パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

三者面談ファイナル

2008年12月10日 | 子供ネタ
12月10日(水)晴れ
少し前になるが、ママ達とスクールカウンセラーの先生との打ち合わせの時、
「娘が塾に行ってる時、呑気にテレビなんて見ていられない。
気持ちが落ち着かないから、その間ずっと川沿いを走っている。」というママがいた。
ワタクシ内心「ママのほうが危ない気がするよ・・・」と思った。
しかし・・・人ごとではなかった。
先週金曜日から始まった三者面談では、私立の推薦の関係もあり、
2学期の内申点を大まかに教えてくれるとのこと。
私立の単願の子にとっては、これでもう決まるということだ。
都立の入試だって、内申と当日の学科試験の割合は3:7。あなどれない。
娘の中学は、ここらの地域の人気校。
学区外枠の抽選は、毎年ものすごい倍率である。
ゆえに、優秀なお子達が多く、さらに明るく元気で積極的な、まさに理想的なお子がたくさんいる。
通知表の評価も厳しい。
絶対評価じゃないのか!?と、通知表を見るたびに、がっかりさせられる日々。
塾でもあっさりと「○中学は絶対評価ではないですからねえ~」と言われる。
しかし、さすがに今回は最後の評価、入試に直結する大事な評価である。
厳しいのもいい加減にしてよねっ!という気持ちでいっぱいであった。
三者面談が始まり、娘は、お友達から情報を入手しては一喜一憂していたが、
母も、面談が近づくにつれ、ものすごく気になる気になる。
毎回評価は低いので、今回1とか2とかくらい上がってもうれしくないくらいだ。
欲を言えば、6!妥協して、4は上がってもらわなきゃと、娘と電卓を叩いては「獲らぬ狸の皮算用」
我が家の三者面談は火曜日の4時から。
当日朝、登校前に娘が「わ~ん、めっちゃ緊張するぅ~もし上がってなかったら、
その場で泣くかもしれない・・・」と言いつつ出て行く。
アホくさいが、母まで泣くかもしれぬと、不安になる。
気持ちがざわざわして落ち着かない。
そんな時、同じクラスのT代君のママから電話。
前からお茶飲もうねと言っていたT本君のママと三人でランチをとることに。
4時まで、一人鬱々としているとこだったよぉ~ありがとうぉ!
この近辺で、ママ達に人気のパスタ屋さんへ行く。
積極的なお子達が多いこの中学で、T代君も、T本君も、もちろん我が娘も、
おとなしめで、みんなが前へ前へ出る中で後ずさりするタイプ。
よって先生方からの評価も低い。
地味。
目立たない。
T代君に至っては、めっちゃ頭のよろしいお子様らしいのだが、
数学の超厳しい先生から「T代は、やる気が見えてこないんだよっ!」といつも怒られているらしい。
二人とも、もう、三者面談は終わってて、
T代君は1しか上がって無くて、T本君に至っては下がってたというのだ。
この期に及んで、まだ下げるんだぁ~とびっくりである。
どれだけ厳しいんだっ!
二人とも、学区外からの抽選で入ってきたのだが、
今になってものすごく後悔しているという。
他中だったら、もう少し内申点もらえるのに、わざわざここを選んだばかりに・・・と思ってしまうらしい。
そんな話を、美味しいパスタを食べながら、美味しいケーキも食べながら
延々と話す。
ををっ!ワタクシ、今日面談なのよっ!一回帰って着替えなきゃ。
誘ってくれた彼女達に心から感謝して、解散。
着替えて、面談へ向かう。
内申点を「3科○点、5科△点、9科で□点です。」
トータルで前回より4上がっていた。
予想通りと言えば予想通り、妥当と言えば妥当だが、
下がったりしている子らもいるのを思うと、とりあえずはホッとする。
娘の泣き顔を見ずにすんだ。
先生も、前回とは打って変わって優しい。
不安げな母に「大丈夫だと思いますよ。」とまで言う。
え”~~~っ?前回は100点以上足りませんって言ったじゃん!と思うが、
ま、先生がそういって下さるなら、志望校は変えずにこのまま突っ走る覚悟を決める。
面談後、泣きながら帰る姿を予想したりしていたが、笑って、仲良く相合い傘で帰る母娘であった。
コメント (4)
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