ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

一夜明けて

2012-03-31 | 海外子育て
温(18歳)の日本進学が決まったからと言っても、特に何も変わりません。昨夜はラグビーをテレビで観て、(がんばりました、ハイランダーズ
今日も普通の土曜日で、善(15歳)はカード屋へ。夫はレフリーへ


私もそのままボランティアに行きそうでしたが、さすがにおめでとうメールの返事を書いたり、お世話になった方々に連絡したりして過しました。
温は大学の宿題をしつつフェイスブックをしつつ、部屋にこもっていました。


これからの半年間、できるだけ家事と料理を教え、肉食をしない以上、魚はおろせるようになってもらおうと思います。温はレシピだけはせっせと集めているのですが、作る気配はま~ったくありません

 

(この日もなにやらいろいろ切り抜いていた中に、しっかりレシピも!)


あと、着る物についても少しは基本のキを知っておいてもらわないと
こんなTシャツ+ボードショーツ+ジャンダルで大学通ってますから





今日もメルマガ「西蘭花通信」を更新しました。
Vol.0559   ~ブルースプリング・レポートVol.21:名古屋への道~ 


タイトルだけで内容がわかるようなメルマガですが みんなに聞かれる、
「なんで、にゃごや?」
の答えもあります。よろしかったらご覧下さい。


明日から4月、NZは冬時間になります

サクラサク

2012-03-30 | 海外子育て
 先ほど、温(18歳)が名古屋大学から「合格」の通知を受け取りました。

サクラサク


日本の大学への進学を決めたときから、名古屋大学を目指してきた温。

とうとう夢がかないました。
(昨年、名古屋大学を訪ねたときは大雨で、写真がこの地下鉄の広告しかありません


理系のイメージが強い大学ですが、もちろん専攻は経済です。


初めての、
本格的な日本暮らし・・・
寮生活・・・
どうなっていくのか、楽しみです。


ここで出て行ったら、もう2度と一緒に暮すこともないでしょう。
(自分を振り返っても、鉄砲玉のはず
出発まであと5ヵ月あるのが幸いです。限られた時間を楽しみましょう。


昨年7月の日本旅行で温が自分で買っていた

この通りになって、本当によかったです




温クン、おめでとう


メルマガ更新

2012-03-29 | 移住生活
今日もメルマガ「西蘭花通信」の更新をしました。
昨日のつづきで、今日で完結です。

Vol.0558  ~不動産チャチャチャ:三冠王2~



と・こ・ろ・で、

こういう風に電線に靴が引っかかっているのは、
近くに麻薬の売人がいる印
という話を聞いたことがあるのですが、本当なんでしょうか?


かなりの高さで、

投げたぐらいでは引っかかりません



もっと恐ろしいことに、子どもたちはどの家だか知っているようです~
善(15歳)ですら、同級生でドラッグをしている子を何人も知っているお国柄。こういうものなんでしょうかね~


秋の気配

2012-03-28 | ペット・動植物
2月中旬から故障気味だった股関節(変形性股関節症というもののよう)が
だいぶ良くなり、最近また近所の散歩を再開しました


今日は用事もあったついでに、2キロ近く歩いてみました。

途中、色付き始めたモミジバフウに秋の気配
空はもうとっくに高くなっているのですが。


子どもたちが小さいときは、この実を、

爆弾
と言って投げ合って遊んでいましたっけ?
(小学校の近くに、たくさん落ちているところがありました)




今日はまたメルマガ「西蘭花通信」を更新しました。
よろしかったらご覧下さい。
Vol.0557   ~不動産チャチャチャ:三冠王~ 



1ヶ月にメルマガを7本も配信したのは2年ぶりです。
2年前の2月は温(18歳)の突然の思いつきによる、日本の高校お受験で、
てんやわんやのうちに終わった月でした。


受験の結果発表を待つ間に訪れた、鎌倉の鶴岡八幡宮にて。
りんご飴を買った温(当時16歳)


今やオークランド大学に通いながら、日本の大学受験の結果待ちという、
当時はまったくピンと来なかった展開になっています。


ティーンエイジャーと暮らしていると、本当にいろいろな事が起きます
(当時の様子はアーカイブで)

善、15歳

2012-03-27 | 海外子育て
善が今日で15歳になりました
とうとうなのか?
やっとなのか?
今日は高校が親子面談で半日なので、夫がランチに連れて行きました。


善は小さい時はよく、女の子に間違えられていました。

(善2歳直前、温5歳直前のモーリシャスにて)


親も面白がってピンクの模様の服を着せたりして(←悪ノリ

香港ではよく
妹妹(ムイムイ、女の子の意味)でしょ?」
と言われていました。


今じゃニキビが花盛りで、かつての面影すらありませんが

赤いサンダルもそんな時代の名残です。


善クン、おおはしゃぎ!

1人でパチャパチャ


これだけ浮き輪を付けてますから~

沈みません


モーリシャス原生のゾウガメに見入る2人。

葉っぱをあげると食べるので、もう必死


この頃は温にくっついて回って、

本当に仲良しでした。


今は性格も趣味も興味も全然違って、そろぞれの2人ですが、
よく話はしています。(おしゃべりな温が一方的に話しているとも言えます)



翌年、3歳で初めてNZ旅行に来たときのグレンブルックにて。

本物の機関車に「トーマシュ(機関車トーマスのこと)」と大興奮


「移住しよう!」
この時、突然決心したママの唯一の味方だった、当時の善クン。


「ニュージーラン(ド)、ちれい(きれい)!」
というのが理由だったようです。
(当時の話はコチラで)

15歳も思い切り楽しんでねっ

自力で

2012-03-26 | 家&庭関係
今日は午前中で仕事が終わり、昼からは
「やろう、やろう、やろう~~
と、ずっと思っていた、コレをしました。


ハイ、この時の続きで、庭にどんどん伸びてくるお隣さんの木の剪定です。


あれから早3週間。その間、けっこう仕事が詰まっていたとはいえ、
やーばーし
木は待ってくれませんからね。特にこんなに雨が多いとどんどこ伸びます


上だけ残ってしまった部分をハシゴに登って、電動トリマー、花鋏、鋸で

ガーガー、パチパチ、ギコギコ
ここは少し傾斜になっていて、両手を使うにはバランスが悪いので、
夫にハシゴを押さえてもらいながらの作業です。


ときどき夫と交代するものの、夫は自称「高所恐怖症」
ハシゴのてっぺんで爪先立ちになりながら鋸をギコギコなんて、ムリ
腰が引けてて、すぐに私と交代~


なんとか一部だけ刈りましたが、

(心が和む、この青空


まだまだ先は長いよ

今日の分でせいぜい4分の1 あと3回はがんばらナイト。


その間もどんどん伸びてくる枝、枝、枝、枝・・・・

実はこの地上から2m近い高さにカタツムリがたくさんいて、ビックリ


刈った枝もハンパなく

これで3分の1ほど。木の根元にウンウン押し込んだり、
小さい小枝はコンポストにしたり、どうにもならないものはゴミ箱行き。


でも辺りにモミの木のいい香りが漂うのは、ちょっといいものです。
しかし、どうして垣根にまったく向かない木を植えたんでしょう。



今回かなり思い切って枝払いをしたので、これからは小枝がフワフワしてきたら、トリマーでガーっとメンテしていきたいと思います。
業者に頼めば簡単なんでしょうが、
「移住後は、できることはできるだけ自分でやろう!」
と移住前から決めていたので、今のところ自力で対応中~


でも、夫は渋々 (←業者バンザイのヒト)
「これをトシとっても続けるの、大変だよね~
いつも(私より)若いのを自慢してるのに、こういうときは老けこみます。
(そーゆーことは、トシとってから考えよ~

フィッシャー・ハウス

2012-03-25 | 料理・食べ物・外食
今日は善(14歳)の補習校卒業のお祝いと誕生日の前祝いを兼ねて、
フィッシャーハウスへ。

(逆光補正するの忘れました


ハイブルックという、我が家からかーなーり南西のアウェイなエリア。
もうちょっと行ったらオタラじゃない
(「オタラ?」という方はコチラをどうぞ)


