を指差して、大得意 ̄へ ̄


たっ、確かに・・。
それだけ言って意気揚々と部屋から引き揚げて行きました。果たして彼がこのお菓子の日本語の名前が「コアラのマーチ」だと知っているのかどうか?


ちなみに中国語では「小熊餅」@▽@
「コアラって熊だっけ?」
という疑問は置いといて、こうしたアジア系スーパーで買うお菓子の方が、子どもにも、普段この手のものを食べていないキウイの子にも、ウケがいいのですが、これを食べたみんなの心にはしっかり刻まれることでしょう、
コアラはマーチしない
と・・・(笑)