2月21日(日)晴れ
もう、一生和解なんて出来ないと思っていた今回の夫婦喧嘩。
意外な形で幕切れとなる。
水曜日の夜。
夫が帰ってきた気配がしたが、ソファにだらしなく寝そべったままの妻。
ツンツン知らんぷりの妻の背後に立ったままの夫。
なにかガサガサ音がする。
振り返ると、花束を差し出す夫。
妻、こらえきれず大爆笑。
あっさりと仲直りである。
なんせ我が家は、笑ったら負けというルールですから。
さんざん夫のことをモテないだの罵ったが、ワタクシ自身も「モテない女」を自覚してしまった・・・
あんなに怒ってたのに、花束ひとつであっさり許すって、どんだけ貢がれ慣れてないというかなんというか・・・
モテてた女なら「ダイヤのひとつももらわなきゃ許してあげないッ」って言うんだろうが
チューリップ3輪で許してしまった・・・
(たかだかみそ汁の件で、ダイヤはなかろう・・・夫心の声)
という、くだらない話を、「エソラの会」でしゃべったら、
意外なほど好感触。
るいさんに至っては「ベストの選択でした。ここが許しどころです。
聞いてて泣きそうになりました。高橋の銅メダルの時以来です。」と言い、
よぴの氏から「それって、今日のことやろ。」と突っ込まれる。
そのよぴの氏も「そういうことを俺がやってもダメなんだよなあ~」
そうです!花束の似合うよぴの氏がやっても効果は得られません。
花束と一番かけ離れている夫がやるからこそ絶大なる効果だったのですから。
それはそうと、『高橋の銅』といえば・・・ワタクシも、涙腺をゆるませ「神様!彼にメダルを!」と祈った。
『神様!』といえば・・・ぢつは、この花束の話にはちょっとした続きがあって
花束をテーブルに飾ってたら、すぐにイチがやってきて、はむはむ。
イチは、猫草と見間違うものは全て食べてみる。
観葉植物もやられてボロボロになる。
この花束には、かすみ草と一緒に麦の穂(?)みたいなのもあった。
その穂の部分がどこかにひっかかったらしく、咳き込み始める。
息は出来てるようだが、ずーーっと咳き込むので、しまいには声が出なくなり
いつもの図太い「みゃーー」じゃなく、
か細く子猫のような声で鳴く。
娘が「もしイチに何かあったらママを恨むからねっ!」
ひぇ~~~っ
のどにひっかかってるのか、はたまたアレルギーみたいなものなのか分からず
ただオロオロするが、
動物の自然治癒力を信じてる夫は「大丈夫大丈夫。溶けて流れさえすればけろりさ。」
この時も「神様!どうかイチが死んだりしませんように」と祈る。
結局、二日間ほどのどの調子が悪そうだったが、
今また図太い「みゃーーーーっ」の鳴き声で、餌を要求するようになりホッとしているところ。
神様が「おまえさんも、ちっとは反省しなされ!」と妻に罰を与えたのかもなあ~
罰といえば・・・
「エソラの会」の日、お留守番の夫と娘のために、おでんを作っておこうと買い物に行く。
おでんを作り、お風呂の準備をし、そろそろ出掛けようとすると。
ないっ!お財布がないっ!どこをさがしてもないっ!
恐る恐る冷蔵庫の中まで探す(ここから出てきたら、別の意味で病院へ行く必要がある)
昼間買い物に行ったスーパーに電話しても「届いてませんねえ~」
え~~ん、神様ぁ~ごめんなさい~~許してください、ワタシが悪かったです。
もう短気は出しませんから、どうか財布を返してください。
泣きそうになりながら探す、探す、探す。
出掛けなければ間に合わないタイムリミットも近づいてくる。
現金はもちろん、カードやら入った財布である。すぐに止めねば!
しかし、カードの名義は夫であり、再発行の手続きは夫本人が銀行窓口に出向かねばならない。
過去二回前科のある身としては、まずは夫にお伺いを立てようと、仕事中の夫に電話をかける。
かくかくしかじか・・・
これが逆の立場だったら「いい加減にしてくれよっ!」と怒鳴りたいくらいだが、
さすが温厚な我が夫「う~ん、もうそれだけ探しても見つからないってことは、
落としたってことかねえ~
今夜のお出かけの分の手持ちもないの?」
いえ、それは、固定資産税用に取り分けておいた封筒の中から少々拝借致しております・・・
(たとえ財布がなかろうとお出掛けする気は満々)
「銀行に電話してカードを止めるのはしばらく待って、
とりあえず警察にだけ届けを出して・・・」と
夫がしゃべってるのを聞きながらも、家中をぐるぐる探しまわっていると、
何気にしゃがんで、何気に見上げた棚の隙間に、見覚えのあるオレンジの財布。
「ぎゃーーーっ!あった!ごめん!お騒がせしました、ありました財布!
じゃ、行ってきますっ!」
傍若無人に振る舞う妻を少し懲らしめようと、夫の守護神が夫にかわって妻の性根を叩き直そうと
罰を与えたとしか思えないような出来事である。
だって、「そういえば、ここに置いたんだった!」って思えないんだもの、財布。(いや、それは単にボケてるだけでは?)