NZが誇る白物家電メーカー、フィシャー&パイケルの創設者、
サー・フィッシャーの家だったそうでクイーン・マザーもゲストになったそう。

かなり原型を留めているようです。


テラスも広くて、そのままダイニング・エリアに使われていました。

私たちもテラス席へ。


青々とした芝の上ではポロができるよう。



その先はビジネスパークで、銀行など企業の建物が点在しています。

これはANZのビル。
なんだか不思議なコントラスト。


フィッシャー夫婦は大の馬好きで競走馬を育てていたようです。

だからロゴもこんなに可愛い馬の絵


さて、お料理です
私はチキンレバーパルフェでスタート

しっとりとろけるようなおいしさで、善に、
「チキンのアイスクリーム?」
と聞かれたほど
パンはみんなと分けました。チャツネもおいし~
久々に肉を口にしました。


他3人はカラマリの生ハムのせ。

揚げ方がしっとりした感じでちょっと意外。みんな気に入っていました。


メインは私のパンプキン・ラビオリ。

中の甘みとソースのペストやフェタの塩分がびみょ~なバランス。


子どもたちはビアバタード・フィッシュ

フィッシュ&チップスです
スゴいボリュームですが、2人ともがっついてペロリ!


夫のチキンの胸肉とゴートチーズのリゾット。

これも美味しそう
次回はあれにしよう!


デザートは大人が、

ジェラート
「コーンがかわいぃぃぃい
ぶりっ子になったのは、なぜか夫でした


子どもたちは、

チョコレート・ブラウニー
甘さMAX


市街地を離れた場所
テラスでのお食事
お料理もおいしく
ビストロ感覚なカジュアル度が、ランチにはもってこいでした。


今回もクーポンだったので、これで確か1人20ドルもしなかったような?
(そのお値段では前菜しか食べられません


「これはいいところを知ったね~
と一家で大満足。お天気にも恵まれて、ちょっとした外出になりました。


善くん、おめでとう

日本語補習校卒業式

2012-03-24 | 海外子育て
今日は日本語補習校の卒業式で、善(14歳)は中学部を卒業しました。
 
約6年間、ご苦労さまでした



先生方の熱心なご指導と同級生たちとの励ましたり励まされたりの環境がなかったら、とてもここまで続かなかったでしょう。特に本人は日本語にも日本にも今のところ大きな興味がないので、ここまで来れたのは補習校の持つ、なんとも言えない魅力に惹かれてのことだと思います。


壇上の卒業生たち。



補習校は文字通り「補習」であり、行っても行かなくてもいい学校で、
それを続けていくというのは、本人の強い意志がないとなかなか難しいと思います。実際、宿題もろくにしない、日本語の進歩もない、補習校でも英語を話すなど、なんのために通っているのかわからない時期もありました。


善のように強い意思も、続けるモチベーションもない場合、先生方と同級生は「辞めないでいる」圧倒的な理由になります。善はその理由に助けられたのです。


ともあれ、卒業おめでとう

(壇上で同級生と)
しかし、ひどい髪型 ホントにカマルのところに行かなきゃ!



卒業式の後の謝恩会(?)で同級生たちとすっかり盛り上がり、
「高校部も続ける
と張り切って帰ってきました。
(昨日まで「行かない」と言っていたのに


さすがティーンエイジャー、毎日がジェットコースターです



今日はメルマガ「西蘭花通信」を更新しました。
よろしかったらご覧下さい。

Vol.0556   ~投資という旅~ 

再会

2012-03-23 | 移住生活
昨日のカフェで、夫と2人で朝食をとっていたときの話。
中東系の男性がスッと店に入ってきました。


「あっ、カマル
と言う夫。



カマルは家の近所にあった床屋の名前で一時、夫も子どもも行っていました。特に温(18歳)は大のお気に入りで、
「カマルはプロだよ。完ぺき主義者だし~」
とベタ褒めで、彼のプロフェッショナリズムに惹かれていました。
(あのボーボー頭のスタイリングが変わったかどうかはさて置き・・・・


