不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

誤算

2021年11月15日 | 衣・食・住
11月15日(月)晴れ

今月中には引っ越したいなあと思っているリフォーム中の我が家。
大工さんの邪魔にならぬように覗きに行く。
壁はほぼ終了している模様。
お風呂も終わって、もう浴槽も設置されておる。
ワタクシの唯一のこだわりが洗面台で、これは通販で注文し昨日届いた。
このコロナ禍でニュースにもなっていたが、ベトナムでの便器の生産遅れがこの南の果ての我が家にも影響を与えておるらしい。
なにとぞなにとぞ、今月中の納品、お願いします。

楽しみでしょうがない「家」ではあるが、いくつか誤算は生じている。
まずは、先日少し語ったが防犯的な見地からの夫への信頼度が揺らいだ点。
テレビにある「ポツンと一軒家」ほどではないけど、立地が少し特殊で、ご近所といえるおたくは細い道を隔てた一軒だけ。
そして、まだご挨拶に行ってないからはっきりはしてないが、おそらく老夫婦がひっそりと暮らしてる風。
まぢで「セコム」に入ろうかと、その支払いのためにチラシ配りはやめないでおこうかと思案中。

そもそも、ワタクシがなぜこんな「ポツンと一軒家」的な立地にこだわったか。
近所付き合いとかひと付き合いとかがめんどくさいから。
いや、ワタクシ、まあまあ外ヅラいいほうだと思いますよ。
でも、心根が、本性が、心底、人間嫌いなのだと思う・・・
そのくせ見栄っ張りなところがあって、人からはよく見られたいと思うし、そんなこんなで結構気を使う。
そして時にそれが自己嫌悪に繋がり落ち込んだり、内弁慶ゆえ夫に八つ当たりして夫婦仲が悪くなったりすると思う。
還暦を目前にしている身、そういうストレスから解放されたい。
ワタクシ、長生きしたいのだ。ストレスは万病のもと。
にんげんだもの、生きていく以上、対人関係で行き違いやトラブルはあるだろう。
親兄弟や親戚づきあい、ボランティア活動での付き合い等の場で、嫌な事あったとしても、うちに帰れば、そこはもうパラダイスであってほしい。
家に帰ってまで、お隣さんの顔色をうかがったり、お隣さんが見てる!的な視線を感じたくない(←自意識過剰)
もっと「人でなし」なこと言っていいですか。
子供の騒ぐ声を聞きたくないし、それを怒るヒステリックなママの怒鳴り声を聞きたくない。
繋がれっぱなしの飼い犬を見たくない。
お隣の笛吹きケトルにイライラしたくない。
デイサービスでのお年寄り達の幼稚園的な歌や老化防止の体操の声を聞きたくない(やけにリアルですなあ)
子供の下手なピアノを聞きたくない(鬼か!)し、年寄りのお宅から聞こえるバカでかいテレビの音も聞きたくない。
こんな人は、人里離れた所に住むべきでしょう。

道路に面した所に畑があり、夫婦で草を取り、竹を切り...
午前中だとウォーキングのおばさまが「いつも頑張ってますね〜」と声をかけられる。
お昼前になると、バス(100円くらいで町内をグルグル回る小さいバスのバス停が我が畑の真ん前)待ちのおぢいちゃんが「サカキ、ちょーだい」とねだる。
畑と家の境に大きなサカキの木が茂っているのだ。
そういうのに疎いワタクシ、「え?サカキ?どれ?」と慌てふためき、夫が「ああ、どうぞどうぞ」と言うと
おぢいちゃん「今からバスで出かけてくるから、帰ってきたらもらいに来るね〜」と言い残し、バスに乗ってお出かけ。
いや、ワタクシ達、まだここに住んでるわけじゃないからね、ずっといるわけじゃないのよと言うひまもなく。
夕方になると、この道は犬の散歩に適しているらしい。
人嫌いだが動物好きのワタクシ、これは嬉しくて、めっちゃ友好的になる。
黒柴4匹を一人で散歩させてるおぢとは、いつかお近づきになって、後ろ姿でいいから写真撮らせてと頼むつもりだ。
今までオシッコとかウンチとか平気でさせてたであろう空き家の入り口に、雨靴履いた完全防備のおばが草取りしていると、さすがにみなさん、そそくさと立ち去る。
ああ、ワンちゃんとはお知り合いになりたい。
とうとう自ら声をかける。
n「可愛いですね〜なんてお名前?」
女性「もずくですぅ〜」
ひゃ〜可愛いっ!おしゃれなトイプードルの名前が意表を突いての和名「もずく」ちゃん。
テンション上がるワタクシに、言い訳するように女性が「娘がつけたんです〜もうだいぶ歳なんですよ。」
n「え〜っ見えない〜若いワンちゃんだと思ったあ〜」(←動物相手にはおべんちゃらだって言える)
女性「ええ!よく言われますっっっ」
あなたも親バカなタイプね。
わかるわ〜うちの16歳の黒猫を動物病院に行くたびに獣医さんから「綺麗だなあ〜毛並みもいいし若いっ」と言われて得意になります。

と、こんな感じで、畑作業ですでにたくさんのご近所さんから認識されてしまった・・・
とうとう「お名前は?」と聞くおぢも出現。
次に会った時には「Nさ〜ん、もう大根植えた?」
n「まだです〜」
おぢ「今日お父さんは?」
n「下の方で木を切ってます。」
そのまま立ち去ったかと思いきや、引き返して夫のいる所まで行っておしゃべりされたらしい・・・
つか、人に名前を聞いたら自分も名乗れ!未だにおぢの名前もどこに住んでるかも知らない。

まだ住んでもいないのに、まだご挨拶回りもしていないのに、この調子だ。
自分の考えている理想のご近所づきあいができるだろうか???
ちょっとビビっている今日この頃。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする