パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

脱引きこもり宣言エピソード2

2008年10月15日 | 子供ネタ
10月15日(水)曇り
先週の金曜日、冨山和子さんの講演会の後、
二学期班で企画したイベントの打ち合わせに参加。
学校のカウンセラーの先生に講演してもらう、という企画なのだが、
隣のクラスも、そのまた隣のクラスも、ってことで、3クラス合同のイベントになる。
打ち合わせには、8名参加。
カウンセラーの先生のお部屋にて。
この企画の発端は、これからどんどんナイーブになってくるであろう受験生の我が子に
どう接したらよいか、
というのが建前で、ママ達の本音としては(もちろんワタクシも含めて)、
どう接したら、お勉強をガンガン頑張らせる事が出来るかという事だったと思う。
しかし、さすがカウンセラーの先生である。
「まず、主役は誰かっていうことですよね~」
先制攻撃は見事に効き、いかに自分たちが子供のお勉強(受験)に介入しているかの不安を訴え始めるママ達。
ワタクシも、かなりの親ばかで、娘の高校進学を我が事のように楽しみにしているが、もっと重症の方もいらっしゃる。
「私、娘が塾へ行ってる時、のんびりしていられないんです。
私がテレビなんか見てだらだらしてる場合じゃないっっ!って、居ても立ってもいられない気分で、
しょうがないから、川沿いを走ってるんです。
で、娘には「ママだって走ってる、だからあなたも、この一年は死ぬ気で頑張りなさい!」って言っちゃう。」
すごい・・・すごすぎる、その心意気・・・
さすがに彼女の話しには、他のママ達少々引き気味。
しかし、カウンセラーの先生は
「でも、お母さん自身、わかってらっしゃるんですよねえ~
少し介入しすぎてるとか、これは子供の人生だ、とかいうこと」
その後も、先生は
「たかが高校じゃないですか!」
「人生において何が大切かということです。」
「大事なのは、仮に受験に失敗した時、親としてどう接するかです。」
ワタクシ、しみじみと反省しました。
ワタクシだって、ちゃんと分かっているのです。
お勉強も大事だけど、それ以上に大事なものってたくさんある。
強い精神力、たくましく生きる力、優しい気持ち、友情、愛情・・・
何か事件が起きるたびに、そしてその事件が、家庭内でのトラブルから発生したことならなおさら、
「お勉強が全てじゃないのにね~」とか
「親としての愛はないのか!愛は!」とか憤る。
こうして、時々、当たり前の事を、当たり前に諭してもらうのって大事だなあと
あらためてカウンセラーの先生に感謝したのであった。

コメント
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