パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

矢部太郎氏講演会

2018年08月13日 | おでかけ
8月13日(月)晴れ

朝日新聞に「矢部太郎氏講演会」の小さな記事を見つけ、ダメ元で応募してみたらあっさりと「受け付けました」メール。
以前、我が区で催された「椎名誠氏講演会」のあっさり度を思い出す。

ってことで昨日、夫と池袋の「自由学園明日館」へ。
こちら、国の重要文化財で、フランク・ロイド・ライト氏の設計によるものだそうな。(←ご存知?帝国ホテルを設計された方らしいですよ。)

素敵な館内では、手塚治虫文化賞特別展が開催中。
歴代の受賞作品のサイン入りパネルが並んでいる中で、対談という形で矢部氏の講演会が始まりました。
「大家さんと僕」で一躍脚光を浴びた彼。作風から滲み出る人の良さそのままと、そのヒトの良さゆえのサービス精神と、もちろん芸人さんというプロ魂で、大変面白い講演会でありました。
「芸人一の人見知り」とのことで対談の形を望まれたとのことだったけど、
個人的な感想言わせてもらうと、矢部氏お一人で喋っていただいた方が良かった。
というのも、この対談相手というかインタビュアが、言い訳が多すぎる。
自信が無いだけならまだ許す。
自分はプロじゃないから大目に見てほしいだの、
このくらいの人数の前で自分のこと話すことは平気だが、人から話を聞き出すというのは難しいだの。
じゃあ断ってくれ!
あげく、段取りで頭ん中一杯だから、対談中も、矢部氏と目を合わせることなく原稿ばかり気にしてる。
矢部氏ともさっきお会いしたばかりですとぶっちゃける。
滑舌も悪いから、いったい彼が何者だったのかわからずじまい。
ワタクシは、区職員の、少し喋れるやつかと思ったのだが、夫は何を根拠にか違うと言い張り、腹立つ。

そんな頼りないインタビュアゆえか、矢部氏が一生懸命、喋ってくださる。
まぢ、いい人。そして、面白い。さすが芸人さんだ。
カラテカのファンクラブ入ろうかと思うくらいだ。
とりあえず、今、ツイッターをフォローしてみた。
矢部氏が、唯一入ったのが手塚治虫さんのファンクラブだったとのこと。ワタクシも、そうなるかしらん。
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蚊取り線香

2018年08月10日 | 当選品&モニター&おタメし
8月10日(金)晴れ
午前中仕事に行って、午後からお盆休みに突入〜〜〜
仕事から直接ショッピングモールに行って食材を爆買い。
変な時間に仕事してると料理が中途半端になって鬱憤が溜まっておったのだ。
あなたっ!これから10日間は手の込んだ料理を期待していいわよ〜〜〜(美味しいとは限らない)

さて!また猛暑の日が戻ってまいりました。
食欲が落ちないくせに、「暑いからスタミナつけるためには食べなきゃ!」とどんどん食べるからどんどん太って
先日の健康診断で腹囲が恐ろしい数値でした。
測ったおっさんに向かって「へっ!?」とマヌケな声が出たくらいだ。ショックだ。
小太りの夫とほとんど変わらない腹囲だったのだ!衝撃だ!
と、またこれは別の日に改めて書くとしましょう。
食欲も落ちず、太る一方で、何にもいいことなっっ!と思いましたが、一つありました!いいことが!
蚊がいない。まぢで今年は蚊がいない。
先ほどのニュースでも殺虫剤メーカーさんが、秋にご注意を!と言ってらした。
了解ですっ!もう準備できてます。
もともとワタクシは蚊取り線香の匂いが大好きで、今年は蚊がいないなあ〜と思っても焚いたりしております。
そんなワタクシをよくご存知のモラタメさんが
「今度ダスキンさんも蚊取り線香を新発売されますよ〜」とのお知らせあり。

あ!余談ですが、ツイッターのおもしろ話で、最近の若者は蚊取り線香をご存知ないらしく、二巻くっついたまんま火を点けたって話がありました。
いやぁ〜そりゃあ煙たかろう。
ちゃんと上下に分けるのですよ。


こちらの蚊取り線香、ヤブ蚊類に効果発揮!とのことなので、
バーベキューとか、花火する時とか、ウッドデッキやベランダ等での使用に効果的のようです。
部屋の中だと、蚊取りマットなどでいいけど、アウトドアだとコンセントないしね〜
虫除けスプレーだけでは物足りない気がするのよね〜
そんな時にはやはり蚊取り線香の出番。
やっぱり日本の夏には、スイカと線香花火と蚊取り線香なのよ〜って、これは田舎のある人間の想ひ出なのかしらん。
コメント (4)
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高校野球