しかし、一時から店は休業がちになり、気がつくと閉まっていました。


転居先の張り紙も連絡先もなく店内はそのままで、見ようによっては、
夜逃げ
という感じ


しばらくして椅子などの備品が運び出され、別の店になってしまいました。



「カマルどうしちゃったんだろうね~?どこいっちゃったんだろう?
まさか夜逃げじゃあるまいしね~?」

と、しばらく我が家の話題になっていましたが、3人とも別の床屋に行くようになっていました。



あれから数ヶ月。
こんなところで再会するとは



カフェの隣が彼の新しい店でした。
「息子が懐かしがってるのよ~」
と言うと、
「ぜひ来てくれ。料金は前の店の値段でいいから


おー!さすが商売人
確かにレミュエラ価格になっていて、前より値上がりしています。
ありがと、カマル


ところで、カマルが彼の名前かどうかは不明
「実は彼の国の言葉で『床屋』っていう意味だったりして!」
と一家で大笑い。


温だけでなく、善(14歳)も行きたいそうで、
カマル、人気ですっ
(名前は仮名です)

働かざるもの食うべからず

2012-03-22 | 料理・食べ物・外食
ここ数日根を詰めていた仕事が昨夜で終わり、今日は快晴
と思ったら、気分だけでなく、本当に久々の晴天になりました。


「キミには朝ご飯を食べる権利がある
という夫らしい決定で、レミュエラのカフェへ。


素晴らしくフォーミーで美味しいコーヒーでした。


実は一昨日の補習校の学習発表会の後の件で、
「何時になるかわからないし、時間も遅いし、仕事もあるし~」
と思って、夫に、
「ねぇ、帰りに食べてきちゃわない?温のだけ夕食用意しておくから。」
と言うと・・・・・・






「今やってる仕事って、いくらになるの?」
という、あさっての方角からの返事






「6万円ぐらいかな~?」(←正直者)






「食べようか。」






なに、なに、なに、この反応
これが6千円じゃ、食べちゃいけないのぉ?



聞いていた温(18歳)が、
「いくら以上だったら、食べてもいいのかねぇ?」
とツっこむ、ツっこむ!
(いいぞー、商学部、がんばれ


その後夫は、
「たまたま聞いただけで、食事とは関係ない
とかなんとか釈明。でも、なんで、あんなに鸚鵡返しに聞くかな~


というエピソードもあってか、昨日は朝から、
「キミには朝ご飯を食べる権利がある
ときたもんだ!


働かざるもの食うべからず
のキビしい西蘭家


夫のサーモン・エッグベネディクト

医者に「玉子は週2個まで」と言われているので、夫は今後1週間、
玉子抜き決定


私のシーザーサラダ

玉子抜き、ベーコン抜きにしたらお店の人が気の毒がって、
トマトとアボカドを足してくれました。ありがとう
(なぜかクルトンまで抜けていたのはナゾだけど・・・・!)

補習校の学習発表会

2012-03-21 | 海外子育て
昨日は日本語補習校の学習発表会でした。
善(14歳)は日本の中三にあたり、今年でとうとう補習校も卒業です
最後の学習発表会ということで、感慨深く行ってきました。


善たち中三4人は、枕草子の暗唱からスタート。
あとで聞いたら、
「先生に絶対やった方がいいって言われたからやった。」
と実に素直に白状
自分の一節だけでも覚えていられたら、スゴいです!



その後はいよいよ発表。

4人のうち善たち3人は「不思議な国 日本」というタイトルの発表。


日本の面積は・・・・

今どきの子たちは、パワーポイントでのプレゼン資料なんて朝飯前
学校の宿題も小学校の頃からパワポで作ってましたから


戦争で世界初の被爆国となり、

戦後は非戦を訴え・・・・・フムフムフム


お話変わって、

これはサラリーマン
この和製英語は普段英語で暮らしている生徒には大ウケ


今どきの女子高生

目は盛り盛り、ダイエット命の彼女たち。


そんな日本の中心、東京は人口密度がこんなに高い~

(個人的にはぜひオークランドと比較してほしかった。
中三ならすぐ計算できるわけだし・・・・)


渋谷のスクランブル交差点は、多いときには一度に、

3000人が渡るそう~
知らなんだ~


日本の食について説明する善。

食物自給率が40%なのに、


残飯の多さはケタ違い!