心配したり大騒ぎしたりしたり願ったり、先週のワタクシの神様は出動要請が頻繁であった。
今週は、落ち着いて行動しますので、神様、ゆっくり休息してくださいませ。
もう、一生和解なんて出来ないと思っていた今回の夫婦喧嘩。
意外な形で幕切れとなる。
水曜日の夜。
夫が帰ってきた気配がしたが、ソファにだらしなく寝そべったままの妻。
ツンツン知らんぷりの妻の背後に立ったままの夫。
なにかガサガサ音がする。
振り返ると、花束を差し出す夫。
妻、こらえきれず大爆笑。
あっさりと仲直りである。
なんせ我が家は、笑ったら負けというルールですから。
さんざん夫のことをモテないだの罵ったが、ワタクシ自身も「モテない女」を自覚してしまった・・・
あんなに怒ってたのに、花束ひとつであっさり許すって、どんだけ貢がれ慣れてないというかなんというか・・・
モテてた女なら「ダイヤのひとつももらわなきゃ許してあげないッ」って言うんだろうが
チューリップ3輪で許してしまった・・・
(たかだかみそ汁の件で、ダイヤはなかろう・・・夫心の声)
という、くだらない話を、「エソラの会」でしゃべったら、
意外なほど好感触。
るいさんに至っては「ベストの選択でした。ここが許しどころです。
聞いてて泣きそうになりました。高橋の銅メダルの時以来です。」と言い、
よぴの氏から「それって、今日のことやろ。」と突っ込まれる。
そのよぴの氏も「そういうことを俺がやってもダメなんだよなあ~」
そうです!花束の似合うよぴの氏がやっても効果は得られません。
花束と一番かけ離れている夫がやるからこそ絶大なる効果だったのですから。
それはそうと、『高橋の銅』といえば・・・ワタクシも、涙腺をゆるませ「神様!彼にメダルを!」と祈った。
『神様!』といえば・・・ぢつは、この花束の話にはちょっとした続きがあって
花束をテーブルに飾ってたら、すぐにイチがやってきて、はむはむ。
イチは、猫草と見間違うものは全て食べてみる。
観葉植物もやられてボロボロになる。
この花束には、かすみ草と一緒に麦の穂(?)みたいなのもあった。
その穂の部分がどこかにひっかかったらしく、咳き込み始める。
息は出来てるようだが、ずーーっと咳き込むので、しまいには声が出なくなり
いつもの図太い「みゃーー」じゃなく、
か細く子猫のような声で鳴く。
娘が「もしイチに何かあったらママを恨むからねっ!」
ひぇ~~~っ
のどにひっかかってるのか、はたまたアレルギーみたいなものなのか分からず
ただオロオロするが、
動物の自然治癒力を信じてる夫は「大丈夫大丈夫。溶けて流れさえすればけろりさ。」
この時も「神様!どうかイチが死んだりしませんように」と祈る。
結局、二日間ほどのどの調子が悪そうだったが、
今また図太い「みゃーーーーっ」の鳴き声で、餌を要求するようになりホッとしているところ。
神様が「おまえさんも、ちっとは反省しなされ!」と妻に罰を与えたのかもなあ~
罰といえば・・・
「エソラの会」の日、お留守番の夫と娘のために、おでんを作っておこうと買い物に行く。
おでんを作り、お風呂の準備をし、そろそろ出掛けようとすると。
ないっ!お財布がないっ!どこをさがしてもないっ!
恐る恐る冷蔵庫の中まで探す(ここから出てきたら、別の意味で病院へ行く必要がある)
昼間買い物に行ったスーパーに電話しても「届いてませんねえ~」
え~~ん、神様ぁ~ごめんなさい~~許してください、ワタシが悪かったです。
もう短気は出しませんから、どうか財布を返してください。
泣きそうになりながら探す、探す、探す。
出掛けなければ間に合わないタイムリミットも近づいてくる。
現金はもちろん、カードやら入った財布である。すぐに止めねば!
しかし、カードの名義は夫であり、再発行の手続きは夫本人が銀行窓口に出向かねばならない。
過去二回前科のある身としては、まずは夫にお伺いを立てようと、仕事中の夫に電話をかける。
かくかくしかじか・・・
これが逆の立場だったら「いい加減にしてくれよっ!」と怒鳴りたいくらいだが、
さすが温厚な我が夫「う~ん、もうそれだけ探しても見つからないってことは、
落としたってことかねえ~
今夜のお出かけの分の手持ちもないの?」
いえ、それは、固定資産税用に取り分けておいた封筒の中から少々拝借致しております・・・
(たとえ財布がなかろうとお出掛けする気は満々)
「銀行に電話してカードを止めるのはしばらく待って、
とりあえず警察にだけ届けを出して・・・」と
夫がしゃべってるのを聞きながらも、家中をぐるぐる探しまわっていると、
何気にしゃがんで、何気に見上げた棚の隙間に、見覚えのあるオレンジの財布。
「ぎゃーーーっ!あった!ごめん!お騒がせしました、ありました財布!
じゃ、行ってきますっ!」
傍若無人に振る舞う妻を少し懲らしめようと、夫の守護神が夫にかわって妻の性根を叩き直そうと
罰を与えたとしか思えないような出来事である。
だって、「そういえば、ここに置いたんだった!」って思えないんだもの、財布。(いや、それは単にボケてるだけでは?)
心配したり大騒ぎしたりしたり願ったり、先週のワタクシの神様は出動要請が頻繁であった。
今週は、落ち着いて行動しますので、神様、ゆっくり休息してくださいませ。