2018年08月09日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月9日(木)曇り

♩やれ〜ばでき〜るは秘密の合言葉♩
済美の校歌を聞くたびに、ゴツい男子はこれをどういう顔して歌うんだろうと、聞いてるこっちが赤面する(大きなお世話だ)
さっき始まった「創志学園VS創生館」
創志学園の校歌が始まり、作詞が「小川洋子」
え?あの「博士の愛した数式」の著者小川洋子氏なのか?
聞いてみる・・・う〜む・・・
「♩心震わせ今、ベルが鳴る♩」
ベルが鳴るぅ???何のベルや?
にしてもあの小川洋子氏なのか?言っちゃなんだが、簡単でありがちなお名前だ(大きなお世話だ)
検索したら、やはりあの小川洋子氏でした。
もっといいますと、作曲は小六禮次郎さんとおっしゃって、すぎやまこういちさんのお弟子さんで妻は倍賞千恵子さんだった・・・
というか、甲子園出場する学校の校歌に注目してる人っていっぱいいて、色々勉強になりました。
よく取り上げられてるのは、南こうせつ夫妻による「明豊高校」
Be togetherでぶっ飛んだ「健大高崎」←こちらの作詞は、中森明菜「タンゴノアール」を作詞された方とのことで思わず笑った。
至学館の「夢追い人」はもはや校歌というよりは・・・

なんてことを面白がってるうちに、創志学園が4点も取ってる!!!

頭が古くて固いワタクシは、やはりフツーの古臭い校歌が落ち着く。
『友がら』なんて歌詞が出てくると、それはそれで「古っ!」とか思ってしまうけど。
「慶応」の♩あゝ わが義塾 慶應 慶應 慶應♩を聞くと、特に応援してたわけでもないが、誇り高き慶応らしい感じに好感を持つ。
あ、慶応が勝った時、我が夫が「慶応はもういいだろ」と呟いた。
どういう意味か、わからんがワタクシもちょっとそう思った。
学歴偏重者のワタクシは、文武両道の高校とか大好きだ。
負けて、これからは受験勉強に入ります、なんていうのを聞くとゾクゾクする。
偏差値が60のピッチャーとか聞くと、それだけでもうワンアウトサービスしてもいいくらいだ。(?)
だが、慶応はさらにそれに何かがプラスされてる感があり、「もういいだろ」

今回第100回記念大会ということもあり、やたらと高校野球の特番が組まれており楽しかった。
とはいえ、めっきり目にすることなくなった広島カープの堂林君が、あの9回ツーアウトからの恐ろしかった試合だけクローズアップされるのが痛々しい。
彼は、投げても打っても素晴らしかったのに・・・そしてお顔も・・・
同様に、松坂君も、あの、永遠に続くと思われた延長の試合だけが印象に残ってて、
ついにはワタクシ、あれが決勝戦だと思い違いをしておった。
今回、その続きで(あれはまだ準々決勝だったのね)準決勝も投げ、決勝も投げたのを見て、世の松坂世代の男たちが彼の復活に涙している訳を、今更ながら知る。
あんなすごい人だったら、そりゃみんな、まだまだやれる、やってくれ!って思うよね〜
そして、松坂自身も、「俺ならまだやれる」って思うんだろうね〜
同様に、ハンカチ王子も、「俺まだこんなんじゃやめられない!」って思うんだろうねえ〜

早々に、鹿児島代表が負けちゃって、仕事が中途半端に入ってるから見続けるわけにもいかず、まだ思い入れるチームが決まってないが、
個人的には、こざかしいプレイをするチームは好きじゃないなあ〜
監督に「それ、選手達も納得してるんですよね?」と確認したいような作戦のチームもある。
一度ワタクシを敵に回すと(・・・痛くも痒くもないですね)ずっと許さないし応援しない。

今年は、どのチームが頂点に立つのか。
早くお盆休みに入って、ずっとテレビを見続けたい。

今日の一枚は、「第100回全国高等学校 野球選手権記念大会」の記念切手。
巨人の星っぽいイラストが古くて面白い。
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バカが嫌いなバカ

2018年08月02日 | おでかけ
8月2日(木)晴れ

昨日は、映画の試写会へと出かける。
「愛しのアイリーン」
監督 吉田恵輔 原作 新井英樹 主演 安田顕
舞台挨拶付きだったので、ナマ安田顕氏を見られた。木野花さんも素敵な黄色いドレスがお似合いだった。 
フィリピンオーデションで発掘されたシンデレラガール、ナッツシトイ嬢はキュートだった。

ワタクシは、とある映画サイトでの当選により見に行ったのだが、安田顕氏のファンクラブでの当選枠というのもあり、
おそらくワタクシのお隣の女性はそれであろう。
携帯の待ち受けが安田氏だったし、彼が新郎の格好で登場した時は黄色い悲鳴をあげておられたし、映画の後半はずっとすすり泣いておられたから。

基本的に、ワタクシは、映画の見方として、事前にあまり情報を入れたくない。
せいぜい予告を見るくらいだ。
だから、今回の監督が「ヒメノアール」を撮った人だということも、
原作が漫画で、その作者は「宮本から君へ」を書いた人だということも知らなかった。
知ってたら、もしかしたらちょっと躊躇したかもしれない。
だって「ヒメノアール」って過激な映画だったんじゃなかった?
舞台挨拶あるのも当日知ったくらいで、「うっ、帰る時間遅くなるのかあ」と思ってしまったくらい。
(その割には、安田顕氏登場には盛り上がってたんじゃない?)

・・・・・137分後・・・
よくわからない感情。
舞台挨拶での、監督の自画自賛を聞き、その割には木野花氏や安田氏のコメントに潜む「困惑」を感じ、予告映像で見たあの飛び散る血は誰の血?と思いながら見始めつつも、
それでも舞台挨拶の時の明るさからして、ここまでの結末だとは想像できなかったので、
ホントに呆然としたし、なかなか頭の整理がつかなかった。
ただただ「あたしゃ、バカは嫌いだ。だから、岩男(安田氏)の純情からくる馬鹿さも嫌いだ。
アイリーンの、家族思いと自己犠牲に徹底しきれない馬鹿さも嫌いだ。
親バカ通り過ぎてバカ親のツルも諸悪の根源で嫌いだ!
そんなことを思いながら、試写会場の席を立つ。

試写会は有楽町であった。
ワタクシは、東西線ユーザーで、そのほかの地下鉄はいっしょくたになっている。
ただ、有楽町は便利なところだということと、全ての電車は大手町(東京駅)を通ると思い込んでいるところがある。
そして、行きは千代田線で直結だったのに、帰りは人波に付いて行ってしまい、一回地上に出たのが敗因。
また地下に潜ったはいいが、便利な場所ゆえJRはもちろん千代田線、銀座線、有楽町線、日比谷線、三田線、丸ノ内線よりどりみどり。
さらには歩いて銀座まで地下で繋がってる。そんな地下迷路がここだ!
日比谷駅と有楽町駅と、駅名も二つある。いつも迷うのだ。
空腹の上にトイレにも行きたい。
なんでもいいのよ、なんでも!ここでぐるぐる回ってる場合じゃないのよ。
ちょっとイラっとして、そこにあった改札に入った。
行き先さえ反対に乗らなきゃいいのよ。と路線図を見ると・・・
あれ?有楽町線って、東西線と乗り換えられるところがない。頼みの大手町もない。
どうしよう。一回出たいが、駅員さんのいない改札だ。
このまま出られるんだっけ?ピンポン鳴っちゃう?
ええ〜い!このまま乗ったれ!
検索して、新富町で日比谷線に乗り換えることにする。
この、乗り換えアプリの発達で、こんなワタクシでも東京砂漠で生きていけるのね。
人波に乗って調子よく歩いていると・・・
え?え?ワタクシの乗り換えの概念を超えて、一度地上に出ろと???
行きつ戻りつしながら、やはり出るのね、と地上に出て、150m歩いてからまた地下に潜る。
ワタクシを尾行している人がいたら、「コイツ、馬鹿だ!」と思っただろう。
いや、あまりに予想を裏切る歩き方に、尾行失敗してワタクシを見失ったことだろう。
よかったよかった、尾行をまいてやった!

ワタクシは、それほど自分のことを馬鹿だと思うことはない。
むしろちょっと頭いいくらいに思っている。
が、方向感覚と、数字の感覚においては少しだけ劣っているのは認めよう。
バカは嫌いだ!と思いながら映画を反芻していたが、自分の馬鹿さを少しだけ感じた時に、「馬鹿は、不安だ」と思った。
このまま、あたしゃ、東京の地下迷路をグルグルして、地下鉄を乗り継いで乗り継いで、一体どこへ行ってしまう?と思った時、すごい苛立ちと不安だった。
言葉もわからないまま日本にきたアイリーンはどれだけ不安だっただろう。
恋愛経験のない岩男は、どれだけ不安だっただろう。
馬鹿な二人は、その不安に苛立ち、ぶつかり合ったのだ。

そんなことを、スマホのメモに打ち込みながら、やっと乗れた東西線の車窓から見える観覧車にホッとするバカ。
バカはすぐ忘れるからさ、忘れないうちにメモしとくのさ。今日があたしの「無知の知記念日」
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