いかに捨てられていく食べ物が多いか。


世界では7人に1人が餓死しているというのに。



また、世界のツナの漁獲高の3分の1は日本で消費されているという・・・

ツナを絶滅種に指定して、食用を禁じてはという話も紹介。
(そうなったら日本は上に下にの大騒ぎ!でしょうね)


毎年、これだけの数の割り箸が使い捨てされ、



その90%は中国産

(材料が全て中国の木とは限らないでしょうが・・・
その方が問題は他国にも及んで、もっと深刻


そんな日本の暗部。

毎年富士山で100人の遺体が見つかり、


1日90人が自殺するという、

自殺大国
でもあります。


ということで、かわいいイラストと流れるような説明で、大成功
小学生にもわかりやすく、やんやの喝采。
善たちもウレシそう。







しかし、
母は気になった。




家に帰ってタイトルにあった、
Japan the strange countryをググってみたら、
一発検索
コレです!





さっそく善を呼んで、
「これは盗作だ。」
と諭します。


「とうさく?コピーライト?」
盗作という言葉は知らなくても、すぐにコピーライトという言葉が出たところをみると、なんだかヤバそうということは、わかっていたようで


「人の書いたものを盗むという意味よ。」
さすがに「ぬすむ」はわかるのでハッとした表情。


「コピーライトに抵触する」など、子どもにとっては字面だけの問題で、なんのこっちゃでしょうが、「ぬすんだ」となるとグッと身近な問題です。


「何を盗んだと思う?」
「写真?」
(善はいつまで経っても、英語のピクチャーが絵か写真のせいか、
絵=写真になってしまいます


「絵もそうね。でも、あんなグラフィックは自分じゃ作れないから、学校の勉強のために借りるのはいいと思う。でも問題はそこじゃなくて・・・・



アイデアを盗んでいること!



しかも、最初から最後まで全部。例えば、1年にどれだけのお箸が捨てられるのかは数字で出るファクト(事実)だけど、その箸がどこで作られ、中国の木が日本の箸のために切り倒されていることと結びつけたのは、この人のアイデアでしょう。


人によっては、同じ箸のことでも、捨てられた箸でどれぐらいゴミが増えるのかを調べる人もいるかもしれない。箸を問題にするのも、その問題がどこから来るのかを調べるのも、それは1人1人のアイデアで、盗んではいけないの。


“タナカ・ケンイチさんという人が作ったこの話が面白かったから、みんなに紹介します”というのなら、レファレンス(参照)しているからいいけれど、それじゃ学習発表会にならないでしょ?だから善くんたちも、何も言わないでいきなり説明を始めたんでしょ?」


「うん。」


「これはしてはいけないことなの。わかる?」


「わかるよ。NCEA(NZの高校生の統一試験のこと)だったらフェイル(不合格)だもん。」


「でしょ?してはいけないってわかってたんでしょ?だったら、先生がダメだと言わなくても、他の仲間がやろうと言っても、『これはダメ』とはっきり言いなさい。子どもだから、補習校だから、他のを探すの面倒くさいからと、してはいけないことをやってはダメよ。」





「わかった。」



ということで、最後の学習発表会は思わぬ『学習効果』がありました。


生まれたときからインターネットがあった世代にとって、検索はいとも簡単なこと。図書館より遥かに遥かに膨大な情報の中から瞬時にほしい情報を得ることができます。


しかし、検索上手になればなるほど、「事実」と「創作」の境目が曖昧になっていきがちです。事実、学校の宿題をチラ見していても、検索能力を問うような課題がいかに多いことか・・・・。課題の情報を探し出し、ワードやパワポで加工し直せばOKという内容に驚かされます。


しかし、溺れそうな情報量の中でこそ、しっかりその中を泳いでいく知的な体力を身につけていくべきなのではないかと思います。


創作には大なり小なり生みの苦しみがつきものです。溢れる情報の中にあっても自分の考えを見失わず、情報を資料として使いこなしながら、自分の力で書いていくことは容易ではありません。自分の力が弱ければ事実の羅列になってしまい、圧倒的な情報量に押し流され、何が言いたいのかわからないものになってしまいます。


