パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

プレゼント

2024年12月12日 | Weblog
12月12日(木)晴れ
大河ドラマ「光る君へ」で、道長がまひろに扇子を贈ったシーンに心が震えた。
ワタクシは殿方から、何かを貰って心が震えたという経験が薄い。
無いとは言わない。
逆に、貰った回数が少ないので、わりと克明に覚えていて、こういうので喜ぶ自分を可愛く思ったり、哀れに思ったり、懐かしんだりを楽しんでいる。
ただ、まひろが貰った扇子のシーンでは、まひろ以上にワタクシは心を震わせて、一生に一度でいいからこういうプレゼントをもらいたかったものだと思い、思わずスマホにメモした。

とはいえ、貰ったプレゼントで心を震わされないのと同じくらい、ワタクシがあげるプレゼントで相手の心を震わせられない。
センスのいい人っている。
はっ!扇子からのセンス!!!なんつって。
元同僚M嬢も贈り物の名手だ。
東京本社の社長に、お歳暮やお中元を送っていた。
ワタクシは、高けりゃいいだろと、よくわかりもしない日本酒の高いやつを送っていた。
で、M嬢に「何送った?」と聞いたら、当時まだ希少価値の高かった種子島の安納芋にしました!と言う。
わたしゃ、愕然とした。
高い日本酒が一瞬にして、つまらないものに成り下がった気がしたし、相手が喜ぶ事を想像もせずに、ただ高価なものさえ送っておけばいいでしょと言う気持ちがミエミエだった事にも気付かされた。
M嬢がワタクシにくれた「木彫りの象」は3度の引越しを経て、ちゃんと我が家の一番いい場所に鎮座している。
象を見にタイ旅行を予約するも、幼かった娘が直前に熱発。
キャンセルしたのを嘆いていた頃だ。
M嬢「絶対nさん、好きだろうなと思うのを見つけたんです。
ほんとはお高いんですけど、ちょっとだけ傷があって随分安くなったんで買えました」
ワタクシの象コレクションの中で、今でも最高位。

先月来鹿した東京の友人るい嬢。
なんかの話で、我が娘が「生牡蠣」の写真を撮りためていて、いつかラインのスタンプを作るんだってという話をしたのを覚えていてくれたらしい。
先日お歳暮として生牡蠣が届いた。

老母や娘を呼んで、炉端焼きパーティ開催。
     

るい嬢のプレゼントのセンスにも毎回驚かされる。
ありがとう〜〜〜

12月に入ってクリスマスの様相。
すっかりイベントごとから遠ざかっていた我が家であるが、今年は娘が帰省中という事もあって、ウキウキ度が上がっている。
ツリー用に、ドイツトウヒの生木まで買ったりして。
ネット上には、クリスマスプレゼントに関するものが溢れ、読むと吹き出すものがある。
「メルカリで買ったシャネルの袋にポッキーをたくさん入れてプレゼントしたら、彼女が激怒した」に始まって、それを上回る、あるいは下回るというのか?人の気持ちを逆なでするようなプレゼントが溢れかえる。
なんでも喜ぶべき!なんてのは、小学生がママにあげる肩叩き券で卒業すべきであって、プレゼントと名の付くものをあげるのならば、考えて考えて働いて働いてあげるべし!と思うよねえ。

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