ヤシカ(現・京セラ)の二眼レフYashicaflex A2を紹介します。
戦後1950年代になると日本ではたくさんのカメラメーカーが二眼レフを製造を始めました。AからZまで名前があると言われる国産二眼レフブームです。
ヤシカは1950年代前半から二眼レフの販売を始め京セラになってからの1988年頃まで販売していました。(※1)1988年といえば、すでにAF一眼レフが出ていた時代です。その時代までずっと二眼レフが生き残っていたことに驚くばかりです。
Yashicaflex A2は1956年から1957年まで販売されていたようです。(※2)
サイズ 6×6cm判12枚撮り
レンズ Yashimar 80mm F3.5
シャッター Citizen MXV B,1-1/400
フィルムカウンター 赤窓式
レンズ周りのデザインはなかなか優美な曲線を描いており、エレガントなデザインです。
18年前に入手しましたが、レンズにカビがあったので清掃しました。現在でも問題なく使用できます。
参考文献
※1:小川伸也(2006)「ヤシカマット124G」『魅力再発見・二眼レフ』 p.150,写真工業出版社
※2:http://www.yashicatlr.com/ Paul Sokk 「Yashica TLR」 (最終閲覧日:2020年5月6日)