もちろん、書いて伝えるべき相手にとっても印象のないものになってしまうでしょう。


過去に2回、自分の書いた仕事が盗作されているのに気付いたことがありました。1回はネット上で、もう1回は印刷媒体で。あの時のゾッとする薄気味悪さはなんとも言えないものでした。
「盗作をしてはいけない」
というのは、されてみると実によくわかります。


「してはいけないことをしない」
ということを、善が悟ってくれたら、この学習発表会は今までの中で最良のものとなるでしょう。

シロちゃん

2012-03-20 | ペット・動植物
一昨年のクリスマスに天に昇った愛猫チャッチャ
いつ遊びにきてもいいように、部屋のすみにずっと出してあったベッド。


先日、お隣のシロちゃんがあまりにも鳴くので貸してあげたら、

このとおり


ここ数日は鳴きが入るとベッドがデッキに出るようになりました。

妹のグレもやってきて、2匹でダンゴ2きょうだい
やっぱりフカフカしていて、板の上よりいいんでしょう。


今日も朝から、
ニャーニャーニャー
でも、雨でデッキにベッドが出せなかったので、ひさしのある玄関へ。

とっとと入って寝ているシロちゃんがガラス越しに透けてます。
ドアを開けると起きてまた鳴くので、ここはガラス越しにイチマイ



本当の本当はうちに入りたい気満々なのですが、それをしたら、
絶対に帰らなくなるので、それだけは我慢
(お隣にはイヌもいて、シロちゃんはイヌが大嫌いなようなのです)


シロちゃんは我が家に入れないのが不満で仕方ないよう。特に今日のような雨の日は外にいるわけにもいかず、家に帰るとイヌがいて、雨の中を野良猫のようにウロウロウロウロ。うちの玄関とデッキを行ったり来たりしながら、私のいそうな音のする部屋やキッチンの窓の下で、
ニャーニャーニャー


かわいそう

海の幸

2012-03-19 | 料理・食べ物・外食
今日はお仕事関係でお食事会に誘っていただき、雨の中シティーへ。

こんな眺めも風情があります。



緑も鮮やかです。

こんな写真が撮れるのも、列車が遅れているからという



メインコースにマトウダイを丸々1匹いただき、お腹がパンパン
お腹にボコンと黒い斑点があり、みてくれはなんですが、美味しいお魚
話も弾んで、楽しく思い出深いお食事になりました。


肉食をやめて、今まで一括りになりがちだった魚を種類ごとに楽しむようになってきた気がします。食べるだけでなく作るほうも勉強しないと!


そんな矢先、先日こんな魚を見つけて買ってきました。

お店では「Broadbill?」だったのですが、見るからに新鮮&おいしそう!



「どうやって食べたらいいの?」
とお店の人に聞くと、
「なんでもいいのよ。焼いても揚げても。焼くときは軽くね。マグロみたいに、わかる?焼きすぎると身が硬くなるわよ。」


がってんだ~


ということで家に帰って調べてみたら、
カジキ
でした。


なるほどー
皮付き(しかも見慣れないツルツルの皮)でパッと見ではわかりませんでしたが、日本ではお馴染みの魚ですよね? 香港でも日系スーパーにはありました。


素焼きにしてお醤油をたらして・・・・
適度に油がのっていて、おいしゅうございました。


こちらは生ガキならぬ、生マッスル(パーナ貝、緑色の大きなムール貝)

カキのようにレモン+タバスコで食べると最高です
「1人で全部食べたい!」
と思いつつ、家族で仲良く分け合って食べる日々・・・・


貝のシーズン到来ですね~
楽しみ~ (←大の貝好き!)

回転寿司ダルマ

2012-03-18 | 料理・食べ物・外食
今日は家族でボタニーの新しい回転寿司「ダルマ寿司」に行ってきました。
温(18歳)は肉食を完全にやめてしまたので、お寿司はバンバンザイ
鼻息荒く バイト先から帰ってきました。


壁の大きなダルマがなんだかオメデタイ

土地柄中華系が多いでしょうから、この赤は彼らのテンション上がりそ~


どんどん回ってきます。

目移りします。


サーモンが圧倒的に多いのが海外っぽい



子どもたち、小躍り

善(14歳)など全部のサーモンを制覇してたかも

2人とも「サーモン・トロ」がイチ押しでしたが、
私が頼んだときには売り切れでした。


枡に入ったちょっとした付け合わせもかわいいですよね。

「でも、ここは寿司を食べよう!」
と、寿司に徹していた子ども達。ちょっと大人になったかな?


でも、温はこの揚げレンコンを取ろうかどうか、相当悩んでいました。

さすが、ベジタリアン


私が一番好きなウ二。

貝類も充実していて感動~
久々にホタテ以外の貝をお寿司でいただきました。美味しかった~


何より稲荷が好きな温。

トッピングに感激してました。
(家じゃ、トッピングなんてめったにないもんね~



開店して数日だというのに満席で、入り口に人が並んでしまうほど。
美味しいし、雰囲気もいいし、店員さんたちも一生懸命&フレンドリーで
すぐに「行列のできる店」になってしまうでしょうね。


中華系はこの手のものに目がないので、彼らに広まったら、
「全部サーモンの舟盛り持ってこーい
の香港ノリで食べ出すかも~という予感大。
今日も中華系多かったですよ~。広東語が飛び交ってました。


香港時代も日系の回転寿司といえば、
1、2時間並ぶのは当たり前でした。


彼らはキウイと違って自分たち用にアレンジされたものより、「日本と同じもの」(と彼らが信じるもの。実際そうでなくても)を好むので、ダルマは絶対にヒットするでしょうね。
(成田空港の回転寿司も「食べ納め」の中華系が多いですよね~?時間帯にもよるでしょうが←そこに混じっている私たち


う~ん、チャイニーズに混じって並ぶ日がとっとと来てしまいそう
でも、がんばって並びます

女子度5%

2012-03-17 | 私事・リタイア・人生
ブログを更新しようとすると出てくる、gooランキング
「ブログのネタ帳を使って記事を書いてみよう」
という、ご丁寧なアドバイスまでついています


ほとんど見ることもないのですが(スミマセン、gooブログさん)
たまたま見たランキングが、ん~だったので、記事にしてみます。


男性からみて「なぜ?」と思う女性の行動ランキング
「みこと編」です。


10位:甘い物が別腹
該当なし
甘い物は苦手。コース料理のデザートは雰囲気重視でいただきますが。

9位:占いにハマる
該当なし
「なにが起きるかわからないから将来が楽しみ!」というほうで・・・・

8位:思っていることを遠回しに言う
該当なし
ハッキリ言うので、日本人に煙たがられ、外国人にウケます。

7位:毎日化粧をする
該当なし
11年前にすべてのメイクをやめました。この盛り盛りの時代に盛らない派

6位:まゆを描くために剃る
該当なし
確かにそうする人もいますね!

5位:買い物が長い
該当なし
即断のみことです。最近は買い物もせず、むしろ夫を待っている方か?

4位:「あなたにまかせる」と言いながら、選んだものに不満を言う
該当なし
まかせないし、文句もいいません

3位:みんなでトイレに行く
該当なし
これも学生時代からしてませんでした。

2位:ひとりが「かわいい!」というと、他のみんなも「かわいい!」と言う
該当なし
「他のみんな」というほど、女友だちといることがない単独行動派。

1位:必要以上にやせたがる
うーん、これは「必要」ラインによりますよねぇ。(←ただ今、減量中)
今のところ3kg減で57kg。健康のためのあと3kgがんばりたいところ!


・・・ということで、女子度が超~低め5%の私でした



今日はお隣さんがお泊りでお出かけだったようで、シロちゃんが鳴く鳴く。
仕事部屋を知っているので、キーボードの音で私を確かめて、鳴く鳴く。
お腹が空いているというより、かまって遊んでほしいよう。

子育てもネコ育てもしましたからね、泣く子にも鳴く子にも強いよ

初めて特別にチャッチャのベッドを出してあげたら、

このとおり
イチコロで静かになりました。


今週末から来週いっぱい、お仕事祭り!
がんばらなくちゃ